アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE ART OF SELF DEFENSE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「どっかまだ未完成でも”聴いてちょうだい”って引っ張るものを、もっともっと育てること。それが演奏家になるためには、とっても大切だと思います」

By 中村紘子


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


サバゲーフィールドがこの先生きのこるには

 もしも「今、関東にどんだけの数のサバゲーフィールドがあるのか?」と問われたら、ワタクシの答えは「面倒臭いから数えたくない」である(笑)そう言っても納得してもらえるんじゃないかと思うぐらい、関東にはサバゲーフィールドが多過ぎるって意味である。ソコまで多くなってしまった状況に加え、多くなってしまった元の原因であるサバゲーブームもどうやらピークを過ぎてしまった今、フィールドがこの先生きのこるにはどうすれば良いのか。ワタクシが思うに「ネームバリュー」と「ブランド化」と「地域密着」の3つがキモなんじゃないかと思うのである。ネームバリューはこの前行ったユニオングループ系列のソレが良い例だけど、一度ネームバリューを獲得すると、ソレだけで自然と人が集まってくるし、人が集まってくるトコに更に人は集まるモンだからである。


 2つ目のブランド化はどういう事かって、熱烈なファンや上級者が集まるようなトコにするって意味である(笑)クルマで言うとポルシェとかが良い例だけど、コアなファンってのは景気や流行の有無に関係無くついてきてくれるし、少しぐらい値が上がったとしても質を伴うのならば確実に払ってくれるモンである。確かに大儲けはできないけど、その代わり大損もしないって事である。最後の地域密着は、書いて字の如くである。地元民の支持を得てソコを中心にして盛り上がってれば、後は自ずと地元民が地元民(とその周囲の人)を連れて来てくれるのである。この3つの内のどれかがあるフィールドは、言語サバゲーブームが終息したとしても生き残っていくのではとワタクシは考えるのである。


*縦と横の索敵難易度

 でもって先日行ったこの【サバイバルゲームフィールドEDGE】というトコは、サバゲーブームがもう下り坂に入った正にその時に新たにオープンしたんだから、そりゃ「チャレンジャーやなぁ(^_^;)」って思ってしまうモンである(笑)後発だけど顧客をゲットするための”何か”があるのか、或いはそんな事を何も知らずに「サバゲーはカネになる」っていう噂話を信じて勢いでオープンしちゃったのか、誰だって気になるトコであろう(爆)ソレを知るために一番確実な方法はズバリ「実際に参加してゲームしてみる」であり、早速ソレを実践してみた次第である:

こうやって実際にゲームして分かった事は「索敵がし易過ぎる」という事である。竹藪が濃いから見え難いと思われがちだが、寧ろ竹藪が多いからこそ見易いのである。何故かと言えば、竹藪は全て垂直方向に伸びているからである。するとコントラストの関係で、横に動くモンが目立ち易くなってしまうのである。だから竹藪を縫って移動しようとすると、視覚のチラつきで相手の場所が分かってしまうのである。相手の場所が分かれば相手を倒すための作戦が自ずと浮かんでくるから、必然と攻略難易度は落ちるのである。櫓とかバリケードだとかの遮蔽物が少ない事も、発見を容易にする要因となってるのである。


 思いっきりぶっちゃけた事を言ってしまうと「初心者〜中級者向けのフィールド」ってトコであろう。初めての人or始めて間もないサバゲーマーが手軽に索敵や撃ち合いを楽しむには良いだろうけど、中級以上の読み合いやスリルを求める人には物足りないんじゃないかと思うのである。

たとえそんな状況であっても、昼メシはやっぱ美味いのである。ソレがBBQなら尚更である(笑)今回は前にも言ったように【RETRASH】さん主催の貸し切り定例会なので、フツーの定例会とは違ってこの様な趣もあるのである:


因みにコレが定例会で配られたチラシである。


RETRASH定例名物、トレポンの貸し出しである。因みに上記シューティングバーでもトレポンの試射は可能であり、MOVEと提携してのトレポンの取り扱いも受け付けているので、トレポンに興味のあるロンマニアの方は騙されたつもりで一度行ってみる事をオススメするのである。


このトレポンの凄いトコは、レシーバーに【NBORDE】のカスタムレシーバーを用いてるトコである。マジチャカから実寸して、高い精度の下に生産されてるレシーバーには一切のガタつきも無く、徹底的なまでにマジチャカの仕様を再現してるソレは、正に「究極のトレポン用アイテム」と言っても差し支えないであろう。


ワタクシのショボいショボい純正レシーバーと比べれば、その違いが分かり易いぐらいに分かる筈である(笑)ワタクシはそういう細かい部分の再現にまで拘る程のミリヲタでもガンマニアでもないので、ワタクシは上記レシーバーを購入する予定は今んトコ無い。ちゅーか、ソレ買うカネがあるのなら、ワタクシは迷う事無くクルマに使うからである(爆)でもって、貸出してるのはトレポンだけではなく・・・


こんなモンまで貸し出してるのである。コレはCYMAという香港(台湾?)のブランドが作ってるマルイのコピーみたいなモンであるが、最近にわかにワタクシの界隈では「安くて軽いのに結構よく当たる」と評判なのであり、ワタクシも面白半分に借りてゲームで使ってみたワケである:

結論から言うと「やっぱノーマルじゃ使い勝手が悪いな(^_^;)」ってトコである。マルイ同様3発同時発射なんだけど、3つともバラバラにホップアップが掛かってるんで、狙って当てられないのである。ただ軽さと飛距離は相当なモンなので、カスタムすれば面白そうなのである。


*オラが街の戦場

 というワケで、何だかんだ1日楽しく遊ばせてもらい、本日の定例会は終了である。新たに投入したブーツの使い勝手も良く、今後作ってもらおうかと思ってるカスタムショットガンの構想も得られたので、成果はソレなりにあったと言えるのである:

このフィールドに関する率直な感想は「まだまだ発展途上」といったトコであろうか。まぁオープンしてまだ半年も経ってないってのもあるんだろうけど、細かい部分での煮詰めが色々と足りないのである。今のまんまだと客が初心者〜中級者な内はまだ良いけど、中級者以降になると別のフィールドへ流れていってしまい、そしてブームが終わった今、新たな初心者の獲得は厳しくなってしまうって話である。


 ソレでも「ココにはオープン当初からちょくちょく通ってる」っていう常連さんの話を聞くと、オープン当初と比べてレイアウトも毎月の様に試行錯誤を重ねて行ってるとの事&牛久市とその周囲(竜ヶ崎とか土浦とか)からのゲーマーも結構集まってる→地元密着はソレなりにやってるとの事なので、少しは期待しようと思うのである。やっぱ何だかんだ言われても、家から5kmクルマで7分の距離は余りにも便利過ぎるんで、この便利なフィールドが上級者も唸るようなトコにまで成長できたら、ソレはソレで選択肢が増えてありがたいからである。まぁ何だかんだワタクシも牛久市民なので、牛久市にあるソレの応援は自ずとしてしまう、そういった地域愛を自覚してしまう今日この頃であった。