アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SPOOKED

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「常識は、過去における無数の非常識の試練を経て、その結論として出来上がったものである」
By 石川達三

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*社会人って何ですか?
 サブタイの答えについては哲学者だとか社会学者だとかいった偉いセンセ達が彼是言ってるのであるが、ワタクシは「社会に適応されているルールの中で動いてる人」と答える次第である。三大義務を含めた各種ルールやマナーを守る事で社会を運営する一員となり、そしてルール違反をすればルールに基づいて正しく処罰されるのが社会人である。ソレが【2歳児の腹を蹴った専門学校生】に対するワタクシの見解である。要するに「彼を社会人として見なすのならば、たとえ発達障害であろうとも然るべき処罰を与えよ」って事である。彼は発達障害を患っている?だから何だって話である。社会人ならばルールを守るべきだし、ルールを守れないなら社会に出るべきではないのである。


2歳男児に暴行か 23歳男「泣き声にイライラして」(19/12/25)

 ワタクシに言わせれば「発達障害だから許してやるべき」なんて論調は「コイツは社会人じゃない」って言ってるのに等しいのである。もしもワタクシが電柱で立ちションしてるトコを警官に見られたら、間違いなく軽犯罪法違反でタイーホされるであろう(笑)何故ならワタクシは社会人だからである。でも小さい子供が同じ事をしたら、精々叱られるぐらいであろう。何故なら小さい子供は社会人じゃないからである。ソレと同じ事で、発達障害である事を理由に許せと言うのは、ソレ即ち子供扱いされてるのと同様の事なのである。本来なら発達障害界隈が「当事者を子供扱いするんじゃねぇo(`ω´*)o」って怒っても良さそうなんだけど、そんな声は聞いた事が無いのである。

*家族≠仲間≠他人
 丁度昨年末の話であるが、FB経由でワタクシに「この度本を書いたんで紹介&宣伝してくれ」ってメッセージが届いたのである。ソイツは発達障害系のワークショップやってるNPOの代表(ワタクシ同様アスペ)で、ワタクシは10年前のイベントでソイツに一度会ったきりで、ソレ以降一言も口聞いてないにも関わらずである( ̄~ ̄)因みにソイツがやってる事はコミュニケーションの試行錯誤ってヤツであり、やきうに例えると草やきう教室みたいなモンである。ワタクシが目指してるのは当事者の就職やキャリアアップ、つまりやきうに例えるとNPBMLB入団なのだから、畑違いも良いトコである。コレでその本を無料で提供してくれるなら少しぐらい考えんでもないが、ソレすらも無かったのである┐(´д`)┌

 生憎ワタクシは天使でもなけりゃキリストの生まれ変わりでもないので、皮肉と嫌味を込めて「オメーみたいな常識知らずに貸す力なんか1ジュールもねぇよ( ゚Д゚)ヴォケ!!」ってレスした次第であるが(笑)どうやら通じてないみたいである┐('~`;)┌でもって同じFB繋がりのロンマニアの方からも「自分トコにも届いた。皮肉で返したけどやっぱ通じてない(^_^;)」っていう話が来たのである。どうやらワタクシだけでなく、発達系の全ての人に送ってるっぽいのである。どういう事なのか少し調べてみたのだが、どうやらこういう事みたいである:

自分は素晴らしい本を書いたッ!

この本が生き辛さを抱えてる人の元に届けば、大いに助けになる筈

こういう事は諸派色々あるけど、全ての発達系の人が協力して告知し合うべきである

だから自分と関わり合いが無い人にもお願いすれば、発達界隈を盛り上げるために一肌脱いでくれる筈

こうやって皆が盛り上がれば勢いが生まれて世の中が変わる筈

(゚д゚)ウマー

という理由で、全く畑違いのワタクシのトコにも応援依頼が来たのである。多分ワタクシ同様に殆どのロンマニアの方々は「(  ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ」って思ってるだろうけど、ソイツは至って大マジだったりするのである(-_-;)自分はコレが最高の方法だと考えてるから、他人も自分の話を聞いてくれさえすれば納得して協力してくれる筈。典型的なアスペ脳のソレである┐( ̄ヘ ̄)┌

 そう、典型的なアスペ脳のソレなのである。コレも別の発達系ロンマニアからの指摘なのであるが、多分ソイツは「自分」と「他者」の2通りでしか人間を区別できないんじゃないかと思うのである。ワタクシ含め全て「他人」で、家族と仲間と他人の区別を付けられないから、家族や仲間と同じ反応が他人からも得られると信じ切ってるし、他人が無視したり文句を付けてくる理由が全く理解できてないのである。でもそういうヤツでも発達界隈の中じゃソレなりの地位を得れてしまうんだから、ホントこの界隈は理解不能である┐( -"-)┌ソイツだけでなく、界隈やマスコミとかでウケが良いのは、大概この手のアスペ脳全開なヤツなのである。

*恨みはパワー、嫉妬はやる気
 ワタクシは発達障害当事者の一人だけど、発達界隈に居たくない理由が正にコレである。マトモな意見を言う人は隅に追いやられて、発達脳全開でエネルギッシュな変なヤツが幅を利かせていて、家族や支援者もソレを諫めようとしないのである。何故そうなっちゃうかって、界隈が出来上がった成り立ちにあるのである。この界隈ってのは、基本的に当事者がメインなのである。でもってワタクシもそうだったけど、発達当事者って多かれ少なかれ何らかの形で虐げられたり迫害を受けたりしてるので、その恨みがモチベーションになってるのである。そして被害者意識や世間や社会に対する恨み辛みが強いヤツほどエネルギッシュに活動できるようになり、周りの共感を得易いのである。


