アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

REVENGE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「啓蒙とは人間が未成熟の状態から脱出することであり、人間が汝自身の悟性を使用する勇気をもつことである」

By イマヌエル・カント


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*続・第四遊戯局

 遂に【PS4が正式にアナウンスされた】のである。明言はされていないが、発売はほぼ間違いなく今年度末であろう。PS3から大幅にパワーアップしてくるだろうと睨んでいたけど、ココまでパワーアップしてくるとは想定外である(^_^;)x86の8コアAPU。GDDR5メモリ8GB。HDDは明言されてないが、容量増える事考えると恐らく500GB〜1TBといったトコであろう。コンシュマー機としてはオーバースペックとも思える内容だけど、コレ失敗したら後が無いソニーの本気度がヒシヒシ伝わってくる希ガスのである。因みにゲーム画面はと言うと:


こんな感じである。幾つかあるのであるが、その中でもワタクシが一番期待してる「インファマス」の続編と、新規のクルマゲームである「ドライブクラブ」の2つである。特に「ドライブクラブ」に対するワタクシの期待はかなりのモンであり、アレのライバルとして切磋琢磨してほしいモンである。


 もうこの時点で、ワタクシはPS4の購入を99%決めている次第である。が、最後にワタクシの背中を一押ししてくれる”アレ”がまだ発表されていないのである。そう、ワタクシが何よりも待望している「グランツーリスモ」シリーズの最新作である。コレさえ発表されれば晴れて100%になり、ワタクシは何の躊躇いも無くPS4を予約するであろう。ワタクシがPSP買ったのも「グランツーリスモ」のPSP版が発売されたからであり、ワタクシがPSVITA買ってないのも「グランツーリスモ」のPSVITA版が発売されていないからである(笑&実話)にしても発売からもう3年目に突入していて、山内一典シャッチョ曰く「6はそんなに待たせない」と言ったのであるから続編キボンヌである。ソレさえ決まれば、ステアリングコントローラーとゲーム用シートを新調&発売日まで全裸待機する準備は出来ている次第である(爆)


*レンタル実車

 今日は延々とPS4で引っ張る予定だったのであるが(笑)ひじょ〜〜〜に興味深いネタが入ってきたんで、急遽メインネタを差し替えたのである。発売されて今春で一年、今じゃ街中やサーキットでもチラホラ見るようになった【トヨタ86】(及び姉妹車の【スバルBRZ】)であるが、なんとこの度【レース仕様86のレンタル開始】というすんごいニュースが飛び込んできたのである。発売前から現在に至るまでの盛り上げ方で、トヨタが本気でスポーツカー文化を根付かせようとしてるのは分かっていたが、ココまでやるとは思ってなかったのである(^_^;)レンタルカートのあのシステムを実車でやるってのは素人でも考え付きそうなアイディアなのであるが、ソレをガチでやっちゃうってのが凄いと思うのである。要約すると:

  • FSW会員限定のサービス
  • レンタルカートと同じシステム。FSWの走行枠1つ分の時間(20分〜40分)だけ86をレーシングコース内で走らせる事が出来る
  • レンタルカート同様に、メンテやタイヤや燃料は向こう持ち。明言されてないが、その代わり壊したら弁償しなきゃならない
  • レンタル料金は20分で3.7諭吉、30分で5.3諭吉、40分で6.7諭吉
  • 走行時間が3時間以上でレース参戦可能。1戦31諭吉で、エントリー費が4.8諭吉

という事である。レンタルカート属性のあるロンマニアの方なら、何となくイメージできるはずである。ハッキリ言おう、ワタクシの感想は「すんげぇ乗りたい」である(笑)ワタクシが86/BRZを試乗して一番強く思ったのが「コイツをサーキットで振り回してみたい」だからである。ワタクシはFSWの常連だからライセンスも持ってるし、レーシングコースも走り慣れている。こりゃクルマの神様による「乗れ」ってお召ぼし以外にワタクシは考えられないのである(爆)ワタクシ以外のFSW常連も同じ事を考えている人は少なくないだろうし、面白半分で乗って気に入っちゃう人も出るだろう。でもって、FSW常連にはカネ持ちが少なくないので、そのまんまトヨタディーラーでハンコ押す人も出るであろう。トヨタの中の人はホント良く考えたモンである。


 ワタクシがコレを大歓迎したのは、コレが顧客の事をホントに良く考えて作られたシステムだからである。ワタクシは「趣味は?」と聞かれると「クルマでサーキット走りに行く事」と答えるのであるが、ソレ言うと十中八九「サーキットってあのF1やるトコ?あそこ自分のクルマで走れるの?」という返事が返ってくるのである。コレが「ゴルフ」だったら「ハンディいくつ?」って会話が弾むにも関わらず、である。非常に世知辛いが、コレがニッポンのモータースポーツの現状である。だからメーカーはただ単にスポーツカー売るだけじゃダメなのであるが、残念ながら現状はそうなのである。サーキット走行会を主催してるディーラーも殆ど無い、サーキット走行に詳しいメカニックがいない、サーキット走ったクルマのメンテが出来ない、チューニングの是非についての見解を示せない云々。そりゃ皆ショップに流れてディーラーへ行かなくなる→ディーラー不信になるワケである。


*レース参戦よりもレース開催

 モータースポーツに参戦する意義はワタクシも良く分かってる。でもワタクシは「メーカーは大きなレースにムリして参戦しなくていいから、その代わり小さなレースを各地でたくさん開催してくれ」と提案したいのである。モータースポーツ大国であるイギリスでは草レースが盛んで、週末になると老若男女、自分のクルマで気軽にレースに参戦する。今のニッポンのクルマ業界が不毛なのは、走る事を忘れているからである。道具ってシロモノは「便利である事」も大事であるが、もっと大事なのは「使い勝手が良い事」である。モンキーレンチは一見万能に見えて便利に見えるが、道具としての使い勝手は最悪である。プロのメカニックが(非常時を除いて)モンキーレンチなんぞ使わないのは、つまりそういう事である。でもニッポンじゃ残念な事にモンキーレンチの便利さばかりを前に押し出して、ちゃんとしたレンチを疎かにした大メーカーがあったりするのである。トヨタとかトヨタとか、あとトヨタである(笑)


 だからこそテメェんトコのスポーツカーを前に押し出して、クルマの楽しさやモータースポーツの魅力を説く&体験してもらおうと最大限動くメーカーが他ならぬトヨタだったことが、ワタクシとしては意外や意外なのである。ぶっちゃけトヨタ車はクソなのだが(笑)この取り組みだけは車種やメーカーが違えど応援していきたいと思うのである。クルマは楽しい、サーキットは面白い。体験者は皆そう言うが、ソレを興味の無い人や知らない人を説得できるように語るのは難しい。ワタクシがいくら「86は良いクルマだよ」といっても、シッカリ乗らないまま語っても説得力半減であろう。まだ詳細が良く分からない&多分最初の内は予約殺到すること請け合いナシなので難しいが、機会があったら是非ともレンタルしてみたいモンである。そうすればブログ用のネタも相当数確保できるので、ワタクシとしても願ったり叶ったりである(爆)さて、来月にレンタル開始するその日まで、ヒツジでも数えて眠りにつこうと思う今日この頃であった。