WHO'S GONNA BURN

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「お客の実像が見えていなかったら商売はできない。お客さんの非常に率直な意見が聞こえてくるような、そういう会社組織にする必要がある。そして、そのニーズに応えるものをつくる。最強の場所で、最強の人たちと作っていく。これしかない」
Ｂｙ　大前研一

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

＊やっぱ売れた
　新型スープラが発表された時、その前後で「２シーターで７００諭吉って、そんなん売れるかよッ！」って言ってるヤツが結構居たが、ワタクシは「売れる」って思ってたのである。何故かと言えば、スープラと同じ様なクルマが国内外共に存在しないからである。３リッターのターボエンジンで、FRのピュアスポーツカー。スープラ以外でこの条件に当て嵌まるクルマって、実は無いのである。Z34はNAだし、コルベットはV8だし、M4やM2はエボリューションモデルだし、その他のメーカーが出してるスポーツカーも悉く１つか２つは条件を外してるのである。だからその条件のクルマが欲しい人は、無条件でスープラに飛びつくのである。

新型スープラ（日本仕様）

　実際【ヨーロッパ仕様の２０１９年割り当て分は完売した】との事だから、やっぱそういう事なのである。86/BRZの時もそうだったけど、トヨタのこういうトコは素直に評価したいと思うのである。因みにその86/BRZもバカ売れしたとはいえ購入層の年齢が高い事から「若者向けとか言いながらオッサンにしか売れてねーじゃねーかm9(^Д^)ﾌ」と言われたけど、ソレにはちゃんとした理由があったのである：

オッサン達が買いまくる
↓
飽きたら中古市場に流れる
↓
個体数が多いと売値も下がる
↓
安いから若者が買うようになる
↓
若者がクルマに目覚める
↓
(ﾟдﾟ)ｳﾏｰ

という事である。実際開発者も「若い人は中古で」って発言していたので、ソコまでちゃんと計算して商売していたのである。自称クルマ好きはトヨタの事をバカにするヤツが実に多いのであるが、ワタクシに言わせればトヨタほどニッポンのスポーツカー界に貢献してるメーカーは他に無いのである。

＊残念ながらネタが無い
　ソレに比べれば、他のメーカーは何もしてないに等しいのである。ホンダやスバルみたいな昔の栄光に縋ってソレを食い潰してるトコとは違って、クルマ作ってレースもカスタマイズも盛り上げて、しかもWECやWRCにまで参戦してるんだから、トヨタは十分過ぎるほど偉いとワタクシは思うのである。さてサブタイにも記したように、もうネタは無いのである（笑）というワケで：

アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その１５８：スコープ

男はライフルにとりつける新しいスコープを買うことにした。
彼は銃器店へいき、店員にスコープを求めた。

店員はスコープをとりだすと、男に言った。
「これは絶品ですよ。あの丘のずっと上のほうにある私の家だって見れちゃいますよ」

男はスコープをのぞき、そして笑いだした。
「なにが可笑しいんですか？」と店員はたずねた。
「裸の男女があなたの家の中を走りまわってますよ」と男は答えた。

店員は男からスコープをひったくり、自分の家をみた。
それから二つの銃弾を男に手渡して、こう言った。
「ここに弾が二つあります。これで、妻の頭と野郎のナニを撃ってくれたら、このスコープを無料で差し上げます」

男はもういちどスコープをのぞいて、こう言った。
「今なら一発で双方仕留められる状況ですよ」

アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その１５９：宝くじ

宝くじで三億円を手にした男が、テレビ局のインタビューに答えていた。

「当選おめでとうございます！このお金は何に使いますか？」
「はい。５ヵ所の消費者金融に借金を返そうかと」

「なるほど。で、残りはどうします？」
「はい。残りのところには、もうちょっと待ってもらおうかと」

アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その１６０：人類創造

第一日目、神は牛を創られた。
神「牛よ、野へ出て子牛を生みミルクを出せ。牧場のために働くんだ。６０年の寿命を与えよう」
牛「６０年も働くの？それはきつい。２０年で十分なので、あとの４０年は返します」

第２日目、神は犬を創られた。
神「犬よ、玄関居座って見張りをするのだ。誰か来たら吠えるのだぞ。２０年の寿命を与えよう」
犬「２０年も吠えるの？長すぎます。１０年で十分なので、あとの１０年はお返しします」

第３日目、神は猿を創られた。
神「猿よ、猿真似をして人間を喜ばせろ。２０年の寿命を与えよう」
猿「２０年も猿真似なんて勘弁してください。犬も１０年返したのだから、わたしも１０年返します」

第４日目、神は人を創られた。
神「人間よ、２０年食べて寝て遊んで子を作り、ほかに何もするな。ただ楽しめ」
人「たった２０年？それじゃあまりにも短い。牛と犬と猿から返ってきた寿命をください」

そんなことで、我々人間は　
最初の２０年は何もせずただ遊び、
次の４０年は家族のために牛のように働き、
次の１０年は孫たちをあやすために猿真似をして、
次の１０年は玄関に座って誰か来るたびに文句を言っているというわけだ。
人の一生ってなぜこうなるか分かっただろ？

・・・といった今日この頃であった。

HEY ZEUS!

