ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「テロ行為とは、文明が未熟であるから起こるのではない。選挙による落選という手段を奪われているから、やむをえずテロに走るというのでもない。権力が一人に集中しており、その一人を殺せば政治が変わると思えるから起こるのである」
Ｂｙ 塩野七生
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊身代金を払ってはいけない理由
サブタイ読めば、たとえ察しの悪いロンマニアの方でも、今回のイスラム国（以後ISIS）の人質事件に対するワタクシの見解が分かるってモンである。身代金２億ワシントン払えば２人は釈放されるかも知れんが、その２億ワシントンでISISは武器を購入し、その武器で２人どころか２０人も２００人も殺されるのである。あと「ニッポン人は脅せばカネ払う」と知れたら、今度は中東にやって来たニッポン人だけでなく、何だったらニッポン本土で拉致してISIS支配区域まで連れてくって手も取れるワケである。テロリストに対抗する方法は後にも先にも「そんな事してもムダ」って教えてやる事だけである。捕まえても何も得られないどころか返り討ちに会うのだったら、自ずとテロ行為は無くなってく筈である。
ワタクシが言うまでも無いと思うが、ニッポンがニッポンだけで平和に生きてける時代はもう終わりなのである。政治だけに限った話じゃなく、今や色んな分野においてもグローバル化は進む一方である、。ニッポンが今後も繁栄していきたいのであれば、そのグローバル社会の一員としての役割を果たさなきゃならんのであり、テロに対して妥協しないのもその一つである。こう書くと「ニッポンはニッポンのやり方で発展してけばいいじゃないか」って答えが返ってきそうだが、ソレは無いとワタクシは断言できる：
ニッポンがニッポン国内だけでガラパゴる
↓
その間、国際企業は世界を相手に切磋琢磨し力を付ける
↓
くぐる修羅場が違うんだから、その差は一目瞭然
↓
質で敵わなくなって徐々にニッポン市場を食われてく
↓
その内、完璧に乗っ取られる
↓
( ﾟДﾟ)マズー
・・・って事である。だからニッポンが発展していきたいんだったら、グローバルな一員になってくしかないのである。そうでなければお隣の半島南部が良い例であるが、欧米諸国に生かさず殺さずで骨までしゃぶられるハメになるのである。
＊世界は巨大なスクールカースト
しかしまぁ、この事件に便乗してバカ騒ぎするサヨクの多い事多い事┐(´д｀)┌何ちゅーか「人命第一だからISISの人質に身代金払え」だの「ニッポンは平和主義だって事を示せ」だの、酷いのになると「安倍政権の首を差し出せ」なんてのもある。こう言っちゃなんだが、ソレがぼっちやいじめられっ子の発想だって事、サヨク連中は全然気づいてないみたいである┐(´∀｀)┌ワタクシは常々「ニッポンに左翼はいない、いるのはサヨクだけ」と言ってるが、そのサヨクらしさがこの事件でも良く表れてるって話である：
左翼とサヨクの違い：
左翼 サヨク ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ オリジナルの社会主義・共産主義からは既に脱却 公言しないが、オリジナルの社会主義・共産主義に 現在は社会民主主義が主流 未だ傾倒しており、支持母体が正にソレ 時代の変化に対応して、新自由主義や軍隊や核の 時代錯誤と呼ばれようとも、新自由主義や軍や核を 存在意義を（積極的ではないが）肯定している 頑なに否定する 基本的にリア充＆勝ち組の反主流派がなる 基本的にいじめられっ子や負け組がなる 故に世の中や世界に対し肯定的 故に世の中や世界に対し否定的 政治社会活動はポジティブな動機からやってる 政治社会活動はネガティブな動機でやってる 正義は議論により深めるべきだと考えていて 正義は常に我にあると考えていて、議論さえすれば 持論が受け入れられるかどうかは分からない 必ず自分達の意見が勝つと考えている 持論が受け入れられなかった場合、ソレを自分達の 持論が受け入れられなかった場合、ソレは世間が 説得力不足だと考え、今後の対策を講じる バカだからと考え、反省はしない 自分達はあくまで市民国民の一員であり、基本的に 自分達は”正義”を理解した前衛的な人間と考えていて フツーの人たちと同等の立場に置く 基本的に上から目線 基本オープンで寛容な立場をとり、異論反論は 基本閉鎖的で排他的。