アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE MEANING OF LIFE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「笑うべき男とは、笑うべきことをやっている間のみ、愚者の外観を備えている男のことである。愚者の方は笑うべき格好を崩す時がない」

By ジャン・ド・ラ・ブリュイエール


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*四代目の憂鬱

 古本屋へ行くと何時も思うのである、ニッポンのクルママンガは10年前に終わったんだなぁ、と。クルマを題材にしたマンガはメジャー/マイナー問わず数多くあるのである。そしてソレ等には大きな共通点があるのである。その共通点とは「どのマンガも舞台は80年代〜90年代であり、2002年以降に発売されたクルマは全くと言って良い程出て来ない。そして2002年以降に発刊されたクルママンガには国産スポーツカーが殆ど登場しない」という事である。よーするに2002年に遡行された排ガス規制によりスカイラインGT-RRX-7スープラ、シルビアといった走り屋御用達の車種が次々と発売中止になった時点で、ニッポン的な走り屋文化は終わってしまってるのである。スポーツカー自体は無くならないにしても、昔のようなチューニング全盛期の時代はもうやって来ず、少数のクルマ好きによるライトチューンが主体になって、ハードチューンはマニアの世界に戻っていく。ワタクシはそう考えている。


 ニッポン車がまだ安い&外車がまだ高根の花で、バブルでニッポンの景気が良かったから若者がカネ持ってて、セナの登場によりニッポンがF1ブームに突入&国内レースも国内レーサーも英雄だった時代だからこそ、あの独特のクルマ文化が生まれたのだと思うのである。その前提が崩れたら、自ずとあるべき姿に戻る。モータースポーツは貴族のスポーツであり、スポーツカーは金持ちが乗るクルマ。欧米がそうである本来の姿に、ニッポンも戻っていったんじゃないであろうか。そんな中2002年以降も規制をクリアーして国産スポーツの頂点に立っていたインプ(WRX-STI)とランエボ。ある意味、昔ながらのニッポン的チューニング文化の申し子である。今や風前の灯となったランエボだけど、WRX-STIだけは元気にやっており、来年には四代目となる新型も出るとの話も・・・・

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口頭や文章では示し難いモンがあったので、AAで示した次第である(笑)コレは"Car And Driver"誌にあった【2014年型スバルWRXを捕捉】という記事からきたモンである。ワタクシは以前から「WRX-STIが現行インプベースなら、WRX-STI\(^o^)/オワタ」と言い続けてきたが、遂にソレが現実になってしまいそうだって話である(-_-;)3代目(GR/GV)から指摘されていた基本構造と技術の古さ、重量増、不安な新型エンジンなど懸念材料は色々あるのであるが、一番の問題は「スポーツカーとしては余りにも素性が悪過ぎる」という事である。


*スポーツカーって何ですか?

 サブタイの問いに対してのワタクシの答えは「モータースポーツを嗜むために最適化されたクルマ」であり、決して「サーキットでのラップタイムが速いクルマ」ではないのである。極端な話、ミニバンに魔改造を施してニュル北を8分以下で走れるモデルを市販したら、ソレはスポーツカーなのかって話である。答えは当然「ノー」である。何故かと言えば、スポーツという行為の中には「ムダを極限まで減らして、最大限の効率を生み出す」ってのが含まれるからである。出力が同じ100だとしても、損失を20に抑えて120の入力で出すのはスポーツだけど、200の損失を300の入力でムリヤリ出すのはスポーツではない。スポーツカーとは、エンジンの出力を限りなく高い効率で地面に伝えられるクルマ。ソレがワタクシの見解である。だから筑波2000で同じ1分7秒だとしても、270馬力のランエボIIIと190馬力のロータスエリーゼ111Rでは、断然後者の方がスポーツカーとして相応しいってワケである。


 初代インプ(GC8)&あの頃のスバル車の何が良かったのかと問われたら、上記のスポーツカー的概念でベースとなる市販車が作られていたからである。外も内もムダに大きくないから軽くて剛性が高く、エンジンだけでなく車高も低く抑えていたからホントに重心が低い。でも今のスバル車は一気に大衆路線に切り替えてしまい、今時のニッポン車に違わず背高&メタボ&コストカット路線をまっしぐら。その象徴が現行レガシィであり、現行インプレッサなのである。室内広くして落ちた剛性を高めるために重量アップして、高くなった重心を誤魔化すために足を固めて、落ちるであろう分のタイムをエンジンの出力アップと電子制御の最適化で誤魔化す。ソレで「三代目よりも更に速くなりました」と言われても、ワタクシとしては「速いっちゃ速いんだけど、スポーツカー的な速さじゃないわな(´・ω・`)」って感じてしまうのである。


ケアレスミスと代車

 ココでワタクシ的な悲報が一つ。半月後には【R's Meeting 2012】が控えているのに、運転中誤って左リアフェンダー&左リアホイールを一部ガリってしまったのである(x_x;)他人に被害が及んでいないのが幸いであるが、完全にワタクシの油断である。ご存知のようにワタクシはアスペルガー→空間認識能力がどうしても乏しくなるから一層の注意が必要なのであるが、ソレを怠ってしまったってワケである(;´д`)まぁ数年前は1〜2ヶ月に一回の割合でガリっていたのであるから、最後にガリったのが2年前ってのはある意味成長の証である(笑)こういう時は・・・

  1. 原因と対策を素早く突きとめ、改善のための行動を迅速に行う(つまりSOAP式問題解決法)
  2. SOAPが済んだらイヤな事を気にするのは止める
  3. この状況を逆手にとって楽しむ

・・・の3つである。この最後の「この状況を逆手にとって楽しむ」であるが、ワタクシの場合ソレに相当するのが「代車の運転」である(笑)よーするに「クルマを壊してムダな修理費を使ってしまった」とネガティブに考えるのではなく「高い料金払って日産車をレンタルした」とポジティブに転換するワケである(爆)でもって代車であるが、今回は凄いのが来たのである。今まで色んなタイプの代車に乗ってきたが、今回のコレは特別なモンになりそうである。恐らくR35の代車としてコレを与えられたのは、ニッポン広しといえどワタクシぐらいと言っても過言ではない・・・・という話を今日中にやってしまうのは勿体無いんで(核爆)ニッポン産ターボ4WDスポーツの未来を憂いながら眠りにつこうと思う今日この頃であった。