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「（計画の）最後の一年、最後の一日になって初めて分かること、決定できることがある」
Ｂｙ　堀場雅夫

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

＊何時ものヤツ
　今まで長らくワタクシを悩ましてきた積みゲー問題であるが、漸く峠を過ぎた模様である（笑）ホントにやりたかったヤツを最初にやっておいたから、ソレ等が終わったらあとは比較的楽になったのである。ンでもって、今取り組んでるのがコレである：

【PS4】ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN【早期購入特典】「ACE COMBAT™ 5: THE UNSUNG WAR ( PS2移植版) 」 「プレイアブル機体 F-4E PhantomII」「歴代シリーズ人気機体スキン3種」がダウンロードできるプロダクトコード (封入)

「ACE COMBAT(TM) 7: SKIES UNKNOWN」E3 2018出展用トレーラー
まだ６章ぐらいまでしかやってないから何とも言えないのであるが、ココまでの感想は「グラフィックがすんごい良くなったけど、基本的に何時ものエースコンバット（以後エスコン）やね」ってトコである。ソレが好きでたまらん人にとっては「ｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!」なんだろうけど、新しい刺激を求めてる人にはマンネリ気味かも知れないであろう。

　ワタクシはエスコンのファンってワケじゃないのであるが、最初にプレイしたエスコン３にハマってしまい、その後のシリーズもプレイしてるって感じである。PSユーザーなんでPSで出てる分しかプレイしてないが、やっぱワタクシは３が一番好きだったのである。あの世界観とシナリオ展開がワタクシのツボにハマったので、アレは結構遊び込んだモンである：

エースコンバット3　各種ラストバトル～エンディング5種類
後々分かったのが、実は３ってエスコンシリーズの中じゃダントツで異色の存在だったのである(^_^;)だから４以降に３的なモンを望んでたワタクシの願いは、今に至るまで叶わなかったりするのである（笑）まぁただ戦闘機でのドッグファイトは嫌いではないので、今作もソレなりに楽しませてもらう次第である。

＊元号って何ですか
　話は変わって、あと２ヶ月ほどしたら、平成ももう終わりである。ワタクシは昭和生まれなので、リアルタイムで最初から最後まで見てきた年ってのは、実は平成が初めてなのである・・・って言っても大概のロンマニアの方も同じだから、自慢する事でもないのであろうが(^_^;)もしも大正生まれのロンマニアの方がいらっしゃったら、是非ともワタクシに連絡入れて欲しい次第である（笑）まぁ平成云々に関しては４月末頃にまたネタにすると思うので、ソレまで取っておく次第である。取り敢えずワタクシの新年号に対する意気込みとしては「年号変わって最初に書く書類に、間違って”平成３１年”って書かない」ってトコであろうか（爆）

昭和64年1月7日・新元号平成

　まぁ年号に関して思う事は人其々である。中には【ニッポンの国民主権にそぐわないからNG】って言ってる政党もあって、ソレにシンクロしてるのかどうかは分からんが、サヨクな連中が「天皇制云々だから元号(ﾟ⊿ﾟ)ｲﾗﾈ」とか「元号なんか面倒臭いから廃止して西暦だけで十分」とか、中には「新元号には”安”の字が使われるらしい、安倍政権の陰謀ガー」って騒ぐヤツまで居る始末である┐(´д｀)┌でもってワタクシの元号に対する見解は「確かに面倒臭いし使い勝手は悪いけど、元号は必要」と答える次第である。何故なら元号は良いか悪いかの問題ではなく、ニッポン文化の一部だからである。

新元号4月1日”予想合戦白熱!世間が選ぶ1位は？その1

　実に簡単な話である。もしも面倒臭いとか時代に合わないという理由を用いるんだったら、ぶっちゃけニッポン語だって廃止しちゃえば良いのである。ニッポン語を廃止して英語を公用語にしちゃえば、間違いなく国際的な意思疎通が格段に捗る事請け合いナシである。でも理論的にそうだと分かってても、実際に実行する事は不可能である。何故ならニッポン語はニッポン人のアイデンティティーだからである。同様の理由で洋服の方が色々捗っても和服は無くならんし、アサルトライフルやサブマシンガンの足元に及ばないと分かてても剣術が残ってるし、同様の理由で元号は使われ続けるのである。

＊平成という時代
　だから元号というシステムが面倒臭くて使い勝手が悪いとしても、ワタクシはソレを否定する気は毛頭無いのである。てゆーか、ワタクシには「気に入らないモンは排除する」って考えが抑々無いのである。もしも何かに対し価値が無いと感じても、ソレは「ホントのホントに価値が無いから」ってよりも「ワタクシがその価値を理解できてないから」って場合の方が圧倒的に多いからである。だからソレを無くさないようにしておいて、その価値が分かった時に備えておくのである。価値が分かった時にソレが無かったとしたら、ソレはソレは悲しい事だからである。

