アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BLIND RAGE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「理想とは、不満の意を表明する方法のことである」
By ポール・ヴァレリー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*「絶対」が欲しい人達
 先日「発達障害当事者は生き辛さの改善や不満の捌け口を求め、宗教やサヨク運動に走る事が少なくない」と書いたのであるが、何故そうなるかは健常者なロンマニアの方にはピンと来ない事であろう。ワタクシは当事者だから分かるのであるが、そういう当事者らは「絶対的な正しさ」を求めているのである。ガキの頃から色々と怒られまくったり笑われまくってる当事者は「何が正しいんだろうか」って常に迷ってて、色々迷った末に「絶対的に正しいモンを探そうッ!」って考えるようになるのである。その答えを提示すれば、もう怒られたり笑われたりする事がなくなり、そして「”正解”を見つけたんだね」って褒めて貰える。そう考えているのである。

 でもってサヨクや宗教ってのはテメェの神様や大義を絶対的な善として崇め奉ってるため、物事の裏面を見抜けない発達当事者はいとも簡単に騙されちゃうのである。自分の望んでた”正しい答え”が得られる上に、同じ様に社会や国と合わなくて憎んでる人達と友達になれて”居場所”までも作れちゃうんだから、正に一石二鳥である。ホントは世の中に絶対的な正義は存在せず、あるのは相対的な正義同士のバランス取りだけなんだけど、発達当事者はその特性が故にその事が分からないのである。でもってココ最近の発達障害ブームがソレに輪っかを掛けて、当事者達に「貴方はそのままで良いんだよ」って勘違いさせるのである。何ちゅーか、ブームには功罪があるモンである( ̄~ ̄)

*暴力はNG
 そうそう、サヨクといえば、最近【コミケに中核派がブースを構えた】事で色々と話題になってるとの事である。一方では「ンなヤバいヤツ等に出展を許可するなんて言語道断ッ!主催者の責任問題ッ!」って言うヤツも居れば、反対に「確かに問題はあるかも知れないが、コレも表現の自由の一つだッ!」って言うヤツも居る。コレに関するワタクシの見解は「暴力の行使を厭わないヤツに表現の自由を与えるべきではない」である。表現の自由もだけど、自由ってのは他人の主権を侵害しない限りにおいて初めて認められるモンなのであり、暴力の行使は他ならぬ他者に対する主権侵害に他ならないのである。


中核派がコミケに出展していた…

 この連中が過去に起こした各種暴力事件に対し真摯に反省の意を示して賠償して、匿ってた指名手配犯を全員差し出して、名前を変えた上で非暴力宣言をしたっていうのなら、ワタクシも「一回ぐらいはチャンス与えても良いかも知んない( ̄~ ̄;)」って感じに迷うであろう。が、連中はその手の声明を何一つ出していない。つまり暴力行使の可能性があるんだから、出展は認められんのである。コミケで稼いだカネが活動費として勢力拡大やテロ行為に用いられる可能性も否定できないし、コミケに集まってきた参加者の何人かにオルグが行われる可能性だってある。連中をコミケに出展させるという事は、そういう危険性をはらんでるという事なのである。


ドキュメンタリ宣言 カメラが見た右翼と左翼

 故に「表現の自由ガー」に対する答えは「連中を表舞台に出す事でソレ以上の自由が阻害されるからNG」なのである。連中のテロ行為によって命を落とすかも知れない人の生存権や、オルグされたが故に一般世間から総スカン喰らった上に公安にマークされる人達の人権。ソレを考えれば、表現の自由の一部が失われても止む無しって事である。抑々100%の自由なんて、当たり前だけどあり得ないのである。あり得るのは最大公約数の自由だけであり、ソレを得るためには連中の排除は必要悪なのである。幸いコミケは公的機関でも何でもないので、ソコんトコは「当方の判断にて云々」で十分に正当化できるのである。コミケの理念は大事だが、自由や生命はもっと大事なのである。

*やりたいなら日陰でコッソリと
 ただまぁワタクシも鬼ではないので、発言する機会を完全に奪えとは言わない次第である。ウ○コですら肥料としての使い道があるんだから、こういう連中の言葉も全てムダだとは思わんのである(笑)表現の自由が(勿論、他人の主権を侵害しなければ)悪いヤツにも適応されるのは、そういう微レ存な可能性を否定しないためにあるのだとワタクシは思うのである。が、ソレには条件があるのである。コレはコミケ云々に関してワタクシが常々言ってる事であるが「やりたいのであれば自己責任を取れる相手だけを対象に、日の当たらない場所で自己責任でコッソリやれ」である。

 ワタクシが極左のソレ以外にもエロいモンやグロいモンに対して否定的なのは、つまりそういう事である。表に置く事で、テメェのケツをテメェで拭けないヤツが感化される可能性があるからであり、そういうヤツが他人の主権を侵害する可能性があるからである。ワタクシは常々「自由とは”何をやってもいい”ではなく”やっちゃいけない事をやらない”って事」と言ってるのは、つまりそういう事である。やっちゃいけない事が分からないヤツや、やっちゃいけない事をやった責任を取れないヤツには、表現の自由を行使させても享受させてもいけない。2019年になってもその考えは変わらない今日この頃であった。

f:id:LiongHMD:20190105234443j:plain

STALINGRAD

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「バンドマンは、どんなにまずしくたって働いちゃいけないんだぜ」
By 忌野清志郎

