アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DE VERMIS MYSTERIIS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「嘘が世界を半周したころ、真実はまだズボンを履こうとしている」

By ウィンストン・チャーチル


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*やっぱ屋根やね

 当初は「ポンコツになるまで乗る」って決めてたNDであるが、ちょっと予定変更である。多分、最初の車検を迎える事無く降りる事になるであろうと思われるのである( ̄〜 ̄)やっぱ何ちゅーか、屋根が無いと色々危ないのである。先日NDでFSW本コース走ったのであるが、速いスピードで縁石乗った時、今まで感じた事が無いぐらい車体が浮いてしまったのである、幸いにも素早く反応して事無きを得たのであるが、もし反応が少しでも遅かったらって話である(>ω<)ワタクシは身体がデカいので、いくら純正でロールバーがあると言ってもソレはワタクシの頭よりも低い位置にあり、そして屋根を閉めてるとはいえどシフトトップの強度なんぞたかが知れている。よーするにひっくり返ったら、その場で人生\(^o^)/オワタなのである。


 取り敢えず今日明日には乗り換えるってワケじゃないが、車検の手間暇を考えたら車検は通さない方が得だと思ったからである。じゃあ次は何乗るかと言えば、今度は【ロードスターRF】にしようかと思うのである:

やっぱ何だかんだ言ってNDが気に入ってしまってるのと、今までNDに使ってたチューニングパーツをそのまま流用できるのと、実際試乗してみたら2.0Lエンジンが思いの外良かったのと、そして一番はやっぱ屋根がある事である。念のために今までNGだったサーキットや走行会主催者に「RFのハードトップならどうですか?」と聞いてみた所、答えは何れも「ソレだったらおk」と帰ってきたのである\( ̄▽ ̄)/確かにまたカネがかかる事は痛いのであるが、命をカネに替える事はできても、その逆は無いのである。


*続・ヒール&トゥ虎の巻

 というのが今年の4/1ウソなのであるが、やっぱキレが今一つなのはワタクシも自覚してる次第である(笑)去年も似たような事を言ったが、良いエイプリルフールのウソってのは、ウソつかれる側に「ウソだって事は分かるけど、こんなウソなら騙されてみたいかな( ̄∇ ̄)」って思わせるモンだったり、或いは「ウソだって事は分かるんだけど、でもコイツならやりかねないな(^_^;)」って僅かに真実味を与えるモンでなけりゃダメだと思うのである。ちゅーのも、ウソってのは基本的に不愉快なモンだからである。ウソが不愉快だからこそ、その不愉快さをユーモアに替えて笑い飛ばす。ソレが正しいエイプリルフールのウソだとワタクシは考えてる次第である。ただ騙すだけのウソならばソレ以外の日にイヤと言うほど聞かされてるから、もう十分なのである。


 さて、話を元に戻すとしようジャマイカ。先日も述べたと思うが、今回の走行はタイム云々は一切考えていないのである。果たして公道やゲームで練習したように連続で華麗にヒール&トゥを決める事が出来るのか、ニッポン最長のホームストレートで最高速がどんだけ出るのか、新タイヤの使い勝手は如何ほどのモンなのか。そういった好奇心を満たすための実験的要素が殆どである。さて、実際観てみるとしようジャマイカ

当日は天候が良過ぎたため、アスファルトの反射が強すぎてコースが殆ど見えないのがアレであるが、まぁ参加台数が多くてラインなんかマトモに取れなかったので、実際気にしなくてもおkである(笑)あとヒール&トゥは確かに形だけは何とかなったが、中身はてんでダメだったのである(^_^;)回転数は合わないわ、クラッチ繋ぐタイミングはズレるわ、ブレーキングが安定しないわで、もうメチャクチャである(´ヘ`;)ベストモータリングとかホットバージョンなんかじゃプロドライバーが易々と繋いでたけど、アレって実は相当高度なテクニックだったんだって話である。


 あともう一つ分かった事は「やっぱNDクソ遅い」という事である(笑)まぁR35(600馬力・トルク66.5)と比べてパワーもトルクも1/4以下(131+α馬力・トルク15.2+α)だから仕方ないっちゃ仕方ないのであるが、いかんぜんコースがデカいから余計にソレを感じる&同じ走行枠にはポルシェやらロータスやらがガンガン走ってるから、余計に遅く感じるのである(^_^;)

R35で走ってる時は他のクルマに対して「この走るシケイン共がッ!ワタクシが気持ち良く走る邪魔をするなッ!」って心の中で罵ってたモンであるが、今やワタクシがその走るシケインである(笑)走ってる間ずっと横や後ろが気になってしまい、ソレが原因か思いっきり踏めなかったのである(^_^;)ヒール&トゥは最初の1本目よっかは大分マシになってきたが、ソレでもやっぱ練習不足なのは明らかである。こうやって30分×2本走ってみて分かった事は:

  • ラップタイムは2分27秒ほど、最高速はメーター読みで195km/h(因みにR35は285km/h)ほど。
  • 事前の計算通り、ギアは5速までしか使わない。FSW以外の長いコースなら4速まで、ミニサーキットなら3速までしか使わない。
  • 30分フルに走ってガソリン消費は12Lほど(因みにR35は約45L)

といったトコである。非力だけど思った以上に最高速が出るのは、やっぱ空力の進化によるモンが大きいと思うのである。空力が良いせいかスピードが結構出てても不安定さは感じないし、1コーナーも安心して突っ込める。やっぱ空力が良い事は素晴らしい事である。あと新タイヤの方であるが、お陰でタイヤのグリップ不足によるアンダーステアも改善して、思いの外グイグイ曲がるようになってたから、コレまた大きな収穫である。


*シミュレーションの功績

 というワケで、FSWを無事走り切ってきたワケである。やっぱGDB乗ってた頃よりもドラテクやMT操作術がレベルアップしたのもそうだけど、R35で今まで何百周と走り込んでたからコースの勝手を知ってたってのが安全に走り切れた秘訣だと思うのである。ソレに加え、GT6で予めNBをベースにした”仮想ND”を作ってシミュレーションしておいた事が大きいのである。どうやって作ったかって:

  • バランスウェイトを使って車重をNDにワタクシが乗ったのと同じにする
  • サスペンションのバネレートとアライメント角度をNDと同じにする
  • ミッションのフルカスタマイズ機能を使って、NDと同じようなギア比にする

という風に作ったのである。そうやってゲーム内のFSW本コースを走らせてみた所、実際走ってみたのと同じようなタイムが出てきたし、最高速もほぼ同じだったのである。だからブレーキのタイミングも事前に大体分かっていたし、ギア選択も同じ理由で大体分かってたのである。


 曰く「ゲームとリアルは違う」ってことであり、実際ワタクシも違うと思うのであるが、ソレでもある程度までは分かるんだから、ソレはソレで有効だと思うのである。自転車だって完全停止状態よりも少し動いてた方が漕ぎ出しやすいのと同様に、情報が全く無いよりも、ゲーム由来とはいえ少しでもあった方が断然楽になるからである。今後NDで筑波2000を走る機会があるとして、NDでまだ走った事が無かったとしても、コレを使えば事前に「ブレーキングポイントは何処か」「ギア選択はどうするか」「ラインはどう取れば良いか」がある程度の過程として分かるので、あとは実際に走って齟齬を埋めれば良いのである。やっぱ何だかんだ言って、家に帰るまでがサーキット走行。改めてそう思う今日この頃であった。