アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FIRE FROM THE SKY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人生の黄金時代は老いて行く将来にあり、過ぎ去った若年無知の時代にあるにあらず」

By 林語堂


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*アイディアは突然に

 今日もロクにネタは無いので、グダグダ進行で行く事を先立って宣言しておくとしよう(笑)唐突な話であるが、今現在ワタクシにはトレーニングウェポン(以後トレポン)を1.5本(アッパー2種にロワー1種)所有してて、今現在もノントラブルで絶賛稼動中であるが、早速2本目が欲しくなってきたのである(爆)ちゅーのも仕事中に今までバラバラだったアイディアの断片が急に一つにまとまって、具体的な一本のトレポンとして形を成してきて、思わず「エウレカ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!コレとコレとコレ組み合わせたら面白い事になるジャマイカ(*゜∀゜)=3」って唐突に閃いちゃったんだからしゃーない(核爆)あとトレポンって実は精密機械→壊れるケースも結構あるので、バックアップとしてもう一本あっても良いかなと思ったからである。


 今回のコンセプトも今まで通り「実用性重視の、ワタクシがワタクシのために作るトレポン」であり、もう一つのワタクシの趣味であるモータースポーツのエッセンスをふんだんに盛り込んだという、実に画期的なトレポンである(笑)・・・とは言ったものの、今年はクルマを買い替える&個人的に色々あって忙しいかも知れない&今のトレポンもまだ半年ぐらいしか使っていないので、実際に【MOVEさん】にオーダーするとしても相当先の話になるであろう( ̄〜 ̄)まぁ2本目となると、1本目の時みたいに「早く撃ちに行きたい〜(*´Д`)」ってソレも無いんで(爆)でもまぁ、あともう少ししたらクルマに夢中になって「トレポン?何ソレ美味いの?」ってなるだろうから、実のトコ深くは考えてない(核爆)


*ニッポンやきうの栄光

 さて話は変わって、大阪で【たった1球キャッチボールしただけで監督が1ヶ月謹慎喰らった】だそうである。何ちゅーか、ニッポン球界の悪いトコを全部ブチ込んだような笑えない話である┐(´д`)┌こんなモン真っ当な脳ミソしてる人間ならば「悪い意図が無いのは分かるけど、でもこの憲章が何故存在するのかをシッカリ考える必要があるから、今後は気を付けるように( `_ゝ´)」って注意勧告出せば済むだけの話であるが、どうやら高野連のジイ様達にゃソレが無い模様である┐(´∀`)┌ワタクシはこの一件に、プロ・アマ双方におけるニッポンやきうの問題点があると思うのである。その問題点とはズバリ「狭い世界で栄華を極め尽くしてしまって、その先が見えてない」である。


 何故その他にも問題が色々あるにも関わらず、高坊やきうがココまで頑なに変わらないのかと言えば「昔の栄光が忘れられないから」だとワタクシは思うのである。KKコンビよ再び、平成の怪物よ再び、ハンカチ王子よ再び。そうしたヒーローは甲子園の伝統を守り続けたからこそ生まれたのであり、今後も守り続ければきっとまた新たなヒーローが生まれて甲子園を盛り上げてくれるだろう。だからどんなスキャンダルがあっても根本は変えないし、学生野球憲章は絶対に守り抜く。高野連のジイ様たちの考えてる事って、多分こんな感じであろう。何故そう考えるのかと言えば、やきうが高坊スポーツの頂点に位置してしまったからであり、その先が無いのならソレを死守する以外の選択肢はないのである。


 やきうというスポーツの問題点の一つに「国際化し難い」ってのがあるのである。だから結局、国内リーグだけで全て完結してしまう。ソレはアマやきうだけでなくプロのNPBでも同様の事で、ニッポンのスポーツの頂点に立ったら、その次の展開が無いのである。だからNPBも「ONよ永遠なれ」「V9巨人よ再び」って考え方になり、昔を何時までも引き摺るから、抜本的な改革が全然出来ない。改革したら全てが壊れて元に戻らなくなるって考えちゃうからである。でも固定電話と地上波テレビと新聞雑誌しか無かった時代の栄光を、スマホ全盛期&BSCSケーブルテレビ全盛期&ネット全盛期の現在で再現できるはずがないのである。何故ならソレらの進歩によって、海外の情報が簡単に手に入るからである。


*時代が生み出したヒーロー

 だから王や長嶋、野茂やイチローがアレだけのヒーローになれたのは、彼らの卓越した実力によるモンが大きいのは当然だが、やっぱ時代が良かったからだと思うのである。例えば王貞治長嶋茂雄なんかだと:

デビューした当時、ニッポンは戦後を脱し再復興へ一直線だった

食いモンやカネにようやく困らなくなったニッポン国民が次に求めるモンは、娯楽

スポーツは古今東西娯楽の定番であり、やきうは昔から人気が高かった

ソコに「再復興のアバター」「ニッポンの強さ」という表現が最も似合う長嶋茂雄王貞治がデビュー

実力と時代の相乗効果で国民的英雄に

(゚д゚)ウマー

・・・といった感じである。だからワタクシは思うのである。もしも王&長嶋が現在にデビューしてたら、きっとあのような国民的英雄にはなれなかっただろうな、と。優れたやきう選手として評価されただろうけど国民的英雄には一歩及ばなかったのではないかと思うし、ソレより何より早い段階でMLB移籍しちゃうだろうからである(笑)


 でもって同様の事が、野茂やイチローにも言えると思うのである:

当時はバブル崩壊後で、ニッポン全体が「自分達は正しかったんだろうか(-_-;)」ってムードだった

怒りの矛先は硬直したシステムや旧来のニッポン的価値観に向けられていた

NPB(当時はプロ野球)も然りで、ONを失った後に人気の陰りが見えはじめ、旧態然としたシステムに疑問が持たれた

そんな中、野茂が旧態然としたNPBに三下り半を突き付け、MLBでの活躍で「ニッポン人も捨てたモンじゃない」と希望を抱く

イチローも同様に旧態では考えられなかった型破りな方法を用い、図抜けた実績を以って日米球界を唸らせる

実力と時代の相乗効果で国民的英雄に

(゚д゚)ウマー

・・・ってワケである。だからもしも野茂とイチローが20年早く生まれていたら、今のようなヒーローにはなれなかっただろうと思うのである。多分ニッポンで全やきう人生を全うして「パリーグの名選手」的な扱いで終わっただろうし、百歩譲ってMLB行けたとしても地上波やラジオや新聞雑誌じゃ扱ってもらえず、高度成長期で自信満々だった当時のニッポン人からは「野茂やイチローが通用するんだったらMLB大した事無いな」って言われただろうと思うのである。何だかんだ言って、TPOは非常に大事。そう痛感した今日この頃であった。