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*正月3ヶ日、終了
 時間が経つのはあっという間で、ついこの前まで大晦日でテレビ観ながら寛いでいたのに、もう明日から仕事に戻らなきゃならんのである(´・ω・`)ただまぁ様々な古人や賢人たちも「人間働いてナンボ」と言っている事だし、働く事により人間は間接的に社会に貢献してるのであり、そういう公共心があるからこそ人間社会は成長し進化していくのである。だから働かないってのは自分や家族だけでなく、社会や世界に対しても損を与えているという事なのである。だから人間としてこの世に生を受けたのであれば、適切な労働を提供すべきなのである。だからワタクシは、休むの終わりを悲しむ事無く意気揚々と明日から仕事へ・・・
f:id:LiongHMD:20190103223030j:plain

f:id:LiongHMD:20190103223051j:plain

f:id:LiongHMD:20190103223110j:plain

f:id:LiongHMD:20190103223134j:plain


打首獄門同好会「はたらきたくない」
・・・おっと失礼、思わず本音が漏れてしまったようである(笑)先日も述べたようにブログが変わって今試行錯誤してる最中なので、色んな機能を試しに使ってみている状況なのである。ただ今んトコ、前のと変わらんか、前の以上に使い易くなってるって感じである。

 まぁ正月って言っても、一般的な休日のソレと変わらんのである。疲れを癒すためにガッツリ寝て、のんびりと積みゲーを片付けて、普段食えないモンをガッツリ食って、ドサクサに紛れて衝動買いをしたりだとか、そんな他愛のない休日である(笑)まぁワタクシはブログのタイトルにあるように、アスペルガー症候群当事者が故に基本的にぼっちなんで、大勢の人と集まってどうのこうのだとか、家族と一緒に云々だとか、そういったハートウォーミングなイベントは皆無に近いのである(爆)そういうイベントを増やしたいのは山々なのであるが、コレばっかは相手次第なんでワタクシに出来る事は限られているのである(^_^;)

*発達だからこそ働こう
 さてアスペルガー及び発達障害関係の話をしないと「このブログ、タイトル詐欺じゃねーかo(`ω´*)o」って怒られそうなので、今日は渋々その話をしようジャマイカ(笑)2019年になったとしても、ワタクシが発達障害界隈に対し訴えたい事は前年と同じである。ソレ即ち「発達当事者は、いや発達当事者だからこそ、可能な限り就労できるのなら就労しよう」である。こう書くと「先ずは当事者が進出し易いように社会の変革を云々」とか「働いていなくても一人の立派な人間だ云々」って反論来るけど、ソレに対しワタクシは「じゃあ社会が変わるまでの間、メシはどうやって食っていくの?」と問い返す次第である。

 ニッポン人ならば憲法生存権が保障されているから、最悪ナマポで食っていけるであろう。が、ナマポで食い繋いで幸せになったヤツを、ワタクシは一度たりとも見た事が無いのである。ナマポって食えるけど他に出来る事が余り無いから、余ったエネルギーで自己嫌悪や社会不満をドンドン募らせていってるのである。でも、働ければそのエネルギーを労働に振り分けられるし、仕事が上手く行けば出世や昇給のワンチャンがあるからである:

発達障害の就労の最新事情 2018 | 発達障害応援企業 株式会社Kaien 保護者会より
そういうネガティブなエネルギーを蓄積しないためにも、就労は重要なのである。ワタクシもその手の施設での仕事した事があるから分かるのであるが、働けなくて稼げなくて欲しいモンが買えなくて、ソレで不満を溜めている当事者って結構居るのである。ユダヤ人の諺に「カネは人を幸せにはしないが、不幸を避ける事は出来る」とあるが、ソレが正に就労の目的なのである。

 そういった自己嫌悪や社会不満を募りに募らせ、楽になって救われたいと願う余り宗教に走ったり、新自由主義や資本家を打倒すれば自分に優しい世の中が来ると信じてサヨク運動にのめり込む。そういう当事者を、ワタクシは今まで何人何十人と見てきているのである。だからこそ就労してワンチャン掴むチャンスを得るという事は当事者自身にとってもだけど、家族や支援者や社会にとっても大事なのである。だから発達障害に対する支援っていうのは、就労及び自立の方向へ向かう事が大事なのであり、その形であるならばワタクシは支援を惜しまない次第である。

*やっぱ世の中はカネ
 あと就労してカネを得る事が何故大事かといえば、カネには力があるからである。今のニッポンは資本主義社会なんだから、尚更カネの持つ力はデカいのである。カネがあれば広告が打てるし、カネがあれば優秀な人材を引き込めるし、カネがあれば知名度も影響力も増えるし、カネがあれば見た目を幾らでも良く出来るし、カネがあれば政治家や政党に献金をして都合の良い法案を通してもらえる。悪役のセリフなので大変アレであるが、やっぱ世の中カネが全てなのである(笑)納税額が大きければ大きいほど国や社会に対しての影響力も増えるんだから、やっぱ就労は重要なのである。

 そしてこう言っちゃアレなのであるが、今の発達障害界隈の影響力が弱い理由も正にコレである。そう、発達界隈にはカネが無いからである。何せ講演会とかに頻繁に呼ばれる当事者とか、自助会のリーダーやってる当事者とかも、無職でニートなヤツが少なくなかったりするのである(^_^;)その逆がユダヤ人界隈であり、なぜユダヤ人がアメリカ議会を動かすぐらいの影響力があるかって、ユダヤ人界隈には唸る程のカネがあるからである。カネが全てだとは言わないが、ソレでもカネには絶大な力がある。だからこそ発達当事者の就労は重要なのであり、その為の支援は更に重要であると今後も繰り返し述べていく今日この頃であった。

f:id:LiongHMD:20190103234739j:plain

BLOOD OF THE NATIONS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「新年は死んだ人を偲ぶためにある。心の優しいものが先に死ぬのは何故か、己だけが生き残っているのは何故かと問うためだ」

By 中桐雅夫 

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

 