　でもって平成という時代が終わった後に出てくるモンは何かとワタクシなりに考えてみたのであるが、その一つが「平成臭い」だとか「平成の人間」という新しい価値観の誕生ではないであろうか（笑）つい最近まで「昭和の臭いがする」だとか「昭和の人間」って呼んでたモンの、その平成版を作る作業に全ニッポン人が追われるのである（爆）ワタクシも何となく頭の中で描いてはいるのであるが、何ちゅーかまだ何も定まってない次第である(^_^;)でもまぁ定まっちゃったらネタ切れの原因となってしまうので（核爆）あと２ヵ月間ゆっくり考えようと思う今日この頃であった。

SEE HOW WE ARE

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「自然は、子供が大人になる前には、子供が子供であることを欲する」
Ｂｙ　ジャン・ジャック・ルソー

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

＊貴方の領域内の不審者
　例えばの話、モニター前のロンマニアの貴方が山などの土地を所有してたとしよう。その土地には小屋があって、長らく行ってなかったんで様子を見に行ったら、何と全く許可してない赤の他人が長年に渡って住んでいたとしたら、貴方はどうするであろうか。多分ワタクシでなくとも速攻追い出すし、必要なら警察なり弁護士なりを呼んで強制的に身柄を確保＆賠償させるであろう。ところがその不法占拠者は不法占拠してる間に子供が生まれソコで育っていて、その子供は「ココが僕の家だッ！だから家族ともども、ココから離れないッ！」って退去を拒んで、ソレに加え周囲が「子供が可哀想だから小屋に住ませてあげろッ！」って言い出したら、果たして貴方はどう思うであろうか。

　今でも時々「不法滞在の外国人カップルの間で子供が生まれ、その子供はニッポンしか知らない＆ニッポン語しか話せないから在留させろ云々、子供だけだと可哀想だから家族も云々」ってニュースが流れるが、ソレを例え話にすると丁度上記のようになるのではないであろうか（笑）

不法滞在オーバーステイ
真っ当なロンマニアの方の答えは、当然「ダメに決まってるだろ」であろう。ニッポンが法治国家である以上は違法な事がダメ、コレを見逃したら別のヤツが同じ手口でやる可能性が出てくるのもだけど、一番はやっぱり「正直者がバカを見るから」である。マジメにやって報われないのであれば誰もマジメにやらなくなってしまい、有能な人間は逃げ出して社会が腐敗してしまうからである。だからこそ、安易に情に流されてはいけないのである。

＊真に手を差し伸べるべき人
　最近この手のニュースを聞かなくなったと思ったら、今回久しぶりに【ニッポンに生まれ育ったイラン国籍少年の強制送還】って話が出てきたのである┐(´д｀)┌この手の話が出る度にワタクシは言うのであるが、この件で一番悪いのは誰かって、不法滞在の状態でその子を産んだトーチャンとカーチャンに決まってるのである。トーチャンとカーチャンさえ合法に滞在してれば、抑々こういう事は起こらなかったのである。そう、その少年を不幸にしたのはニッポン政府ではなく、両親なのである。両親が覚悟決めて罪を償って、イランに帰って身を粉にして働いて、子供だけでも合法的な資格と共にニッポンに再入国できるようにする。コレが解決法である。

　こう書くと「子供に罪は無い。子供の人権ガー」とか言われるだろうけど、確かに子供には罪は無いし、国がその人権が守られなければいけないのは事実である。が、真っ先にソレを守るべき国はその子の祖国の政府であり、ニッポン政府ではないのである。この場合、少年の国籍はイランなんだから、イラン政府が率先してこの子を権利を尊重し守ってあげなきゃならんのである。コレは何処の国の子供であろうとも同じ事である：

カルデロン一家　その後

あらためて「日本にいたい」と訴え 在留求めるタイ人少年 元同級生らも傍聴
ニッポン政府がやる事と言えば、精々子供の出身国の政府に「この子（及びその家族）の人権と将来を守って下さい」って言うぐらいなモンである。例えば子供の祖国が北朝鮮とか南スーダンとかシリアといったガチでヤバいトコなら考えんでもないが、イランならソコまで深く考える必要は無いと思うのである。繰り返し言うが、祖国（？）に一旦帰ってソコで勉強なり何なり頑張って、真っ当な資格と共に合法的にニッポンに再入国して生活基盤を築き上げ、時間はかかるだろうけど両親を呼び寄せる。こうすれば最大公約数の幸福が得られるってモンである。

　え”？子供は何も悪い事してないのに、そんな重荷を背負わせるのは理不尽だって？ワタクシはソレに対し「人生なんて多かれ少なかれ理不尽なモン」と答える次第である。子供は親を選べないのである。先進国の上流階級の親の元に生まれる事もあれば、失敗国家の最貧層の親の元に生まれる事だってある。素敵な両親の下で愛されて育つ事もあれば、毒親の元で虐げられる事だってある。そして不法滞在の両親のもとに生まれてきてしまうのも、コレまた人生の理不尽の一つである。言っちゃ悪いが、テメェだけが特別なワケではないのである。自分が不幸だからと言って、ソレを他人に押し付けてはいけないのである。

