ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「全ての悪のうち、噂が最も速い。噂はその速さによって力を持ち、進むに従って勢力を得る」
By プブリウス・ウェルギリウス・マロ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*滅びは美学に非ず
元来捻くれモンのワタクシが言うのはアレであるが(笑)ワタクシは”滅び”とかいうシロモノに美学を見いだせないのである。無論、ソレが存在するであろうことについては否定はしない。が、こう言っちゃアレであるが、この”滅びの美学”ってのは安っぽく使われ過ぎだとワタクシは思うのである。実際に滅んだ場合もそうであるが、ソレ以上に容認できないのは、その気も無いくせに滅び美学を振りかざすヤツの存在である。自分は絶対に正義だと信じてる。間違ってるのは他人や世の中の方だ。たとえ誰が何と言おうとも、自分は自分の信念を曲げない。ソレ故に滅ぶというのなら本望だ。テメェの不勉強や非寛容や頭の固さを棚に上げて、滅びを振りかざすことでテメェのプライドだけを固辞する。上記の”滅び美学”ってのは、大概こんな主張をするヤツが使ってる場合が殆どだからである。
何ちゅーか「信念を守り抜いた者が最後には笑って勝つ」っていう定番のセリフは、何もせずに信念を固持してるからそうなるんじゃないのである。常に自問自答して、自分の信念の根源や正否を絶えず見直して、良いモンは改良と洗礼を加え、悪いモンは削ぎ落としたり訂正したりする。そうやって信念を鍛えて磨いてるからこそ、最後には勝って笑えるのである。ソコんトコを理解せずにナントカの一つ覚えみたいに同じ事を繰り返し、ソレを”滅びの美学”の名の元に自己正当化して、ナルシズムと独り善がりを抱えて溺死するヤツの多い事多い事┐( ̄ヘ ̄)┌ テメェ一人が滅びるのは勝手だけど、テメェは木の股から生まれて雨水と霞だけで育ったんじゃないって話である。テメェの周りには必ず周囲には誰かがいるのだから、ソイツを巻き込んじゃダメなのである。まぁソレが分からないから、ナルシズムと独り善がりを抱えて溺死するんだろうけど。
*トランスミッションと北の国
だから軽々しくテメェの”死”や”滅び”を語るヤツを、ワタクシは信用しないのである。そういうヤツは大概、テメェの我儘に他人を巻き込むようなヤツだからである。まぁ小難しい話はコレぐらいにして、隔月恒例のアレである:
トランスミッション・バイブル―トランスミッションの原理と最新技術 (モーターファン別冊)
- 発売日: 2012/07/31
- メディア: ムック
お馴染のシリーズの別冊である。MT、セミMT、DCT、AT、CVT。巷で「クルマのトランスミッション」と呼ばれるシロモノの知識が全て詰め込まれた一冊である。ワタクシは「唯一の良いCVTは廃棄処分されるCVT」と言い切るぐらいのCVT嫌いであるが(笑)機械としてのCVTには興味はある。だからこーゆームックは知識の基としては貴重なのである。でも何ちゅーか「スポーツ系=DCT」「高級車=7速以上のAT」「ファミリーカー=MTまたは多段AT」って構造は既に出来上がっていて、実は一番将来性が無いのがCVTなのである。こんな時代に自慢だった「全車種にMTを設定」を捨ててまで新規開発したCVTに入れ込むスバルって、一体何を目指してるのであろうか(^_^;)
GT-R Magazine (ジーティーアールマガジン) 2012年 09月号 [雑誌]
- 発売日: 2012/08/01
- メディア: 雑誌
R35のチューニング記事が増えてきたのは良い事だと思うのであるが、第二世代(R32〜R34)オーナーとは違って、R35オーナーは笛吹いたって踊らないとワタクシは考えている。何せオーナーの圧倒的多数が「完全ノーマル。またはワンポイント弄った程度」なんだから、ソコにフルチューンの記事持って来たって「速いね、凄いね、へぇ〜( ´_ゝ`)」ぐらいにしか思われないって話である(笑)何ちゅーかR35オーナーは「弄る事」にはあまり興味はないが「走る事、集まる事」には興味大アリの方々が多いので、広告費などの制約が色々あるのは承知の上だが、ソコんトコを記事にしてみたらどうかとワタクシは思うのである。
*R36は何処?!
ココでちょっと気になるニュースが飛び込んできたのである。何と【GT−RはR35で終了か!?】というニュースである。何ちゅーか、ワタクシの聞いていた話とは若干違うのである。ワタクシが小耳に挟んでいた限りでは・・・
- 現行モデルを2018年までバージョンアップして継続販売するのは既定路線だった
- R35のガワを被ったテスト車両らしきクルマがテストコース内で目撃されていて、しかも明らかに音や挙動が違う
- ゴーサインがまだ出ていないのは、開発体制やコンセプトが未だ決まっていないから
・・・という事である。まぁあくまで「小耳に挟んだ程度」なので、拡散不希望である(笑)でもぶっちゃけた話「GT-RがR35で終わったらどうするんだ」と聞かれても、ワタクシはきっと「その時は【次期NSX】が出るだろうし、外車という選択肢もあるから無問題」と答えるであろう(爆)何ちゅーか、ワタクシは「GT-Rが好き」なのも「ターボ4WDが好き」なのも「ニッポン車が好き」なのもそうであるが、ソレ以上に「ワタクシはクルマが好き」なのである。R35GT-Rが無くなったってスポーツカーやモータースポーツが無くなるワケじゃないし、寧ろコレをキッカケに新しいメーカー、新しい車種、新しい駆動形式を体験できるのなら、ソレはソレで楽しくて面白いだろうからである。スバヲタみたいに一つのメーカーや一つのエンジンや一つの駆動形式に固執するのも結構であるが、人生が一度しかない事を考えるとソレに滅びの美学を見出すのは勿体無い、そう思う今日この頃であった。