*あけおめことよろ

 ロンマニアの皆様、あけおめことよろであるm(_ _)mロンマニアの皆様の去年が最高のモンであった事と、今年がソレ以上に最高の年になる事を、ワタクシは願って止まない次第である。さてお気付きかと思われるが、今日からはてなブログに引っ越してきて、コレが最初の投稿なのである。何せ引っ越してきたばっかなんで、色々と分からん事も多々あるのであるが、ソコんトコご了承いただきたい次第である。レイアウトとか機能だとか、まだまだ改善の余地があると思うので、コレから随時改良を加えていく次第である。

 

 ただ軽く使ってみた感じ、はてなダイアリーの時よりも色々と使い勝手が良くなってそうなんで、コレはコレで面白い事が出来そうである。まぁワタクシの場合、昨日がどんなに素晴らしくても肝心のワタクシにセンスが皆無なため、大概は何をどうやっても残念な結果になってしまうのであるが(笑)ソレでも色々と試してみる価値はありそうである。まぁ何れにせよ春頃にはダイアリーは使えなくなっちゃう&他所のブログサービスを使うのも今更面倒臭いので、はてなブログで頑張ってくっきゃない様である。先日「2019年は色々と大きく変わるかも」と予言したが、早速元旦から大きな変化の一つが訪れたのである(爆)

 

*世界は広かった

 ワタクシが民放を観る非常に少ない時の一つ、ソレが大晦日である(笑)面白いかと問われたらそうでもないが、でも何となく「大晦日番組観なくちゃ年が終わらないッ!」って呪縛に囚われている希ガスのである(爆)でもって一番良く観るのは何かといえば、格闘技である。バラエティーは退屈だし、紅白は勝敗だけ分かれば良いし、すると自ずと格闘技だけになってしまうのである。でもって今年のソレは【フロイド・メイウェザーが云々】が最大の目玉だったのである。まぁ何ちゅーか、那須川天心(以後天心)サイドとRIZINサイドの思惑は何となく分かるのである。多分彼等は、ハナッからメイウェザーに勝てるとは思っていなかった筈である:

 

RIZINのスターである天心が、メイウェザー相手に敗れるも善戦する

世界が「メイウェザーとソコまでやれるあのガキすげぇ(゚Д゚)」と驚く

世界中に天心&RIZINの名が轟く

世界中から試合を観に来て観客動員数が凄い事になる

ネット中継も同時にやれば更にウハウハ

(゚д゚)ウマー

 

といったトコであろう。だから圧倒的に不利と分かってても、メイウェザー側の要求を丸呑みする形でも、天心&RIZIN側は試合をしたのであろう。この目論見が成功すれば、余裕で元が取れるからである。

 

 が、試合の結果は最早説明するまでも無いけど、思った以上に天心がアッサリ負けちゃったのである(´ヘ`;)多分天心サイドは判定まで持ち込みたかったのだろうけど、メイウェザーが予想以上に強過ぎたって話である:


那須川天心 vs フロイド・メイウェザー・ジュニア Tenshin Nasukawa vs Floyd Mayweather Jr. 「RIZIN.14」

まぁ何ちゅーか、典型的な素人vs玄人のソレである。メイウェザーは天心のソレよりも更にン十歩先の展開を読んでいて、その展開に天心を上手くハメ込んで、完全にハマり込んだ天心が一方的にやられたって感じである。

 

 言っちゃアレだけど、たとえ体重が同じ&キックありのルールでも、メイウェザーは天心に勝っていたと思わざるを得ないのである。技術だとか経験とかもそうだけど、純粋にセンスや身体能力が違い過ぎるのである。身体能力が上で、その上ン十歩先まで読まれているんだったら、何をどうやったって勝てる筈が無いのである。さて、コレで天心&RIZINの目論見は成功したどころか、相対化された事で寧ろ逆効果になってしまったのであるが、果たして今後どうするんだろうなって思ってしまうのである(^_^;)ただでさえ格闘技は下火気味なのに、今後更に厳しくなってしまうんじゃないかと思うのである。

 

*重要なのは層の厚さ

 なぜこうなったかといえば、キックボクシングとボクシングじゃ選手層の厚さが全然違うからである。ニッポンとアメリカとヨーロッパでしかやってないマイナースポーツのキックボクシングと、世界中で行われているメジャースポーツのボクシング、どっちが競技者が多いかなんてのは考えるまでも無いであろう。競技者が多ければ多いほど競争が激しくなって、勝ち上がったヤツのレベルは凄まじく高くなるのである。メイウェザーはその中でもトップ中のトップなんだから、そりゃ根本的な部分からレベルが違うに決まってるのである。やきうだってニッポンが強いのは、やきうがメジャースポーツで層が厚く、カネをガッツリ稼げるが故にニッポン中のフィジカルエリートが集うからである。

 

 あともう一つ思った事は、ニッポン発祥の格闘技イベントがUFCみたいに世界的なソレになれないのは、ニッポン人がエンタメを分かってない、真剣勝負を求め過ぎってのもあるけど、一番はやっぱ「ニッポン人スター選手を望み過ぎている」だと思うのである。K1の時がそうだったけど、K1が廃れた理由ってのは、ニッポンの観客が外人選手を観に行かなくなったからだと思うのである。RIZINとかの試合がニッポン人ばっかだったのも、K1の”教訓”が生きてるからじゃないかとも思ったりするのである。さて、正月早々下らん話ばかりになってしまったので(笑)寝正月を堪能したいと思う今日この頃であった。

 

f:id:LiongHMD:20190101233626j:plain

 

PREDATOR

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「見る所狭ければ自分の汽車の動くのを知らで、隣の汽車が動くように覚ゆる」