＊逆差別もまた差別
　そう、この手の温情を示す形の解決法の何が問題かって、真っ当にルールを守ってる大多数の人が損をするからである。この手の連中は「子供の人権が踏みにじられても良いのか云々」って言うけど、ワタクシはソレに対し「だからと言って真っ当にやってる人達の人権を踏みにじるのは良いのか」って答える次第である。でもそう反論しても、その手の連中は「弱い立場の人の為に余裕のある側が譲歩するのは当然」って答えるであろう。コレはニッポンに限った話ではなく、世界中の難民問題を抱えた国で起こってる事である。強い者に対するルサンチマンを、弱者救済という形で正当化してる。コレが難民問題に巣食う癌の一つである：

移民キャラバンに同行、米国へ向かう背景を解説

憎悪する欧州　ドイツ極右団体の躍進は急増する移民への怖れなのか

　確かに世界には理不尽な事が山ほどあって、不平等や不公平も数えれば限が無いし、ソレが人為的なモンであれば怒髪が天を衝いてしまうってモンである。が、だからと言って、関係無い人にまで「豊かで余裕があるから」って理由で犠牲や譲歩を迫るのは違うとワタクシは思うのである。サブタイにもある様に、逆差別もまた差別なのである。差別に対し逆差別をぶつけたって相殺はされず、寧ろ遺恨が倍になって余計に溝が深くなるだけなのである。だからこそ法は平等である必要があるし、感情に流されてはいけないのである。善意や譲歩は自発的でなければ意味は無い、改めてそう思う今日この頃であった。

AIN'T LOVE GRAND

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「米国は機械がモノを作る。日本は機械を使ってモノを作る」
Ｂｙ　和地孝

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

＊我は逝く、さらばＳＵＢＡＲＵよ
　何ちゅーか、スバルの不祥事が止まらんのである(´ヘ｀;)つい最近、また【国内外で２２６万台をリコールする可能性】って記事が出てきたんで、もういい加減ネタにするのも面倒臭くなってきたのである(￣～￣)まぁスバルに限った話じゃないけど、ニッポンのクルマ作りは飽和点に達してるのである。ちゅーのもニッポン製品の十八番である「安くて高性能」ってのは、必ずどこかで破綻をきたすモンだからである。だから欧米がやってる様なブランドの高級化や統廃合や差別化とかが必要になってくるんだけど、ニッポンの自動車ブランドでソレをちゃんとやってるのはトヨタ（レクサス）ぐらいなモンである。

スバル「インプレッサ／フォレスター」にリコール。ブレーキランプがつかない恐れで日本国内では30万台超え、全世界では226万台超えの大規模なものに

　スバルの何が問題って、ブランドを明確に出来なかった事である。ワタクシは前々から言ってるのであるが、水平対向エンジンってのはスポーツカー向けのエンジンであり、AWDは燃費にとって不利なのである。だからスバルがその２つをアイデンティティーにするのであれば、自ずとポルシェやアウディみたいな走りの良さを売りにした高級志向のブランドを目指すべきだったのであるが、何を勘違いしたのか実用車志向を打ち出してしまったのである(￣～￣)結果「走りを良くしなきゃだけど、実用車の値段のままで」ってジレンマに挟まれてしまい、どこかで手を抜くしか方法が無くなって、その結果がこの不祥事の嵐である。何ちゅーか、スバルはもう腹を括るしかないのである。

＊機械を趣味にするという事
　人間というナマモノの歴史は、コレ即ち道具の進化の歴史である。人間とその他のナマモノを大きく分けているのが「人間は道具を巧みに操る」という事であり、どの道具の進化の先に機械が生まれてきたのである。だから何故機械を好きになる人間が古今東西多いのかって、ソレが人間の本能に根付いたモンだからである。人間はより良い暮らしを得るため、更なる子孫繁栄のため、機械を追い求めて進化させてきたのであり、機械を追求するためならば命を賭けられるし、その為の犠牲も惜しまない。科学や技術の発展過程において命を落とした偉人賢人が如何に多いかは、歴史の教科書を調べてみれば分かるってモンである。

　クルマやバイクや各種乗り物、パソコンやカメラや腕時計、そしてサバゲーも何気にそうであるが、趣味と呼ばれるモンの中に機械を愛でるモンが少なくないのは、つまりそういう事じゃないかと思うのである。かくいうワタクシも機械を使った趣味が大好きであり、様々な機械に囲まれて生きる事を喜びとしているのである。だからこそ、機械を用いた趣味を嗜むにおいて重要な事が何となく分かるのである。ソレは何かというと：

1. 機械そのものもそうだけど、その機械が動く原理も知りたいと思う、強い好奇心
2. 機械に対する新しい情報に対し常にアンテナを張り、自分の知識を常時アップデートさせていこうという、確かな向上心
3. トラブルや故障を検証の機会として捉え楽しむだけの、深い忍耐力

取り敢えずこの３つである。機械ってのは日進月歩で進化していくモンであり、でも何処まで進歩しても不具合や故障は必ず起こるモンである。だから機械を楽しむためには機械を知らなきゃならないし、機械の知識を進化させなきゃいけないし、失敗や誤作動を恐れちゃダメなのである。

