ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「待っていては駄目だ。完璧なタイミングなど永遠に来ない。今あなたが立っている場所から、今持っている馴染みの道具を使って始めなさい。より良い道具は、あなたが進むにつれて現れるだろう」
By ナポレオン・ヒル
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*芸術品は道具に非ず?
こんなヤツはワタクシぐらいしかいないのは百も承知なのを前以て言っておくが(笑)ワタクシにとっての最高の美は「用の美」である。言っておくが「様式美」の間違いではない(爆)何ちゅーか、使えないモノには全くと言って良いほど美点を見いだせないのである。ワタクシがR35を最高に気に入っているのは、ソレが最高の道具だからである。最高の道具に対しては、ワタクシは出費を一切惜しまない。が、全く使えない道具に対してはビタ一文たりとも出したくないのである。ワタクシがクラシックカーに全く興味を示さない理由がコレである。
無論、クルマの価値が走らすだけじゃないのは重々承知しているのであるが、ワタクシ的「用の美」においてはクルマは本来の役目が良くてナンボ、使い勝手が良くてナンボなのである。だからワタクシに言わせれば高級品と呼ばれるシロモノは、安物以上に優れた道具であるべきだと考えているのである。ハイエンドなパソコンやイヤホンに高いカネを使うのは惜しくない。そーゆーデジモノは高いカネ払った分だけの性能が提供されるのであるから。でもビンテージ品だとかレア物だとかには高いカネは出せないのである(^_^;)ワタクシはアスペなんで、見せびらかそうにも他人がいないのである(笑)
*道具としてのクルマ
話は変わって、4輪ブレーキング練習は現在小休止中である。42か月点検のハガキが来ていたので、エンジンオイル交換も兼ねてクルマを預けたのである。ワタクシのディーラーはNHPCじゃないので「ディーラーにクルマを預ける→藤代のNHPCまで運ぶ→作業が終わったらクルマを戻す」という手間がイヤでもかかってしまうワケである(-ω-;)今じゃR35はNHPCのあるディーラーでしか売らないようになっているが、ワタクシもソレが正解だと思うのである。でもって、今回の代車がコレである:
担当さんが「今コンパクトカーとかが出払ってる状態」って言ったのに対し、ワタクシが「普通免許で運転できる乗り物なら何でもいい」と答えたら、担当さんが気を利かせてこの【日産・エクストレイル(2.0S・4WD)】を代車に貸してくれたって話である(笑)ちょっと大きな都市のディーラーだとR35オーナーに対してスカイラインだとかフーガだとかを貸してくれるトコもあるらしいのであるが、生憎ワタクシんトコは人口7万人のド田舎である(´・ω・`)でもまぁ、そん中でも毎回気を利かせてくれる担当さんには感謝である。
乗る前に思った事は「コレは道具としてのクルマだな」って事である。ラゲッジスペースだけでなく、シートだとかの他のインテリアも防水加工が施してあるのである。ンでもって、各種ボタン類が大きい&クリアランスも多めに取ってあるのである。よーするに、分厚い防寒具と手袋して雪まみれになった状態で乗り込んだとしても運転のジャマにならない&雪や泥とかで汚れても簡単に掃除できるようになってるのである。以前乗った【ジューク】や【デュアリス】はオフロード走行を意識していないカッコだけの”なんちゃってSUV”だったのであるが、エクストレイルはちゃんとSUVしているのである。何ちゅーか、久しぶりに見た「道具としてのクルマ」なのである。道具萌えのワタクシにとっては、コレだけで十分萌えポイントをあげられるのである(笑)
無論、そんなクルマに走りを求めるほどワタクシは無粋ではない。上記のジュークやデュアリスはオンロード中心→ワタクシは情け容赦なく走行性能を追求するが(笑)この様な本格的SUVは悪路をキビキビ走ってこそナンボのクルマ→オンロードだけじゃ正しい走行性能の評価は不可能って話である。何ちゅーか、ある意味サバゲー行くのに最も適したクルマではないであろうか(爆)舗装していない山奥にあるフィールドにも楽々行けるし、広いラゲッジスペースに装備諸々を大量に詰め込めるし、散々サバゲーやって泥だらけになった後でも汚れた装備を気にすることなく放り込めるし、BDU着てコンバットブーツを履いたままでも楽に運転できる。サバゲー属性のあるロンマニアの皆様。ワタクシは日産の回しモンではないが、サバゲー用にエクストレイルはオススメですぞ(核爆)
*低回転トルク万歳
本格的SUVはオンロードだけじゃ評価できないと言ったが、不満点は無いワケではない。やっぱ2リッターNAエンジンじゃトルクが足らないのである(^_^;)特にこのクルマは1520kgと重たいので、20.4kgmしかないトルクじゃショボ過ぎるのである。エクストレイルはスポーツカーじゃないんだから、速度は最高120〜130kmも出れば十分である。問題はソコに到達するための加速力であり、最大トルクなのである。欧州車の主流がディーゼル車になった&ガソリン車が軒並み低回転型のダウンサイジングターボになったのも頷ける話なのである。
理想的には【レンジローバー・ヴォーグ】か【ポルシェ・カイエンターボ】ぐらいのパワーとトルクが欲しいのであるが、200諭吉台のクルマにソレを求めるほどワタクシは鬼ではない(笑)というワケで、ワタクシがガチでエクストレイルを買うとしたら、選択肢は自ずと【クリーンディーゼル仕様】一択である。上記にもあるように、この手の実用車はトルク命である。高速道路とかの合流車線や追い越し車線でストレスなく加速できるためのトルク、悪路を走ったり急斜面とかを上るためのトルクである。こうやって色んなクルマに乗ると色んな目線でモノが見れるから、ホントに色々勉強になるのである。特定のメーカーや特定の車種にムダにこだわるのはアホのする事、つくづくそう思う今日この頃であった。