アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&718ボクスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FOR GOD YOUR SOUL... FOR ME YOUR FLESH

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人生には投機に手を出してはいけない時期がニ回だけある。一つはその余裕がないとき。もう一つはその余裕があるとき」

By マーク・トウェイン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ヨーロッパvsニッポン

 さて先日の続きである。今回の課題は先日も述べたように「従来のニッポン式ドライビングから、ヨーロッパ式ドライビングへの転向」である。イメージトレーニング、バーチャルトレーニング、カートでのトレーニングは既にこなしているのだが、やはり最後は実車で確認する必要があるからである。先日既に書いたと思うけど、改めてヨーロッパ式ドライビングによるコーナリングの説明である:

ブレーキは直線で全て終わらせる。所謂ニッポン式の「曲げるブレーキング」はやらない

ステアリングは「舵を切る」と言うよりも「横向きのGを与える」という感じにスパッと一定舵角だけ切り込む

そのままコーナー出口アウトまで円軌道を描くように、4輪均等に荷重を掛けてコーナリングする

エンジンブレーキが掛かるのを防ぐため、コーナリング中はパーシャルアクセルを適度入れる

出口が近づいてきたらアクセルを入れていく

アクセル入れるとオーバーステアになるから、ソレに合わせてステアリングを戻していく

高いコーナリング速度をキープできるから、コーナー脱出速度も当然速い

(゚д゚)ウマー

というワケである。荷重移動を利用してV字にスパッと曲げるニッポン式ドライビングと比べ距離は伸びるが、その代わりタイヤグリップを4つとも使える→コーナリング速度が稼げる&車体安定性が大きいって事である。でもって、一々ページをずらすのも不親切なので、改めてコース図を再度貼るとしよう:

そしてコレが一本目の動画である:

タイムは昨年の2分32秒から、何と一気に2分18秒まで縮まっていたりする??( ̄□ ̄;)昨年8月に【ツインリンクもてぎがDLCで配信された】→バーチャルトレーニングでコース慣れしていた。足回りを交換していて、ソレがヨーロッパ式ドライビングにマッチしていた。客が少なくガラガラだったから、クリアラップ取り放題で気持ちが楽だった。原因は色々あるが、やっぱ一番大きいのは「安心して踏んでいけた」の一言に尽きると思うのである。タイヤにかける荷重が不均等→限界超えるとスピンモードに突入し易いニッポン式とは違って、ヨーロッパ式はタイヤに均等に荷重を掛けるのである。だから限界超えても簡単に挙動は乱れないし、乱れたとしても簡単に抑えられる。この安心感があるだけで、自分が想像してる以上に大きくアクセルを開けていけていたんじゃないかなと思うのである。


 ただアクセルを踏みに行けたのは良いのであるが、やっぱまだライン取りが甘いのである( ̄〜 ̄;)一年振りなのもあるが、やっぱまだマージンを大きく取って走っているのである:

  • 第1+第2コーナー、第3+第4コーナー:もっとアウト一杯使えれば、脱出速度を更に上げられたのでは
  • 130R:アクセル全開で抜けられた希ガス
  • V字コーナー:ココだけはニッポン式にスパッと最短距離で行っても良かったのでは
  • 90°〜ビクトリー:もっとラインを工夫すれば、綺麗な円軌道を描けてアクセル踏めたんじゃないか

取り敢えずまぁ、ワタクシが自分で分かるトコはこんな感じである。もし何か気付いた点のあるロンマニアの方々がいらっしゃったら、遠慮なくダメ出しして欲しい次第である。いずれにせよ「ヨーロッパ式は(・∀・)イイ!!」の一言である。勿論ロンマニアの皆様が乗られている車種&施されているセッティングによっては一概にそうとは言えないが、少なくともワタクシのクルマ&セッティングにおいては、ヨーロッパ式が一番速く楽に走れるという事である。


*二兎を追う者は一兎をも得ず

 もう一つヨーロッパ式の優れたトコは「クルマに優しい」という点である。ヨーロッパ式の「4輪均等にタイヤを使ってる」って事は、ソレ即ち「クルマにかかる負担を均等に分散させている」って事でもあるからである。ブレーキの過熱も防げるし、タイヤの持ちも良くなるし、ショックの寿命を延ばすことだって出来る。社外品で良く売ってるブレーキキットやら、特別設定のサスキットやらのを買うためのカネ工面に悩むぐらいだったら、少しのガソリン代でタイヤを均等に使うドライビングを身に付けた方が断然安上がり&有意義なのである。でも残念な事に、ソレに困ってる人が藁にすがる思いで雑誌を開いたら、ソコにはテクニックの解説なんぞ無く、あるのは「ブレーキが前だけダメになる?じゃあビッグキャリパーセットだ!」とか「曲がれない?ならサスペンションキットだ!」って広告記事ばかりである┐(´д`)┌


 さて愚痴ると限が無いので(笑)次の動画を出すとしよう。2本目は1本目の反省を活かして、ムダな部分を削ってタイムアップを図ろうとした次第である。目指せ17秒台(`・ω・´)

ちょっとアクセルを欲張り過ぎて、ブレーキングに余裕を持てなくなってしまったようである(^_^;)ブレーキで詰めようとして遅れてるのもそうだけど、脱出速度が上がったせいで相対的にブレーキが足らなくなってしまってるのもあるみたいである。ブレーキングが足らないと荷重が前に多くなってしまう→アンダーステア出しやすい&コーナリングに4輪均等に使えてないからコーナリング速度が落ちてしまうのである。結果は2分18秒7ほど。逆にタイムが軽度落ちてるのである(´・ω・`)


 何はともあれ、非常に収穫の多い遠征だったと言えよう。ブレーキは早めに余裕を持って行う。そうすれば一見遅くなるように感じられるけど、長い目で見ればコーナリング速度と脱出速度でソレを補って余りある。この事を実体験できたのが今回の遠征である。F教官が昨年言っていたが、プロは詰めちゃいけない境界線が何処にあるのか分かってる&ソコまで詰められる技量があるから、限界ギリギリを目指して詰めていけるのである。素人は詰めちゃいけないラインを越えて詰めていくからムダが生じてタイムが伸びてしまったり、最悪事故ったりしてしまうのである。何ちゅーか「急がば回れ」と「押してダメなら引いてみろ」を両方実体験できた、またとない機会だったのである(笑)さてシーズンオフももう間近。この感覚を忘れない内にもう一回だけ走って、車検とシーズンオフを気持ち良く迎えたいと思う今日この頃であった。