「発達障害って何だろう」発達障害×有名人 実は困っています

 でもって根底に社会不信や界隈外の人々に対する嫉妬がある以上、どうしても「一般社会と協調して上手くやっていこう」って考えには至らず、他のマイノリティー系活動団体みたいな「自分達はそのままで一般社会にだけ歩み寄りを要求する、今までしてきた迫害に対する埋め合わせをさせる」的な活動や考え方になってしまうのである( ̄~ ̄)そういう環境の中だと社会に適応してより良い待遇を得た当事者は目の上のたん瘤扱いであり、実際ワタクシもその手のやっかみを少なからず受けた事があるのである。ネガティブな感情が支配する集団の中ではポジティブなモンは育たたない。人間ポジティブでなければ成長できない。改めてそう思う今日この頃であった。

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SCREAM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「(自分の)意識の中身を昇華せず、または、その正体を確認しないで逃げ出すことは、人生の貧困を招きます」
By ジッドゥ・クリシュナムルティ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*日産の救世主
 年末年始と言っても基本大晦日と元旦以外はヒマを持て余すので、今日はサブタイで示すように今ニッポンで最もホットなフランス人の話をしようと思うのである(笑)カルロス・ゴーンについてどう思うかと問われたら、ワタクシの答えは以前と変わらず「何だかんだ言って日産をピンチから救った有能な経営者」である。こう書くと「ゴーンがやったのはコストカットとリストラだけ」と言われるのであるが、じゃあそのコストカットとリストラすらできなかったニッポンの経営陣は何をやってたんだって話である。あのまま従来のやり方を延々と続けていたら連合を組むどころか、別のメーカーに合併吸収されてた事請け合いナシだからである。


日産GT-R登場の瞬間

 水野和敏氏も言ってたけど、ゴーンが居なけりゃ間違いなくR35という稀代の名車はこの世に誕生しなかったのであるから、その点だけでもワタクシはゴーンを評価してる次第である。ゴーンは人間的に云々って声も少なくないけど、言っちゃ何だがこの手のトップエリートなんて大概そんなモンである。世の中の社長だとか教授だとかエースだとかいう肩書の付いた人間は基本エキセントリックで、そのエキセントリックさを昇華させたからこそ卓越した技術や能力やセンスを発揮できるのであり、逆に言えば人間的にクソでも頂点に居るヤツってのは、そのクソな人間性を補って余りあるほどの能力を持ってるって事であり、ワタクシも実際にそういうヤツを何人も見てきてるのである。

*グローバル時代に対する免疫
 そのゴーンが【ニッポンからレバノンへ逃亡した】んだから、そりゃ驚いたモンである(^_^;)多分ロンマニアの方の中には「何故レバノン?」って思う方がいらっしゃるだろうけど、その答えは実に簡単である。ゴーンはフランスとブラジルの二重国籍者であるが、出生時の国籍&幼少時を過ごした国はレバノンなのである。ブラジル国籍を持ってるのはゴーンがブラジル生まれで、ブラジルは出生地主義の国→生まれたと同時にレバノン国籍だけでなくブラジル国籍も自動的に貰えるからである。ブラジルで生まれた後にレバノンに帰ってきて、レバノン内戦の云々でフランスに逃亡してフランス国籍を取得して、フランスの大学出た後ミシュランに入社してルノーにヘッドハントされて、後はロンマニアに皆様の知る通りである。


日産前会長のゴーン被告が日本出国しレバノンに到着(19/12/31)

 でもってフランスも別件でゴーンをタイーホしたがってて、アメリカはニッポンと犯罪者引き渡し条約を結んでて、ブラジルは”オマケで国籍持ってる国”だからスルーで、残ったレバノンに逃げたって話である。当然、こうなったからにはもう北米圏&西欧圏&極東圏の先進国グループの国には行けなくなってしまうワケであるが、ゴーンにとってはソレでも別に構わんのであろう。ゴーンは老い先短いし、レバノンじゃ”オラが村”の英雄だし、カネと権力があれば腐敗したレバノン政府なんて何とでもなるし、ソレに加え今はネット社会なんでレバノンに居ながら世界中の情報をゲット&世界中の要人と連絡を取り合えるんだから、困る事なんて何も無いのである。


カルロス・ゴーンの日本脱出はなぜ起きたのか解説します

 まぁ何ちゅーか、コレはニッポンに限った話じゃなく、世界中が抱えてる大きな問題の一つである。世界が急速にグローバル化してヒトとカネとモノの行き来がし易くなり過ぎて、カネと資本家の持つ権力が一気に肥大してしまったのである。国家に縛られる官僚や選挙に縛られる政治家とは違って、資本家は容易に国を超えられるし、選挙による一般国民の審判を恐れる必要も無い。商売だったらイメージダウン云々もあるだろうけど、投資信託ならソレも恐れる必要は無いのである。ニッポンは国内に捉われ過ぎて、こういう海外の本気でヤバいヤツ等と対峙する為の免疫力が不足してるのである。ソコんトコの免疫を付ける事が、今後のニッポンの課題だと思うのである。

*内向き過ぎた武士道
 先日も少し書いたけど、ニッポンという国は兎に角内向的なのである。ちゅーのもニッポンは実質的な単一民族国家で、その上経済的にも大きな成功を納めてて8割ぐらい内需でやって行けてるのである。コレはどういう事かというと「諸外国の民族や文化を理解しなくても殆どの人が生きてける」って事である。殆どの国が自国内に多数の民族を抱えているか、或いは内需だけじゃやってけずに他国に依存してる→生きてくために必然と他の民族や文化を理解しなければならないのであるが、ニッポンにはソレが殆ど無いのである。だから異文化に対し無関心化、或いは逆に「人類皆兄弟、話し合えば皆分かり合える」っていうお花畑思想が蔓延してしまうのである。


【高橋のセンター政経】民族問題と地域紛争

 だから「地位のある人間は高潔でなければいけない。もし悪事を働いたら名誉は地に落ち、もう二度と信用されなくなり、肉体的な死よりも厳しい社会的な死を迎えるであろう」っていう武士道的メンタリティーを外国人も持ってるだろうと勘違いし易いのであるが、決してそうではないのである。コレは良いとか悪いとかそういう事ではなく、民族性と分化の違いなのである。ワタクシがゴーンのやった事を悪いとも良いとも言わない理由がコレであり、正義の鉄槌も届かなければ意味が無いのである。武士道は素晴らしいと思うが、ソレは守るべきモンをシッカリ守った上での話である。内向きな死よりも、外向きな生。今回の事件を経て改めてそう思う今日この頃であった。

