アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

RUSTED ANGEL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「誰だって、いつもと違うことをやらなければならない状況に置かれたら、特別な考え方をしなきゃならない。もっと想像力を働かせ、創造的にも革新的にもなって、冒険をしなきゃならない」

By マイルス・デイヴィス


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*赤と黄色は勇気のしるし、24時間(×365日)戦えますか?

 さて【インドアフィールドP38】の話の続きである。ココに来てワタクシが目の鱗を100枚ぐらい落とした事とは何か?答えは「天候や気候を問わず、24時間365日、何時でも快適にサバゲーが出来る」って事である。サバゲーは朝9時〜夕5時にかけてやるモンだから、サバゲーと仕事を同日に両立させる事は出来ない。サバゲーは自然環境の中でやるモンだから、暑さや寒さによるデメリットはしょうがない事。長年サバゲーやってきて、今まで”常識”だと刷り込まれていた事が、ココに来て一気にひっくり返ったのである。寒波接近中でクソ寒い気候の中、暖房の効いたセーフティーとフィールドでガスガンをガンガン撃ちまくれる。もう全身から体液を激しく噴出して感動した次第である(笑)


 そう、このフィールドは年中無休な上、夕方以降も早朝までサバゲーが出来ちゃうのである。だから仕事上がりに3部の枠(19時〜23時)借り切って仕事仲間とココでサバゲーしに行ったりとか、あるいは逆に4部枠(0時〜5時)の枠にサバゲーした後に出勤なんてマネも出来ちゃうのである。エアコンあるから夏には涼しく冬には暖かく、インドアだから雨天も積雪も台風も問題無い。そう、ビルの中にフィールドを設営する事によって、従来の森や河川敷や廃工場や廃倉庫では考えられないような営業が可能になり、新たなプレイスタイルや新たな客層、そして新たなビジネスチャンスに繋がる可能性があるのである。ワタクシが「サバゲーの新しい可能性を見た」ってのは、つまりこういう事である。


*ピュアCQBの魅力

 前回の【F2プラント】はちょっと大きめの場所で、どちらかというとアウトドアフィールドに近い感じだったのであるが、今回は正真正銘のインドアフィールドである。アウトドアとインドアの違いは何か?色々あるが、ワタクシの見解としては「インドアじゃ100%ピュアなCQBがモノを言う」である。フィールドが狭いから余計な事を考える&チンタラ待ってられるヒマが無い。だから短い時間で素早く判断して、短時間で的確に狙って当てるといった戦闘技術が非常に重要になるのである。まぁ文章で長々と説明するより、動画を見て頂いた方が早いと思うのである・・・と、その前に:

もし「インドア戦の必需品は何か?」と問われたら、ワタクシは「フルフェイスのゴーグル」と答える次第である。たとえ使い勝手が悪くても、コレだけは妥協しないのが吉である。ちゅーのもインドアじゃ至近距離で撃たれる可能性が高く、ソレ即ち当たり所が悪ければ歯が折れる、目をやられるといったシャレにならんケガをする可能性も高まるのである。だから長袖長ズボンをするのは勿論の事、顔面もシッカリ保護する必要があるのである。では、動画へと行こうジャマイカ

とまぁ、こんな感じである。こんだけ狭いと長いエアガンを持って行ってもつっかえるだけで使い難く、自ずと狭いトコでも自由に取り回しの効くハンドガンが最も有効な武器となるのである。あとサバゲー属性の強いロンマニアの方ならばお気づきになったと思うが、狭いながらもフィールドレイアウトが良く出来ているのである。安全な場所が何処にもなく、フィールドの色んなトコに確保できれば有利になる射線が用意されてて、たとえ有利なトコを占拠されても迂回路が幾つもある。実に良く考え抜かれて作られたフィールドなのである。でもって実際、ココのオーナーは元第一空挺団隊員→つまりCQBのリアルプロだったのだから、成程なと思った次第である(^_^;)


 でもってフィールドは結構狭いので、今回の人数(ワタクシ含め6人+スタッフ2人)で実に丁度良かったのである。スタッフ曰く「8人〜12人が丁度良くて、ソレ以上だとつっかえる」との事なので、予約しようと考えてるロンマニアの方は要人数調整である。ワタクシはココで「武器はハンドガンが最適」と書いたが、じゃあハンドガン以外だとどうなるのかというと、こうなるのである:

