アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SIGNS OF INFINITE POWER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「私は流行の加害者になりたい。そして、被害者にはなりたくない。デザイナーは犯罪者でなければならない。そして、常に首に綱がかかったお尋ね者でなければならない」

By 横尾忠則


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*関東はサバイバルゲーム天国

 千葉に25ヶ所以上、埼玉に7か所以上、東京+神奈川に5か所以上、山梨+茨城+栃木+群馬で8か所以上。コレが一体何の数かと言えば、答えは「有料サバゲーフィールドの数」である。昔はそういうフィールドも少なく、どんなにヒマがあってもサバゲーの定例会そのものが少なかったから、頑張っても月に2〜3回行けるか行けないかだったのである。でもって、雨になったら当然定例ゲームは中止→月2〜3回が月1〜2回になってしまうのである(^_^;)昔重度のサバゲー中毒だったワタクシにとって、日曜日の傘マークを見ることはこの上ない悲劇だった事を伝えておくとしよう(笑)でもコレだけのフィールドがあれば毎週必ずサバゲーできるし、一ヵ所天気が悪くなっても他の地域なら大丈夫ってワケである。さてココで問題である。もしもヒマやカネを考慮しなかったら、果たして週に何回サバゲー行けるであろうか?


 答えは「週5回」である。今じゃ土日祝日だけでなく、平日にも定例会やってるフィールドも結構あるのである。そして最大限全てに行こうとすると、週に5回ぐらいサバゲーを楽しめちゃうってワケである。もしもワタクシが未だに重度のサバゲー中毒者のままだったら、間違いなく全身の体液を激しく噴出させながらサバゲーの神に感謝していたであろう(笑)サバゲー属性の無いロンマニアの方からは「そんなにフィールド乱立してて経営成り立つの?」と疑問に持つ方もいらっしゃるだろうが、答えは「成り立ってる」のである。人気フィールドになると、定例ゲームに300〜400人集まるなんてのはザラで、ソレを嫌がる人が様々なフィールドへ分散していくのである。そう、信じられない話であるが、サバゲーは今空前のブームなのである。流石にサバゲーが流行るだなんて何処のメディアも完全に想像外だったせいか、報道が完全に後追いになっちゃってるのである(;^_^A)


*人気の秘訣

 ワタクシがサバゲーやり始めた時がそうだったが、昔はサバゲー始めるのも大変だったのである。サバゲーやるためには何処かのチームに所属するなり、どこかのガンショップが主催してる定例会に参加する必要があったのである。更にその上、サバゲーに対する知識も一般的にも殆ど無く、調べようにも資料が少ない。つまりサバゲーに興味を持ったとしても、実際やるためには濃いサバゲーヲタどもと接触する必要があるから、その時点で敷居が高いのである(笑)実際あの時代は「自分もやってみたいけど、やり方分かんないし(^_^;)」って声が少なくなかったのを実際ワタクシも聞いていたのである。でも今はどのチーム&どの有料フィールドもHP持ってるのが当たり前で、ソコにはサバゲーやり始める方法が親切丁寧に書いてあって、更には大概「個人参加もおk」となってるのである。だから興味を持ったらネット端末で調べれば、何をどうすれば良いのかがすぐ分かる→昔とは比べモンにならんぐらい気軽に参加できるのである。


 ぶっちゃけた事を言うと「サバゲーするために必要なモンは何か?」と問われたら、答えは「運動できる服と靴以外、何も要らない」である。今は何処のフィールド行ってもレンタルエアガンやレンタルゴーグルが大概置いてあるし、トイレや自販機完備も当たり前にあるし、場所によっては弁当や出前だってやってくれる。つまりジャージにスニーカーで有料サバゲーフィールド行けば、手ぶらでサバゲーを堪能できちゃうのである。でもって「サバゲーがどんな遊びか分からない」って疑問があっても、今じゃコレでおkである:



この様に動画だってあったりするので、益々以って分かり易いのである。その他動画サイトで検索すれば、サバゲー関連の動画が山ほどあるので、ソレを観れば「サバゲーがどんなゲームか」が容易に分かるはずである。特に最近はオンラインFPS人気もあって知識的にもインフラが充実しているから、作戦云々も分かり易い。後は上記にもあるように、ジャージとスニーカーと移動手段さえあればおkなんだから、自分ん家の近くのフィールドをネットで探せばいいのである。さて、モニター前のサバゲー行きたくなったロンマニアの諸君っ(´∀`)9今すぐ近場のフィールドを検索して予定立てて、ロンマニア度をアップさせようジャマイカ(笑)


*転がる石のように

 が、盛り上がるって事は、決して良い事ではないのである。こう言っちゃアレだが、サバゲーに興味持つヤツってのは多かれ少なかれ変なヤツなのである。その事はワタクシを見れば一目瞭然である(笑)でもってサバゲー人口の分母が増えるって事は、分子としての変なヤツの総数も増えるって事でもあるのである。言っちゃ悪いが、やっぱ何だかんだでサバゲーはオタク趣味である。他の一般的なメジャー趣味(スポーツなど)の輪から外れて、居場所を求めて転がり落ちてきた。そんなヤツが少なくないのである。でもって、転がり落ちてきたヤツってのは、転がり落ちるだけの理由が多かれ少なかれあるのである。自分の事しか考えられない、空気を読めない読む気が無い、ルールを守れない守る気が無い等々。分母が少なかった時代、そーゆーヤツが1人2人ならつまみ出せば無問題だったのである。が、分母が増えた今、そーゆーヤツが10人20人になって徒党を組んだら、って話である。


 サバゲー最大の問題の一つが「サバゲーのルールは紳士協定であり拘束力が無い」って事である。サバゲーってのは弾が当たった時点で自分は死亡→退場なのだが、コレが自己申告なのである。つまり当たっても自己申告しなければゲームは続行できるし、実際そうするヤツも少なくない。コレはサバゲー用語で「ゾンビ行為」と呼ばれ、ありとあらゆる反則行為の中で最も嫌われていて、尚且つ最もやり易い反則なのである。でもって転がり落ちてきたヤツってのは「コレやったらゲームが成り立たない」って事が分かんないので、平気でコレをやる。しかもそういうヤツはサバゲーフィールド以外に居場所が無いから、何が何でも居座ろうとするのである( ̄〜 ̄;)分かり易く言うと「コミュニティの一生」ってヤツである:

【コミュニティの一生】


面白い人が面白いことをする

面白いから凡人が集まってくる

住み着いた凡人が居場所を守るために主張し始める

面白い人が見切りをつけて居なくなる

残った凡人が面白くないことをする

面白くないので皆居なくなる

ワタクシが一番危惧してるのが正にコレである。何故かと言えば、ワタクシも実はコレが原因でサバゲーを引退しかけたからである。だから今までサバゲーのブームは何回か来ているのだが、その度にブームは長続きする事無く収束して、再び変な濃いヤツが細々とやる趣味に逆戻りしてるのである。だからこのブームを一時的なものではなく、文化として定着させるためにやる事はただ一つ。非常識なヤツ等を徹底的に締め出す事である。そのためにもサバゲー属性のあるロンマニアの方にワタクシがお願いしたいのは「サバゲーが好きならば、不正行為や非常識な行為を絶対に許容するな」の一言だけである。ソレさえやってくれれば、あとは何をしたって自由である。さてサバゲーネタは限が無いので(笑)さっさと締めるに限る今日この頃であった。