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STRIPPED

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「新年の誓い:もっと喜んで愚か者に耐えること、この事が彼らにとって、もっと私の時間を無駄にする励みにならないという条件で」
By ジェイムズ・アガテ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ニッポン人として迎える最初の元旦
 ロンマニアの皆様、あけおめことよろであるm(_ _)mサブタイにはそう書いたものの、実際の感想は「大晦日もそうだったけど、インドネシア人だった去年以前と殆ど何も変わってない」である(笑)帰化したら年賀状くじが当たるようになっただとか、お年玉を1000諭吉ばかり貰えるようになっただとか、そんなイベントは全然無かった次第である(爆)何せ名前を書く時だとか、印鑑を押す時以外、ワタクシが「あぁ、自分はもうニッポン人なんだな~( ̄▽ ̄)」って感じる時は殆ど無いのである。クルマ乗ってちょっと飛ばす時の楽しさも、通り過ぎる人々の反応も、ワタクシがニッポン人になる前もなった後も同じだからである。

 まぁただ何ちゅーか、毎年この日に外をブラブラするのは楽しいモンである。交通量も少ないからクルマを走らせても気持ち良いし、街を歩いても行きかう人々の表情も朗らかなんで、ソレだけで気分が良くなるってモンである。まぁ人が多いトコは多いんでソコんトコがアレであるが、やっぱワタクシは元旦のあの空気が大好きである。だから「元旦は寝正月」って言ってるヤツの気持ちは分からんのである。元旦は起きて朝メシ食ったら外へ出て、そのまんまドライブして、気の向くまま行きたいトコへ行って見たいモン見て、暗くなるまで外に居る。コレが元旦に関するワタクシのジャスティスである。

*早速だけど散財
 まぁとは言っても、ココ数年は何処へドライブしても最後には必ずアキバへ行ってしまうので、大した意味も無いのであるが(笑)以前からずっと言ってる事だけど、ワタクシの欲しがるモンの多くはアキバに全部揃っていて、アキバを巡回すれば気になるモンを一通り見れちゃうのである。特に元旦は初売りとかやってて意外なモンが安くゲット出来たりするので、そういうモンも一通り見てくるのである。さて新年早々、買いモンをしてしまった次第である:


ブラウン 9395CC 【シェーバー シリーズ9】
シリーズ9は初代を5年ぐらい使ってたのであるが、5年も使えば流石にモーターノイズがデカくなったりだとか、時々動かなくなったりとか、そういうトラブルが出始めるのである。機械を色々扱ってきた経験上「あ、コレはもう色々とアカンやつや( ̄▽ ̄;)」って感じたので、この度買い換えた次第である。確かに高くつくが何年もの間毎日使うモンだし、何より身嗜みの必需品なので、ソコんトコは惜しまなかった次第である。


TANAKA COLT PYTHON R-MODEL AIRSOFT タナカ コルト パイソン Rモデル リボルバーガスガンレビュー マック堺のレビュー動画#614
何ちゅーか、欲しかったんだからしゃーないのである(笑)シティーハンターモデルのコルトパイソンは昔から欲しいなと思ってたのであるが、サバゲーで使えるようなモデルが今まで見つからなかったのである。でもって最近のタナカのリボルバーサバゲーで使えるだけの命中精度と信頼性がある事が分かったのに加え、そのシティーハンターモデルの4インチもラインナップに加わったので、思わず買ってきた次第である。タナカの鉄砲って生産数が少ない→気が付いたら何時の間にか無くなってたりするので、欲しいモデルがあるならある内に買うべきなのである。

帰化のススメ
 帰化する前からずっと思ってたんだけど、やっぱニッポン人はニッポンという国が大好きなのである。愛国心という言葉こそ余り使わないものの、実際にやってる事は正に愛国心そのものだからである。右は勿論、左もである。だってこんだけ多くの人が「ニッポンはもうダメだ」だとか「ニッポンは遅れてる」だとか「ニッポンはクソだ」とか言ってるにも関わらず、殆ど誰もニッポンを出ていこうとしないのだから、コレを愛国心と言わずに何と言えば良いんだって話である(笑)もしもワタクシがサヨクイズムに目覚めたとしたら、ワタクシはそういう事を言いまくる事は無いであろう。何故なら本気で嫌いになったのなら、黙って別の国へ移住するからである。


ひろゆきが語る【移住のススメ】『日本に住むより外国の方が面白いじゃん』

 そう、ニッポン人はもっと海外へ移住して、何だったら移住先に帰化しちゃっても良いと思うのである。優秀な若者がガンガン海外流出して、たんまり取れる筈の税金が全然取れなくなる。そうすれば大企業や官僚や政治家だって大いに焦るだろうし、優秀な若者達に残って貰えるように待遇を改善するかも知れないのである。改善されなかったらされなかったで、そのまんま海外に定住しちゃえば良いだけの話である。言っちゃ悪いが、どんなに上司のパワハラに耐えたって、どんなに酒を控えて貯金したって、ニッポンに残って何もしないのなら何も変わらんのである。ニッポン人はより一層外を見て、より一層外に出るべし。改めてそう思う今日この頃であった。

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SIN‐DECADE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「桜は散るが始まり。桜は散った時が終わりではなくて、散った時に既に次のシーズン目指してスタートしている」
By 轡田隆史

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ニッポン人として迎える最初の大晦日
 去年の今頃、ワタクシは「2019年は色々と大きく変わるかも」と予言していたが、上記サブタイがその答えである。実は書類が全部集まって、法務省本庁にアップされたのが2月末だったから、地方法務局の中の人からは「大体1年ぐらいかかる」って聞かされてたから「ヤベェ、年末年始の予言外したかも( ̄Д ̄;)」って思ってたのであるが(笑)思った以上に早く片付いて一安心であるε-(´∀`*)縁起良く令和元年に帰化できた事は、ワタクシとしても非常に喜ばしい事である。令和元年と令和2年じゃ、たった1年とはいえ縁起の良さは天と地ほどの差があるからである(爆)何はともあれ無事帰化が認められたので、終わりよければ全て良しである。