By 正岡子規
 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*今年最後の更新

 今年一年を一言で表すと「特に何も無かった年」ってトコである(笑)まぁ水面下では色々やってたんだけど、ソレが目立った結果になってないって事である(^_^;)でもまぁ、こんなモンじゃないかと思うのである。ワタクシの好きな言葉に「理想とは、目の前にある現実を一つずつ片づけていってる最中、後ろを向いたら何時の間にか達成していたソレ」ってのがあるが、思い立った時に時系列で並べてみて、気が付いたら何時の間にか達成してたってのが殆どなんじゃないかと思うのである。一発屋みたいにいきなり大成功するなんてのが実は稀なのであり、多くは「昨日よりも少しだけ上手くやろう」を積み重ねていったモンなのである。ワタクシも十数年前まではGDB買うのが精一杯であったが、今じゃR35NISMOまで辿り着いたのだから、ソレで良いと思うのである。


 まぁ別に大晦日だからといって、特別な事は何も無いのである。来年は何か大きな事が起こりそうな予感がするのであるが、まだ未定なのでソコんトコは伏せておく次第である。何時もの様に走り収めをして撃ち収めをして、洗車してガソリン入れて、年末だから色んなモンを掃除して洗濯して片付けて、消耗品を一通り補充し直して、何処にでもよくある年末の風景である。何かでっかいネタがあれば良かったのであるが、生憎今年はワタクシんトコにネタの神様はやってこなかったりするのである(笑)でもまぁ何だかんだ言っても今年も色々とあったので、少しずつ振り返ってみたいと思うのである。来年は多分大々的にネタに出来る事が色々起こると思うが、まぁ予定は未定であり決定ではないって事で。


*2018年のクルマ

 来年のクルマは殆ど決まったようなモンだけど、今年は何ちゅーか、コレってモンが無かったのである(^_^;)ただ一台だけ上げるとすると【スズキ・ジムニー】ってトコであろう。ワタクシはSUVにもオフロードにも軽にも興味は無いのであるが、ただこのクルマの在り方はワタクシの大好きなスポーツカーにも通じるモンがあると思ったからである。ソレは「汎用性を多少なりと犠牲にしても、特定の性能をトコトン突き詰める」「大多数の人には敬遠されても、ソレを求める人には圧倒的に歓迎される」「その分野において右に出るモンは無い」の3点である:

昔のクルマで言うとアルテッツァとか、今で言うとシビックTypeRとかWRX-STIとかだけど、ワタクシに言わせれば「スポーツカーを名乗るにはムダが多過ぎ」なのである。座席とドア増やして家族持ちにも売れるようにしたい、値段を出来るだけ落として若い人でも買えるようにしたい、ソレで妥協した分は電子制御で誤魔化して等々。その結果、ただ速いだけの中途半端なスポーツカーになってしまってるのである┐(´д`)┌敢えて2ドアのまま&敢えてラダーフレームのままにしてて、ソレが故に熱烈に支持されているジムニーの潔さを見習ってほしいモンである。


*2018年のゲーム

 今年は余りにも豊作だったので、面白そうだと思うモンが全部今年中にプレイできなくて、ソコは嬉しいけど非常に惜しまれるのである(笑)取り敢えず漸くやれた中で今年の一番を選ぶとなると、ワタクシは【アサシンクリード・オデッセイ】に一票を投じる次第である。コレの何が斬新かって「新しい事を何もしていない」ってトコがである。無論「新しい事をしてないのに”斬新”って、どういう事?」ってツッコミは受け付けないので、ソコんトコ悪しからずである(爆)

基本的に前作と同じシステムを使っていて、グラフィックやゲームシステムに目立った大きな変化は無いのである。ただ単にストーリーを練り直して、ゲームバランスを整えて、ムダを削ぎ落して長所をバージョンアップして、不満点を改善して等々。たったソレだけなのであるが、ソレだけで前作を遥かに上回る出来になってるのである。出来る事を増やすだけがパワーアップなのではなく、出来る事を減らしても効率を上げればパワーアップになるという、物量攻勢になりがちな最近のゲーム界に一石を投げかける作品だと思うのである。

 

*2018年のガジェット

 コレは最初【iPhone XS Max】かなと思ったのであるが、ココは僅差で【Apple Watch Series4】に一票である。まぁ今年は他にデジタル家電を殆ど買っていないので厳密には公平な審査ではないのであるが、そんな事を気にするロンマニアの方は居ないと思うのである(笑)何が良かったかって、アップルは近年高級ブランド化を目指してるけど、その点において「アップルは高級化をちゃんと分ってやってる」ってのかコレからは感じるトコである:

何が良いって、質感が素晴らしいのである。決して安くない買いモンであったけど、腕に身に付ければそんな事どうでも良くなるのである。初登場からもう数年経ったせいか、ムダも削ぎ落とされて使い勝手も向上しただけでなく、明らかに高級ブランド時計との差別化が出来るようになってきたのである。この「誰もソコに居なかったトコに初めてブランドを創り上げた」って点を、ワタクシは高く評価しているのである。


*2018年のアパレル

 アパレルって言っても、ワタクシ実はファッションに全く興味が無かったりするのである(笑)色合いが良くて、清潔で古くなければソレで良い。コレがファッションにおけるワタクシのジャスティスである(爆)ただ靴だけはクルマに乗る事が多いのと、古人言うトコの「ファッションは足元から」の言葉にある様にちょっとだけ凝っていて、その一つが【NEGRONI】のシューズである:


コレの何が良いって、運転しやすくなるのは勿論の事、ニッポン製であるが故に扁平なアジア人の脚にピッタリ合うという事である。あと質の良い皮で出来ているので、とにかく丈夫な事である。長年履いてても全然壊れないし、壊れても修理してまた使えるのである。でもってオーダーメイドも出来るから、完全にお気に入りの一足を作る事だって出来る。コレを知って以来、もう他のドライビングシューズなんて考えられんのである。

 

*2018年のイベント

 2018年のイベントで一番印象深いのは、やっぱワールドカップである。普段サッカーを観ないワタクシですら何だかんだ観ちゃうんだから、やっぱワールドカップって凄いなと思うのである。やっぱ世界中からその手のエキスパートが世界一を競う大会ってのは、興味が無くとも技に魅入っちゃうモンなのである。世界最高峰の技術、及びソレを持つ人の人物像や人生哲学ってのは、ジャンルは違えど通じるモンがあるからである:


