アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

NO HEAVY PETTING

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「良く書くためには、良く見なければならぬ。良く見るためには、良く生きなければならぬ。良く生きるためには、少なくとも朝が爽やかでなければならぬ」

By 南川周三


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


痛車が大嫌い

 サブタイの意味であるが、コレは100%ワタクシの本音である(笑)まず前置きとして、オタク産業ってのは基本的に3つの要素で成り立ってるのである、ソレは即ち「自己愛」と「自己肯定感」と「現実逃避」である。巷で流行ってるなろう系小説とかやらの「現実世界でやってけないヤツが異世界に飛ばされて、ソコで無双して英雄になってハーレム作る」なんてのが典型的過ぎるまでのソレである。フツーの人は活躍して皆に好かれるために色んな努力をして、失敗を重ねてるモンである。が、オタクになるヤツってのはそうじゃないのである。自己愛が強いからテメェが劣ってる事を認められず、努力もせずそのままだから皆に受け入れられずバカにされて、バカにされるのがイヤだから現実を受け入れずに逃避するのである。


 そう、オタク産業ってのは、とどのつまりオタクに対し「貴方はそのままでいい、変わるために血の滲む努力なんてしなくていい、そのままの貴方が好き」ってメッセージをコンテンツに込める事により、オタクに熱狂的に支持されるのである。ワタクシはオタク的コンテンツが大好きだけど、オタクとは距離を取ってる理由がコレである。ワタクシもオタクだから、オタクのそういった気持ちは分からんでもないのだが、ソレでもソレを肯定する事は出来ないからである。いくら権利やら正当性やらを声高々に叫んでも、キモいモンはキモいとしか言い様が無いのである( ̄ヘ ̄)今各種企業がオタクに媚びてるのはオタクの地位を認めたからではなく、ソレがカネになるからなのである。



 ココまで書けば、何故ワタクシが痛車を猛烈に嫌うのかが分かると思うのである。そう、痛車にはオタクのその「ありのままの俺を認めてくれッ!俺の個性を褒めてくれッ!」っていう押し付けがましい一方通行の承認要求が感じられるからである。相手がソレをどう思うかを一切考慮せず、ムリヤリ他者の視覚に割り込ませる。更にはそのクルマを使う事によって「○×乗りはオタク」っていう風評被害が広まる事を全く考えていない。他人の迷惑を一切考えない、一方的なテメェの押し付け。ワタクシはそういうやり方が大嫌いなのである( `_ゝ´)繰り返し言うが、決してオタク的コンテンツが悪いワケではないのである。悪いのはソレをテメェの都合の為に利用するヤツと、そういうヤツに媚びる企業なのである。


*走り納め2016

 さてワタクシの個人的なソレはどうでもいいとして(笑)本文に行こうとしようジャマイカ。先日も述べたように、今回は【プロアイズ筑波1000走行会】の話である。何せ新車高調と新ブレーキパッドを投入して以来、初の走行である。単純に走る事そのものも楽しいのであるが、新パーツのテストをする事もまた楽しみなのである:



日が昇りたての筑波サーキット1000コースである。霜の影響で若干濡れてはいるが、雲一つない完璧なニッポン晴れである。気温も3度ほどで、走るには最高のコンディションである(^-^)



こんな早朝(AM6.30)にも関わらず、ガチ勢からエンジョイ勢まで多くの参加者が既に集まってきてたのである。申し込みが始まって速攻で満員になったのも、やはりコレが今年の走り納めって人が多いからであろう


そんな中でも、このND5RCが放つオーラは一際凄まじいモンがあるのである(笑)ワタクシは思うのである、もしこのクルマが大黒ICに現れたら、皆スーパーカーなど見向きもしないでこのクルマに集るであろう、と(爆)


*はじめてのそうこうかい

 以前にもワタクシのトコに「サーキット走ってみたいんですけど、どうすれば良いのですか?どんな準備が必要なのですか?」と尋ねてこられたロンマニアの方がいらっしゃったので、もしかしたら同じ疑問を潜在的に抱えてるだろうロンマニアの方の為に、特別にソレをワタクシ直々に教授しようジャマイカ。まず一番最初にする事は何かって、当然だけど「走行会に申し込む」である。今は上記のプロアイズさんだけでなく、何処の主催者もHPで参加者を募集してるから「○×(自宅から近いトコにあるサーキット名) 走行会」でググってみるか、或いは【走行会ドットコム】みたいな情報サイトで検索すると良いのである。車種にもよるが、先ずはミニサーキットから走ってみるのがオススメである。


 申し込むのは出来たとして、次は「走行会には何を持って行けば、どんな準備が必要なのですか?」という疑問である。コレはあくまでワタクシのやり方なのであるが、ソレで良ければ簡単に教えてあげるとしようジャマイカ

まずは絶対必需品であるヘルメットとグローブである。あと長袖と長ズボンが必要なので、ソコんトコお忘れなくである。理想はレーシングスーツ&レーシンググローブ&4輪用ヘルメット&レーシングシューズなのであるが、普段着&軍手&2輪用ヘルメット&スニーカーでも大丈夫である。要は全身をシッカリ覆えれば何でも良いのである。


あと無くても良いけど、あると便利なのがサングラスである。サングラスでなくても、カラー付きバイザーとかでもおkである。レーシングドライバーの引退の理由で一番多いのが「目が悪くなった」であり、目が悪くなる原因で一番多いのが紫外線によるダメージであり、アスファルトというシロモノは思った以上に紫外線を反射させる。こう書けば、その理由が「眩しさを防ぐため」だけではない事がお分かり頂けると思うのである。