 でもって早速だけど、今回も「2020年も何かが大きく変わるかも」と予言する次第である。まぁこっちも帰化のソレと同様に時間がかかるモンなんで、ひょっとしたら来年中には間に合わんかも知れんのであるが(^_^;)ニッポン国内で片付けば問題無く年内に解決するんだけど、外国絡みになると移動時間がどうしてもかかってしまうのが難点である。ただコレは様々なジャンルに言える事だけど、ココ数年ニッポンのソレの魅力がダダ下がりしてるのが、ニッポン人となったワタクシとしては悲しい限りである(´・ω・`)何もかにも内向きで、今を守る事にきゅうきゅうし過ぎてて、ワクワクするモンや将来性を感じないのである。令和になった今こそは、平成のその閉塞感を打破して欲しいモンである。

*2019年のイベント
 2019年を象徴するイベントは何かと言われたら、やっぱ元号改元である。何せ大正みたいに余程の事が無い限り、元号ってそう簡単に変わるモンじゃないからである。昭和→平成の時はワタクシはまだジャカルタ在住だった故に改元の空気を現場(?)体感してなかったんで、改元をリアルタイム&リアルプレイスで体感するのはコレが最初なのである。何せ次の改元が来るとしたらあと30年後→ワタクシが生きてるかどうか怪しいので(笑)最後の改元だと思って体感させて貰った次第である:

【ノーカット版】「即位礼正殿の儀」
元号改元の何が面白いって、丁度世代交代のタイミングに重なる事である。今後は「平成の云々」「令和の云々」って様々なトコで特集が組まれて、ワタクシの周囲でもあと20年ぐらいしたら「平成のオッサン/オバサンがッ( `д´)」「令和の小僧/小娘めッ( `д´)」って世代の対立が起こって、ソレをその時は昭和のジジイとなっているだろうワタクシがブログで面白おかしく書く事になるであろう(笑)

*2019年のスポーツ
 コレはやっぱラグビーワールドカップしかないのである。フツーのラグビーワールドカップならワタクシもアウトオブ眼中なのであるが(笑)今回は観てて面白いなと思った事があるのである。ソレは「ラグビーがニッポン国民に広く受け入れられていた」という事である。元々ラグビーは部活競技としてニッポンで定着してた&ニッポンはドンドン強くなってたというタイミングが重なったのもあるが、ソレでもココまで広く受け入れられるとはワタクシも思ってなかったのである:

NHKスペシャル「ラグビー日本代表 密着500日~快進撃の舞台裏~」 20191020
正直、4年前のソレは「五郎丸ブーム」でしかなかったのであるが、今回はれっきとしたラグビーのブームである。ちゃんと全選手にスポットライトが当たったし、ニッポン代表の試合以外もシッカリ観て貰えたし、ニッポン中ラグビー関係者は歓喜した事であろう。現に元ラグビー部のロンマニアの方も「今回のワールドカップは涙無しに観られなかった」と言ってたから、相当なインパクトだったのであろう。多分来年の春は全国のラグビー部は新入部員ラッシュでウハウハであろう。元漕艇部のワタクシとしては羨まし過ぎて憤慨死しそうである(笑)

*2019年の人物
 コレはやっぱグレタ・トゥーンベリしかいないであろう。このブログでも度々言ってるように、ワタクシはグレタはその背後にいる環境屋やサヨクの操り人形でしかないと考えてるので、可哀想だとは思うが評価は全くしてない次第である。ワタクシが注目してるのは、彼女が持て囃されるに至った背景である。深刻化する環境問題?ソレは建前である。その建前の裏にあるのは「技術の進歩とグローバル化が生み出す格差社会と、ソレにより生じる二極化と階級の固定化に対する怒り」であるとワタクシは考えているのである。そう、グレタは支配者階級に対する反抗のシンボルなのである。よーするに、フランスの黄色ベスト運動と同じである。

グレタ・トゥーンベリさんによるCOP25でのスピーチ(日本語字幕版)
女性&子供&障害者という弱者属性の塊のような彼女が、全身全霊を込めて支配者や巨悪に対抗する。たったソレだけで同じようにルサンチマンを抱えてるヤツ等は熱狂してしまうのである。そう、この運動は「何かを創造したい」のではなく「全てを壊したい」のである。だから明確なビジョンが無いし、具体的かつ現実的な環境改善案も出て来ないし、反対する相手に対する敬意も見られないのである。たとえグレタの”賞味期限”が切れたとしても、支持者達が抱え込んだルサンチマンと破壊願望はそのままなんだから、ソレは世界を巻き込む大きな諸問題になってくだろうとワタクシは思うのである。

*2019年の鉄砲
 コレは色々ある&ワタクシに全然買う気が無いのが無いのがアレだけど(笑)今年は【東京マルイMk46Mod0】を選ぼうと思うのである。でもって当然の事であるが、捻くれモンのワタクシが実射性能だとかいう無粋な基準で選ぶ筈がないのである(爆)ワタクシが評価したのは、この鉄砲が今後の東京マルイの行き先を示しているからである。昔と違って諸外国から安く優れたエアガンがニッポンに大量に入ってくるようになった今、パイオニアたる東京マルイがどういう方向に舵を切るのか、エアガンファンなら気になるトコだからである:

Mk46 Mod.0 東京マルイ 次世代電動ガン マック堺 エアガンレビュー mk46 airsoft marui
世界で最初に電動ガンを売ったのは東京マルイで、平成3年4月に1.9諭吉で販売されたのである。ソレが今は14.8諭吉と、7.5倍も価格が上がっているのである。てゆーか、コレの発売で一気に上がったのである( ̄▽ ̄;)でもって結構好調に売れてるみたいなので、多分今後もマルイはこの路線で行くと思うのである。超高性能なモンを高価格で販売する、要するに高級ブランド化である。果たしてマルイはカスタムトレポンの域までクオリティーと性能を上げていくのか、今後も注目である。

