アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ENTROPIA

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「道にこだわりすぎるものは、かえって道を見失う」

By 安部公房


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


大義が人を盲目にする

 大義を持つのは悪い事ではないが、大義を妄信するのは悪い事である。何故なら大義を妄信するようになると、人は自ずと「大義に逆らう者は愚か者だから軽んじて良い」「大義に対する異論反論は認めない」「少しぐらい悪い事でも、大義の意義がソレを帳消しにしてくれるから」って考えるようになるからである。前回ワタクシはそう言ったのであるが、ソレを地で行くような事が起きてしまったのである( ̄〜 ̄)事の発端は【長島昭久議員が民進党離脱を宣言した】であるが、コレに対する【野党支持者の言い分】だとか、フリー記者の追求の酷い事酷い事:

よーするに弁護士のセンセもこのフリー記者も、大義を妄信してしまってる典型例なのである。多分二人とも「自民党政権を打倒して、我々の大義を基に国を作り直せば、皆が幸せに平和に生きていける」と信じて疑わないのであろう。だから民進党内の異論反論を抑え込んでの活動も「大義の為だから理解すべし」だし、自民党やその支持者を悪魔化するのも「大義を理解していないから」で正当化するし、ソレに対して異を唱える長島議員を「大義に背く裏切り者」と断罪する。傍から見たら滑稽なんだけど、本人達は「大義のための戦いなのだから、理解できない方がおかしい」って至って大マジなのである。


 でもって、この件に関するワタクシの意見は「長島議員(*^ー゚)b グッジョブ!!」といったトコである。ワタクシが野党に関して思ってる事や言いたかった事が、実に簡潔かつ要点を突いて書かれているからである。こういう事はワタクシのようなショボいブロガーが幾ら訴えても効果が薄いモンなんだけど(笑)コレが政治家の、しかもその野党の議員が言っているのなら話は別である。ワタクシはコレを野党支持者連中が言うような利敵行為などとは微塵も思っていないのである。寧ろ野党内にたまった膿を出すための荒療治だと思ってる次第である。厳しい&従来の支持者からは大反発を喰らう&時間がかかる事は必至だけど、ホントの意味での二大政党制をニッポンに根付かせるためには重要な事だとワタクシは思うのである。


*竜の探求その11

 話は変わって、ワタクシがRPGにハマるキッカケとなった作品は、やっぱドラゴンクエスト(以後DQ)シリーズを置いて他に無いと思うのである。ワタクシはガキ時代をファミコン全盛期のど真ん中で過ごしており、当然ながらDQシリーズとファイナルファンタジー(以後FF)シリーズがゲームの主流をアクションゲームからRPGへ大幅に移行させていくのをリアルタイムで見てきたワケである。つまり今の和ゲーの基礎ってのは、ある意味この2大シリーズが作ったようなモンなのである。良く言えば和ゲーの独自性を作ったがこの2大シリーズとも言えるのであるが、クローズドな環境で1人で遊ぶことを前提にしたゲームを主流にしてしまった事でオンライン化が大幅に出遅れてしまった→洋ゲーに差を付けられた原因を作ったとも言えるのである。


 でもって昨年はFF最新作のFF15が満を持して登場したのは、記憶に新しいトコである。でもって、依然としてワタクシは未プレイである事を伝えておくとしよう(笑)そして2大JRPGのもう片方であるDQも長らく続編が待たれていたのであるが、ソレがこの度【ドラゴンクエストXIの発売日は7月29日】と正式に決まったのである:


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       _ ||Q||         /⌒\     /冫、 )
       \ |XI|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ `./⌒ i `  /ゝ     _,,..,,,,_
       ||\`~~´  (<二:彡)    \( >     ('\\  ./ ,' 3 `ヽーっ
       ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄\`つ    ⌒ _) l   ⊃ ⌒_つ
          .|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||                `'ー---‐'''''" 


・・・というのがワタクシの正直な感想である(笑)まぁワタクシがオッサン化したのも少なからず影響してると思うのだが、ワタクシはこのムービー観てワクワクするモンが何も見つからなかったのである。FF15の時同様、他にやるモンが無くなった時にはやるかも知れないが、未だにFF15すらプレイできてない環境じゃムリがあるってモンである(笑)


 ソレに加え、つい先日までプレイしてた【Horizon Zero Dawn】がワクワクの塊の神ゲーだっただけに、どうしてもソレと比較しちゃうのである(^_^;)ホライゾンとウィッチャー3、あとFO4にTES5。今JRPGをプレイしようと思うと、どうしてもコレらの洋ゲーRPGと比較してしまうって話である:




動画を再生するどころか停止絵を見ただけで、グラフィックが上記のDQ11の遥か上を行ってる事が容易にお分かりになると思うのである。洋ゲーはグラだけ?冗談じゃない。上記にあるようにワタクシはファミコン時代からJRPGの誕生と創成をリアルタイムで体験してきていて、そのワタクシが「今の洋ゲーRPGのストーリーや作り込みは、最早JRPGを凌駕してる」と言うのだから、コレ以上説得力のある話はあるであろうか(笑)


*萌えこそ生命線

 というワケでFF15に続いて、今回のDQ11も「取り敢えず、待ちの方向で」といったトコである。昔はあんだけ好きだったJRPGも今は殆どやっておらず、今やってるのは精々ファルコムゲーかねぷねぷシリーズぐらいなモンである(笑)



だって今のJRPG洋ゲーRPGに勝ってる部分って、冗談抜きで萌え要素しかないからである。だったら中途半端に本格的なJRPGをやるよりも、少し質は劣っても萌え要素満載な方が断然良いって話である(爆)


 でもって冗談抜きで、この”萌え要素”こそが、和ゲーが洋ゲーに立ち向かうための切り札だとワタクシは考えているのである。何故かと言えばこの感覚はニッポンのクリエイターやイラストレーターしか持ち得ない感覚であり、どんな優れた海外の人材でもコレを再現する事はほぼほぼ不可能だからである。洋ゲー勢が逆立ちしても敵わないような要素を前に出して戦う、コレも立派な戦略だと思うのである。が、問題が一つ。ソレは「ニッポンの作品のソレってのは、極度に内向的な作品が少なくない」という事である。ニッポンという狭い国の、ソレもオタク層というニッチ部分に特化し過ぎたトコがあるから、ニッチ層にはウケるかも知れないけどソレ以外はって話である。さて話が長くなってもアレなので、さっさと〆ようと思う今日この頃であった。