何処の走行会でもほぼ確実にゼッケンを渡されるので、ソレを両ドアに貼るのである。貼る際の注意は「ガムテープとかでシッカリ貼る事」である。テキトーに貼ると剥がれてしまうからである。


ゼッケンと同時にトランスポンダー(タイム測定器)が渡されるので、コレをリアナンバープレートになるのである。因みに貼る場所は何処でも良いのであるが、リアナンバープレートが空力的な影響を最も受け難いからワタクシはソコにしてる次第である。貼る際の注意点は「脱落しないよう念入りにガッチリ貼る事」である。


あともう一つ大事なのが「運転席のマットは外しておく事」である。街乗りなら兎も角、サーキットはちょっとした事が大事故に繋がる可能性があるため、不安要素は少しでも取り除くためである。床が少々汚いが、気にしたらダメである(笑)


4点固定ハーネスは無くっても走れるけど、大概何処の走行会やサーキットでも強く推奨されてるし、ワタクシも強く推奨する次第である。コレがあるだけで座席とのホールド感が格段に上がるので、その分安全に走れるからである。


あとあると便利なのがエアゲージと空気入れである。タイヤグリップは空気圧で結構変わるので、タイム出すためには調節するための道具が重要になってくるのである。空気入れがショボいのがアレであるが、細かい事は気にしないに限るのである(笑)


ホイールを入れ替えないのであればトルクレンチは無くっても良いのであるが、更なる安全のためにはあっても損は無いのである。


最近のクルマはしなくて良いみたいだけど、古いクルマだとライトのテーピング固定&エンジンルーム内の蓋類にテープ固定が必須となるのである。NDは最近のクルマだから、特にその必要はない*1のである。


ナンバープレートは外さなくても良いのであるが、ワタクシは外してる次第である。この方がラジエターに空気がより多く入るし、ナンバープレートによる空気抵抗も無くせるからである。


牽引フックはつけなくても良いのであるが、あった方が万が一の時に便利なので付けてる次第である。にしても、やっぱクルマ備え付けのソレはカッコ悪いのである(笑)


あと4点固定使うのなら、あると便利なのがこのシートベルトキャンセラーである。コレ付けとくと警告音が鳴らなくなるので、その分運転に集中できるのである。


ワタクシ的に重要なのが、この動画撮影用のカメラである。コレについてはこの位置がべストだと判明してるので、今回もそうした次第である。


あともう一つ、あると便利なのが折り畳みチェアとビニールシートである。車内って結構風通し悪いから休むために椅子が要るのと、積んだ荷物を外に置くためにビニールシートが要るのである。あと天気が悪くなってきた時に、外に出した荷物をシートで包むという使い方も出来るのである。


*走行1発目

 準備が終わったら、まずは走行前ミーティングである:

特にサーキットを初めて走る人はココでの注意事項が重要となってくるので、シッカリと聞いておく必要があるのである。でもってソレが終わったら、早速走行である。大概この手の走行会ってのは上級者から先に走るので、コース攻略や走り方の見本としては丁度良いのである:




こんな風に上級者がどんなラインを通ってるか、クリップでどんな姿勢をしてるかを見る事によって、自分が走る時の参考にするのである。まぁ上級者の場合はチューニングがガチ過ぎる&腕もあり過ぎる場合が殆どなので、レベルが違い過ぎて逆に参考にならん場合も間々あるのであるが(^_^)



この日の為に仕上げてきた車高調も、バッチリ臨戦態勢にあるのである。慣らしが完全に終わってバネやショックが馴染んできたせいか、装着直後よりも車高が5mmぐらい下がった希ガスのである。


先月久しぶりに”師匠”にお会いして、その際に「いいかロン、タイヤとホイールをツライチにしろ。これは要望じゃない、命令だ」と仰られたのであるが、この写真を見れば”師匠”のお気持ちがイヤと言うほど分かるのではないかと思うのである(笑)今現在ホイールを物色中なので、今履いてるタイヤが終わった頃に考えたいと思う次第である。


 さてその車高調の記念すべき最初の一発である。まぁ最初の走行で、しかも車高調もブレーキパッドも全く未知数なんだから、まずはお手並み拝見ってトコである:

まぁ最初の一発目なんで、まだワタクシの動きも硬い&余裕をタップリ持たせての走りになるので、ちょっとキレはイマイチなのである(^_^;)が、この段階でベストタイムは既に47秒5。前回のベストラップをいきなり1秒も更新したのである( ̄○ ̄;)無論、更新したワタクシ自身が一番ビックリしてる事は言うまでもなるまい(笑)


 流石に初夏と真冬の違いはあるとはいえ、慣らし走行で1秒も更新できちゃうとは、恐るべしは車高調である( ̄Д ̄;) さて、では次の動画を・・・と言いたいトコであるが、ソレ出したらネタ切れになってしまうのである(笑)車高調変えた後の走行インプレッションとしては「エンジンが前にあるカート」といったトコである。ブレーキングで前荷重作った後にスパッと切るとその分回るし、ソレをアクセルとカウンターステアで制御していくのである。何ちゅーか、正にワタクシが狙った通りの足回りになっていて、走っててメチャクチャ楽しいのである(^-^)さて夢中になって書き込んでる内にスッカリ遅くなってしまったので、さっさと締めようと思う今日この頃であった。


*1:但し自己責任において