あとワタクシ的に感心したのは、ニッポン代表が明らかに一皮剥けたサッカーをするようになったという事である。ワタクシはサッカー属性があるワケじゃないからハッキリとした事は言えないが、今回はソレ以前とは違って完全に全力を出し切った上で負けたって感じなのである。ジャンルは違えど、こういう負け方をした人間ってのは何が足りないのかが明確に分かるから、次の成長がし易いのである。何はともあれ、2022年大会が楽しみである。


*2018年の人物

 コレはベタだけど、やっぱ大谷翔平に一票である。野茂英雄MLBデビューから23年経って、もう50人を超えるニッポン人選手がMLBにやってきたけど、その中でも歴史を動かすレベルは今まで野茂とイチローの2人しか居なかったけど、漸く3人目が登場したかも知れないからである。ワタクシも他に洩れず「投手は何とかなるだろうけど、打者は厳しいだろうな~( ̄▽ ̄;)」って思ってたのが、投手としてよりも打者としてブレイクしたのがビックリだったのである:

野茂の時もイチローの時もそうだったけど、やっぱ大成功する選手が現れた時が他の選手も大いに影響を受けるのである。どんな競技でもプロってのは自意識が強く、口には出さないけど「自分こそが最高の選手なんだッ!」って考えており、ソレが厳しい練習に耐えたり大舞台で実力を発揮するモチベーションになってるからである。だからMLBで成功する選手が現れると「俺の方がもっと成功できるッ!」って奮い立つのである。現に「俺も行きたいッ!」って選手がバンバン出てきたので、その選手がどう活躍するのか、NPBはどうなるのか、今後も注目である。

 

*2018年の鉄砲

 ショットガンを推そうと思っていたのであるが、やっぱ今年は【タナカワークス】のリボルバー各種である、今まで「長物は兎も角、信用できるハンドガンは東京マルイ製のみ」って考えてたワタクシの信念が、今年漸く崩れたからである。コレの何が良いって、やっぱ質感である。ただ当たるだけのハンドガンはもう十分過ぎるほどあるので、次に欲しくなるのがやっぱ質感だからである:


表面処理の良さといい、ズッシリくる質感といい、何ちゅーか「ワタクシは鉄砲を撃っているッ!」って気分にさせてくれるのである(笑)リボルバーに関してはマルイ製でも飛距離や命中精度は然程無い&実戦でリボルバーを使う機会はそう無いので、だったら質感が良いに限るのである。今後もコレクションしたいけど、カネがいくらあっても足らないので自制する次第である(爆)


*グッバイはてなダイアリー、フォーエバはてなダイアリー

 サブタイはアレでも、別にブログを止めるワケではないので、ソコんトコ心配しないで欲しいのである(笑)ロンマニアの皆様ならばご存知(?)の様に【来年春いっぱいではてなダイアリーのサービスが終了する】のである。ワタクシは初期の頃からずっとこのサービスを利用してて、利用し始めて気が付いたら16年も経っていたのであるが、ソレももうすぐ終わりになってしまうのである。このブログをキッカケに色んな人との出会いがあって、色んな体験をして、色々学んできた事もあって、終わってしまうのはなんだか寂しい希ガスのである(´・ω・`)儲からないのが少しばかりアレであるけど(爆)やっぱ長年やってきた事には愛着があるし、出来れば続けていきたいと思っちゃうのである。


 が、上記にもある様に、コレで終わったワケではないのである。上記リンク先にもある様に、はてなダイアリーが終わってもはてなブログは続くのである。ココまで書けば分かると思うが、当ブログは【既にはてなブログに引っ越してある】のである。まだ新HPは未完成で色々と改良点はあるのだが、コレから徐々にデザインやシステムを詰めていく予定である。というワケで、当ブログのはてなダイアリーでの更新は、今日が最後になるのである。明日からははてなブログにて継続していく予定なので、引き続きご愛読の程をお願いする次第であるm(_ _)mさて、今年も残り30分を切ってしまったのである。ロンマニアの皆様の今年が最高であった&来年はソレ以上に最高である事を願いながら、はてなダイアリー最後の更新をさせて頂く今日この頃であった。


 

DEATH ROW

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「不正よりもなお困ったものが一つだけある。それは、手に剣を持たぬ正義だ」

By オスカー・ワイルド


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ノーモア万が一

 実際に撃つその直前まで指はトリガーに乗せず、安全装置はかけておく。どんな時でも銃口は他人にも自分にも向けてはならない。使わない時は弾倉を抜いてボルトを開放して、そして銃口は人の居ない方向へと向ける。コレは実銃を扱う時の鉄則であるが、サバゲーにおける鉄則でもあるのである。ちゅーのもエアガンは兎も角、実銃は万が一の事態が起こった場合、高確率で人が大怪我を負ったり最悪死亡事故すらも起こってしまうため、万が一でもまだ物足りないのである。だから弾が入っていようが入ってなかろうが、撃つ気があろうがなかろうが、他人に銃口を向ける事は絶対にやってはいけない事なのである。銃社会アメリカでは、銃口を向けられたその時点で、正当防衛の為に撃ち返す事が許されてしまうのである。


 コレが【韓国の軍艦がニッポンの哨戒機に火器管制レーダー(以後FCS)を向けてきた件】に対するワタクシの見解である。小火器ですらコレなんだから、ミサイルだとか爆弾だとかは更に厳重でデリケートなのは想像に難くないのである。一部のサヨクが「レーダーを向けただけで実際撃ってこなかった&撃つ気は無いんだから、ニッポン政府は過剰反応するなッ!」とか言ってきてるが、FCSを向けるという事は銃口を突き付ける事と同意義なのである。万が一の事が起こったら哨戒機のクルーは全員死亡してしまうのだから、万が一すらもあってはならないのである:

