アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

VITALOGY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「いい人生だったよ。本当にいい人生だった。ただ、俺は7歳の頃から人間全般に憎しみを抱くようになっていたんだ。たぶん、単純に俺は人を愛しすぎ、人の気持ちがわかりすぎるからなんだろう。今までにもらった手紙や思いやりに、焼けただれた腹の底から礼を言うよ。俺はどうしようもなく変人で気分屋だから、もう情熱を失ってしまったんだ。覚えておいてくれ。消え去るより、燃え尽きた方がいいんだってことを」

By カート・コバーン 〜 遺書の一部より抜粋


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*安さが自慢?

 何時かは出るだろうと思っていたが、ようやく【スバルBRZ・tS】が出てきたのである。ちょいとばかり高いが、希少性と特別装備の分だけ損はしないと思うから、ワタクシはアリだと思うのである。ただ残念なのは、エンジンが素BRZと同じだという事である(´・_・`)コレが手組みエンジン&吸排気チューンを施されて、上まで気持ち良く回るエンジンになってれば100点満点なのであるが、まぁソレ以上欲張ると値段も更に上がるから難しいのであろう( ̄〜 ̄;)

ターボじゃないからパワーが無い?4WDじゃない?この値段だったらGRB/GVBのが速い?何スバヲタみたいな事言ってるんだチミはである(笑)FRでなけりゃ得られないハンドリングとか、NAでなけりゃ得られない素直なトルク特性だとか、ピュアスポーツカーじゃなきゃ得られないドラポジだとか、BRZでなけりゃ得られないモンは沢山あるのである。ソレをパワーだの4WDだの速さだの、無粋にも程があるってモンである┐(´д`)┌因みに「もしも自由にクルマ作れるとしたら」と仮定して、ワタクシだったら次期BRZはこう作る:

  • エンジンが重くなるから、ミッションはトランスアクスルで。6速MTでも良いけど、個人的には7速DCT

コレだと値段も550〜650諭吉に跳ね上がるだろうけど、ホントに走り好きなスバリストの方なら受け入れられるんじゃないかなとワタクシは思うのである。コレを「従来のWRX-STIを200諭吉かけて弄った方が速い」とか言う無粋なスバヲタは、チューニングショップの養分にでもなってろって話である(笑)ワタクシは前々から言ってるのだが、スバルが国産最速だった時代はもう終わったのである。もう速さを追いかけるのは止めて、走りを楽しむ事を追求したらどうだってのがワタクシの意見である。


グランジオルタナティブの魅力

 今ふと気付いたのだが、来年は2014年である。1994年の4月にカート・コバーンが自殺してから、あともう少しで20年経とうとしてるのである。ワタクシがニルヴァーナにハマったのが高坊の頃だから、そりゃワタクシもオッサンになるはずである(笑)でも何だかんだ言って、ニルヴァーナは(・∀・)イイ!!のである。当時は表現が周りくどい&言葉を飾り過ぎて何言ってるのか分からないか、あるいは中身そのものが無かったのが多かったロックシーンの中で。そのグチャグチャドロドロした心の中のモンを、余計な事を何もせずド直球でぶつけてきたニルヴァーナには、当時多感だった高坊のワタクシにも響いたモンである:

そのニルヴァーナの最高傑作である"Nevermind"であるが、未だに聴いてて飽きないからビックリである。もし「名盤とそうでないアルバムの違いは?」と聞かれたら、ワタクシは「10年以上聴いても飽きないのが名盤」と答える事にしている。ワタクシは常々「もしもカート・コバーンがまだ生きていたら?」って考えたりもするのであるが、答えは何時も「どちらにしろ燃え尽きたであろうから同じ事」になってしまうのである(´・ω・`)・・・でもカネに困りそうではあるから、何事も無かったかのように再結成しちゃってるかも(笑)


 そんなに深く聴き込んだワケではないけど、やっぱグランジオルタナティブは高坊〜大坊にかけて結構聴いたモンである。その時ハマってたアルバムの一部を紹介するとしよう:

スマッシング・パンプキンズ(以後スマパン)の2作目"Siamese Dream"である。アルバムとしては3作目のが最高傑作なんだろうけど、ワタクシはこの2作目のがシンプルで好きである。ワタクシは今でもスマパンは大好きで、iPhoneに入れて持ち歩いてるのである。故にワタクシは【サマソニでのミスチル地蔵事件】に怒りを感じる次第であるヽ(`Д´)ノコレやって一番恥をかくのが他ならぬミスチルだってこと、地蔵連中は気付かないのかねぇ┐( -"-)┌


ダイナソーJrの5作目"Where You Been"である。ダイナソーは1〜3作目がベストだって言う人のが多数派だけど、何故だか知らんがワタクシはこの5作目が好きだったりする(笑)無論、オリジナルメンバーで再結成した後のアルバムも好きである。


アリス・イン・チェインズの2作目"Dirt"である。メロディーもノリもへったくれもなく、兎に角重たい音と陰鬱な歌詞。専門家曰く「悲しい時に明るい曲を聴くのは逆効果。悲しい時には悲しい音楽を聴くのが良い」という事であるが、実は根暗で怒りっぽいワタクシも随分救われたモンである(笑)


ストーン・テンプル・パイロッツの2作目"Purple"である。世間一般で言う最高傑作を悉く外すあたり、やっぱワタクシは捻くれモンだと思うのである(笑)


 今まで色んな音楽聴いて考えた事は、やっぱワタクシは正直な音楽、直球な音楽が好きなのである。ワタクシはアスペルガーなんで、回りくどくて分かり辛い表現や、言葉を飾り過ぎて本音が隠れてしまってる表現だとかは苦手なのである。何ちゅーか、本質を見抜く前に、疲れて眠たくなるって感じである(笑)その点メタルやパンクやグランジオルタナは言葉を飾らずド直球だから、ワタクシ的にも実に分かり易いのである。でもって、ワタクシはスバヲタの様に「一生○×しか聴かない」などという無粋な事はしない。今も昔も、良いと思ったモンなら何でも聴くし、気に入りさえすればジャンルなんてどうでもいい。クルマ同様、今後も良い音楽を聴きたいと思う今日この頃であった。