ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「男はその一生涯に、少なくとも一万回、女になる」
By 小泉八雲
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*不良が始めて、優等生が流行らせ、オタクが終わらせる
サブタイの言葉を聞いた事が無い?当然である、何せワタクシがつい最近作った言葉だからである(笑)コレは何かといえば、文化(特にサブカルチャー)の一生である。どんな文化でも、最初始まる時は異端として始まるか、或いはタブーだったりするのである。今じゃ珍しくも何とも無い裸体の絵だってルネッサンスの頃は宗教的にタブーだったし、サッカーだって最初は敵兵の狩った首を用いた遊びだったりするのである。だからどんな文化でも、最初にソレをやろうと思ったヤツは、ほぼ間違いなくヤンキーだとかDQNといったルール破りを逆に自慢するような怖いモン知らずだったと考えられるのである、でもってソコからどう繋がるかというと、こうじゃないかとワタクシは推測したワケである:
ヤンキーやDQNが面白半分、度胸試し半分でやり始める
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そういう連中の間で流行るようになり、次第に悪名や知名度が上がっていく
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頭の良いヤツがソレを嗅ぎつけて、自分の名を上げるorビジネスのチャンスとして捉える
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優等生が様々な画期的アイディアを持ち込む事により、ソレが大いに盛り上がる
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知名度がうなぎ上りになり、世間での認知も地位も高まっていく
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その前衛性と不良性に憧れて、オタクも参入してくる
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世間での認知と地位が高まるに反比例して、本来持っていた反抗心や毒気が抜けていく
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ソコでの存在意義を失ったヤンキーやDQNが抜け、別の分野での活躍を見出そうとする
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ヤンキーとDQNが別途開拓したトコに、優等生もまた流れていく
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オタクだけがソコに残されてしまう
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オタクだらけになるため、生き残るために業界のオタク化が進行する
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オタクしか寄り付かなくなるため、ソレが無くなる事はないにしろ、その分野はソコで停滞する
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\(^o^)/
といった感じである。音楽で言うとジャズが既にそうなってて、ロックがその後を追ってるって感じである。古今東西、ヤンキーやDQNってのは思いの外異性にモテるモンである。ナマモノはどんな種類のソレでもそうであるが、例外無く種族保存本能があるのである。即ち強いパートナーを見つけ出し強い子孫をガンガン生む事により、種族を繁栄させようという本能である。でもって人間もまたナマモノであるが故に、この本能は存在するのである。そしてヤンキーやDQNといった類の人種ってのは、この本能に訴えかけてくるモンが強いのである。だからヤンキーやDQNの作った文化に、優等生もまた種族繁栄(及びビジネスチャンス)の為に群がってくるってワケである。
*ライトウェイトスポーツBROS2017
そう、どんな文化でも、その根底には「異性にモテたい」があるのである。昔なぜアレだけ若者がクルマを買い求めたかって、クルマ持ってるとデートに行けるからである。ソレほどまでにモテたいorモテるというのは文化にとって大事な事なのである。でもって今、スポーツカーに乗ってたってモテない。コレ非常に重たい問題である(笑)で、話は変わって:
[rakuten:book:18088165:detail]
モテようがモテまいが、ワタクシがスポーツカーを好む事に変わりはないのである(笑)まぁ今が旬だからってのもあるかも知れないが、NDネタが多い事はワタクシ的にも嬉しい限りである。ソレ以外は特に見るトコは無かったけど、ただ【A.i.R. シリーズ】はもっと早く知りたかったなぁって思うのである(^_^;)まぁ何れにせよワタクシはデカいので、あっても座れない可能性の方が高いのであるが(爆)
やっぱNDは今が旬な事もあって、色んな情報が得られて面白いのである。ただNDの傾向としては、やっぱ元々エンジンが小さい&弄り代の少ないスカイアクティブだけあって、パワーアップ系はROMチューン以外は殆ど無いのである。ND弄りは専ら足回りと内装とエアロが中心であり、あとはマフラーが少々である。至れり尽くせりのインプやランエボと比べると寂しいが、まぁコレもある意味NDの醍醐味なのである。
ニューカー速報プラス第34弾 新型 日産GT-R 2017年モデル (CARTOPMOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 交通タイムス社
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: ムック
前々から言ってるようにワタクシには17年モデルを買う気は全く無いのであるが、まぁR35情報はあるだけあった方がネタになるってモンである(笑)とは言え内容的には特に目立って新しい事は無かったので、詳しくは書く必要は無いと思うのである。そうそう、件の【2017年R35NISMO】であるが、どうやら来月5日に予約が始まるっぽいのである。
*チューニング文化の終焉
話は戻って、ワタクシが常々「チューニングカー文化はもう終わった」と度々言うのは、つまりそういう事なのである。今時チューニングカーに乗ってるヤツがどんなヤツかって、オタクばっかりである。鍛えてないメタボか、色白のガリメガネか、或いはそのハイブリッドである(笑)昔はヤンキーやDQNが結構居て、そういうルール破り大好きな怖いモン知らずがチューニング文化を栄えさせたのであるが、今じゃマンガやネットの知識やカタログスペックでしかクルマを語れないようなオタクばっかりである┐('〜`;)┌ウソだと思うのなら、どんな車種のソレ(海外の高級なヤツは除く)でも良いから、大規模なイベントに行ってみると良いのである。ほぼ間違いなく「豚に真珠、猫に小判」の意味を全身で理解する事になるであろう(爆)
言うまでも無いと思うが、ワタクシも当然例外ではない(笑)でもってオタクしか集まらない事の何が問題かって、オタクには種族保存本能に訴えかけるモンが無いからである。オタクに憧れてその世界に入るヤツが果たして居るだろうか?答えは当然「ノー」である。ソイツが高い社会的地位を持ってるor高給取りだってなら話は別だが、ただ単にオタクというだけじゃ人は惹きつけられないのである。もし惹きつけられるヤツがいるとしたら、ソレはほぼ間違いなく同じ穴のムジナ、つまりオタクである。だからオタクがその文化の中心に座るようになったら、その文化はソコで停滞するしか道が無いのである。故にクルマ文化そのものは残るにしても、チューニング文化は停滞してしまう。そう憂いざるを得ない今日この頃であった。