この一回だけで、ワタクシは「こりゃショットガンもサブマシンガンも次の出番ねぇな、ウン(^▽^;)」と確信してしまった次第である(笑)特にショットガンの存在感はハンパなく、敵味方双方から恐れられたモンである(爆)一回の装填で6発同時発射→当たると6発分で痛いのであるが、ソコから派生して「壁に当てるだけで相手をビビらせられる」「発射音とコッキング音で相手を威嚇できる」という効果までも加わるため、ワタクシ自ら「ショットガンはチート過ぎる」と判断して自粛したのである。アメリカの警察で未だにショットガンが重宝される理由、実に良く分かったのである(^_^;)


*真冬の夜戦

 サバゲーには「夜戦」なる催しモンがある。書いて字の如く、夜に戦うのである。ただコレは気温云々もあり、今までは実質上夏季限定のゲームだったのである。ココまで書けば分かると思うけど、ココが夜にも営業してるって事は、ソレ即ち何時でも夜戦が出来るって事なのである。更に言えば(ココではやってないけど)インドアならば閉め切ってしまえば、夜を待つ必要すらも無いのである、コレもある意味「サバゲーの新たな可能性」でもあるのである。上記動画でも散々出てきたが、アウトドアじゃ殆ど使い道の無いコレも、こういうトコでは昼夜問わず大活躍するのである:

フラッシュライトってのは、暗いトコを照らすだけが使い道じゃないのである。相手の目を眩ます、相手の注意を引き付ける、簡易的なサイトとして使う等々、コレもまた動画で見た方が早いと思うのである:

明るい場合でさえ「何時何処から相手が迫って来るか分からない」って緊張感と常に向かい合わせなのに、暗闇になる事でその緊張感が何倍にもなるのである(^_^;)ライトを使わなきゃ見えないけど、使ったらこっちの位置もバレる。CQBそのものだけでも大変なのに、ライトの使い方まで考えて戦わなきゃならんのである。


 こうやって一日通して遊んだ感想としては「ワタクシのCQBテクニックは長年インドア行かない内にスッカリ錆び付いてしまった」といったトコである(笑)何故ビクビクしながら戦う事になるかって、咄嗟の場合にどうすれば良いか分からんからである。何故咄嗟の場合にどうすれば良いか分からんかって、身体が反射的に動かないからである。何故身体が反射的に動かないかって、訓練が足らんからである。警察や軍隊のリアルプロが日々訓練を欠かさない理由ってのは、つまりこういう事なのである。遊びでやってるワタクシ等とは違って、向こうは実銃を使って、文字通り命懸けでCQBやってるんだから、そりゃ鍛え上げられて強くなるに決まってるのである。


*今回の総括

 今回の感想を一言で表すと、当然だけど「非常に楽しかった」である(^-^)久々に緊張感のあるゲームを楽しめたし、久々にハンドガンとガスガンをタップリ使ってゲームが出来たし、そして上記にもあるようにサバゲーの新たな可能性を垣間見たからである。この可能性が広まれば、近い将来もっと大きな建物を使って、ソレこそ長物を存分に使えるような広さの空調完備のインドアフィールドとか出来ると、サバゲーがまた更に広まり発展する事に繋がるからである。今はサバゲー界に大きな資本が入ってきてる時代だから、決して夢物語でも何でもなく、実際に【その発想に近いフィールドも間も無くオープンする】のだから、サバゲーの未来も明るいってモンである。


 でもって良い事ばかり言うのもアレなんで、問題点も言うとしようジャマイカ。1つはやはり「フィールドが狭い」という事である。思ったより走り回れないのもそうだけど、ワタクシみたいに身体がデカいと結構不利になってしまうのである。スタッフ曰く「現在拡張計画が進んでるトコ」との事であるが、今後に期待である。2つ目は「駐車スペースが少ない」って事である。Google Earthとかで調べれば分かると思うけど、クルマ停める場所がホント無いのである(´ヘ`;)ただソレさえ何とかなればフィールドもサービスも大変満足いくモンだったんで、今後に期待である。さて何だかんだ言って話が長くなってしまったので、そろそろお暇しようと思う今日この頃であった。