日韓関係を損なう?何アホな事言ってるんだって話である┐(´д`)┌鉄砲だと分かり難いんでクルマに例えると、結構な速さのクルマが歩道まではみ出したせいで歩道に居た貴方が撥ねられそうになって、ソレで「ドライバーだって撥ねようと思ったんじゃないから」とか「ドライバーにも仕事があって家族が居るんだから、家庭を崩壊させないためにも」とか言われて、ソレで首を縦に振れるであろうか?当然ノーである、故意であろうがなかろうが、相手に守るモンがあろうがなかろうが、しでかした事に対する落とし前はキッチリ付けなきゃならんのである。落ち度に対して落とし前を付けられない関係は、大人の関係では決して無いのである。


*テクノロジーPOWER

 そう、日韓関係を良くしたいのであれば、落とし前をキッチリ付ける以外の方法は無いのである。危険なモンを突き付けておいてヘラヘラしてるヤツと、何をどうやったら素晴らしい人間関係を築けるんだって話である。古人の言うトコの「親しき仲にもナントカあり」ってヤツであり、互いに非を認め合えるからこそ信頼関係が生まれるのである。さて年末まで堅苦しい話題はしたくないので、話を変えようジャマイカ(笑)

毎年年末に出るこのレースカーの技術を特集した別冊が、今年もまた出てきたのである。クルマ界が内燃機関から電動への歴史的大転換が始まってる最中なのに象徴されるように、レースの世界でも内燃機関のサイズは年々小さくなっていって、ソレに反比例して電動機関のサイズ及びバッテリー容量は年々大きくなっていってるのである。もう昔みたいに「このエンジンはリッター何馬力出るスゲェヽ(゚Д゚)ノ」って驚く事は無くなると考えると、少しばかり寂しい気もするのである。


ワタクシ普段はこの手のムックは買わないのであるが、Sオーナーが珍しくインタビューされていたので、お布施目的で買ってきてしまったのである(笑)熱心な日産ファンなら楽しめるだろうけど、生憎ワタクシは日産車オーナーだけど日産ファンではないので、そこそこにしか楽しめなかった次第である(爆)ただ日産もモタスポ推したいのであれば、速いトコ新しいスポーツカーを出してほしいモンである。


大義は人をダメにする

 でもってワタクシもビックリしたというか、呆れたというか、この件で執拗にニッポン政府のせいにしたがるヤツ&安倍ちゃんの責任にしたがるヤツが、SNSとか見てると実に多いのである┐(´д`)┌例えば【サヨク弁護士の強引な韓国擁護】なんかがソレであるが、事実を捻じ曲げてまで擁護するヤツが少なくなくて驚くのである。永田町の方では、あの社民党共産党ですらノーコメントを貫くぐらいなんだから、最早韓国を擁護する事なんて不可能なのである。ワタクシが思うに、このサヨク連中は”大義”に踊らされてしまっているのである。フツーの人だったら先ず事実を先に考慮するのであるが、サヨクはそうでないのである。サヨクは先ず”大義”を掲げてきて、事実の方を”大義”に合わせて捻じ曲げてしまうのである。


 こういう連中と話をするのがムリなのは、最早説明するまでも無いと思うのである。何せこの手の連中は理想を絶対視してしまってるのだから、フツーの人のソレみたいに妥協したり忖度したりという事が殆ど無いのである:

  • 我々には”大義”がある
  • この”大義”が成就されれば、全ての人々が幸せに暮らせる理想の社会が誕生する筈
  • 故に正しく賢い人ならば、この”大義”に理解を示し受け入れる筈である
  • 我々の”大義”を叶える為ならば、多少の逸脱行為や過激な言動は仕方が無い
  • 価値が失われないためにも”大義”の過ちを認めてはいけないし、謝罪も以ての外
  • 我々の”大義”を受け入れられない者は間違った愚か者である
  • 我々の”大義”は絶対的に正しいのだから、議論も妥協も必要無い。我々に同意しないヤツは敵か、愚か者か、その双方

コレが如実に表れたのがこの前の東京都知事選であり、今の辺野古基地反対のソレであり、そして今回の韓国側擁護なのである。でもってコレが過激化すると「”大義”の為ならば暴力やテロも神聖である」ってテロリスト道まっしぐらになってしまうのである。傍から見ればバカバカしい事この上ないんだけど、連中は「安倍を引きずり降ろせれば世の中は良くなるんだッ!だからその為なら何をしても後世で評価されるから良いんだッ!」ってマジで考えているのである┐( -"-)┌世の中を作るのはイデオロギー大義ではなく、人の在り方なのである。古今東西、世の中を動かしてきたのは清く正しい人間ではなく、エキサイティングな人間。改めてそう思う今日この頃であった。


OBJECTION OVERRULED

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「勝つというのは生き残ることだ。五分の魂を失わないで生き残ること。それが勝つということだ」

By アラン・シリトー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*勝利は生者の為にある

 何かの問題に直面した時、大事なのは正しいか否かではなく、生き残ったのか否かという事。コレについては色んな考えがあると思うが、ワタクシはそう考えてる次第である。人権や民主主義がグローバルスタンダードになってるのは、ソレが普遍的正義だから?否、世界を支配してる主要国家の価値観がソレだからである。もしもの話、中国が世界を支配する事に成功したら、間違いなく全体主義権威主義がグローバルスタンダードになるであろう。ソレが【3年前に電通の新入社員が過労自殺した件】についてのワタクシの見解である。ワタクシの意見は松本人志同様「死んだら負け」である。こう言うと「この事によって国民の多くが電通に怒りを覚えるから、死はムダではないッ!」って言われるだろうけど。ソレに対してもワタクシは「怒るだけでしょ」って答える次第である。