　あくまでワタクシ個人の考えであるが、この３つが備わってないのであれば、ソイツは機械を使った趣味には向いていないのである。ソレでもやりたいってのであれば、カスタム品を買わない＆やチューニングなどは一切せずに、信頼できる大手ブランドの定番製品をノーマルで使う事をオススメする次第である。カスタマイズやチューニングは何をどうやったって寿命や信頼性を損なうモンであり、故に機械に対する正しい知識や、壊れても尚付き合いたいという愛情が無ければ成り立たないのである。ちゃんとしたメーカーのノーマル製品ってのは一見パッとしなくても、バランスや耐久性を最大限考慮してあるからである。

＊オタクのアイデンティティーと機械
　機械を用いた趣味を嗜むって事は、つまりそういうリスクを背負うって事なのである。でもソレを言ってしまったら商売にならないので（笑）その事を隠してそういう趣味を勧めたり、初心者に対し安易にカスタム製品やチューニングを勧めたり、そういう事が少なくないのである。特にナード的なオタクとかは「コアな趣味に没頭する俺／私って玄人っぽくてカッコ良い」って考えがちであり、フツーの人が避けてる理由を考えないまま安易に手を出してしまう事があるのである。無論、後天的に上記３つが芽生えてくれば結果オーライだけど、芽生えないヤツも少なくなかったりするのである(￣～￣)

　そういう芽生えないナードが機械の不具合やトラブルに巻き込まれたら、高い確率で大騒ぎになるのである。テメェを棚上げしてメーカーやショップに文句を言って、酷いのになるとSNSとかで拡散させたりとかもあるのである。なぜそうなってしまうかって、ナードにとって知識はアイデンティティーだからである。ナードにとって趣味で否定されるって事は、ソレ即ちテメェに対する全否定だから、決して引く事は出来ないのである：

ギーク	ナード
特定の事柄に対し強い関心を抱いてるだけで、基本的に一般人と変わりない	人間的に問題アリなのが少なくなく、特定の事にしか関心を持たない
他の事もやろうと思えば一通りこなせるけど、純粋にソレが一番好きだからやっている	他の趣味で全部弾かれたからだとか、能力的にソレしか出来ないからソレをやっている
基本的に一般人だから人間関係に問題は無く、周りを気にするから見た目も悪くない	人間的に問題アリだから人間関係も基本ダメで、周りを気にしないからルックスもダメ
日常的に人と交わってるからコモンセンスがあり、ルールやマナーに関しても一般常識を弁えてる	基本的にぼっちだからコモンセンスが不足してて、ルールとマナーに関しても自己中心的に考えてる
自分の行動は自分や仲間だけでなく 部外者も意識の範疇に入っている	自分と同志だけで世界が完結しているため、部外者がどう捉えるかを考慮していない
積極的な理由で好きになった趣味だから愛着があり、苦しくても長年やっていく傾向がある	消極的な理由でやってる趣味だから愛着もなく、飽きたらすぐに趣向を変える
人間的に出来ているため収入は多い方	人間的にダメだから収入も少ない
良い意味で子供っぽい	正真正銘ただのガキ
正真正銘コンテンツを愛している	コンテンツは自己愛を表現するための手段
社会や世間に対し肯定的で、他人を信用している。余所者に対しても寛容で、異論や批判も受け入れられる	信じられるのはナード仲間と所属コミュニティだけ、余所者には基本冷たく、異論や批判は許さない
意外と周囲の称賛と理解は然程求めていない	実は周囲の称賛と理解を強く求めている
趣味は自分の世界の一部で、無くなっても平気。自分が趣味を支配しコントロールしている	趣味は自分の世界の全てで、無くなったら死ねる。自分が趣味に支配されコントロールされてる
自分の興味世界の更なる繁栄と成長を望んでいる	自分が楽しければ永遠のそのままで良い

そう、機械を楽しむ事が出来るのはギークなのであり、ナードは厳しいと言わざるを得ないのである。趣味人はギークたれ。この事は２０１９年においても不変である事を再認識した今日この頃であった。

MORE FUN IN THE NEW WORLD

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人気のないルールは、決して長続きしない」
Ｂｙ　ルキウス・アンナエウス・セネカ

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

＊ライトセイバーにかける青春
　ガールズ＆パンツァー（以後ガルパン）の魅力は何か？ワタクシの答えは「戦車好きの究極の夢だから」である。モノホンの戦車に乗って、実弾を使って、殺す事無く殺される事無くリアル戦車で戦い合う。もしもワタクシがガルパン世界に女として生まれてきたら、ワタクシは間違いなく戦車道をやるであろう（笑）だから【ライトセイバーが正式なフェンシング競技の種目になった】と聞いた時「スターウォーズ好きの究極の夢が叶ったやん(^▽^)」って思ったのである。どういう道具を使って行われるのか、どういうルールになっているのかは分からんが、今後も要チェキである。

　コレが単なるエキシビジョンとかショーだとかなら分かるのであるが、フツーの人はやっぱ「何故ライトセイバーを正式競技にしなきゃならんのだ(￣Д￣;)」って思ったはずである。幾らなんでも奇を衒い過ぎなんじゃないかと。が、ワタクシは何となくその理由が分かったのである。ソレは「フェンシング人気の向上のため」である：