*2019年のガジェット
 コレは今年発売されたモンではないのであるが、今年最も気に入ったので【ロジクールMX ERGO】を挙げる次第である。パソコンを新調したんで、そのついでにマウスも新調したんだけど、この際にトラックボールに変えたのである。ちゅーのもワタクシのPCデスクはマウス動かすスペースが少ないので、今まで移動量を増やしてやってたのであるが、ソレだと細かく動かせなかったのである。当初は慣れなくて苦労したが、慣れたら実に使い易い事が判明したのである:

【ロジクール トラックボールマウス MX ERGO】これは最強トラックボールマウスだ!!
ロジクールのマウスの何が良いって、慣れると思うように動いてくれる事である。慣性だとか感触だとかをちゃんと分ってて、頭で思い描いたように動いてくれるのである。コレはただ単にスペックだとか理詰めだとかそういうモンでは絶対に作れるモンではなく、長年の経験とノウハウの蓄積が無けりゃ出来ない事なのである。ソレがあるから、ワタクシはロジクールのマウスを愛用し続けるのである。

*2019年のゲーム
 コレも色々悩んだのであるが、今年はやっぱ【デス・ストランディング】に一票である。今年は洋ゲー勢が挙って不作だったのもあるけど、やっぱこのゲームの持つ斬新性を高く買っているのである。和ゲーらしさを最大限出して、でも洋ゲー勢とクオリティーで真っ向勝負する事を捨てず、良い意味で独創性を出している。正に「和ゲーかくあるべし」を体現した作品だと言えるのである:

『DEATH STRANDING』ローンチトレーラー 4K
正直ワタクシは「資金的技術的に和ゲーは洋ゲーに大きく差を付けられたから、もう挽回はムリじゃね('A`)」って思ってたけど、ちゃんと希望は残ってたのである。コレをキッカケに小島プロダクションだけでなく他の和ゲークリエイターやメーカーにもカネや技術が集まるようになれば、2020年以降和ゲーの復権もあり得るのである。ワタクシはもう、萌え要素だとか昔のお約束だけでセコく売り上げを稼ぐ低クオリティーな和ゲーを見たくないのである。新サクラとか新サクラとか、あと新サクラとかである(笑)

*2019年のクルマ
 コレはやっぱ【トヨタ・GRスープラ】に一票である。コレだとか来年出るGRヤリスもだけど、ワタクシはソコにトヨタの心意気を見つけたのである。まぁトヨタとしてはゴーン逮捕後にガタガタの日産&ホンダが不振に喘いでる中で漁夫の利を得ようとしてるんだろうけど、でもクルマ好きとしては喜ばしい事である。今ニッポンのメーカーで最もスポーツカーとモタスポに注力してるのは、他ならぬトヨタだと言えるのである:

【プロドライバーが乗る】GR Supra / RZ & SZ-R 試乗インプレッション
何ちゅーか、やっぱトヨタは良く分かってるのである。このまま従来の「安くて高性能なニッポン車」路線で行ったら、間違いなく行き詰まるからである。安さと性能は本来二律背反だし、人件費で圧倒的に有利なアジア諸国の追い上げも凄いからである。今ニッポンのメーカーが色々と元気無い中、国産車メーカーの雄として高級でなくても良いから確固としたブランドを築き上げて貰いたいモンである。

*祝・はてなブログ1周年
 でもってサブタイが示すように、今年元旦にはてなダイアリーからはてなブログに移行して、今日で丁度丸々一年なのである。最初はちょっと戸惑ったけど、使ってみるとダイアリーよりも全然使い勝手が良いのである。AAが使えないからポルナレフ的な表現をするのに苦労するが(笑)精々そのぐらいである。慣れちゃえば使い勝手は全然良いし、気のせいか読者も増えた気がするので、ソコんトコも万事おkである(爆)ただレイアウトがシンプル過ぎてちょっとアレなので、ソコんトコはアレンジできれば良いなと思ってるのである。あとはアフィリエイトでガッツリ稼げれば最高なんだけど、ソコは欲張り過ぎというモンであろう(核爆)

 さてこうしてる間にも、2019年はもう残りあと1時間を切ってしまったのである。まぁ色々あったけど、何だかんだ楽しかった1年である。この年になって改めて思う事であるが、1年の楽しさってのは受動的に得られるモンではなく、能動的に得に行かなきゃならんのである。どんなクソゲーでも、遊び様によっては楽しめるのと同じである(笑)でもってこの人生というクソゲーを大いに楽しみたいのであれば、尚更能動的にならなければならないのである。さて紅白もクライマックスなので、もうコレぐらいにしておこうジャマイカ(爆)2019年がロンマニアの皆様にとって最高の年であった事と、そして2020年がソレ以上に最高の年になる事を願って止まない今日この頃であった。

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JUMP THE GUN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「つまらないことでもいい。今ぶつかるべきものとぶつかりあえば、自分のエネルギーは無限に増幅されて強大になっていく」
By 岡本太郎

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*握り易さこそ全て
 ハンドガンを選ぶ時の基準は何か?サバゲーマーとしてのワタクシの答えは「東京マルイ製ならグリップの握り易さで決めるべし」である。サバゲー用ウェポンとして考えるなら、ハンドガンは後にも先にもマルイ一択である。でもってマルイの鉄砲ならば、命中精度や信頼性は何を選んでもほぼ同じである。だったら何が当たり易さを決めるのかと言えば、握り易さ構え易さである。ぶっちゃけハンドガンってシッカリ構えられるか否かが命中精度を大きく左右するんで、ならば握り易い鉄砲が一番構え易くなるのは自明の理である。だからハンドガン選びに迷うんだったら、取り敢えず店員さんにお願いして握って構えさせて貰うのが一番確実なのである。

 でもってワタクシの場合、ガバメント系(1911、ハイキャパ)が一番身体に合うのである。シングルアクション故のトリガープルの分かり易さと、サムセーフティーに親指を乗せるようにして構えると実にシックリ来るトコが気に入ってるのである。だからコレが発売されると聞いた時は結構楽しみにしてて、この度ゲットできた次第である(^-^)


