アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE HOLLOW

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「売名と言われることを恐れるな。売名と罵る人こそ、噂を気にする人なのだ」

By 中谷彰宏


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*4ドア最速って何ですか?

 つい最近マイナーチェンジが発表されたVABであるが、今度は【VABタイプRA NBRスペシャル】なるシロモノを発表されるんだそうである。まぁスバルの事だから、何をするのか容易に想像が付く次第である( ̄〜 ̄)エンジンはこの前の【S207】と同じぐらいまでパワーアップさせて、専用足回りだとか専用バケットシートだとか専用エアロとかを色々付けて、600諭吉前後で300〜500台限定で売る。もし間違っていたら、罰ゲームを受けても良い次第である(笑)ファンの期待を大きく裏切るような度肝を抜くスペックだとか、スバヲタじゃない人までもワクワクするような新技術なんて、今のスバルにゃ期待できそうにないからである。ソレが出来るんだったら、とっくの昔に400馬力クラスのモデルを出してるからである。


 ただ気になるのが、本文の中の「ニュル北最速4ドアセダン目指す」って行である。本文にもあるけど、今の4ドアの最速は【アルファロメオ・ジュリア クアドリフォリオ】の7分32秒。510馬力のモンスターマシンである(^_^;)あの古臭いEJ20でどうやってこれより速く走るんだと疑問に思ってたのだが、どうやらこういう事らしいのである:

なんて事は無い、スリックタイヤ履かせたレースカーもどきにタイムを出させるって話である。どノーマル*1の市販車のソレですら余り参考にならんのに、市販車とかけ離れたレースカーもどきの出したタイムに何の価値があるんだって話である┐(´д`)┌何ちゅーかタイム云々と言い、やっぱスバルは分かってないなとしか言い様が無いのである。


*愛あるコンバットでピースを護る

 正直言うと、ワタクシは単純なタイムそのものに余り興味は無いのである。余計なアンダーやオーバーを出さずにコーナーは気持ち良く曲がれてるかとか、バンピーな路面を駆け抜けてる時の足の動きはどうかだとか、エンジンの音はどうで上まで気持ち良く吹け上がってるかだとか、そういうトコの方が大事なのである。何故なら自分が実際所有するとして、大事なのはタイムよりもそういうトコだからである。だから何もかにも入れ替えたレースカーもどきでは、自分が乗る時の評価に全く使えないのである。さて話は変わって、と:

ワタクシが前のR35で巻き込まれたエアコンのトラブルであるが、今号にソレについての特集があったのである。何ちゅーか、あと3年早く掲載して欲しかった次第である(笑)あとこの雑誌には載ってない豆知識であるが、R35の場合サーキットでの全開走行を相当数こなすとエンジン回りの繋ぎ目や隙間から色々滲んでくる→要エンジンオーバーホールとなってしまうのである(^_^;)まぁ考えてみれば570馬力もあるエンジンが5年10万キロ保証が付く方が異常なので、ある意味仕方ないっちゃ仕方ないのであるが。


PEACE COMBAT (ピース コンバット) Vol.19

PEACE COMBAT (ピース コンバット) Vol.19

ワタクシのサバゲーにおける服装や鉄砲の基本スタイルはシビリアン、つまり民間人である。ワタクシは基本、特定の軍や部隊のコスプレはしないのである。装備を揃えたり資料を調べたりするのが面倒臭いというのもあるけど、一番の理由は、体を鍛えていないメタボな軍人なんぞいないからである(笑)その点、民間人ならどんな体型でも問題無いし、鉄砲だって自分に合せて好きな様に選べる。今回はこのシビリアンスタイルの特集だったんで、ワタクシ的には有意義だったのである。


*タイム=燃費

 「燃費」と書いて「ニュル北のタイム」と読む。その心は「オーナーには絶対出せない&公道じゃ意味無いけど、ソレがあるだけで売り上げが伸びる」といったトコであろうか(笑)実際にニュル北でタイムアタックやってたSオーナーとかの話を聞いた事があるのであるが、やっぱあーゆートコでタイムアタックする車両もドライバーも、先ずフツーじゃない場合が実に多いのである(^_^;)車両は確かにノーマルだけど選りすぐりの高精度パーツだけで組み上げたとか、燃料が1〜2周できる量しか入れてないとか、ドライバーの方もニュル北を何百周も走ってるとか、プロレースでの実績が凄い人だとか、ニュル北アタックってそういうモンがふんだんにあって、オーナーがニュル北に持ち込んだとしてもタイムは絶対出ないモンなのである。そういうトコも、燃費と同じなのである。


 だからニュル北アタックに価値があるとしたら、上記にあるようにタイム以外の箇所である。コーナリングの時のステアリング舵角や車体の挙動はどうかだとか、ちゃんとレブリミットまで気持ち良く加速してるかとか、内装は使い勝手良さそうかどうかとか、ワタクシはそーゆートコを見てるのである。だから上記のVABの新型も、最速なんて追いかける必要は無いとワタクシは思うのである。速さは前のよりもちょっと速い程度で良いから、その代わり見てて気持ちよさそうな走りをしているって感じにである:

言っちゃ何だが、もうWRX-STIに最速である事を求めてるファンなんて絶滅危惧種である(笑)スバルがアウディやポルシェに匹敵するような速いクルマを作れるなんて、ワタクシはハナから思っちゃいないのである。大金星を狙わずに、一歩ずつ確実に。クルマだけじゃなく、何に関してもそうだなと思う今日この頃であった。


*1:ホントは見えないトコで色々とゴニョゴニョやってるらしいのだが、ソコんトコは割愛