アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

AS UGLY AS THEY WANNA BE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「女というものは、座り方で本性が分かるものだ。もしくは、椅子に腰を下ろすその掛け方で」

By 福永武彦


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*敷居を低くしたモノ

 何故ココ数年になってサバゲーブームが起こったり、深夜アニメの敷居が広くなったのか。ワタクシが思うに、ネットの普及がオタク趣味への敷居を極端に低くしたからである。昔はそういったオタク的な趣味を嗜むためには、その手の専門ショップに足を踏み入れたり、該当商品を手に取ってレジに並んだり、必要ならば電話で在庫の有無を聞いたり予約とかをしなくちゃならなかったのである。が、この3つのいずれもが、実に敷居が高いのである(笑)敷居が高いから、ただ単純に「ちょっと興味ある」って程度では、その世界に入る事は叶わなかったのである。だから入ってくるヤツは、その時点である程度の覚悟を決めてきた”勇者”であり、その勇気が勇者同士の強い絆になるのである(爆)


 でもネットの登場で、ソレが全て変わったのである。興味が沸いたらネットで検索すればいいし、動画サイトを見れば具体的にどんなモンかが分かるし、ネットで購入すれば問い合わせる勇気もレジに並ぶ度胸も要らないし、初心者であっても同じ初心者を簡単に探して徒党を組める。つまり初心者にありがちな各種敷居がネットによって取り除かれたんだから、そりゃ流入が増える筈である。確かにそうやって自分達の界隈が盛り上がると、オタクとしては自分が認められた気がして嬉しいモンである(笑)が、気軽に入ってきたという事は、ソレ即ち気軽に出ていくって事でもあり、気軽に入った分だけ礼儀やマナーも軽んじられがちであるので、手放しでは喜べん事だとワタクシは思うのである。


*サーキットインプレ各種

 ワタクシがサーキット動画やサバゲー動画をアップするのも、全てはこのためである。モタスポやサバゲーの楽しさを少しでも多くの人に分かってもらいたいし、実際にやってもらいたいからである。というワケで:

先日の話の続きといこうジャマイカ。ホームストレートをスタート地点として、其々右回りと左回りを各2回走ってきたワケである。


今回は実験的に、この位置にカメラをセットしたのである。NDで動画を取る時に大事なのは何か?ワタクシが思うに「シフトワークをシッカリ収める事」である。だから今回は意図的にカメラの位置を低くして、シフトの動きが見えるようにしてみたのである。まぁ何はともあれ、先ずはその動画である:

どうやらカメラの位置は失敗だったようである(笑)シフトワークは収まってるのであるが、コースが全然見えなくなってるのである(^_^;)コレが記念すべきNDでの初サーキット走行であるが、前にも言ったようにワタクシFR車は初めて&MTも7年半振りなんで、あらゆる操作が色々とぎこちない次第である( ̄〜 ̄)でもまぁ最初の走行枠はタイヤと路面の感覚を掴むため&ウォーミングアップの為にあるようなモンなので、そう考えれば上手く行った方である。


今度は右回りである。ココまで来るとクルマの感覚にも大分慣れてくるので、今度は色々と変化を加えてみた次第である。敢えて早めに3速へ入れてヒール&トゥの練習をしたり、最初よりもややオーバースピードで突っ込んでみたり、最初の回で試せなかった事を色々試したのである。あと室内が異様に明るい事に気が付いたロンマニアの方もいらっしゃると思うが、そう、今回は屋根を開けて走ったのである。無論本コースじゃNGだけど、ココは南コースだから自由なのである。やっぱこのクルマは、オープンで走るのが一番気持ち良いのである(^-^)


 でもってココまででNDについて分かった事は「分かり易過ぎるぐらいに分かり易いクルマ」という事である。限界が来てから挙動が破綻するまでの間が長いし、クルマのバランスが良いから滑る時も素直に予想通りに滑る。つまりアンダーステアオーバーステアも自由自在に出せて、出した後も余裕を以って制御できる。実は今回、ABS除く全ての電子制御をカットしてて、動画内でも何回か限界超えて滑り出してるんだけど、その全てをワタクシの腕だけで抑えられちゃってるのである。元々ヘタクソ&FR初心者のワタクシですらソレが出来るんだから、ND5RCがどんなに乗り易いクルマかが分かるってモンである(笑)マツダの謳う”人馬一体”ってヤツの正体がコレなんだと、ワタクシは理解した次第である:

ただやっぱワタクシ一人だけで走り込んでも、見えない事は色々と出てくるモンである(^_^;)ワタクシの理想がヨーロッパ式ドライビングである事は、ロンマニアの皆様の存じるトコである:

が、実際やってみると「ブレーキ離し&スパッと曲げる」ってトコが中々上手く行かず、ソコからステアリングをこじってしまってる形になってるのである(´ヘ`;)というワケで:

Yオーナーによる同乗走行サービスを利用した次第であるので、その動画も勿論用意してあるのである:

流石Yオーナー、ワタクシが出来ない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!である(笑)折角Yオーナーのシフトワークを研究したかったのであるが、事もあろうにワタクシのデカい身体と肩がジャマしてるのである(爆)カメラの位置もそうだけど、問題は純正シートである。ホールド感が全くと言って良いほど無いから、コーナリング時にからだが左右に振り回されてステアリングワークが上手く行かないし、ブレーキング時に身体が前に飛び出すからブレーキングやヒール&トゥが安定しないのである(-_-;)まぁソレでも仕方ないっちゃ仕方ないので、Yオーナーの教えを基に、最後の走行枠をこなす事にしたのである:

結局理想のコーナリングを見いだせないまま、残念ながら走行枠は全て終わってしまった次第である(´・ω・`)ワタクシ的にはもっと沢山走りたかったのであるが、多分コレ以上走っても惰性で走ってるだけになりそうなので、逆に言えばコレぐらいが丁度良いのであろう。でも今回の走行を以ってND5RCっていうクルマの事が良く分かったし、ソレ故に益々気に入ってしまったのだから、収穫は非常に大きかったといっても過言ではないであろう( v ̄▽ ̄)


*今後の課題

 というワケで、記念すべきNDのサーキットデビューは無事成功に終わったのである。こうやって一度全開走行をしてみると、公道では分からなかった部分が色々と見えてくるから、今後どう手を加えていくかの方向性が見えてくるってモンである。

取り敢えず、タイヤとホイールはこのままでおkだし、ブレーキパッドを早急に交換する必要もなさそうである。今のタイヤのサイズでハイグリップラジアルにすれば、パワー的にも釣り合ってると思うのである。ホイールも純正で十分軽い&剛性も間に合ってるので、コレも車高調を入れた後に考えれば良さそうである。一番の課題は、何といってもコレである:

この純正シートを何とかしなければ、ワタクシは次のステージへと飛翔できないのである(笑)ソコんトコは今現在【Yオーナーの店】で色々と協議中なので、次NDでサーキット行くとしたら、このシート問題が解決してからであろう。ソレまでは今暫し時間がかかりそうだけど、ソレもまたクルマの楽しみ方だと思う今日この頃であった。