アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE TYRANNY OF WILL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「誤解は避けて通れません。他人から誤解されたら、相手との調和を願いつつ、想像上の対話を試みなさい。やがて誤解は解かれるはずです」

By ジョセフ・マーフィー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*石の上にもナントカやら

 先日のブログであるが、思った以上に反響があって、書いたワタクシ自身が一番ビックリしてる次第である(笑)何ちゅーか、コレからはいい加減な事やテキトーな事を迂闊に書くモンじゃないなと再認識した次第である(^_^;)人は批判されると、批判の内容云々よりも、批判された事自体に腹を立てる。デール・カーネギーの言葉であるが、色んなトコから小耳に挟んだ話だと、どうやらそういう事らしいのである。アメリカ人ですらコレなんだから、戦前生まれの人で元々そういう上下関係には厳しかった人なら尚更って話である。こうなってしまったら、ワタクシからとやかく言ったって火に油を注ぐだけである。ココはジックリと時間をかけて、間接的にも徐々に話していくしかないのである。


 人間関係の難しいトコは何かって、人間は理屈よりも感情で動くってトコである。モテる人間ってのは理屈じゃなく、相手の本能や感情に訴えかけるモンがあるからモテるのである。アスペルガー人間が何故コミュニケーション下手かって、この感情のやり取りが理解できないのである。でもって件の恩師と拗れた部分も「(感情のやり取りをワタクシが)理解できないのが理解できない」というトコだったりするのである( ̄〜 ̄)コミュ力が高い人ほどこういう事を考えずに自然に分かっちゃう→コミュニケーションについて深く考えた事が無いから、益々以って理解できないってワケである。でもってワタクシは逆に、考えないと感情のやり取りが分からない。相性は最悪なのである(笑)


*貴方の隣のなんちゃって

 まぁこの話は解決まで相当時間がかかりそうなので、気長にやってこうと思うのである。話は変わって、ネットでネタを探していたら【SEALs1人に対し1000人の偽物がいる】という実に面白い話が出てきたのである。まぁなんちゃってSEALsならサバゲーフィールドにアホほど居るんで、ワタクシは微塵も驚かなかった次第である(笑)特定部隊の層に再現に拘るサバゲーマーは数多くいて、特に世界最強のアメリカ軍の中でも最強の特殊部隊と称されるSEALsなら尚更である。SEALsとデルタフォースはもう飽きるほど見てきたので、ワタクシは「今後のサバゲーライフにおいてデルタとSEALsのコスプレは絶対にしないッ!」って心の中で誓ったほどである(爆)つまりその位、SEALsのネームバリューは凄いって事なのである。



 でもって、SEALsだのデルタだののコスプレを好んでするヤツには、とある共通点があるのである。ソレは「服装に肉体が伴っていない」という事である(笑)大概メタボってるかガリってるか背丈が小さいかで、筋肉を鍛えているヤツは皆無である。ワタクシが言うまでも無いと思うが、貧相な身体をした特殊部隊隊員なんて存在しないのである(爆)最近じゃコミケとかのコスプレイヤーですら演じるキャラクターに合せて身体を絞ってくる事が少なくないのに、サバゲーの方は未だ肉体を鍛え上げている人をワタクシは見た事が無い。だからワタクシはBDUを着る事はあっても、特定の軍装備を意識して着た事は無いのである。意識して着たら、リアル軍人さんと身体を比較されるからである(核爆)


 まぁ言っちゃ何だけど、サバゲーで装備の再現に拘ったり、実物パーツやらの収集に固執するヤツの相場って決まってるのである。コンプレックスの強いヤツである。自分に自信が無いから自分以外のモノや所属に肖る事で、自分を誤魔化して本来よりも大きく強く見せようって魂胆だからである。コレまた言っちゃ悪いが、そういうヤツってのは自分自慢が多いか卑屈過ぎるかのどっちかで、会話してても全然楽しくないのである。だからワタクシはコスプレしないのと同時に、無暗矢鱈にモノに拘る事もしないのである。ワタクシ自身にそういうコンプレックスが無いかと言ったらウソになるが、分かってるのならばソレを態度や見た目に出さないようにして、自分に自信が持てるようにした方が良いと思うからである。


*趣味の貴賤

 でもって、サバゲーやミリタリーにそういう服装や装備に肉体が伴って無いヤツが多い理由がもう一つある。ソレは「そういう体型の偏ったヤツでも嗜めるから」である(笑)例えばバスケやサッカーやテニスが趣味だという人には、貧相な身体をした人が少ない。身体を鍛えて絞らなきゃ試合できない&できても負けちゃうんだから、当然の事である。でもサバゲーにはソレが無く、フィールドの参加費を払ってレギュレーションさえ守れれば、どんな身体をしたヤツでも参加できる。ぶっちゃけた事を言うと、他の趣味では肉体的精神的に弾かれてしまうヤツが、居場所を求めて集まってくる事も少なくないって事である(爆)サバゲーに限った話ではないが、日蔭モン的な趣味ってのは大体こうである。



 コレは前にも言った事があるが、建前上趣味に貴賤はないのであるが、デファクト上はあると言わざるを得ないのである。じゃあその貴賤は何で決まるかって、やる人に要求するスペックで決まるのである。スポーツや芸術が良い趣味って言われるのも、ソレが身体能力やセンスを要求する→嗜む人は高スペックな人ってなるからである。スーパーカーや高級腕時計の収集に関しても、ソレが高い経済力を要求する→嗜む人は金持ちってなるからである。じゃあアニメやマンガはと問われたら、答えは「少しのカネがあって、目が見えてて手をちょっと動かせれば嗜める」である(笑)上記にあるように、理屈や法律のデジュールでは人の心は動かない。その事を再認識した今日この頃であった。