ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「我々の一生にとって永遠なものが存在するとしたら、我々の若かった頃に心に受けた深い衝撃こそ、それである」
By テオドール・シュトルム
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*マジかよ糞ND売ってくる
1.0〜1.5Lのエンジンに1500rpmの低回転からトルクがガッツリ掛かるターボを搭載し、ソレを小型軽量のシャシーに搭載する。そうすればFFでも強烈な立ち上がり加速を得られるし、コーナリング速度だって高くなるし、上まで回さなくても良いから燃費だって良い。欠点としては最高速が犠牲になるけど、そもそも小型スポーツFFにそんなモンは求められてないので全然おk。コレがワタクシの考える、理想的なシビックTypeRのあり方である。もしも今回改めて発表されるのが【今のムダにデカいソレ】じゃなく、原点に立ち返った上記のソレだったら。ワタクシは間違いなく上記サブタイのセリフと共に、その”理想のシビックTypeR”を購入していたであろう(笑)
ホンダが「ブッチギリの走り」を謳い、逆にスバルが「運転の気持ち良さ」を謳い、そして三菱には謳うモンが無い(笑)15年前にタイムスリップして当時のクルマ好きにこの事を言ったら、多分10000人中9999人が信用しない事であろう(爆)まぁこう言っちゃアレだけど、こういうクルマを欲しがるのは基本的にワタクシの前後の世代、つまり30代〜60代のオッサンであり、この世代は未だ以って大馬力と高回転、あとラップタイムと3ペダルMTに対する信仰を捨てられないのである。でもって顧客がソレを望むなら、メーカーはソレに応えなきゃなんない。その世代が現役でいられる内はソレで良いかも知れんが、その後はって話である。
*マジかよ糞R35売ってくる
さて、満を持して【2015東京モーターショー(以後TMS)】がやって来たのである。華やかさは海外のモーターショーにスッカリ劣ってしまったのがアレだけど、ニッポン車に限っては一番の目玉商品を発表する場でもあるので、ニッポン車好きのワタクシとしては注視せざるを得ないのである。でもって、ワタクシが一番注目してるのは何かと問われたら、答えは勿論「新型NSX」に尽きるのである。今までニッポン車にとって未開の地であったスーパースポーツの世界。R35に続いてその世界に本格参戦する車種が新たに加わるのである。ソレが今回のTMSで発表されるんだから・・・
_,,,,, ―― |_| |_| > /川川ハ | l ̄ | | ノ メ ///川川lト、 |_| 匚. | \ シ (ゞ川从川/_,―' ̄ヽ | | ノ 食 __>ームヾ ̄( _-、 | |_| \ っ / | y- ノ_| < て '-,,_ | | ムkノ) l_ll_l ,-, ) る "| | // / 場 | | 匚/  ̄ヽ 合 | ___ | ノ じ r―――" ‐| \\ \ ゃ | / \\ < ね 人 乂 / \\ ノ え ニヽ / | ヾ / ___―― ̄ っ __\ / /| l  ̄ ̄―――__ ! / / \\ ヾ ν、  ̄弋二/ ̄| \\ \ \\ V⌒  ̄ ̄\\\ ̄\ \\ \ \\  ̄ ̄ ̄\\\ ̄| "―_从从 \\  ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄\ | ζ \\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄| ヾ \\ \\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\\ ̄フ \\ \\
・・・ってのがワタクシの素直な感想である。何せこの分野には911ターボ、488GTB、ウラカン、570S、R8、コルベットといった強力なライバルがゴロゴロいるどころか、R35という最も頻繁に比較される事確実な最大最強のライバルが国内にいるのだから、当然ソレなりのクルマを出す必要があるワケである。でもってコレはホンダのフラグシップ車種になる→ホンダの本気の本気が見られるからであるo(^∇^)o
でもって、漸く詳しいスペックに関する情報が現れたのである\( ̄▽ ̄)/ソレによると・・・
- 全長×全幅×全高×ホイールベース:4470×1940×1215mm×2630mm
- 最高出力:580馬力(エンジン500+モーター80)、最大トルク:65.8kgm
- 車重:1725kg
- 前後重量配分:42対58
- 0〜100km/h加速:3.0秒 最高速度:307km/h
- タイヤサイズ:前245/35Z R19 後295/30Z R20 素がコンチネンタル、オプションでミシュランPSS2
- ブレーキ:前6POT 後4POT 素がスチールローター、オプションでカーボンローター
- 価格は15万ワシントン(約1776諭吉)
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・・・ってのがワタクシの素直な感想である(笑)スペック的に見たら、今ワタクシが乗ってるヤツと殆ど変わらんどころか、微妙に負けているのである(-_-;)でもって値段も結構なモンだから、ぶっちゃけワタクシにコレ買うメリットが全然無いのである。
こう書くと「スペックでクルマを判断するといったオタクめいた事するなんて、何ともロンらしくない」と思われがちであるが、ソレはハナッから速さを捨てているフツーのスポーツカーの場合である。この手のスーパースポーツを欲しがるヤツは、一体何を一番最初に求めるのか?答えは「圧倒的な速さ」である。この圧倒的な速さってヤツがあってこそ、その他諸々の設定が生きるのである。ソレを提示して初めて、ワタクシ含む従来のR35オーナーたちに対して、上記サブタイの言葉を引き出せるってワケである(笑)R35オーナーや911オーナーやコルベットオーナーに対して「このクルマの速さは大体同じぐらいだけど、でも最新技術だよ、エコだよ」って言われても、誰が飛びつくんだって話である┐( ̄ヘ ̄)┌
*マジかよニッポン車買ってくる
国産スポーツカーの魅力とは何か?ワタクシの答えは「同ランクの外車の1ランク下の価格なのに、1ランク上の車種の速さを持ってる事」である。特にスーパースポーツという分野において、ニッポン車の伝統だとか歴史だとか、そういうモンは殆ど全く存在しないのであるから、この分野で勝負したきゃ先ずソレからなのである。実際にR35はソレやったからこそ、スーパースポーツの世界で今の地位を得る事が出来たのである。だからワタクシは思うのである。もしこの新型NSXが1000諭吉台だったら、間違いなく称賛されていたであろう、と。800〜1000諭吉なら488GTBかウラカンか570Sと同等の、1800〜2000諭吉ならF12かアヴェンタドールか650Sと同等の、ソレぐらいの速さは必要だと思うのである。
まぁこう言っちゃアレだけど、コレも新型シビックTypeR同様、ニッチ市場向けの商品な気がしてきたのである(^_^;)前のNSXを所有してるような熱烈なホンダファンや、珍しいクルマに目の無い欧米のカーマニア向けに一定数売って、その後は受注生産でロクにマイナーチェンジさせずに放っておいて、10年後ぐらいに気が付いたら生産中止になっている。初代NSXが辿ってきた歴史を、2代目も辿っていく、そんな予感がするのである( ̄〜 ̄)何せホンダには初代NSXどころかビートやS2000という”前科”があるんだから、信用しろという方が難しいのである(笑)次期愛車候補としてNSXには期待してたけど、R35NISMOの次の愛車は外車になる。他のクルマ好きたちにも訪れた運命の導きを、ワタクシも感じてしまう今日この頃であった。