アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

TIME TO DIE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「不幸とは、人生に対する否定的な思考にともなう感情なのです。そうした思考なしには、不幸は存在できません」

By リチャード・カールソン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*年末も大忙し

 サブタイにはこうあるが、勿論仕事の話ではない(笑)まぁ昨年もそうだったけど、やっぱ年末になると何処のゲーム会社も必殺のAAAタイトルを放ってくるから、やりたいモンが多過ぎて大変だって話である。今時のゲームは昔みたいに数時間程度で終わるモンは殆ど無く、大概がクリアするまでに数十時間を要するようなオープンワールド系が多いからである。その大作が年末に何本も一気に出てくるんだから、年末年始の休みがいくらあっても足らないのである(爆)取り敢えず、ワタクシ期待のタイトルはこんな感じである:

こんだけあるんだから、年始年末がいくらあっても足りないんだって話である(笑)でもってコレは「販売されたら必ずやる」ってだけの話で、実はその下に様子見てるソフトがコレ以上にあったりするのである(爆)ホント、ゲーム好きには天国であり地獄なのである(^_^;)


 常々思ってる事だけど、給料が支払われる状態で半年ぐらいニート生活できたら、どんなに幸せな事だろうと思うのである(笑)仕事するための時間や体力や集中力を残す事無く、気が向くままにゲームしたいだけゲームして、観たいアニメや映画を観たいだけ観て、聴きたい音楽を気が済むまで聴いて、自分の好きな事を好きなタイミングで気が済むまでやる。ソレが実現したら、この世の天国だとワタクシは思うのである(爆)何ちゅーか、アメリカのエリートが外資系なんかで若くて体力がある内に稼げるだけカネを稼いで、そのカネでストックオプションやらその他株やらをガンガン買って、早く引退してセミリタイヤ生活を満喫したくなる理由、今ならイヤと言うほど分かるのである。


コミケにおける自由

 目を背けたくなるような反道徳的な作品もコミケには少なからずあるが、表現の自由とソレを行う場であるコミケは尊重されるべし。コレはツイッターで偶然見つけたとあるコミケ参加者(売り手か買い手かは不明)の言葉である。曰く「人間には神から与えられた自由意思があるから」だそうである。ンでもって、ソレに対するワタクシの返答は「ソレは自由とは言わない」である。コレはワタクシが前々から言っている事だけど、自由とは「何を言っても良い」という事ではなく「言っちゃいけない事を言わない」という事だからである。でもって目を背けたくなるような反道徳的なモンってのは、ほぼ間違いなく言っちゃいけない事である。だからソレを言うのは自由ではないのである。

 簡単な話である。もし反道徳的な事を言う自由まで尊重されるというのならば、ワタクシはツイート主に対し「じゃあワタクシが貴方の信奉する神をボロクソに扱き下ろす冒涜的な言論を行ったとしても、ソレも自由意思ですよね?」って言い返せるからである。そして人間というナマモノの持つ特性として、一度悪意といったネガティブな感情に火が付くと、対象となる相手が滅ぶまで決して止む事は無く、最悪の場合は言論だけでなく暴力としても噴出する。そう、なぜ言っちゃダメな事を言わない必要があるかって、こういうネガティブな感情の負の連鎖に繋がる可能性が高いからである。推進論者は「ネガティブな事を言っても、反論する自由も聞かない自由もある」って言うが、ソレで済むんだったら弁護士も警察も軍隊もこの世には必要無いって話である。


 自由とは「何を言っても良い」という事ではなく「言っちゃいけない事を言わない」という事。ワタクシのコミケに関するスタンスがコレである。二次創作は無断ですべきではないと思うし、エロい作品やコスプレは日の当たるトコですべきではないと思う。もしどうしてもソレをやりたいのであれば、誰も見て無いトコでオウンリスクでコッソリやれって話である。走り屋が峠をドリフトしたり湾岸で最高速やる場所と日時を、ネットや雑誌で大っぴらに告知するであろうか?当然ノーである。領域に入るなとは言わないが、決して荒らすな、この問題について某ロンマニアの方が言ってた事であるが、ホントその通りだとワタクシも思う次第である。

 分かり易く言うと、こういうトコであろうか(笑)、そう、オタク達が「自分達の趣向や自由を認めてほしいッ!尊重してほしいッ!」って思うのと同様に、オタク趣味に属性の無い多くの人達も「オタク趣味を受け入れない自由を認めてほしいッ!気持ち悪いっていう私達の気持ちを尊重してほしいッ!」って思っているのである。コレもワタクシが前々から言ってきた事であるが、たとえ差別を無くす事が出来たとしても、違和感は絶対に無くならないのである。だからテメェのオタク趣味を認めてほしいのなら、そのフツーの人の違和感を尊重しなきゃダメだとワタクシは思うのであり、その一つが反道徳的な表現を表じゃ控える事なのである。


*被差別民の復讐?

 でもまぁ、この「フツーの人達に対し敬意を示せ」って考え方が気に食わない人も少なくない事はワタクシも理解してる次第である(^_^;)そういう人等は「アニメやマンガが好きだったりコミュニケーションが苦手だったというだけで俺達を笑ってバカにしたり、酷い時にはいじめの対象にしてきたヤツ等に、なんで敬意を示さなきゃならねーんだo(`ω´*)o」といったトコであろう。ワタクシもオタクだから、その気持ちはよ〜〜〜く分かるのである(笑)そう、オタクからしてみれば、フツーの人が「オタクは気持ち悪い云々」「コミケはいかがわしい云々」ってのは「せっかく築いた俺達の世界に踏み込んで、また居場所を奪おうとしてる」って受け取れるから、必死こいて守ろうとするワケである。


 分かり易く言うとヨーロッパのイスラム系移民や、ニッポン国内の一部のマイノリティにある心理と同じである。根底に「自分達は虐げられて疎外されているッ!」って考えがあるから、過激な行動も「アイツ等にやられた事をやり返しただけ」って考えるし、批判されると「また俺達から奪おうとしてるッ!」って思い過剰反応し結束を固める。そう、こういう問題を何とかしようと思ったら差別や偏見をなくす必要もあるんだけど、ソレと同じぐらい被害者意識を捨てる事が重要なのである。無論、蟠りが少なくないのは百も承知だが、ソレでもその先を考えたらやるべきだとワタクシは思うのである。さて、社会問題ネタは何時だってウケが悪いので(笑)お暇するに限る今日この頃であった。