アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THAT’S THE SPIRIT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「芸術家は分かれ道に立った時、危険な方を選ぶべきだ。こっちへ行ったら危ないぞという方を選んだら、それは芸術家だ」

By 岡本太郎


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*21世紀チューニング論

 前の話の続きである。鰓や鰭や羽や髭生やして、車高落として足固めてホイール交換して、エンジン弄ってパワー出して、各種メーカーのロゴをベタベタ貼る。ワタクシはコレを「20世紀的チューニング」だと言った、ソレについての話の続きである。よーするにコレってレースカーが市販車の延長線にあって、当時の市販車がショボくて、空力って概念が今ほど無かった時代のアプローチなのである。兎に角ダウンフォース増やすために色々生やして、序に増えたドラッグはパワーで補って、純正ホイールがムダに重いから交換して、車体が動かないように足回りをギッチギチに固くして、重心高いからキャンバーを多く付ける。未だにチューニングカーの主流になってるコレって、よーするに20世紀のレーシングカーのアプローチなのである。


 でもって、今は21世紀である。市販車とレースカーは完全に別モンだし、エンジン出力は市販車の方が高い場合も多いし、純正ホイールの質も社外ホイールと変わらないかソレ以上の場合もあるし、空力だって徹底的に煮詰めてあるし、重心だって低いし、レーシングカーには(レギュレーションの都合上)無い電子制御各種が前に出てきているのである。チューニングカーの見本となってるレーシングカーだって「エンジンパワーのあるトコが勝つ」って時代は終わって、空力バランスとハイブリッドシステムが勝負のカギになっていっているのである。そんな時代においてダウンフォース云々、ホイール交換云々、車高調云々って言ったって、お前何時の時代の人間だよって言われてしまうのがオチなのである。


 でもって、21世紀なクルマのカスタマイズ、例えば電子制御ダンパー&スタビライザーだとか、全自動可変エアロだとか、レーシングカーめいたハイブリッドシステム搭載とか、直噴エンジン化チューンだとか、一部のメーカーならノーマルで装着されてるのと同等かソレ以上のモンを開発販売しているチューニングショップやパーツメーカーってあるであろうか?ワタクシが今回の【R's Meeting】で見てきた限りは「皆無」である。言っちゃ悪いが、企業側もオーナー側も、未だ20世紀に捉われているのである。あと20年ぐらいは現世代をアテにして商売できるだろうけど、その後はどうなるって話である。90年代にクルマに目覚めた世代が絶えたら、この業界も絶えるのである。


*続・RRアンドR

 会場でお会いしたR35属性のあるロンマニアの方の一人が「出店は多いんだけど、心に響くモンが無い」って言ってたのは、つまりこういう事じゃないかとワタクシは思うのである。電子制御がデフォの時代のクルマに車高調って言われても「一々手動で減衰変えなきゃいけないなんて(  ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ」ってなるだけである(笑)さて、先日の話の続きをしようジャマイカ


ハコスカGT-RとR35である。こうやって並べると、R35が如何にデカいかが良く分かるってモンである。そーいえばココの展示、午後には何故か消えてたんだけど、一体何があったのであろうか。ココの展示を楽しみにしてた人もいるだろうに、説明ナシで突然消えるのはワタクシ的にアレだと思う次第である。


R35NISMOである。無論、ワタクシのではない。ノルドリンクでF氏の見たのを除けば、NISMOなんて今までワタクシ以外のを見た事無かったのであるが、ココに来たらワタクシ以外もに4台ほど来てたりするのである。こういう珍しい車種を数多く見られるのも、ココに来る醍醐味の一つなのである。


RB26DETTチューンの定番中の定番、HKSの各種キットである。未だに雑誌とかで特集が組まれるように、RB26DETTの底力を思い知らされる次第である。


ロブソンレザー】ってトコの出店で、こうやってボロくなったシートを本革に張り替えてくれるサービスなのである。第二世代(32〜34)に今乗ってる人は「一生乗り続けるッ!」って人が結構いるから、こういうチューンは好まれるのではないであろうか。




NISMO大森ファクトリー】からのデモカー2台&NISMO新製品である【R35用チタンマフラー】である。ソコにいた中の人に「マフラーのトコの”適合車種”にて”10年モデルまで”って書いてあるの何故ですか?」って聞いたら、答えは「保証適応外だから」だそうである。よーするに「10年モデル以前は既に保証終わってるから、コレ付けて車検で騒音値引っかかっても俺達シラネ」って事である。でもって「ソレでも良いのなら11年以降にも付けられる」との事である。


*Xデー2nd

 でもって話はいきなり変わって、遂に我がセカンドカーごとND5RCを納車できる見通しが立ったのである(o ̄∇ ̄o)今日マツダの担当さんと話をしたのであるが、大体来月中旬頃になるんだそうである。何ちゅーか、もうワクテカが止まらない次第であるo(^∇^)oだからミーティング当日も、ワタクシの脳ミソの半分以上はソレで占められていたと言っても過言ではないのである(笑)なので・・・



折角各種ホイールメーカーが「各世代GT-Rに適合したホイール各種、取り揃えてます(*^▽^*)」って懸命にアピールしているのに、ワタクシと言えば「あの〜、16インチ6.5Jオフセット45、4穴PCD100のホイールって何があります(^▽^;)」って聞く始末である(笑)


シートに関しても、折角【BRIDEさん】が「各世代GT-Rに適合したシートとレール、ココに資料が全部ありますよ(*^▽^*)」って懸命に商品紹介してくれてるのに、ワタクシは「あの〜、ND5RCに適合してるシートとレールを教えてくれませんか(^▽^;)」って言って中の人を困らせる始末である(笑)


 あともう一つ、気になる話を聞いたのである。ソレは「優れたセカンドカーを手に入れたR35乗りは、その後R35にめっきり乗らなくなる」というジンクスである(笑)この会場でR35以外にセカンドカー所有してるロンマニアの方数名に話を聞いたのであるが、皆が皆「普段はセカンドカーばかり乗ってる」って答てて、中には「今回ココに来たのは、今月R35に乗る理由とするため」という猛者の方も居たほどである(爆)でもって、その方々は口を揃えて「ロンさんもロードスター納車されたら何れ分かる」と言ってきたモンである(核爆)そう言われると益々納車が楽しみになるのもそうであるが、ワタクシの今後のGT-Rライフが激変する事請け合いナシな今日この頃であった。