アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

GROM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「愛は平和ではない。愛は戦いである。武器の代わりが誠実であるだけで、それは地上における最も激しい、厳しい、自らを捨ててかからねばならぬ戦いである」

By ジャワハルラール・ネルー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*一生懸命はコッソリと

 一生懸命やる事は当然良い事である。某ボクシングマンガのソレではないが、一生懸命やったからといって成功するとは限らないけど、成功した人は例外なく一生懸命やってるからである。だから成功したければ、一生懸命やる以外の選択肢は無いのである。でもだからといって「私は一生懸命やってるのに!」という言葉は決して口にしちゃならないのである。何故かと言えば、ソレって遠回しに「他の連中は一生懸命やってない」「自分の頑張りが評価されないのはおかしい、評価しない周りが悪い」って言ってるようなモンだからである。残念ながら一生懸命やってるか否かの評価ってのは、絶対的でなく相対的なのである。自分がやってるつもりでも、他人が同等かソレ以上やってたら、ソレはやってないのと同じだからである。


 だから「私は一生懸命やってる」って言うヤツは、ほぼ間違いなく自分の周囲の人の事を見ていないヤツなのである。ソレに加え「結果は出なかったけど自分は一生懸命っやったんだから、ソレで良いじゃないか」って感じに、自分で自分に言い訳しているのである。つまりそういう事を言うヤツってのは、信用するに値しないヤツだってワケなのである。あと同様の理由でワタクシは「頑張れ」という言葉が嫌いである。言われるのもイヤだし、言うのもイヤである。だってソレは「お前は頑張ってない」って遠回しに言ってる/言われてるようなモンだからである。だから励ます場合ワタクシは「上手く行けばいいね」とか「幸運を」っていう事にしている次第である。頑張りと運はまた別だからである。


*1/2+1/2+1/2=2

 さて、話を変えるとしよう。ハッキリ言うまでもないが、ワタクシはケチである(笑)ケチっていっても「カネを失う事に対する恐怖」から来るソレではなく「ムダな事にカネを使いたくない」って類のケチである。何故ならカネを使わないケチってのは、長い目で見たら損をするからである。安物はすぐダメになる→買い替えの手間考えると結局カネかかるし、安物って見る人が見れば簡単に分かる→見る目がある人から避けられる原因になるし、何より安物から得られる教訓は非常に乏しい。だから正しいケチの在り方とは「高くても良いから一流の品を購入して、ソレを大事にして可能な限り長く使う」なのであり、コレこそがワタクシのジャスティスなのである(笑)


 だから【トレポン】にはカネをかけてしまったが、その事を勿体無いとか思ってないし、後悔もしていない。ワタクシはR35を通じて「優れたクルマとは何か」を学べたし、クルマをキッカケにした素晴らしい人達との出会いもあったし、その事はワタクシのカーライフに大きい影響を及ぼしてるのである。だからトレポンが同様の事をワタクシにもたらしてくれると考えれば、少しぐらいの出費は大した事無いのである。でもって、この度とっておきのブツが手に入ったのである:

トレポンの純正アッパーフレーム(インナーバレル&シリンダーは無し)である。入手ルートは秘密であるが、非常に程度の良い新古品を格安(2.5諭吉ほど)で入手できたのである。正規ルートで買うと10諭吉(この場合インナーバレル&シリンダー有り)になってしまうのだから、超お買い得としか言い様が無いのである(^-^)何故コレが重要なのかというと、東京マルイ製の電動ガンと違って、トレポンはシリンダーと機関部が分離できるのである:

聡いロンマニアの方ならば、この時点で「成程(^▽^)サブタイの意味はコレだったのね」って事に気付くであろう。そう、アッパーだけ交換すれば、トレポンは別の銃に変わるのである。アッパー2個+ロアー1個で、デファクト上2丁の銃を所有してるのと同じ事になる。だから「上半分+上半分+下半分=2丁」なのである。つまりアッパーを手に入れる事で、2つめのトレポンをゲットしたのと同じ事になるのである:

ペリカンケースを購入した時、何故わざわざ詰めてまでも右下スペースを確保したのか、その理由がお分かり頂けたと思うのである。そう、ワタクシは最初から2本目のアッパーを手に入れる事を前提にしていて、右下のスペースは2本目のアッパーを収納するためなのである。ホントはもうちょっとカネがかかると思っていたのだが、今回アッパーを手に入れて計画が急加速したって話である(笑)


*最高の道具は大正義

 予定であるが、2本目はインドアだとか夏場のブッシュの濃い時期とかいった近距離戦に対応した、取り回し重視の9インチ〜10.5インチ程度の短いヤツを組むつもりである。前にも言った通り、ワタクシはミリオタでもコスプレイヤーでもなく、サバゲーマーである。だから「このアッパーにこのロアーはおかしい」とかいう拘りは全く無く、使い易くて撃てて当たればソレでおkなのである。だから今回もブランド云々、実物パーツ云々ではなく、効率と使い勝手で選ぶ。よくある「全部実物でなければリアリティーが云々」とか「こういう仕様じゃなきゃ萎える」とかいう拘りはワタクシにゃ無い。何せワタクシはケチなんで、サバゲーで役に立たない拘りにはビタ一文払いたくないのである(笑)


 ワタクシが良いモノにこだわる理由は「長く使える」「見る目がある人に会える」「良いモノの哲学を学べる」以外にももう一つあるのである。ソレは「言い訳せずに済む」という事である。安物を使ってると、どうしても「自分が悪いんじゃない、道具が悪いから」って言い訳したくなっちゃうのである。ワタクシが前のクルマのGDBを弄り倒してしまったのは、やっぱそういう部分が少なからずあったんじゃないかなと思うのである。でも最初から最高のモンを使っておけば「道具は最高なんだから、結果が出ないのは他ならぬ自分のせい」って事になるからである。だから弄る必要が無い程に完璧に仕上がったモンを弄らずに使う。コレもワタクシのジャスティスなのである(笑)さてそろそろ疲れてきたので、退散するに限る今日この頃であった。