アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SLAVE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「私は話を聞くのが好きである。注意深く聞くことで、多くを学んだ。だが、聞こうとしない者は多い」

By アーネスト・ヘミングウェイ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ショットガンの魅力

 他所のフィールドの事は詳しくは知らんが、今ワタクシの居る界隈の中で今一番熱い鉄砲は何かと問われたら、間違いなく「カスタムエアコッキングショットガン」である。40m先のA4用紙大の範囲に3発同時発射できる精度と火力、鉄砲本体の軽さと初弾を叩き込むレスポンスの速さについてはもう既に何度も説明したから省略するが、一番の利点はやっぱ「扱いが楽」って事に尽きるのである。固定ホップアップだから調整の必要もないし、ソースは人力だからバッテリーもガスも何も要らないし、弾を込めるのだって【BBローダー】か【クイッくん】を使えば1本2秒ほどで終わる。つまり「サバゲー行くぞぉ〜(* ̄0 ̄)/」って気分になったら、ショットガンをケースに入れてクルマに積んで、ソレで準備はお終いなのである。



 でもって使い終わった後のメンテナンスも精々インナーバレルの掃除ぐらいなモンであり、ソレも毎回やる程のモンでもない。つまりメンテフリーに近いのである。でもって(カスタマイズ代はソレなりにするけど)鉄砲本体の値段も安いから気楽に扱える。そんなだからこそワタクシの界隈では愛用者が非常に多く、様々な用途で使うために複数本所有してる人も少なくなく、ワタクシもその一人である:

MOVE×RISE】に参加した時、新作の【CYMA ベネリM3メタルフレーム】が入ってきたので、衝動買いしちゃったワケである(笑)元々ベネリM4スーパー90はワタクシの大好きなショットガンの一つであり、ソレっぽいサバゲーで使えるモンがあるなら是非欲しかったんで、今回やっとソレが手に入ったってワケである:

無論、ノーマルじゃ使いモンにならんので、買ってすぐに【散弾工房】へとカスタムに出してきたのである。内部チューンと少し外部チューンを施して、完成は早ければ今年末になる予定である。何ちゅーか、今から楽しみである(^-^)


*困った人(達)

 場所にもよるが、サバゲーフィールドには時として困ったヤツが来たりするのである。何せワタクシがソレだから、この事に関しては自信を以って言えるのである(笑)別にサバゲーに限った話ではないが、趣味の世界には変なヤツを呼び寄せる魔力があるのである。リアルでの人間関係が上手く行かずに孤独や疎外感を感じ、ソレを「同じ趣向の人達ならば自分を分かってくれる筈ッ!仲間として迎え入れてくれる筈ッ!」って考え、趣味の世界に没頭する。そういうヤツの特徴はどんな感じかというと、大概こんな感じである:

  • 奇抜なカッコをしたり奇妙な言葉遣いを使ったりして、他人の気を引こうとする
  • 他人の会話の輪に何時の間にか入り込んでて、隙を見て話に加わろうとする
  • 一旦話し始めると自分の話か、自分の興味のある事柄について延々と話し、他人に話を殆ど振らない
  • 自己中心的な問題行動が多少なりと見られたり、礼儀作法がなってない場合も間々ある

え"?お前が言うな?そりゃ大変申し訳ないのである(笑)何せワタクシも昔はそういうヤツだったから、そういうヤツの考え方が何となくだが分かるのである。何ちゅーか「同好の士ならば仲間だから、仲間なら自分の至らなさを包み込んでくれる。仲間じゃないヤツみたいに意地悪しない」って考えである。


 無論、そんな事は決して無いのである。古人が「親しき仲にも礼儀あり」って言ったように、仲間だからこそルールやマナーや義理は通さなきゃならないのである。このルールやマナーや義理を通すヤツだからこそ仲間として多少の事は許されるのであり、決してその逆ではないのである。そう趣味に没頭するようなリアルでの人間関係が上手く行かないヤツってのは、大概ソコを勘違いしてるのである。リアルで全然ダメなヤツが趣味の世界ならチヤホヤされるなんて、なろう系小説の読み過ぎもいいトコである(笑)ちゃんと挨拶をする、他人を惑わせるような変な事はしない、何かやらかしたら余計な言い訳せずにまず謝る、自分を語るより先に相手を立てる等々、ソレが出来んヤツはリアルでも趣味の世界でもやっていけないのである。



 こう書くと「じゃあ本人に直接言えば良いじゃん」って思われるけど、こういうのは直接言ってもムダな場合が少なくないのである。ちゅーのもこの手のヤツは「自分はリアルの連中に笑われているッ!虐げられているッ!」って被害者意識が多少なりとあるんで、そういうヤツに直接言うとその被害者意識が爆発して「お前もアイツ等の側の人間かッ!」って反発されて余計に意固地になるだけだからである。何せソースはワタクシなのだから、ソコんトコ自信はあるのである(笑)無論、他人に被害が出てるのなら話は別なのであるが、そうでないのならシカトするのが最善手なのである。こういうのって自分で気づいて自分で何とかしようと思わん限り、基本良くなる事はないのである。


*コミュ障によるコミュニケーション講座

 じゃあ具体的に言うとどうすれば良いかって、答えは実に簡単。相手に本気で関心を持って、相手の話を聞く事を優先すれば良いのである、たったソレだけで、自分の話たい事を話すチャンスが回てくるのである。例えばサバゲーだと、こんな感じにである:

まず相手の装備なり鉄砲なりを「何と素晴らしいw( ̄o ̄)w」って褒める

相手は謙遜する

その謙遜を更に褒める

相手は良い気分になって、ソレに纏わるエピソードを放し始める

上手く相槌を打って、相手を気持ち良く乗せる

すると今度は相手がこっちに話を振ってくる

ようやく自分の話たい事を話す

限の良いトコで一旦止めて、また相手に話を振る

終わりなき駄弁りングタイム

(゚д゚)ウマー

たったコレだけなのである。ココで重要なのが「本気で相手を褒める」というトコである。関心や興味が無いにも関わらず褒めても相手はソレを見透かすから、話はソコから進まなくなってしまうのである。


 そう、自分に関心を持って欲しいのなら、相手にも関心を持たなきゃダメなのである。だって「お前の事には興味は無いけど、お前は俺の話を聞け」なんて言われて、誰がソイツと親しくなりたく思うんだって話である。幸いリアルと違って趣味の世界はベクトルが皆大体同じだから、他人に気を遣うのは実に簡単な筈である。サバゲーの場合、とにかく鉄砲と服装を褒めておけば失敗しないんだから、実に楽ってモンである(笑)だから言っちゃ何だけど、趣味の世界でも孤立したり嫌われたりするようなヤツってのは、もう根本的なトコから見直さなきゃならんヤツなのである。さていくらなんでも遅すぎるので、とっととフロに入って寝るに限る今日この頃であった。