アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE NEW BLACK

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「何かに悩んでいる人は解決策を知らないのではなく、最良の解決策を面倒でしたくないだけだ」

By 森博嗣


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*気になる一丁

 トレポンを手に入れて以来、鉄砲の話をする機会、特に長物の話をする機会がめっきり減ってしまったのである。理由は実に簡単な事で、トレポンを手に入れたらソレ以上が無いからである。エアガン収集の趣味があるなら話は別だけど、生憎「エアガン=サバゲーのための道具」がジャスティスのワタクシにおいて、サバゲーで使わないor使えない鉄砲を買うためのカネはビタ一文持ってないのである。が、気になる鉄砲が一つだけある。ソレがコレである:

分かり易く言うと【M4A1 MWS】の10.3インチバレル版である。MWSのインナーバレルが250mmな事を知ってたワタクシは「コレは絶対にCQB-Rバージョンが出るな( ̄ー ̄)」と睨んでいたので、敢えてMWSを買わずにソレを今に至るまで待っていたワケである。インナーバレルが短いのならアウターバレルが長い必要なんか無いので、最初から短いモンを買った方が得だって話である。


 ぶっちゃけた話、ワタクシは現在10インチサイズのトレポンを所有してるので、コレをサバゲーのメインウェポンで使おうなんて1ミクロンたりとも考えていない次第である。ただ何ちゅーか、機械好きとして、東京マルイの新しい機械に非常に興味が沸いたからである。まぁサバゲーで使うとしてもインドア戦専用の鉄砲になるか、アウトドアで使うにしても夏季限定になるであろう。ガスは気化が気温に左右される上に、連射してる内にマガジンが冷える事によっても気化率が変わってしまうため、弾道が安定しない→遠距離戦が主体のアウトドアじゃ使い勝手が悪いのである。だから気温が高い夏季か、交戦距離の短いインドアでしかフル有用できないのである。


*チューニングは面倒臭い

 話は変わって、以前オーダーしてたNDの車高調がよーやく完成したので、今NDは【コムドライブ】に預けた状態である(*^▽^*)取り付けて、アライメント取って、微調整を加えて等々して、完成は今週末の予定である( v ̄▽ ̄)何ちゅーか、今からもうドキがムネムネしてきたのである(笑)おさらいであるが、オーダーしたスペックは以下の通りである:

  • 減衰は固定式で、車高は全高調整式で、アッパーはノーマル
  • スプリングはハイパコ製で、レートは前8k&後6kで、車高は20mmダウン

クルマ属性のあるロンマニアの方なら何となく分かると思うが、バリバリのサーキット仕様ではなく、ソコから一歩か二歩ぐらい下がった感じである。NDは普段の足としても使うため、街乗りの快適さを損ねる仕様(ピロアッパー、大幅な車高ダウン、減衰調整機能など)は敢えて省いてあるのである。セッティングは車高調整とアライメントのみで何とかして、ソレでもダメならば後日オーバーホール時に仕様変更するって形で対応する予定である。


 この車高調さえ装着してしまえば、今まで続いた大掛かりなNDのチューニングは一先ず終了である。今後の展開によってはタイムアップの為にLSDを装着したりだとか、タイヤグリップを増やすためホイールを替えてリムを増やすという展開もあり得るが、ソレは当分後の話である。最初はどうなるかとも思ったのであるが、終わってみたらワタクシの望み通りのカスタマイズが出来て満足である(^-^)でもって一通りチューニングを済ませたワタクシの感想は「やっぱチューニングって面倒臭い」という事である(笑)コレが細かい事や後先を考えず、ワタクシの思うが儘に好きにやったチューニングなら、そりゃ楽しかっただろうとワタクシも思うのである。が、細かい事や後先を考えた途端、チューニングが面倒臭く感じてしまうのである。


 別にクルマに限った話ではないが、チューニングってのはどんな些細なソレでも必ずデメリットがあり、施した事により多少なりとバランスが崩れるのである。そう、後先考えてチューニングするって事は、メリットとデメリットをシッカリ見極めた上で、崩れたバランスを訂正しなきゃならないって事であり、コレが実に難しくて面倒臭いのである(;´Д`)ノーマルの何が良いかって、このワタクシの頭を悩ませる耐久性とバランスに関しては抜群だというトコにあるのである。だから弄るにしてもノーマルを可能な限り残すために最小限で済ますようにして、止む得なく替える時はノーマルの特性に一番近いモンを選ぶようにして今に至ってるのであるが、ソレが結構疲れるのである(o´Д`)=з


*ノーマル万歳

 ワタクシのクルマ歴はお世辞にも長いとは言えないが、ソレでも一つだけ確信した事があるのである。ソレは「やっぱクルマはノーマルが一番」って事である。クルマ買うんなら高くついても良いから使用目的に最も近いモデルを選んで、弄りは最小限に留めておく。コレが最も賢いクルマの買い方なのである。例えばサーキット走行を頻繁に行うのであれば、メーカー直属のチューナー(NISMO、TRD、STIなど)が出しているスポーツ走行向けのコンプリートカーを買って、サーキット走行に必要な最小限の装備(4点固定ハーネス、リミッターカットなど)を取り付けるだけにして、残りは全部ノーマルで済ますといった具合にである。もしサーキットしか走らないのであれば、サーキット専用車(カップカー、GT3車両、フォーミュラなど)を買えば良いのである。


 ただそう言われて「ハイそうですか」とはならん事はワタクシも重々承知してる次第である。何故ならクルマ弄りってのは「他の誰かに良く見られたい、チヤホヤされたい」って願望が多かれ少なからずあるからである。SNSでチヤホヤされたい、走行会で一番時計を叩き出して周囲をアッと言わせたい、ショップとの繋がりを大事にしたい等々。そういう気持ちってのは、効率や損得じゃどうにもならんからである。でもワタクシはぼっちのアスペ野郎なんで、ソコんトコ気にせずに効率や損得や後先を考えてクルマを弄る次第である(笑)人間の感情は数学的に計算できないから難しいのであり、逆に面白いのでもある。そう痛感する今日この頃であった。