アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BLAST TYRANT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「俺はハードに練習してるぜ。お前らが休んでいるとき、俺は練習している。お前らが寝ているとき、俺は練習している。お前らが練習しているときは、当然俺も練習している」

By フロイド・メイウェザー・ジュニア


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*動画万歳

 前回のブログで「リア車高を3mm下げた事によって足回りがより完成されてきた」と書いたのであるが、車高調を導入して僅か1年でココまで仕上がったのは車高調そのものの質の良さ、組んだチューナーのセッティングの妙もあるのだが、一番の原因は「動画で走りを記録しておいたから」だと思うのである。ワタクシが走ったソレだけではなく、ワタクシよりも上手い人に走ってもらったソレもである。ソレがあったからこそ口頭だけじゃ伝えきれない事や、ワタクシだけじゃ分かんなかった事を視覚化できるようになったから、ムダな寄り道を殆どせずにより良い方向に辿り着いてたのである。動画が無くワタクシの感覚と同乗した他ドライバーの断片的な話だけだったら、間違い無く今でもまだセッティングを決める事が出来なかっただろうと思うのである。


 そういうワケで足回りが殆ど出来上がったので、後はワタクシ自身の腕を上げていくだけである。このハンクラ+が通常のハンクラと違うトコは参加者が半分になって走る回数が増えるのもそうであるが、一番は「逆同乗走行がある」という事である。よーするにYオーナーに運転してもらうだけでなく、助手席に乗ってもらった上でアドバイスが貰えるのである:

先日も掲載したと思うが、コレがコース図である。コレを右回りと左回り、其々2回ずつの計4本×30分走るのである。

同乗エリアはこの様になっていて、参加者のクルマにYオーナーが順に乗っていくのである。


 先日も掲載したのであるが、コレが最初の1本目である。リア車高を3mm落とした事でオーバーステア傾向が殆ど解消され、4輪で均等に走れるようになったので、安定性が急に上がって戸惑ってしまったのである(笑)

まず1本目は5ヶ月のブランクを埋めるため&新しいセッティングに慣れるために捨てるとして、この状態で何かおかしいトコが無いかYオーナーに逆同乗をお願いして聞いてみたのである。前回はアクセルワークの焦り過ぎを指摘されたので、今回はソコんトコを聞いてみたのである:

という具合に参加者の問題点を思い立ったその場ですぐに聞けて、解決のためのアドバイスをもらえて、もらった後すぐに実践できるのである。しかも時間の許す限り何度でも繰り返せるのである。正にシーズン明けのドラテクチェックに最適なのである。


*練習練習アンド練習

 どんなスポーツでもそう&スポーツ以外でもそうだけど、上手くなるコツは古今東西「効率的な練習を可能な限り多くこなす事」なのである。ワタクシがこの走行会を好んで参加する理由が正にコレで、通常のサーキット走行よりも遥かに多くの練習を、ソレも安全な方法で行えるからである。流石に中速〜高速コーナーの練習はできないが、ソレはこの低速コーナーでの練習を応用する事で何とかなるのである。こうやってYオーナーのアドバイスをもらった後は、課題である「ブレーキのタイミング&ブレーキ残し」を時間がある限り徹底的に練習するのみである:

右ハンドル&ワタクシも決して軽くはないので、どーしても左ターンは苦手なのである(笑)でもニッポンの主要サーキットは基本的に右回りだし、ワタクシが通ってるコースは全部右回りなので、逆に安定してるとも言えるのである。あと限界を超えて挙動が破綻するにしても、前の様にリアから先に流れてスピンモードになるのではなく、横に滑るようにして流れていくのである。だから流れ始めてからカウンターステア入れても間に合うし、そう考えたら安心して乗っていける。やっぱ車高は重要なのである。


 こうやって徹底的に練習した後に何をするかと言えば、その成果をYオーナーに検証してもらうのである。そのタイミングは何時でもおkなので、ワタクシは最後の走行枠の走り始め辺りにお願いしたのである:

こうする事で練習の成果があったのかどうか、更なる改善点があるのかどうか、その場ですぐに分かるのである。最後の一本の最初辺りで逆同乗走行をお願いして、最後の一本の残り時間全てを更なる改善点の改善に使うのである:

まぁ全てが上手く行ったとは言い難いが、ソレでも今回の走行会で新しい走りの可能性が生まれたのである。あとはコレからのシーズンにおいて、サーキットでコレ等の練習の成果を上手く生かしてタイム短縮に努めるのみである。


*やっぱクルマは楽しい

 というワケで、今回は実に有意義なドラテク練習になったのである(^-^)サバゲー?何ソレ美味いのである(笑)コレから先はドンドン寒くなって、サバゲーするには色々しんどい季節になるが、クルマの方は逆に好調になってくるのである。本格的なコースを走るのがもう楽しみでしょうがないのであるo(^∇^)o

でもってコレがその時の集合写真である。Yオーナーと、Yオーナーの愛車と、あと参加者である。ワタクシは何処に居るのかと言えば、この中に「えっ?コイツ極秘来日してたのッ(゚д゚)!」って勘違いするレベルのハリウッドスター級の超イケメンが1人だけ居るが、ソレがワタクシである(笑)

Yオーナーのマクラーレンも最高であるが、熱量や瞬間最大風速ならコイツも負けちゃいないのである(笑)やっぱ何だかんだ言って、季節は春か秋が一番良いのである。クルマもサバゲーも両方いけるし、エアコン使わずとも着込みの調整だけで快適に過ごせる。逆に一番ダメなのが夏で、クルマもサバゲーも両方きつい上に、エアコンが無けりゃ不快過ぎてマトモに生活できないからである。ガキの頃はあんなに大好きだった夏も、大人となった今じゃウザい事この上ない。成長を喜ぶべきか加齢を嘆くべきか、何ともアンビバレントな今日この頃であった。