Star Wars duel on Fencing World Championships. BEST SOUND
ライトセイバーによる殺陣以上に気になるのが、観客席の余りのガラガラっぷりである（笑）フェンシング世界一を決める世界選手権ですらコレなんだから、ローカル大会や地方大会は一体どうなんだって話である(^_^;)だからウケ狙いでも良いから話題を作って、少しでも多く”本来”のフェンシングに興味を持ってもらおうという考えなんじゃないかと思うのである。

＊クルマ選び人類
　ワタクシもマイナースポーツ（因みに漕艇）やってた事あるから、マイナースポーツの悲哀はイヤと言うほど分かるのである（笑）雑談で「スポーツやってるんだ、何やってるの？」って言われた時「〇×（競技名）」って答えると、高い確率で「何ソレ？」って答えが返ってくるのである。でもってソコからどういう競技かの説明をしなきゃならなくなるから、ワタクシの場合「何やってるの？」と答えたら「マリンスポーツ」って答える事にしてたのである（爆）さて話は変わって、と：

REV SPEED - レブスピード - 2019年 4月号 【特別付録DVD】筑波タイムアタック車載映像特集

「クルマ選びはどうすれば良いのですか？」と問われたら、ワタクシの答えは「そのクルマが欲しいと心に思ったその時には、既にハンコが押されているクルマ」と答える次第である（笑）実際そうやって選んだクルマの方が長く乗っていられるし、ランニングコストや各種不具合も気にならないモンである。極端な話、ワンボックスとか大型SUVだとかトラックだとかいった極端な車種を除けば、どんなクルマでもサーキットは走れてしまうので、マジで好きなの選べばいいのである。

食糧人類-Starving Anonymous-(7) (ヤンマガKCスペシャル)

大して面白いマンガじゃなかったのであるが、何だかんだ最終巻まで読んでしまった次第である（笑）ワタクシの悪い癖に「一度読み始めたマンガは最終回まで読まないと気が済まない」ってモンがあり、ソレがどんなにつまらんマンガでも例外は基本無いのである。だから作者が急死して、代筆されず物語が全く終わらないまま連載終了してしまった場合、気の済まなさが永遠に続く羽目になってしまうのである（爆）

＊流行るスポーツの条件
　確かにライトセイバー競技は面白そうであるが、問題が一つだけあるのである。ソレは「競技用のライトセイバーの値段は？」である。コレが安ければソレなりに普及すると思うのであるが、高ければ大して普及はしないと思うのである。ただ動画観てる限りだと音だとかギミックだとかが色々複雑そうだから、決して安くないんじゃないかと思うのである(^_^;)

これが２３０万のライトセーバーだ！【スターウォーズ】
雰囲気を味わうために本格的なモンを使うのなら、上記の２３０諭吉ほどでないにせよ、結構な金額が掛かってしまうのである。が、だからと言って形だけの安物つかったら「こんなのはスターウォーズじゃないッ！」ってなってしまうから、実に難しいトコである(´ヘ｀;)

　が、そのコストさえ何とかなれば、ひょっとしたらワンチャンあるかも知れないのである。マイナー競技に共通する事の一つに「インフラにカネがかかり過ぎる」ってのがあって、ソコが壁になって新規参入者が増えず、マイナーの悪循環を繰り返してるってのがあるのである。あくまでワタクシの個人的な考えであるが、スポーツが流行るか否かは次の要素で決まると思うのである：

1. 道具を揃えるのにコストがかかるか否か
2. ルールが分かり易いか否か
3. プレイするのに場所や季節を問うか否か
4. 競技に参加するにあたって大掛かりな前準備が必要か否か

サッカーの何が凄いって、コレ等全てを満たしてるトコにあるのである。最低ボール１個あればプレイできるし、ルールは単純明快だし、東西南北春夏秋冬問わずできるし、ある程度の広さがあれば変則的な形でもできる。故に、サッカーが世界中で受け入れられたのは必然と言えるのである。果たしてライトセイバーに未来はあるのか否か、今から色々楽しみな今日この頃であった。

UNDER THE BIG BLACK SUN

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「自由とは好き勝手やっても人に迷惑をかけず、自分で責任をとること。放埒とは周囲を悪い方向に巻き込み苦しめ、自分のやりたい放題をやり、責任をとらないこと。自由と放埒は、似て非なるものです」
Ｂｙ　美輪明宏

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

＊また１つ、ブームが終わった
　数年前までメディアやネット等で騒がれていた発達障害云々も、どうやら一段落したみたいである。お陰様で、ワタクシが講演等に呼ばれる機会はメッキリ無くなってしまった次第である（笑）まぁブームってのは終わりがあるからこそブームなのであり、発達障害も例外ではなかったって話である。ただワタクシは、ブームが終わる事を悪い事だとは思っていないのである。ブームによって当事者だってだけでチヤホヤされたり特別扱いされた時代は終わり、現実路線に立ち返り具体的な社会参加の方法を皆で論じるべきなのである。そう、ワタクシ等発達障害当事者は特別ゲストとしてではなく、正規メンバーの一員としての義務を果たしながら社会に参加し貢献する時なのである。

