アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

NEUTRALIZE THE THREAT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「たまには熱くなれ。熱くなってはじめて見えてくることもある。波風立てなきゃ、逆に自分を見失うこともあるんだ」

By 大仁田厚


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*遂に復活したアレ

 JZA80スープラの目立たなさは異常、常々そう思うのである(^_^;)まぁサーキットとかでの速さは軽くて旋回能力の高いFD3Sに負けちゃってるし、パワーアップ云々に関してもその世界では既にレジェンドと化していたGT-RRB26DETTのネームバリューに負けてるせいか、リアルでもマンガでもゲームでも「スープラ=今一つパッとしない通向けのクルマ」ってイメージが付いちゃったって感じである。そんなスープラが、今やってる【ジュネーブモーターショー2018】で復活したらしいのである:

まぁ何ちゅーか、雑誌でちょくちょく出てた予想CGとほぼ同じである。多分スペックも【予想されてるソレ】とほぼ変わらないと考えて良いであろう。正直340馬力ぐらいなら3ペダルMTでも何とかなりそうなんでMTも欲しかったトコであるが、まぁ600〜700諭吉と想像されてる販売価格から察するに昔ながらの走り屋(及びそのワナビー達)は顧客としてあんま考慮されてないっぽいから、ATでおkって判断されたのであろう。


 このクルマに関してワタクシが思うのは「中身がBMWなら大いにアリ」ってトコである。中身がトヨタだったら懐疑の念が渦巻いていたトコだろうけど(笑)BMWが作ったのならソコんトコは最低限保証できるって事でもあるからである。100点までは行かなくても、最低でも70点は確実に取るだろうとワタクシは予測しているのである。でもってこのクルマに関心がある人の、一番の関心事はこんなトコであろう:

  • 市販車だとフェンダーも引っ込んで車高も上がるだろうけど、デザインはどうなのかねぇ → フツーのクルマ好き
  • そのBMWのエンジンとやらは何処までチューニングに耐えられるの? → 90年代を崇拝するクルマオタク
  • Z5Mモデルはニッポンでも展開するの? → ロンマニア

多分こんな感じだと思うのである(笑)コレはBMWのZ5とOEMであり、BMWの車種って事はMモデルが用意される可能性があるって事であり、ワタクシが一番関心を持つのもこのMモデルなのである。エンジンを更にパワーアップしてMTでもATでもなくDCTを搭載して、レスポンスをリニア且つ鋭くして、サーキット走行向けの各種装備や専用モードを搭載する。そういうのならワタクシは乗りたいし、ちょっとは欲しいと思うのである。ぶっちゃけ、もうクルマ弄りは面倒臭いのである( ´△`)


*レッド・ホット・トランスミッション

 ノーマルのままでサーキット走行をこなせるスペックを持ったグレードにサーキット走行向けのオプションを付けて購入し、そのままノーマルでサーキット走行をこなす。コレがクルマに関するワタクシのジャスティスである。今のR35NISMOの何が良いって、ソレが可能なトコである。メーカーオプションのチューニングECU入れて、4点固定だけ社外で入れて、ソレ以外は今の今に至るまでフルノーマルである。その方が使い勝手も良いし、信頼性も耐久性も高いし、何より長く乗れるからである。NDはサーキット走行向けのグレードが色々とハード(ナビ無し、各種快適装備無しなど)だから敢えて通常モデル選んだんで、仕方なく弄って使ってるって感じである。とにかく、機械はやっぱノーマルが一番なのである。


 さて話は変わって、先日の話の続きである。タイヤが変わるとクルマの性格も変わる→乗り方も変えなきゃならなくなるんで、1本目はソコに苦労してしまったのである(^_^;)ステアリングはスパッと切るんじゃなくって、曲がってる感覚をジックリ感じながら舵角を調整して曲げていく。NDの時もだったけど、コレが柔らかいタイヤの曲げ方である:

口で言うのは簡単であるが、実際やってみると思いの外難しいのである(´ヘ`;)ソレに加えてトランスミッション油温が頻繁にオーバーヒートの警告を出していたので、そっちの方が気になって仕方なかったのである(´ヘ`;)R35ではもう8年ぐらいサーキット走行を楽しんでいるのであるが、その間オーバーヒートなど一度もした事が無かったのである。が、その日はたった1日で3回もソレが起こってしまったのであるから、集中して走れなんてのがムリな話である。


 こうなると流石に色々と心配になってくるので、帰り際にノルドリンク寄って行ったのである。ソコで【CONSULT-III】突っ込んで調べてみたのである・・・が、異常は何一つ出てこないのである( ̄▽ ̄;)念のためにジャッキアップして機械的な損傷が無いかチェックしたのであるが、冷却水ラインも空冷ダクトもミッション本体の損傷も全然見当たらないのである(´ヘ`;)ダメ元でディーラーやNHPCの方にも聞いてみたけど、やっぱ「そんな話は聞いた事が無い」って返事が返ってきたのである。色々考えてみたが、恐らくリアデフの過熱によるモンではないかと思うのである。こう書くと「ミッションでしょ、何故リアデフ?」と思われるかも知れないが、こういう事である:

R35はトランスアクスルだから、エンジンとミッションが離れてて、ミッションがリアデフと一体化してる

その上スタンバイ式4WDだから、基本的に後輪で駆動する

リアデフを酷使する乗り方してると、リアデフが発熱する

リアデフの発熱が一体化してるミッションにも伝わる

オーバーヒートする

( ゚Д゚)マズー

考えられるとしたら「新タイヤが柔らかくて唐突な操作に対し滑り易い→滑ったらデフが作動する→発熱」ってパターンだと思われるのである。確かに従来のタイヤだとソレが無かったから、その可能性が今んトコ一番高いのである。


*クールにいこうぜ

 結局「何の異常も無いし、街乗りしてても何ら問題は無い」って事で、取り敢えず様子見ようって事になったのである。まあ流石にコレ以上調べようと思ったらミッションを下ろして開けて中を見てみる以外の方法が無いんだから、流石にソコまでするのは気が引けるってモンである。まぁ何だかんだ言っても冷やせばまた元に戻るんで、今後はその方針で暫く粘ってみようと思うのである。幸い実質的なオーバーヒートは無かったんで、オイル交換の必要も修理の必要も無かったのである。どういうことかって言うと、ワーニングランプが点いたら即座にクーリングラップに入ったからである。警告ってのはガチでオーバーヒートする5℃前から発せられるモンだから、その時に即座に冷やせば実質的なオーバーヒートは防げるのである。


 だから「警告灯が点いたら即冷やす」って方法を用いれば、取り敢えずは安心して使っていけるって事なのである。が、流石にコレが頻繁に点灯するようだったら流石に走ってて気持ち良くないんで、もしも今後コレが続くようだったら対策を練らなけりゃならないのである。今んトコは「デフに頼り過ぎない」って方法を取っているが、ソレでもダメな場合は:

この3つが取り敢えず浮かんだのであるが、残念ながらNISMOのソレは生産中止になってしまってて、そしてHKSのは社外である。つまりR35には社外パーツを入れない事にしてるワタクシとしては、選択肢はもはや存在しないって事なのである(笑)世の中、間々ならない事は少なからずある。その事を改めて実感した今日この頃であった。