V10 ウルトラコンパクト 東京マルイ ガスブローバックガスガン マック堺 レビュー Airsoft V10 ultracompact
やっぱ予想してた通り、非常に握り易くて構え易いのである。ただ季節的にはもう冬で、シングルカラムの薄いマガジン使ってるコレは冷えに弱いので、多分マトモに動かん事が容易に想像できるのである(^_^;)まぁ本格的に使えるようになるのはゴールデンウィーク以降になると思われるので、ソレまでは暖房の効いた暖かい部屋で空撃ちしてハァハァするとしようジャマイカ(笑)

*和ゲーの復讐
 最近【今年度の世界最高峰のゲームオブザイヤーに和ゲーが選ばれた】ように、和ゲー復活の兆候が見えてきたのである。まぁこの年は洋ゲーの大作ソフトが悉くハズレだったって事もあるんだろうけど、まぁソレでも良い事だと思うのである。受賞したSEKIROもだけど、今回評価された和ゲーの何が素晴らしいって、クオリティーで勝負する事を躊躇わなかった事である。グラフィックや作り込みをちゃんと洋ゲーレベルにまで引き上げて、ソコに和ゲーらしさをちゃんと出していく。今ワタクシがやってるコレも、正にその”良い和ゲー”のソレである:

【PS4】DEATH STRANDING

【PS4】DEATH STRANDING

積みゲーが多くて長らく始められなかったけど、漸くやり始められたのである。まだ3章の始めぐらいまでしか行ってないんだけど、ソレでもこのゲームが評価される理由が良く分かるってモンである。何が凄いって、グラ?独特の世界観?演出の上手さ?ソレもそうであるが、一番はやっぱ「発想の転換」である。


『DEATH STRANDING』ローンチトレーラー 4K

 オープンワールドで一番面倒臭いトコは何か?ワタクシの答えは「移動のかったるさ」と「お使いクエストの面倒臭さ」である。確かに面倒臭くてかったるいんだけど、でもソレを取り除いたらオープンワールドの売りである「広大な世界を冒険する醍醐味」までも薄れてしまうので。今まで多くのメーカーが四苦八苦してきたトコである。でもこのゲームはそのお使いと移動にスリルとゲーム性を加えた事によって、そのジレンマを解決してるのである。そうすると広大な世界を冒険する醍醐味が存分に味わえるようになり、ソコに優れたグラと没入感を強める演出とストーリーがあれば、正に鬼に金棒である。


デス・ストランディング 49分間の最新ゲームプレイ映像 - TGS 2019

 このゲームの中身を一言で言うと「荷物を運ぶ」である。フツーのゲームだったら1kg持とうが100kg持とうが動きやモーションが殆ど変わらないのだが、このゲームはそうじゃないのである。持っていく荷物の大きさや重さや量、積み方や運び方によって移動方法が全然変わってしまうので、ソコをやりくりするのが難しさであり、逆に醍醐味でもあるのである:

  • 慣性があるから荷物が重た過ぎると動きが鈍くなるし、動いたら止まり難くなるし、コケ易くなる
  • 身体の重心から離れれば離れるほど遠心力の影響を強く受けるから、方向転換したり風に煽られたりするとコケ易くなる
  • コケたら荷物が零れ落ちるだけでなく、落下の衝撃で傷む。山道でコケたら荷物はそのまま下へゴロゴロ
  • 斜面とかを歩くとバランスが崩れ易くなるし、荷物が多けりゃ尚更コケ易くなる。
  • 時折強盗だとかバケモンとかが襲ってきたりするので、そっちの方も対処しなきゃなんない
  • 道なき道を行く場合が殆どなので、道を開拓する為の道具を持ち歩く必要がある
  • 道具だとか武器だとかにも当然だけど重量があるんで、荷物との兼ね合いを考えて厳選しなきゃならない

といった感じに、移動やお使いするにしても結構な手間が掛かるのである(^_^;)持ってく荷物を選んで、進むルートを定めて、起こりうるリスクを計算して備えて、ソレでやっと移動できるのである。そう、何故移動やお使いがかったるくて面倒臭いかって、ソコにリスクと緊張感が無いからである。こうしてリスクが出来る事によって緊張感が生まれ、目的を達成して緊張から解き放たれる時に快感を感じるのである。何故気分良くなる事を「テンション(緊張感)を上げる」って言うのか、その意味が良く分かるってモンである。

*ぶちかましのススメ
 やっぱ何ちゅーか、和ゲーはこうあるべきだと改めて思った次第である。相撲で言うと、巨体で剛力な外国人力士に対して、恐れる事無く真っ正面からぶちかましを喰らわせる、そんなニッポン人力士にファンは酔いしれるのである。何せ今までの和ゲーときたら、その巨体剛力な外国人力士と真っ正面からぶつかるのをあからさまに避け、変化やら小技やら騙し手なんかで勝とうとする姑息なゲームばかりだったのである。例えば新サクラとか新サクラとか、あと新サクラとかである(笑)何故マンネリだと分かっていても人は王道を愛するかって、王道こそが基本にて原点だからである。故にグラだとか作り込みだとか技術だとか、そういうトコで洋ゲーと競うのを避けてはいけないのである。


伝説の1番!千代大海VS武双山 ケンカ相撲

 だから作品の売りが主人公のバストと太ももなんてのは、和ゲーの将来性としてはこの上なくけしからん事なのである(笑)まぁ和ゲーのソレはFF15みたいに努力するトコと手を抜くべきトコを見誤ったモンがまだ結構あるのであるが、でも洋ゲー勢と真っ向勝負していこうという姿勢は非常に重要である。ソシャゲが良い例であるが、今のニッポンの国内市場に拘ったって良いモンは決して生まれんからである。オタク受けを狙い過ぎてガラパゴス化してフツーの人が離れていって、売り上げを守る為に益々オタクに媚びてガラパゴス化が更に進んで、その悪循環にハマるからである。和ゲーに限らず、ニッポンが見るべきは内側ではなく、外側。改めてそう思う今日この頃であった。

