アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

AGENTS OF THE UNDERGROUND

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」

By チャールズ・ダーウィン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*Theマンネリ

 さて、先日の話の続きである。今回の【R's Meeting2017】の感想を一言で述べよと言われたら、ワタクシは「何時も通りのR's Meetingだった」と答える次第である。何かとんでもないシロモノが展示されたワケでもなく、物凄いスペシャルゲストが登壇したワケでもなく、ビックリするような新企画があったワケでもない。何時ものショップが何時ものアイテムを展示して、何時ものゲストがトークして、イベントも毎度お馴染みのヤツが今回も行われたのである:

トークも毎回の様に伊藤氏、渡邊氏、田村氏といった歴代GT-R開発主任のソレであり、目新しい話は無かったのである。もしもココで水野和敏氏が壇上に表れて、日産との歴史的な和解の瞬間をファンに見せられたとしら、ワタクシは主催者を一生尊敬した事であろう(笑)毎年毎年同じメンツで、ホント何を語るんだってワタクシも思うのである(´Д`)




コレも毎度お馴染み、GT-Rオンリーの走行会イベントである。



今回はドラッグレース仕様のGT-Rによるゼロヨンレースもやってたので、コレは素直に面白かった次第である。ただゼロヨン使用のGT-Rってエンジン音がシャレにならないぐらいデカいので、初めて観る人は耳栓必須である(^_^;)


 走行会はワタクシも出たいと思っていたのであるが、流石に今の季節じゃちょっとムリがあるのである(^_^;)ココ最近気温が下がってきたんで「月末にも走り始められるかな〜( ̄∇ ̄)」って思ってたのだが、台風が過ぎたらまた暑くなってきやがったのであるι(´Д`υ)まぁ走り始めるとしたら、来月ぐらいになるんじゃないかと思うのである:

余りの暑さに自販機という自販機の全ての飲みモンが全滅してたのである。写真じゃ点滅してて分からんのだが、ブラックのコーヒー以外全滅してたのである(^_^;)


そんな中大活躍したのがオークリーのサングラスと、あとこの【Alice Gear】のキャップである。特にこのキャップは優れモンであり、FlexFitだからワタクシのようなデカ頭でも入るし、適度のテンションが加わるから脱げ難いのである。脱げ難いからNDで屋根開けてても飛んでいく心配をしなくて済むので、非常に使い勝手が良い・・・とまぁ、ステマはコレぐらいにしておくとしようジャマイカ(笑)


*変化が必要な業界

 でもって車体の方もココ10年著変が無いモンだから、当然全く新しいパーツは生まれて来てないのである。社外製電子制御ダンパーだとか、第二世代用のDCTだとか、R35用レーシングハイブリッドシステムだとか、そんなモンをワタクシは期待してただけに残念である(笑)コレは前々から言ってる事だけど、21世紀になってもう17年目だというのにも関わらず、チューニング業界は未だに20世紀のまんまなのである。チューニングと言えば脚を固めて車高落としてレーシーなホイール履かせて、ハデなエアロパーツを装着してシートをフルバケットに交換する、未だにコレである┐(´д`)┌コレから益々電動化が進み、モータースポーツの在り方も激変する事必至なのに、ソレに対する「チューニングの未来」を提示したショップをワタクシは未だ見た事が無いのである。


 まぁそういうややこしい話はウケが悪いんで後にするとして(笑)今回目についたモンを色々紹介していこうと思うのである:


NISMOブースにあった、今後R35用に発売される各種新パーツの紹介である。水野氏が退任して以来、NISMOからR35用パーツが次々と出てきたが、コレもその一環だろうと思うのである。まぁNISMO製品だけあって品質はヘタな社外よりも上なんだって考えれば妥当なんだろうけど、やっぱお値段は結構するのである(^_^;)



17年モデルのR35NISMOである。小耳に挟んだ話、今はまた受注を再開してるとの事である。コレのサーキットでの使い勝手の良さは、同じくR35NISMO乗りであるワタクシが保証するので、少しばかり高いのがアレだがロンマニアの皆様いかがであろうか(笑)



NISMOが高過ぎる&サーキット寄り過ぎるというのであれば、素とNISMOの中間にあたるトラックエディションは如何であろうか。コレならばNISMOよりも”お買い得”である(笑)



新車が高いというのであれば、中古という選択肢もあるのである。ただ上の写真は分かる人なら分かると思うが、中古とは言ってもVスペックIIニュルの専用色モデルなので、ヘタしたら下の写真を上回る可能性も無きにしも非ずである(^_^;)


 あとR35が増えたって事は、当然ソレ絡みのパーツも増えるって事である。でもって中古で手に入れるって事は、経済状態も新車オーナーよりかは若干落ちてるって事も考えられるのである。多分その事を意識してるのか、格安パーツも結構見られたのである:



先ず目立ったのがブレーキ関係のパーツである。まぁR35を手に入れたヤツが真っ先にやりそうな事が、サーキットで走りまくる事だからであろう。特にブレーキをドカンと踏むヤツはローターを逝かせ易いので、安い交換ローターを欲するのであろう。

Zestino】とかいう設計と企画はニッポン、製造は中国という、要はアジアンタイヤの展示である。曰く「R35に装着するとTPMSがエラーを起こすけど、お買い得で性能も中々なコスパの高いタイヤ」だそうである(^_^;)


 ただワタクシがコレを欲しいかと問われたら、答えは「ノー」である。ミニサーキットをメインにした小さいクルマ用のパーツとしてならリスクも少なめだから考えるのだが、R35は余裕で250kmを超えるからである。ワタクシが高くても純正にこだわるのは、この領域における信頼性が重要だからである。FSWの1コーナー手前、時速280kmで万が一が起こったら、良くて廃車、最悪あの世である(;´Д`)だから高くても良いから、信頼性のあるパーツが必要なのである。今後、こういった格安パーツでの事故が激増しない事を願うばかりである。さて、その他諸々である:


コレが何かと言えば、超低車高車専用のジャッキアップ機である。中の人曰く「コレなら車高が0でもジャッキアップ出来る」んだそうである。


プリンス東京のブースであるが、もう早速18年モデルの予約が始まってるのである。17年モデルNISMOは何かと言えば、作り置きが数台分あるから、ソレならば年内納車が出来るとの事である。18年仕様のNISMOは残念ながら来年以降である。



GT-Rオーナーズクラブ】と【R35GT-Rクラブ】のブースである。ワタクシは双方に所属しているが、双方とも絶賛幽霊会員状態である(笑)双方のクラブの会長さんとはワタクシも良く知った仲&今まで色々と良くして貰ったので、挨拶は欠かせないのである。何ちゅーか、幽霊会員やってる事が恥ずかしくなってきたのである(爆)




やっぱ第二世代においてレストアと修理とリフレッシュは最重要課題であり、ブースは何時も満員の人だかりなのである。


フランスの【KENNOL】とかいうオイルのブースである。ワタクシも全く知らなかったのだが、欧州車とかで最近話題のメーカーらしいのである。ニッポンではまだ一部の欧州車専門ショップでしか扱ってないが、今後進出を考えてるんだそうである。








ホイールは何時だってカスタマイズの最重要パーツであり、今回も大正義RAYSはじめ多くのホイールメーカーが展示を行ってたのである。まぁとは言っても、NDの方なら兎も角、R35のホイールを交換する予定は無いし、恐らく今後も無いであろう。



NISMO直系のプロショップである【大森ファクトリー】のブースである。第二世代のパーツ開発やチューニングを未だに模索し続けてるんだから、そのバイタリティーには恐れ入るのである。


社外シートの大正義レカロのブースである。レカロシートは色々あるが、ワタクシが断然オススメするのが右二つの【SPORTSTERモデル】である。ワタクシのをはじめNISMOグレード各車種に純正採用されてるだけあって、使い勝手が抜群なのである。確かにホールド性はフルバケットシートには劣るが、普段使いとの兼ね合いも含めるとコレがベストだと思うのである。


*ではまた来年

 とまぁ、今年はこんな感じだったのである。確かに目新しいモンはコレといって見当たらなかったけど、じゃあ来年どうするかと問われたら、ワタクシの答えは「何だかんだ言いながら、来年もまた行く」である(笑)ぶっちゃけた話、ワタクシはこのイベントに新しいモンを期待していなかったからである。ワタクシの目的は以前からそうだったけど、この機会でしか会えない人達に会いに行く事だからである。モノはネット経由でいくらでも何とでもなるが、人はそうはいかないからである。人もネット経由ならばコミュニケーションは容易だけど、直接顔を合わせて握手する以上のコミュニケーションは存在しないとワタクシは考えてる次第である。だから、何だかんだ言っても来年も行こうと思うのである。


 まぁソレでも最近のマンネリ化は確かに問題なんで、見るトコを増やしてほしいとも思うワケである。小耳に挟んだ話、R35は2020年までは現役でいる予定→あと3年は新ネタなくマンネリが続くって事でもあるのである(^_^;)流石に今のR35には5年以上or3万キロ以上は乗らんだろうし、かと言ってR35をまた乗り継ぐのも流石に退屈過ぎると思うからである。もしも後継車が現れなければワタクシはGT-Rを乗り継ぐ事は無く、来年と再来年は参加したとしても、ソレ以降は云々って事になるだろうからである。流石に何ちゅーか、他車種でコレに参加するのはワタクシ的には無粋に感じるからである(笑)さてスッカリ遅くなってしまったので、さっさと撤収するに限る今日この頃であった。