アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FROGSTOMP

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「自分の犠牲もなく、何かを得たり達成したりしようっていうのは都合が良すぎる。それで達成感や至福が得られるというなら、それは錯覚と言うんだよ」

By 宗夜苳治


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*間もなく一周年

 来月12日を以って、我がND5RCが納車されて1年である。何ちゅーか、あっという間過ぎるのである(^_^;)ワタクシ的には未だに先月納車されたばかりに感じるのだが、時間が流れるのは早いモンである(笑)1周年という事は、ソレ即ち法定12ヶ月点検があるという事なので、ソレに先立って【NDのオイル総交換】をしてきた次第である。R35は当初からオーナーがサーキット走行する前提で作られてる→純正で全く問題無いからメンテはNHPC任せにしているのだが、NDは残念ながらそうではない。何せエンジンオイルからして【0W-20ゴールデンeco】とかいう名前からしてサーキット走行は向かなさそうなソレなので(笑)サーキット走行向けのオイルをワタクシ自身が選んで入れてるのである。


 詳しい話は上記リンク先の整備手帳にあるんで省略するとして、サーキット走行を含めたオイル交換について色々ネットで調べてみると、いい加減な知識が多い事多い事( ̄〜 ̄)凄いのになると「エンジンオイルはサーキット走行後に必ず交換、ミッションとデフはエンジン2回につき1回」なんて書いてるトコまであるのである┐( ̄ヘ ̄)┌ンなモンはサーキット走行の頻度にもよる&車種による&新車か旧車かにもよる&使ってるオイルにもよるのに、ソコんトコは一切書かれていない。よーするに自分で考えて自分で色々やってみて、自分に最適化したやり方を自分で編み出さなきゃダメなのである。そうしなければ、頭の良いヤツに食い物にされるだけである。


*都合の良い貴方

 でも今の時代にクルマにハマってるヤツはオタクが多くて、オタクってのはこういう情報に目が無いのである。オタクって人種は情報や知識で優位に立ちたいという願望が強いので、奇抜な話には特に弱いのである。傍から見たらただのバカなんだけど、やってる本人は「俺は真剣に何かを追い求めているだけだッ!コレが時代の最先端なんだッ!ただ平凡に生きてるだけの凡人には分からないッ!」って至ってマジメだったりするのである('〜`;)こういう事を貫いてやり続ければ何時かは報われて、今まで自分を嘲笑った凡人共を見下せる。そう思ってるヤツも少なくなく、その一人がこの【モバマスとデレステにハマったコイツ】であろう。


 何故ココまでムダに文章が長いかって、読む人の事を考えていないからである。少しでも「相手に読んでほしい」って気持ちがあれば、文章は自ずと読みやすくなるのである。でもコイツにはソレが無い。何故なら自分の気持ちを吐露する事だけしか考えておらず、他人に関しても「分かるヤツだけ分かれば良い」ぐらいにしか考えていないのである。でもって読み難さを我慢して必死こいて読んでみて、ワタクシなりに要約してみた結果・・・

自分に都合の良い存在が欲しかった

・・・たった1行15文字で要約できちゃったのである(笑)2次元でも3次元でも、アイドル的なコンテンツにハマるヤツって、大体がこのメンタリティーである。相手は自分が理想とするキャラクターでいて欲しいし、自分の為にもそのキャラクターを演じなければならない。でも自分は相手に合わせて変わる事は、絶対にしない。


 フツーの人付き合いってのは、相互に相手に合わせ合う事なのである。自分の理想の彼女/彼氏を見つけたら、相手も自分をより好きになって貰えるように、相手の望みを出来る限り叶えられるように変わろうとする。互いにそうする事でお互いの気持ちを知り、相互的に関係を深くしていく。でもオタクってのはそうじゃなく、相手だけに一方的に変化を迫るのである。ちゅーのもオタクってのは周りから蔑まれてたり虐げられたりされてる事が少なくなく、でもプライドが高かったり自己愛が強かったりするヤツだと、自分を変える事は全面降伏に等しい行為だから出来ない。故に(商売上の理由で)自分を決して否定しないアイドルという存在にハマっていくワケである。


*そのままでは良くない貴方

 よーするにアイドルとかアニメキャラとかにハマるヤツってのは「貴方はそのままでいい」って肯定してもらいたいのである。悪いのは自分に理解を示さない世の中や周囲の人間であり、素の貴方は素晴らしい人間なんだから、何も恥じる事は無い。私達はいつも、貴方の為に微笑んであげる。そういう一方的な工程が欲しいのである。だからアニメの演出がどうのこうの、声優がどうのこうので異様なぐらいにオタクがキレるのは、つまりそういう事である。唯一テメェを肯定してくれた自分にとって都合の良い存在が”否定”したから、ソレに対しキレてるのである。上記リンクのソレにも「こんなどうしようもなく嫌なことまみれな世界の中で」って言葉が、ある意味全てを物語っているのである。


 そう、その”どうしようもなく嫌なことまみれな世界”は、決してソイツを否定してはいないのである。ただ単にソイツが「自分を変えたくない」って理由で世界を否定してるだけなのである。ソレさえ分かれば、こうやってソシャゲに自分を支配される事は無くなるのである。自分を何を肯定すべきで、何を否定すべきか、自分でシッカリ考える事。オイル交換のソレもそうだけど、ソレ以外の事についてもそうなのである。そうでなけりゃ頭の良いヤツ、例えばアイドルのCDに握手券を付けて売るヤツとか、あるいは「リセマラ不要」「豪華声優多数」って広告で釣ってくるヤツに食い物にされるってワケである(笑)自分を否定する勇気、失敗を甘んじて受け入れる勇気は重要。改めてそう思う今日この頃であった。