 コレに対し怒ってる人は確かに大勢居るが、その中で「電通が宣伝してる全てのコンテンツをボイコットしようッ!」って感じに具体的に行動を起こしてるヤツが何人居るであろうか。ワタクシの知る限り、そういうヤツやそういう活動は見た事が無いのである。電通からの反撃も怖いし、ソレより何より死んじゃった子の家族じゃないから、ソコまで本気にはなれんのである。言っちゃ悪いが、いじめとかパワハラとかの自殺が持つ影響力なんてその程度であり、故に何人死んでも途絶える事が無いのである。だから理不尽でも生き残るしかないし、生き残ってれば自分含め周りの皆もハッピーになれる機会も得られるのである。繰り返し言うが、どんなに清く正しくとも、死者は決して勝者にはなれんのである。勝者になれるのは、今も昔も生者だけなのである。


*五等分の織戸学

 ワタクシは前々から言ってるのであるが、いじめやパワハラとかを完全に防ぐ方法は2つしか無いのである。1つ、社会に出ないor人との関わり合いを持たない事。2つ、いじめ警察やパワハラ警察みたいなのを組織して、全ての学校や会社を24時間365日監視するかである。無論、どっちもムリである。だからある程度は自分で身を守るか、悪者になる事を覚悟の上で戦うっきゃないのである。さて話は変わって、と:


織戸学も特集で言ってるけど、今じゃもう「クリッピングポイントまでブレーキを残す」って走り方は過去になりつつあるっぽいのである。あと「ブレーキは最初にドカンと限界ギリギリまで踏む」もそろそろ過去のモンになりつつあるのである。あともう一つの特集であるS2000だけど、生憎ワタクシは過去を振り向かない主義なんでパスである(笑)あと新型スープラの試乗記も出てきたので、来年の今頃は新型スープラのチューニング記事が載るんだろうなって思っちゃうのである。



「コレの何が面白いの?」と問われたら「実はワタクシにも良く分からん」と答える次第である(笑)ワタクシの場合、マンガを選ぶ基準において一番大きな要素を占めるのが「何となく」である(爆)好きなジャンルも特に無いし、好きなマンガ家も特に居ない。何となくで選んで、何となくで読んで、気が付いたら何となく読み続けてる。まぁマンガなんてそんなモンである(核爆)

 

*ニッポンらしさって何ですか?

 今回のパワハラ云々もそうだけど、何故ニッポンにおける労働や経済の話が何時も不毛に終わるって、答えは実に簡単。ソレはズバリ「ニッポン人は本音では資本主義社会や民主主義やグローバル経済を望んでいないから」である。資本主義社会じゃ能力のある人がガンガン出世して格差が出来る&出来ないヤツはクビ切られるのが当たり前だし、民主主義においてはデジュール上全ての人に平等に権利や義務があるのが当然だし、グローバル経済においては人材が国境を越えて出入りするのが自然なのであるが、ニッポン人は何れも望んでないからである。皆がほぼ平等に稼ぎを得られる事を、先輩後輩が存在する縦社会を、ニッポン人だけでニッポン国内だけで全てが完結する環境を、ニッポン人の多くは望んでいるからである。


 でも今のニッポンの行政や法律のシステムってのは欧米式を基にしていて、ソレ即ち欧米式の価値観(資本主義、キリスト教的博愛主義)をベースにしてるって事なんだから、齟齬が生まれるに決まってるのである。基本的に自己責任な事に関しても「政府がちゃんとやってくれなかった云々」で民衆が怒るし、政治家も民衆のニーズに迎合するような形で法案を作る。だからその齟齬を何とかするには「ニッポン的な価値観云々は法よりも価値が下にある」って事を徹底するしかないのである。でもコレが実に難しく、戦後の経済成長で自分自身に強い自信を抱いてしまったニッポン人には受け入れ難い・・・って話をすると限が無くなってしまうので(笑)もうお暇しようと思う今日この頃であった。


EAT THE HEAT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「私は悲観的な見方はしない主義だ。物事が思い通りに行かなくても、前に進もう。雨が降るのではないかと心配すると、本当に雨が降るものだ」

By クリント・イーストウッド


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*走行会の欠点

 走行会は確かに楽しいが、問題点が1つだけある。ソレは「日時と天気を選べない事」である。急用ができてしまったらキャンセルせざるを得ないし、キャンセルは大概開催1週間前になると払い戻しが出来ない場合が殆どである。でもって日時が動かないって事は、天気も選べないって事である。ワタクシがR35で走行会行かなくなった理由が正にコレであり、R35のタイヤはウェット路面に弱い&クルマもパワーがあって重たいため、雨のサーキットで走らすには色々とリスクが高いのである。だからR35走らせる時は天気と日時を選べるライセンス走行枠で走ってるのである。さて話は変わって、と:

最早お馴染みとなってしまった筑波2000のコース図である。特に改装されただとか修復されただとかいうトコは無く、全く以って前回走った時のまんまである。何だかんだ今年のサーキット走行もコレでお終い。つまり走り納めなので、目指すはベストタイム更新(`・ω・´)・・・と言いたいトコであるが:


予報では「降るのは18~19時ぐらい」とされてた天気が急に崩れて、大降りではないにしろ雨が降ってきやがったのである。折角機械式LSDを導入してベストタイムの大幅な更新を狙ったのであるが、コレで来年に持ち越しになってしまったのである(´・ω・`)ただまぁウェットコンディションを実際走ってみないと分からん事も多々ある&ウェットでの参考タイムも一度ぐらいは取っておいて損は無いと思ったので、走行を断念する参加者も居る中、敢えて走行する事を決断した次第である。


