ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「孤独好きな性格を守るのに、誰にも迷惑をかけてないはずだという論理は逃げである。孤独は闘い取るものだ。闘い取られていない孤独は、いつか人の心を蝕む」
By 村上春樹
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*やはりドリフト滅ぶべし
サブタイにはそうあるるが、ワタクシは決してドリフト否定派ではない。タイヤグリップの限界域を自由自在にコントロールする技術を持ったドライバーってのは、クルマ乗りとして素直に尊敬に値するからである。でも残念な事に【桶川スポーツランドでこんな事があった】以上は、その考えを多少は改めなければいけないようである(-_-;)ドリフトは面白いし凄いのは変わりないが、以前散々ネタにした【エキサイティングカーショーダウン2012での一幕】とか、そのイベントの主催者が【擁護するどころか、道交法違反自慢】したりだとか、挙句の果てには【ソレを不問にして復帰させちゃった】だけでなく、遂には【総合優勝させちゃった】んだから、もう目も当てられない状況である┐(´д`)┌よーするに「ドリフト自体に問題は無いけど、ソレをやってる連中が最悪過ぎる」って話である。折角「ニッポン生まれのモータースポーツ」として発祥し、谷口信輝や織戸学といったスター選手を生み出して、アメリカでも【フォーミュラ・ドリフト】として定着しつつあるのに。ソレをテメェ自身で台無しにしてるのである┐( ̄ヘ ̄)┌
コレは一部の人達の暴走で、多くのマジメなドリフターは関係ない?否、大アリである。ソイツ等が我が物顔できるって事は、即ち「ドリフト界には自浄作用が無い」って意味だからである。グリップで目に余るDQN行為をしようモンなら、ソイツは走行会などでナンバー控えられた上に出禁を喰らう。クルマ仲間からも村八分喰らうだろうし、ショップとかでも煙たがられるだろうし、SNSとかでも徹底的に叩かれる。身体の免疫機構と一緒で、健全なトコにはシッカリした自浄作用が機能していて、不良分子は自動的に弾かれるようになってるのである。ドリフトでこの手のDQNが排除されないって事は、即ち免疫機構が働いていないという証左。つまりドリフト界そのものが病んでいるから、DQNが我が物顔でのさばるのである。そうなるとドリフトには2つの道しかない。外部による徹底的な治療を受け入れるか、病原菌が全身に回って死に絶えるかのどちらかである。
*公道でのお約束
故にワタクシは「ドリフト滅ぶべし」と提唱してるのである。ドリフトもそうだけど、ソレを支持する出版屋やパーツ屋やショップもである。ぶっちゃけた話、ドリフトも雑誌もチューニングパーツもチューニングショップも無くったって、モータースポーツは十分過ぎるほど成り立つからである。無くったって別に困らないから、ワタクシは堂々と言えるのである(笑)単にサーキット走るだけだったらノーマル+αで全然問題ないし、更に突っ込んでサーキット走行を楽しみたいんだったらカップカーとかがあるし、スポーツとして極めたいんだったらレーシングカートなりフォーミュラなりに進めばおk。前々から何度も言っているが、困るのはドリフトを楽しんでる人や、チューニング文化を楽しんでる人々なのである、よーするにテメェの首を絞めてるのはテメェ自身なんだって事である。
だからワタクシは以前から「公道で珍走するのは止めろ」と言ってるのである。ソレやって回り回って最後に一番デカい迷惑被るのが、他ならぬ楽しんでる連中だからである。無論、若さゆえの云々もあるし、経済的な問題は無視できないし、ワタクシだって経験が無いワケではない。どうしても公道でやりたいというヤツがいたら、ワタクシは次のように忠告しておく:
公道で走る時の注意事項:
- やるんだったら誰にも迷惑かけない場所でコッソリやれ。やった事はテメェの胸の中にしまいこんで、決して口外するな
- 使ったら値上がりするから、事故ったら保険は一切使うな。ガードレールとかの公共物を壊したらテメェの自腹で修理しろ
- タイヤマークは景観損なうから、走った後は掃除しろ。パーツが脱落したら草の根分けても探し出して回収しろ
- ケーサツに捕まったら言い訳は一切するな。世間にボロクソ言われても一切反論するな。結果を受け入れろ
- 他人を巻き込んだら一生かけて償え。自分が事故って障害残ったら、他人に介護の手を煩わせないように自殺しろ
走ってる連中が良く言う「誰にも迷惑はかけてない」を最大限解釈すると、つまりこーゆー事である。いないとは思うが、もしも「どうしても公道でやりたい!」とかいうロンマニアの方がいたら、この5つだけは確実に守ってほしい。因みにワタクシはとてもじゃないが守れないから、ワタクシはサーキットへ行くのである。自由にやるってのは、楽する事と同意義ではないのである。
*全ては自分達のために
だからワタクシは公道では決してバカやらないのである。違法だから?答えは「ノー」である(笑)ワタクシがルールを守るのは、他ならぬワタクシのためである。ロンマニア歴の長い方々ならご存知かと思われるが、ワタクシほど利己主義的なヤツは居ないのである(爆)ワタクシは速いクルマが大好きで、その速いクルマを出来るだけたくさん&出来るだけ安く乗りたい。後にも先にもソレだけである。だから「スポーツカーのイメージ」ってのを大切にしたいのである:
スポーツカー乗りがバカな事をする
↓
世間に対する心象が悪くなる
↓
メーカーはイメージ商売だから、悪いイメージを避けたがる
↓
その結果、スポーツカーのラインナップが減る、あるいは高価格化する
↓
車両が無ければパーツも売れなくなり、パーツ屋が廃れる
↓
客も減るからチューニング屋も減る
↓
( ゚Д゚)マズー
何度も言っているが、ワタクシはそうなったって別に構わんのである。DQN共がバカやり過ぎて国産スポーツ市場が壊滅したとしても、外車を買う&海外パーツを買うだけの話だからである。でもって自慢するのもアレであるが、ワタクシのサイフにゃ外車スポーツを購入&維持する余裕は十分あるし、ワタクシはノーマル派だからチューニングしなくても全然おk。困るのは他ならぬ国産車しか乗らない/乗れない連中なのである。
故にワタクシは「スポーツカー乗りよ紳士たれ」と提唱するのである。単に合法違法の話ではなく、多くの人達、特にクルマの将来を支える子供達に「スポーツカー乗りって(・∀・)カコイイ!!」って思ってもらいたいのである。コレは決して自己満足とかじゃなく、業界全体を盛り上げるのに重要なのである。違法な事はしない、マナーの良い運転をするなんてのは常識中の常識。クルマに乗る時は服装や言動に気を付ける、社会人として一生懸命仕事をこなす、クルマ内外での人付き合いを大事にする、ネット上でも常識と態度を改める云々。ワタクシが好んで引用する「人々は革命の理論についていくのではなく、革命家についていくのである」って言葉は、まんまスポーツカーにも言える事なのである。人々はスポーツカーのイメージに吹かれるのであって、スペックや速さを重視するのはオタクだけである(笑)というワケで紳士道をを極めるべしく、フロ入ってベッドに飛び込みたい今日この頃であった。