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FUTURE WORLD

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「正しさだけでは人は動かない。共感には理屈よりも納得が必要なのである」
By カルロ・ペトリーニ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*帰ってきた我が愛車
 サーキットで白煙噴いた後にレッカー移動された我がR35であるが、この度漸く我が家に戻ってきたのである(-_-;)この顔文字が示すように、実に複雑な事になっているのである。驚いた事に、何とオイル交換だけされて戻ってきたのである( ̄Д ̄;)サーキットで白煙噴いた後なのに、オイル交換だけでお終い?恐らく大概の人がポルナレフ状態に陥ってると思うので(笑)簡単にかいつまんで説明するとしようジャマイカ

オイルが噴き出したのはミッション本体の高圧開放弁からであり、ケースの破損やシールの漏れは見られなかった

要はミッション内の圧が上がり過ぎてたので、開放弁から圧が抜けた際にオイルが噴き出したという事

オイルが劣化してたので交換して街乗りしてみた所、やはり今まで通りミッションは好調に動作してた

開放弁そのものも問題無かったし、新たにオイル漏れも見られなかった

少しだけの街乗りじゃ分からんので、一旦ワタクシんトコに返す

その状態で1ヶ月ぐらい乗って、再度ミッション周りをチェックして、何も無ければ問題無し

(゚д゚)ウマー?

という事である(´ヘ`;)多分多くのロンマニアの方が「じゃあ原因は何なの?」とか「根本的な問題は何一つ解決してないじゃん!」って思われるだろうし、ワタクシもそう思うのであるが、NHPC側の見解は違うのである。NHPC及びディーラーの良し悪しの基準は「公道を走行するにおいて異常があるのか否か」なのである。

 つまり極端な話、サーキットコースに入った途端に走行不能に陥るような状態であっても、公道を何ら問題無く走れれば、ソレで無問題なのである。じゃあ保証はどうなるんだって話だけど、日産が提供する5年保証ってのは「公道を走行するにおいての保証」であって、サーキット走行で起きたソレは含まれないのである。公道走行に問題が無ければ「保証の範囲内においてミッションを分解し原因を究明し修理する」っていう大義名分が成立しないから、ミッションの修理及びミッションAssyの交換は出来ないというワケである:

R35 GT-Rのミッションお手軽メンテ ~プロに聞く弱点とプチ対策方法~
だから修理もされず原因も分からないままに、オイル交換だけされてワタクシんトコに戻ってきたってワケである┐(´д`)┌ワタクシはてっきりNISMOモデルという事もあって、サーキット走行を嗜むオーナーも多い→ソレなりの配慮はあると思ってたのであるが、そんなモン何も無かったのである。笑っちゃうぐらいにノートだとかセレナだとか、あの辺りと扱いが同じなのである。何ちゅーか、怒りを通り越してガッカリしたってのが率直な感想である( ´Д`)=3

谷口信輝織戸学のテクノロジー
 まぁ何ちゅーか、牛丼屋でフレンチのフルコースがメニューにあったんで頼んでみて、味はちゃんとフレンチしてたんだけど、扱い方が牛丼そのものだったってトコであろうか(笑)牛丼を食う客とフレンチを楽しみたい客が店やサービスに要求するモンが違うのと同様、R35やZ34に乗るオーナーとノートやセレナに乗るオーナーじゃクルマにかける熱量が全く違うのである。ソコを分かってなきゃルール的には正しくても、顧客は絶対に満足しないのである。さて話は変わって、と:

REV SPEED (レブスピード) 2020年 2月号 [雑誌]

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  • 作者:三栄
  • 出版社/メーカー: 三栄
  • 発売日: 2019/12/25
  • メディア: Kindle
まぁチューニングに関しては毎回言ってる事だけど、昔のクルマなら兎も角、今時のクルマなら基本的にノーマルでも十分サーキット走行を嗜めるようになっているのである。だからチューニングを施すのであれば、ノーマルに不足してる分を補完するという形で行うべきなのである。確かに時間はかかるかも知れないが確実性は高いし、何より失敗のリスクが減るのである。最初からいきなり色々交換すると、何が良くなってて何が悪くなってるのかが分からなくなってしまうのである。

まぁ近年モタスポがつまらないと言われる理由は色々あるけど、ワタクシはその一つに「レギュレーションで雁字搦めにされ過ぎたから」があるんじゃないかと思うのである。レギュレーションがきつ過ぎると何処も同じようなマシンを作るようになって、パーツや新技術も地味になり過ぎて分かり難くなり、何よりマシンの差が少な過ぎてレース展開が退屈になってしまうのである。ティレルP34や日産LMP1カーみたいな変態マシンを、ファンは強く望んでるのである(笑)

*サーキット復帰のススメ?
 そうすると当然ワタクシの疑問は「じゃあ今後サーキット走りたい時はどーすんの?」であるが、ソレについてのディーラー側の答えは「ショップ等でミッションのオーバーホールをして下さい」である。当然だがソレやると保証の対象外になってしまうし、今後起こりうるリスク諸々も全部ワタクシの自己責任である。でもってミッション下ろして分解して原因を調べるなんて事が1~2週間で&10~20諭吉で出来る筈なんぞなく、少なからぬ費用と少なからぬ時間を要するようになってしまうのである。今のクルマになって保証云々を重要視してノーマルでやってきたのであるが、コレじゃ何のための保証なのか全然分からんのである┐( -"-)┌


V OPT 178 ⑦ GT-R大特集!! チューナー集結でエンジンばらし研究会

 まぁ何ちゅーか、コレが水野和敏氏の言っていた「クレーム費用」ってヤツなのであろう。クレームを真に受けて商品改良の為にカネと労力を用いるよりも、謝り倒して客が離れるがままにした方がコスト的に安く上がるのであれば、後者を選んだ方が良いという考え方である。当然だけど後者を選ぶと熱心な顧客が離れていって、その結果ブランド力は下がるのであるが、でもメーカー的に「そういう顧客は欧州車ディーラー行ってどうぞ」ならば、ワタクシとしては最早何も言う事は無いのである。他人を変える事は出来ないが、ワタクシを変える事は簡単なのである。まぁ今はもう年末なんで、年が明けたら本格的に動こうかなと思う今日この頃であった。