大人の発達障害の特徴と、向いている仕事とは

　ワタクシが【数年前のブログ】で予言してた時代が、遂にやってきたってワケである。プロ当事者を必要としない社会、差別でも憐憫でもなく客観的な指標によって当事者が評価される社会、そういう社会が本来あるべき姿だとワタクシは考えてるのである。実に簡単な事で、チビやハゲや近眼の講演会や自助会やNPOがあるであろうかって話である（笑）理解が進んで、その道のエキスパートが育成され、ソレを専門とする業者や行政サービスが登場する。この数年で全てとは言わないが、殆どのソレが達成されているのである。つまりワタクシ等発達当事者も、社会に戻る時がやってきたのである。

＊活動家の気持ち
　ワタクシもその手の活動をしてきて、その手の活動団体も幾つか見てきたから、この手の”社会から除け者にされた”人達の活動が目指してるモンが何となく分かるのである。ソレは「復讐」である。世間に同情されて世間の支持を集める事によって今まで自分等を叩いてきたヤツ等を叩き返したい、ヤツ等にテメェ等が間違ってる事を気付かせたい、そして心からの謝罪と幾らかの賠償をして欲しいって感じにである。思いっきりぶっちゃけた事を言えば、今まで世間や他人が自分達を差別し叩いたように、今度は我々が差別し返し叩き返したいのである。

　だから【ナヴラチロワのトランスジェンダー選手について発言】は許しがたいし、即座に排除されてしまうのである。ワタクシも以前ネタにした事あるのであるが、どうやらナブラチロワも同じ事を考えてた模様である。ソコに大金や名誉が絡んでいれば、いとも簡単に悪魔に魂を売るヤツがこの世には結構な数居るからである。ガチのトランスジェンダーじゃなくても優勝賞金と名声の為に性別を偽る野郎が出ないなんて可能性、何処にあるんだって話である：

Martina Navratilova Dropped From LGBT Group Over 'Trans' Comment
ワタクシもプロスポーツ選手の知り合いが何人か居るから分かるのであるが、彼等／彼女等は常軌を逸脱したレベルの負けず嫌いであり、スポーツで勝つ為に人生の全てを捧げた人等なのである。思いが強過ぎるが故に時にドーピングにハマるヤツだとか、ルールのグレーゾーンを更に飛び越えてしまったヤツも少なくないのである。ナブラチロワは実体験としてソレを知ってるからこそ、この性転換がソレに使われる可能性を否定できなかったのであろう。

　コレの何が問題かって、答えは「真っ当にスポーツに打ち込んでる一般的な女子選手がバカを見るから」である。ワタクシもその手のマイノリティーだから、疎外感だとか理解されない辛さだとかは分かるつもりである。が、たとえどんな大義名分があろうとも、関係無い人まで巻き込んではならないのである。当事者的には「今まで差別されてきたから、今度は私が差別し返すッ！」って気持ちなんだろうけど。直接の加害者でない人達からすれば「何もしてないのに逆差別されたッ！」なのである。そしてコレが積み重なれば、今度は”何もしてないのに逆差別された人の逆逆差別”が始まり、泥沼に入り込んでいくだけである。

＊ネガティブな一体感
　こう言っちゃアレだけど、一般世間は「何故この手の団体のヤツ等って、こういう人の感情を逆撫でする事ばっかやるの？」って思ってるだろうけど、ソレにはちゃんと理屈があるのである。この手の活動をしようと思ったら、当然だけど個人でやるよりも集団でやる方が有利なのである。そして人間が集団を作ると、自ずとエネルギッシュで声のデカいヤツが中枢を担うようになるのであるが、問題は活動のエネルギーの源である：

この手の被差別者団体ってのは、悪く扱われた人達（及びその家族や関係者）などにより形成される
↓
故に社会への怒り、多数派への憎悪、成功者に対する嫉妬といったネガティブな感情を抱く事が少なくない
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そしてネガティブな感情は概して易燃易爆であり、人の注目を集めたり結束を強くするための燃料として使い易い
↓
そういう連中がリーダーシップをとる様になった結果、社会や多数派や成功者に対するネガティブなモンが多少なりと溢れ出る
↓
( ﾟДﾟ)ﾏｽﾞｰ

という事である。マザー・テレサやキング牧師みたいなポジティブにエネルギッシュな人が運良くトップに立てれば、その活動は世間に受け入れられ地位向上に大きな役割を果たすのであり、その逆もまた然りである。たとえどんなに正しくとも、悪意を以って押し付けられれば反発されるモンである。

　じゃあこういう悪循環を断つにはどうすれば良いかって問われたら、ワタクシの答えは「互いが今までの過去をチャラにする事」である。加害者側は今後一切の加害行為を行わないことを約束し、ソレに対する代償として被害者はソレまでの怨みや憎しみを忘れ、互いにゼロにし合ってから新しい時代を築くのである。被害者的には納得できないだろうけど、そうしなければネガティブな応酬の連鎖が延々と続き、互いの間に大きな壁を作るだけだからである。恨みってのは復讐をすれば消えるように思えるけど、実は消えないモンなのである。さてもう遅いので、コレぐらいにしようと思う今日この頃であった。

WILD GIFT

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「英知は知識にすら制限を加える」
Ｂｙ　フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