自分達の考えは絶対正しいから 自分達が成長する糧だと考え受け入れる 異論反論は自分達への攻撃とみなし拒絶する 右翼とは立場が違えど、同じように愛国心がある 愛国心は忌々しきもの、唾棄すべきものだと考え 批判するのは、より良い祖国にするため 否定するのは、国というシステムは破壊するため 批判屋 否定屋
ワタクシにもサヨクな知人は何人か居るが、ほぼ全員学校時代はいじめられっ子かぼっちだったヤツであり、テメェの弱さを棚に上げて「スクールカーストは学校側の怠惰」だとか「体育会系優遇は悪」だとか言って、テメェに力（学力、体力、魅力、コミュ力など）が無い事を決して認めない。そういうヤツ等がルサンチマン募らせて、人権だとか憲法だとか宗教だとか自然だとかいう大樹の陰に隠れて、安全地帯から罵詈雑言並べ立てる。ソレがサヨクなのである。
でも残念な事に、世界ってのは学校や会社や部活などの人間関係を、そのまま巨大化したようなシロモノなのである。そう、世界って巨大なスクールカーストなのである（笑）だから上記でワタクシが言ってる「グローバルな一員になる」ってのが、どういう意味だかお分かり頂けたと思うのである（爆）この前の仏新聞の時も「表現の自由の押しつけだ！」って批判があったけど、何故押し付けるのかと言えば、フランスのが上のカーストに居るからである。建前上では「どの国も平等」だけど、実際は暗黙の了解としてのカーストが存在する。世知辛いかも知れないが、クラスでの人間関係ってのは、そのまま大人になっても続くモンなのである(￣〜￣)
こう言っちゃなんだが、この”地球スクールカースト”においてのイスラム諸国の立ち位置ってのは、相当低いモンだと思われるのである(^_^;)特に原理主義だとか過激派なんてのは、ソレこそカースト最底辺の除け者グループってトコである。そう、サヨク連中がISISに甘々なのは、そのカースト位置に若い頃のテメェを重ねてしまってるからなのである（笑）だからジョックであるアメリカやイギリスを嫌うし、ジョックの取り巻きになろうとしてるニッポン＆安倍政権を蛇蝎の如く嫌うし、原理主義者やISISに対して変な同情をするのである。その卑屈さを平和憲法だの人権だので正当化して、良くも悪くも自分の立ち位置を得て頑張ってる人の揚げ足を取る。ソコには何の生産性も無い。だからワタクシはサヨクが嫌いなのである。
＊カーストの中で生きてくということ
実を言うとワタクシもスクールカースト底辺だったんで、同情する気持ちも分からんでもない（笑）ただ「じゃあ否定しまくればスクールカーストは無くなるのか？」と問われたら、ワタクシの答えは「ノー」である。人間ってナマモノは一人づつ体格も外見も能力も違い、且つ目立ちたがり屋で嫉妬深いモンである。その差がある限り、階級意識ってのは決して無くならないのである。実際のスクールカーストには先生がいて教育委員会が居て、必要なら法律もある→ソレを用いて最下位カーストが最上位カーストを”打倒”する事も出来たが、コレが地球カーストになると何も無い。ソコが問題なのである。国連？アメリカに運用資金を握られてるUnited Nothingに何ができるんだって話である。
だからニッポンがこの”教師無きスクールカースト”で生きていこうと思ったら、取る道は２つしかないのである。１つは上位カーストグループの一員になる事、もう一つはニッポンが自ら上位カーストグループを立ち上げる事である。そして後者を実現するのは最低でもあと１００年はかかるだろうから、取るべき道は前者なのである。そして前者の取ってる方針が「テロには一切妥協しない」なのだから、ソレに従うのみである。世知辛いと言えば世知辛いが、現実的に考えるとコレが今の段階では一番安全かつ確実だとワタクシは考えている。ワタクシはマジメな話が大好きなのであるが、いかんぜんこの手のネタは読者ウケが非常に悪い（笑）故にもうお暇しようと思う今日この頃であった。