*ウェット走行のキモ

 ウェット走行で一番重要なのは何か?ワタクシは「1にも2にもムチャをしない事」だと思うのである。自分が攻め過ぎて事故るのもだけど、他車が攻め過ぎて事故る可能性だって高まるからである。つまり、他車を巻き込むor他車に巻き込まれるリスクも増えるワケである。だから追い抜く時は相手が譲ってくれた場合に限るし、クリップに鼻を捻じ込んだりとかサイド・バイ・サイドだとかは以ての外である。年末というこの時期、板金屋は何処も仕事納め間近だろうから、壊れた愛車を眺めながら年を越す事ほどクルマ好きにとって悲しい事は無いのである。というワケで、早速走行動画である:

ワイパーの動きで分かる様に、ソコまで激しく降ってるワケではないのである。が、路面μは著しく落ちてるため、タイヤのグリップはガタ落ちである(^_^;)ブレーキは簡単にABSが介入するし、コーナー立ち上がりも慎重にやらないと簡単にケツを振るし、ストレートで加速してもスピードが全然乗ってこないのである。あと雨が強くなったり弱くなったりを繰り返してるので、グリップが一定じゃないのである(´ヘ`;)ベストタイムは1分16秒3、このクルマでウェットは初めてだから、まぁこんなモンであろう。


 でもって、ウェットでの理想タイムを知るにはどうすれば良いか。答えは「プロに同乗してもらう」である。以前ドライコンディションで同乗して貰って、その際に「デフを入れればあと0.4~0.5秒ほど短縮できる」ってアドバイスも貰ってたので、ソレを基にウェットでの理想タイムとドライとの時間差を検証してみようと思うのである:

タイムは1分14秒5。LSD無しのドライで1分11秒1で、デフ入れて凡そ1分10秒7ってトコであろう。そうすると筑波2000でのドライとウェットのタイム差は3.5~4秒ぐらいって計算になるのである。この様にドライじゃ得られない貴重なデータも得られたので、決してムダではなかったのである。あと導入した機械式LSDもワタクシの思惑通りに効いてくれたので、そういう面でも非常に有意義な走行だったと言えるのである(^-^)


 今回ウェットを走ってみて、改めて確信した事があるのである。ソレは「クルマの素性が良い事と、重量が軽い事は、何にも勝る正義」って事である。重量物が中心に集まってれば集まってるほど、重心が低ければ低いほど、挙動が破綻した時のクルマの乱れが少なくて済むのである。そしてクルマが軽ければ軽いほど挙動が破綻した時の崩れ方も少なく、崩れ方が少ないほど立て直すのも容易なのである。コレにバランスよく仕上がった足回りがあれば、正に鬼に金棒である。ワタクシのNDは今まさにその状態にあるため、ウェットでも思った以上に怖くなかったのである。さて雨は降り続いたまま、今年最後の1本を走ったのである:

今回は前を走ってるBMWが同じぐらいの速さでビミョーな距離に居たので、残念ながらタイムは伸びなかった次第である(´・ω・`)追い越そうとしてワタクシがコース飛び出してもアレだし、変に近づき過ぎてBMWが慌ててアレしちゃう可能性もあるし、何れにせよココで何かあってもお互いつまんない事になってしまうんで、ムチャしないのが一番である。何せサーキットで起こった事故は全て自己責任になるんだから、余計な事故をするぐらいだったら欲を引っ込めた方が賢いのである。


*ブレーキを残すという事

 というワケで残念ながらベストタイム更新はならなかったけど、貴重なデータをゲットする事はできたんで、ソレはソレで良かったと思うのである。今んトコNDにはコレ以上大掛かりなチューニングを施す予定は無いんで、タイムならまた何時でも狙えるからである:

最後は何時もの様にジャンケン大会をして終了である。そして案の定、今回もショボい余りモンしかゲットできなかったりするのである(笑)


というワケで、今年も無事走り納めてきたのである。今回良かったなと思ったのは、ウェット時のデータを得られたのもだけど、ソレ以上に長年ワタクシを悩ませてたモンのコツが分かったからである。ソレは「ブレーキ残しのやり方」である。


 凄く簡単に言うと「ブレーキ踏む足の筋肉を緩めるだけ」である。フルブレーキかます時は足の付け根の中心でブレーキペダルの中心をドカンと踏むのが基本であるが、フルブレーキする時は足の筋肉にソレなりの力が入ってる筈である。その状態で足を動かさずに、筋力だけを緩めるのである。そうすると足の重さと筋や腱のテンションがブレーキペダルにある程度乗っかってて、フルでないにしろブレーキがかかった状態になるのである。その状態が正に「ブレーキを残してる状態」なのである:

>>
ブレーキングポイントに差し掛かる

足の付け根の中心でブレーキペダルの中心をドカンと踏んでフルブレーキかます

直線で必要な減速をほぼ終わらせる

フルブレーキしてる足の筋力を緩める

脱力した足がブレーキペダルに乗っかった状態でステアリングを切り始める

ステアリングを切ってクルマが上手く旋回し始めてきたら、漸くブレーキ踏んでる足を引き始める

曲がり切ったらブレーキペダルから足を完全に放す

アクセルを徐々に入れて、カウンターステアで姿勢を整える

(゚д゚)ウマー
<<

「ブレーキを残す」って口で言うのは簡単&何処のドラテク教本にも書いてある事だけど、でも「じゃあ残すにはどうすれば良いの?」って質問の答えは意外と少ないのである。踵はフロアにシッカリ固定した状態でブレーキ踏んで、踵を動かさないまま筋力だけで微調整する。たったコレだけの事なんだけど、ココまで来るのに随分と時間がかかってしまったモンである(´Д`)こういうのが分かるとドライビングが更に楽しくなるし、また走りたくなってしまうのである。何故同じコースをグルグル走ってるだけなのに、何故だか何時まで経っても飽きない。その理由の片鱗が分かった希ガス今日この頃であった。