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RED, HOT AND HEAVY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「説明などするな。味方であればあなたを理解するし、敵であればあなたを信用しない」
By エルバート・ハバード

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*迷う理由が値段ならば買え、選んだ理由が値段なら買うな
 サブタイは某SNSで見たモンだけど、真理を実に良く表している言葉だと思うのである(笑)値段で迷うって事は、ソレ即ち「ソレには少なくとも値段と同じぐらいの価値がある」って事を理解してるからである。でもって逆に安いから買うって事は、ソレ即ち「ソレにはその程度の価値しかない」って暗に認めてるのと同じだからである。でもってモノを選ぶ時に重要なのは、価値なのである。だから「価値のあるモンならばソレを選ぶべし」って意味でその言葉が生まれたのだと思うのである。実際、高くても良いモンを長く使った方が、最終的には安モンをとっかえひっかえするよりも得をするってのをワタクシも実体験として知ってるのである。


【名言】迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめとけ

 だから【韓国の自動車が危ない?】って言われても「そりゃそーだ」としか言い様が無いのである。ぶっちゃけた話、ワタクシは「高くても良いからコレに乗りたいッ!」って思った韓国車を1台も見た事が無いのである。いくら「10年10万キロ保証」って言われても、コストパフォーマンスはワタクシにとってクルマを選ぶ上での基準にはならんのである。無論、クルマに興味が無くて、クルマを単なる輸送手段としてしか考えてないのなら話は別だけど、そういうメーカーにブランド価値は生まれないし、ブランド価値が無ければやがてはより安くてより良いモンを作るトコに駆逐される運命にあるのである。コレは韓国メーカーだけではなく、ニッポンのメーカーにも言える事なのである。

*支援できない理由
 例えば色覚が正常なロンマニアの方が、色覚異常を持ってる人に「コレが赤か赤でないかを、どうやって判別してるんですか?」「もし赤だと分かるのであれば、その根拠は何ですか?」って聞かれたら、果たしてロンマニアの皆様はその質問に答えられるであろうか?多分99.9%の方が「見りゃ一発で分かるとしか言い様がない」と答える事であろう。最近【息子を殺した元事務次官のソレ】だとか【新幹線で人殺した当事者のソレ】といったアスペ絡みの事件が多く報道されてて、巷で「何故周囲は支援してあげなかったのか?」と言われてるが、その答えがコレである。支援してないのではなく、支援できないのである。


【報ステ】長男殺害の元農水次官 懲役6年の判決(19/12/16)

 特に元事務次官のソレなんかが分かり易い例である。元事務次官って事は、ソレ即ち「超絶要領の良い処世術の達人」って事である。一般人でも判断が難しいような空気の読み方やソレに対する対処法も、恐らくこの元事務次官ならば反射的に理解できちゃうのであろう。だからこの元事務次官的には「そんなの現場に顔出して慣れれば分かる」「一度ぐらい失敗しても次に成功すればおk」「分からない理由が分からない」って事なのである。色覚異常のある人に「見慣れれば分かる」なんて事はないのは言うまでもない事だけど、でも百歩譲って生まれながらにして理解できないと分かったとしても、じゃあどうやって色の見分け方を教えれば良いんだって話になっちゃうのである。


【報ステ】無期懲役で“万歳三唱”東海道新幹線殺傷(19/12/18)

 だからアスペルガーの当事者に社会性やコミュニケーションの方法を教えるって事は、ソレ即ち色覚異常の人に色の見分け方を教えるのと同様の事なのである。簡単にできる事じゃないし、出来たとしても非常に苦労すること請け合いナシなのである。更に面倒臭いのは、当事者一人一人の長所と短所の種類とレベルが全然違う事なのである(^_^;)そうなると唯一有効な支援が出来るのは家族だけとなってしまうのである。障害をシッカリと理解し学ぼうとする家族であれば当事者も上手くやってけるようになるんだけど、上記事件の様に親や家族が理解できないorしたくない状況だと、最悪この様な事になってしまったりもするのである。

*NIMBYなテリトリー
 ワタクシんトコもそうだったけど、残念な事に協力的な家族って思った以上に少ないのである。全く以て認めないか、形式上は認めても本心では認めないかの2種類が最も多く、ワタクシの場合は後者の方である。どういう事かというと「確かに診断されたけど、ソレが間違いであってほしい」と秘かに思ってるって事である。ワタクシが思うにこの元事務次官もソレで、だから延々とフツーの人向けのアドバイスを繰り返してたんじゃないかと思うのである。フツーに人向けのアドバイスで改善したら、ソレ即ち息子はフツーだという事になるワケであり、そうすれば息子がフツーに人になれるワンチャンが生まれるって話である。

 アスペルガー側の人間であるワタクシにゃ分からん事であるが、どうやら健常者側の人間にとって、健常者と障害者の間に隔たる壁って思った以上に高くてブ厚いっぽいのである。世間でどんだけ法整備や理解が進もうとも、自分等のテリトリーには異質な存在を可能な限り受け入れたくないって心情である。分かり易く言うとNIMBY(Not In My Back Yard)の一種である。ソレが必要なのは認めるけど、テメェのテリトリーでは受け入れたくないってヤツである:

Not In My Back Yard: A Short Documentary Film
分かり易い例が【障害者と関わるのは面倒?】である。確かにひどい話だけど、コレは紛れもなく社会の本音である。その本音を糾弾するのは簡単であるが、糾弾したからと言って無くなる事は無いのである、叩かれても形を変えて、また見つかって叩かれて、再度姿を変えての繰り返しになるだけである。だからある程度社会性とコミュ力が当事者にも必要となってくるのである。さて明日も早いので、コレぐらいにしておこうと思う今日この頃であった。

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