アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

UNCONDITIONAL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「純粋であればあるほど人生というものは悲劇だ。人間はすべて矛盾の中に生きている。だから矛盾に絶望してしまったら負け、落ち込むのだ。それよりも、矛盾の中で面白く生きようと、発想を転換することはできないだろうか」

By 岡本太郎


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*フラッシュバックにご用心

 件の恩師と揉めてから丸2ヶ月経った事もあるのかどうかは分からんが、今日はなんだかフラッシュバックが出まくってるのである(´ヘ`;)詳しくは「フラッシュバック 発達障害」でググってみれば分かると思うが、人によっちゃ塞ぎ込んで何も出来なくなるだとか、衝動的な自傷行為に及んだりする事があるのである。幸いワタクシの場合はソコまで酷くはなく、精々ギャグのキレが悪くなる程度である(笑)ただ昔のイヤな思い出が脳内で繰り返しオンエアされるのは、慣れたとはいえ決して気持ち良い事ではないのである(´ヘ`;)

まぁワタクシも昔は結構酷かったのであるが、数年前にアスペの診断を貰って以来、大分落ち着いてきたって感じである。何ちゅーか「コレに関しては努力したってどうにかなるモンじゃない」って部分が分かってしまえば、ソレが出来ない事に対する罪悪感ってのは大幅に軽減されるモンなのである。あと思いっきり蛇足であるが、件の恩師とは未だ絶賛絶縁中である(笑)


 まぁこういう場合の対処法は当事者によりまちまちであるが、ワタクシの場合は「一人になって落ち着ける場所へ行って、没頭できる楽しい事をやる」といったトコであり、その一つに当ブログの執筆があるのである。というワケで、早速楽しい話の続きである(笑)先日の【山野哲也ハンドリングクラブ (以後ハンクラ)"プラス"】についてのおさらいである:

このフラットな地面に線だけで描いたコースを繰り返し走行する事により、コーナリングや荷重移動の技術を極めようという催しモンである。文章で示すよりも動画を観た方が早いと思うので、そうする次第である:


荷重移動とかタイヤの限界コントロールって、文章や理論で覚えて即実践できるようなモンではないのである。何故なら路面状況やタイヤグリップやブレーキの効きってシロモノは刻一刻と変化するモンであり、クルマの挙動ってのは感じてから行動するんじゃもう遅い→前以て行動しなきゃならないからである。だから練習量が何よりも大事なのであり、その練習を合法且つ安全且つ効率よく練習できるのがハンクラなのである。


*続・試した時点で大成功?

 ブレーキングして、ターンインで必要な分だけスパッと曲げる。そうすればアクセル踏める量と時間が増える上に、駆動を掛ける事で挙動も安定する。分かっちゃいるのだが、実際やってみると難しいのである(^_^;)ブレーキを放すタイミングは早過ぎても遅過ぎてもダメ、荷重は残し過ぎても残し足らなくてもダメ、ステアリングは切り過ぎちゃダメ等々。まぁソレが簡単に出来るんだったら、この手のスクールは商売あがったりなのだが(笑)

昼メシである。数年前まではホテルからのケータリングだったのだが、コスト云々なのか最近はずっと弁当なのである。やっぱケータリングと比べちゃうと、弁当は冷たくて味もイマイチなのである(´・ω・`)少しぐらい値段が上がっても良いから、ケータリングを復活させてほしい。ワタクシの切なる願いである。


あとやっぱ3点ベルトだけだと腰が落ち着かないんで、午後からは4点固定を復活させた次第である。


 午前2本走って分かった事は、何といっても「【ポテンザRE-71R】最高や!【アドバンスポーツV105】なんて最初からいらんかったんや!」といったトコである(笑)柔らかくて最初の食い付きの良いタイヤが、固くて腰のある【車高調】にピッタリ合うのである。狙った通りにノーズがスパッと入るし、滑り出しも分かりやすいからコントロールし易い。サイズは純正サイズだけど、ブレーキとの相性を考えてもコレがジャストサイズなんじゃないかと思うのである。タイヤに関しては、当面このままでいこうと思うのである。さて、午後の部である:


でもって先日も言ったと思うのだが、このハンクラ+の最大の特徴は、ズバリ同乗走行に加えて逆同乗走行もある事である。でもって回数は一回だけではなく、何回もお願いすることができるのである。つまり:

最初に同情走行でお手本を見せてもらう&アドバイスをもらう

自分で同じようにやってみる

今度は逆同乗で、上手くやれてるかどうか見てもらう&アドバイスをもらう

そのフィードバックを生かしてまた自分で走る

また同乗なり逆同乗なりで評価してもらう&アドバイスをもらう

満足するまで繰り返す

( ゚Д゚)ウマー

という使い方ができてしまうのである。ワタクシの場合、課題を「ターンインの習得」って決めているんで、今回は同乗はナシで逆同乗のみである。因みに1本目、2本目、4本目の計三回ソレをやったので、コレがその動画である:

・・・何つーか、改めてワタクシのセンスの無さが浮き彫りになったのである(笑)Yオーナーに指摘された事が、回を追っても殆ど修正されていないのである(^_^;)まぁワタクシのカーライフはまだまだ続くし、チャンスはまだ幾らでもあるので、今度こそ完全マスターしてみせるのである(`・ω・´)


*夏草や スラローマーどもが 夢の跡

 というワケで、あっという間に楽しい時間が終わってしまったのである。ホント冗談抜きで「あっという間に終わってしまった」のである(^_^;)走る事に夢中になって、走る度に色々考えて試して云々ってやってたら、時間があっという間に経ってしまうのである。

背景の天気から分かるように、当日はホント素晴らしい天気だったのである。ただやっぱ初夏だという事もあり、暑さだけはかなりのモンであったのだが(;´ρ`)多分今後は更に暑くなって、関東地方に梅雨もやってくる事であろう。というワケで、今度こそホントに今年の走りのシーズンはお終いである。


 今後に関しては、もしこういう練習会めいた催しモンがあったら参加したいと思うのだが、本格的なサーキット走行はまた涼しくなってくるまでお預けの予定である。ちゅーのも、真夏日にサーキット走ったって良い事は無いからである。タイヤグリップが落ち易くなる上に消耗が早くなる、エンジンも冷え難くなる上にパワーが出なくなる、窓を閉めると車内熱が凄い事になる等々。クルマにもタイヤにも、ドライバーにも厳しい。満足感が得られる以外に、夏日にサーキット走って良い事は無いのである。というワケで、コレからはサバゲーに専念・・・と言いたいトコだけど、真夏になると熱中症が酷いんだよなコレが(^_^;)ガキの頃とはうって変わって、大人になると夏が楽しくない。そんな不条理を噛み締めている今日この頃であった。