＊申告したった
　サブタイは書いて字の如く、確定申告を済ませてきたのである。今回は前回申告した時にID登録を済ませておいた＆ワタクシはマイナンバー所有してるので、ソレを用いて自宅からPCでe-Tax用いてオンライン申告した次第である。実は何気にe-Tax使うのは今回が初めてなんだけど、やってみたら実に簡単で楽なのである。書く項目や書き方さえ分かっていれば、期間内なら休祝日問わず２４時間何時でも申告できるのである。今回は自宅で夜間に【ファークライ・ニュードーン】やってる片手間でチョイチョイとやってたのであるが、ソレでも余裕で申告できちゃったのである（笑）

e-Tax利用の簡便化

　以前まではe-Tax使うのにカードリーダーが必要だった→１年に１回しか使わんソレにカネ掛けるのが勿体無くて税務署行ってたのであるが、上記動画にある様に簡易化されたお陰でマイナンバーとIDさえあれば申告できるようになったので、試しにやってみたら思いの外便利だったのである。税務署行って、ジジババの間に挟まれながら順番が来るのを只管待って、あっちこっち移動しながら手続きをする。そんな煩わしさともコレでおさらばである（笑）やっぱ電子化できるのであれば、電子化しちゃうのが一番楽なのである。人生における時間は有限なんだから、そりゃ可能な限り有効に使いたいってモンである。

＊球数と消費税
　話は変わって、野茂英雄がMLBに移籍して以来、ニッポン人プロやきう選手の渡米が一気に増えた＆世間でのMLBの認知度が一気に広まったのも、やっぱネットの普及と時期が被ってた事が大きかったと思うのである。今まではテレビ局が一方的に選んで編集したモンしか観れなかったのが、ネットを経由する事によって誰もが自由に観られるようになったからである。そうすると何が変わったかって、ニッポンのやきうを客観的に見れるようになるのである。従来は鎖国状態だったやきうの各種知識が、ネットを通じてアメリカなどの国のソレと比較できるようになってきたのである。

ｽｸｰﾌﾟ!平成史①「大ﾘｰｶﾞｰ野茂英雄～ﾄﾙﾈｰﾄﾞ・日米の衝撃～」(by 2018.10.21（日）ＮＨＫスペシャル) 1:00:14 2019.1.25作成

　すると当然、長い間”コレが正解”って思われてた事に疑問を呈する人間が球界内外から出てくるモンであり、中にはソレを敢えて口に出す事で世間に問う人間も現れるモンであり、今回の【球数制限は導入すべき】もその一つである。この件に関して言えば、ワタクシも球数制限には賛成である。ちゅーのも肩や肘を壊したら、やきうが出来なくなるだけじゃ済まないからである。肘や肩やその他がマトモに動かなくなれば日常生活にも不便が生じるし、就職にだって少なからず影響する。しかも場合によっては一時的ではなく、生涯に渡ってである。子供にソレが分からないのなら、大人がシッカリ止めるっきゃないのである。

高校野球 球数制限どうする

　こう言うと「高坊やきう界から反発が云々」って反論されるけど、ソレに対しワタクシは「消費税が初めて導入された時と一緒」って答える次第である（笑）最初は反対派がアホみたいに大騒ぎするだろうけど、理論整然として迷わず導入すれば自然と従うようになるモンである。消費税同様、球数制限も理に適ったモンであるから、ソコんトコ心配無用だと思うのである。強豪校ばかりが有利になる？今でももう十分過ぎるほどそうなってるんだから、何を今更って話である。なら球数制限する代わりにベンチ入りメンバーを増やすという救済処置を設けて、オープナーやブルペンデ―を使えるようにすればいいと思うのである。

＊ノーモア感動ポルノ
　ワタクシは昨年の甲子園の時も言ったけど、子供達の肩を犠牲にして、大人共が感動ポルノを楽しむ。その姿が実に醜悪だとワタクシは考えてるのである。ホントのホントに感動したければ、どんな些細な事で良いからテメェ自らが行動すれば良いのである。ソレをしないで他人のソレに便乗して、その他人を守ろうとすると「球児のやきうに懸ける思いガー」って精神論を叩きつけるくせに、いざ実際に壊れたら助ける事は絶対に無い。コレが醜悪でないのなら、この世に醜悪なモンは存在しないって話である┐(´д｀)┌そんな感動ポルノの為に球児達を犠牲にするなど、あってはならない事である。

12/22 土曜LIVE!あきた　2018年夏の感動と興奮金足農旋風プレイバック！

　コレもワタクシが以前言った事であるが、甲子園が好きなヤツってのは純粋に野球が好きなのではなく、感動ポルノが好きなのである。弱くて小さいトコが必死こいて限界超えて頑張って、強大な相手を倒していく。そんな下剋上ドラマが大好きなのである。球数制限するとそのドラマが観れなくなるから、球数制限に反対するのである。でもってそういうヤツは大概、敵とも自分自身とも戦わないようなヤツだったりするのである┐(´-｀)┌心は熱くなれど、脳は常にクールであれ。情熱ってのは理性と両輪を成す事で初めて機能するんだって事を再認識した今日この頃であった。