アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

UNHINDERED BY TALENT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「モチベーションとは、命令や指示で生み出せないものである」

By カルロス・ゴーン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*筑波1000攻略・虎の巻

 結論から言ってしまうと、今回の筑波1000で得られた収穫は非常に大きかったのである(^-^)NDでサーキットを走り始めて以来ようやく「コーナリングを速くする方法」ってヤツが分かるようになってきて、結果的にソレが筑波1000攻略に繋がったからである。NDを導入した事によってコーナリングの練習をする機会が激増し、ソレがやっと実を結ぶようになってきたって感じである。前回でもお見せしたが、改めてコース図を見直してみようと思うのである:


詳しい攻略法についてはワタクシのソレよりも【Yオーナーのソレ】のが遥かに分り易くて的確なので、詳しくはそっちの方を見て欲しいのである。今まで分からなかった大きめのコーナー(筑波1000だと1〜2コーナーと最終コーナー)の走り方が、筑波2000での経験を経て、漸く分かってきたのである。簡単に言うと:

ブレーキ踏んで速度を落として、少し放して曲げるブレーキへと移行する

前半まではブレーキとステアリングで曲げて、パーシャルアクセルで姿勢を保つ

後半からはアクセルを徐々に踏みこんでいって、デフとカウンターステアで更に曲げていく

クリップに付いた時にはノーズは次のコーナーの侵入口へ向いていて、アクセルは全開になってる

(゚д゚)ウマー

といった感じにである。最初の一本目を走ってその感覚を何となく掴めたので、その勢いを以って2本目にチャレンジである:

当初は「この走行会が終わるまでに44秒台に突入できればいい」って考えてたのだが、2本目にしてアッサリと44秒9が出てしまい、モチベーションが半分どころか99%減ってしまったのである(笑)何故上手く行ったのかを考えてみたのであるが、やっぱ足回りがほぼ完璧にキマったってのがデカいと思うのである。4輪均等に使えるようになったからコーナリングが速い、トラクションが掛け易くなったってのは勿論だけど、一番はやっぱ「踏んでも怖くない」って事に尽きるのである。オーバーステアアンダーステアが出ないからグリップ限界を超えても回らずに真横に滑るから安全だし、VDCが作動すれば更に安全になるのである。安全だと分かると、自ずとアクセルを大胆に開けられるようになるのである。


*ドドスコスコスコ、モチベーション注入

 まだ導入してから1年半ぐらいしか経ってないのだが、ワタクシのこの【NDの車高調】はもう殆ど完成の領域に達してしまった希ガスのである(^_^;)無論、1/1000秒を削る為の足としては物足りないのであるが、走行会でエンジョイして走る為ならばもう十分過ぎる程出来上がってるのである。スプリングレートと減衰セッティング、タイヤとホイールのチョイス、キャンバーと車高の付け方等々、全てが運良くハマってて乗り易いのである。今まで色んなパーツをNDには組み込んできたが、ベストは間違いなくこの車高調である。安かったとは口が裂けても言えないが、値段以上の効果は間違いなくあると言えるのである。もっと速くしたいと思えばタイヤサイズを上げたりバネレートを変えたりも出来るが、今んトコはする予定ナシである。


 さて走るモチベーションの99%を失ったワタクシが次に何をしたかというと(笑)プロドライバーに同乗走行をお願いしたのである。自分が走る時間が削られるのが欠点であるが、削っただけの価値は間違いなくあるってのがワタクシの経験則上から言える事である。直接その場で聞くも良し、動画を撮って研究するも良し。同乗走行はやっぱ有意義なのである:

流石はプロ。ワタクシという重量物を隣に乗せた状態でも、余裕でワタクシより速いのである(笑)タイムは44秒3、1人で走ったら43秒台を狙えるポテンシャルがあるという事であり、俄然モチベーションが湧いてきたのである(爆)各コーナーでの具体的な走り方を聞いてきたので、早速ワタクシ自身で実演してみたのである:

狙ったのは良いが、狙い過ぎて失敗してしまったのである(笑)攻め込み過ぎてタイヤグリップの限界を超えてしまって、その分タイムロスになってしまったのである(´・ω・`)ベストは45秒フラット。自己ベストには僅かに及ばなかったが、ソレでもコンスタントに速く走れるようになり、1枠での平均ラップタイムが大幅に短縮してたのは大きな収穫である(= ̄▽ ̄=)V後は前回の筑波2000でも分かってた事だけど、やっぱ1〜2コーナーの出口と最終コーナーの出口で後輪が空転してしまっている→デフが弱いって事を改めて実感してしまったのである(^_^;)シーズンが終わってないからまだやらないが、シーズンが終わり次第機械式LSDの導入を検討すべきであろう。


*あともう少しでシーズン終了

 というワケで、今回の走行会は大きな収穫と新たな課題を手土産に、今回も無事に走り終える事に成功したのである( v ̄▽ ̄)大事な事なのでもう一度言うが、走行会において一番大事なのは「クルマを壊さずに無事自走して家に帰る事」である。そう、家に帰るまでが走行会なのである(笑)

超寒かった今年の冬もスッカリ終わって、コレからドンドン暖かくなってくる事であろう。ソレ即ち、走りのシーズンも終わりが近づいてるって事である。最高気温が25℃を超えるようになるとクルマにもドライバーにも厳しいので、今の調子だと走れてもあと1〜2回ってトコであろうか。


紹介するのを忘れてたけど、コレが今回初めて投入した新パーツである。従来の固定方法だと土台がカタカタ鳴って煩かったのであるが、この方法ならカタカタ鳴らない&吸盤が細かい衝撃を吸収してくれるので、カメラ位置調整の自由度が増えた&更に良い動画が撮れるようになったのである。


あと暖かくなってきたって事は屋根を開けて走る機会も増えるって事なので、コレの出番がまたやってきたのである。コレは【Alice Gear製Flexfitキャップ】であり、晴天時のオープンドライブ時にワタクシが愛用してるシロモノである。Flexfitで鉢にシッカリ固定されるから、運転中に帽子が飛んでいく心配をしなくて良いのである。ココのシャッチョ曰く「何処ぞのSWATが正式採用したモデルで云々」らしいのだが、ワタクシはミリオタじゃないので正直どーでもよかったりするのである(笑)このメーカーが本来想定してる使い方じゃないのは百も承知なのだが、まぁ【メカニクスグローブ】の逆バージョンだと思っていただければ良いと思うのである。


 あともう1〜2回走って、ソレ以降は秋までシーズンオフに入るから、もし機械式LSDを入れるとしたらその頃を予定してるのである。NDの構造上、デフを交換するためにはリアの足回り一式を外さなきゃならない→どうしても取り付けに時間がかかってしまうため、やるとしたらシーズンオフしかないのである。足回り一式を外す→つまりアライメントをやり直す必要があるって事であり、その時ついでにアライメントを見直すってのもアリである。あと蛇足であるが:

走行会前に自宅近くのガソリンスタンドで給油→筑波まで行って全開走行40分→帰りに同じトコで給油した時の給油量である。こんだけ走っても、たったこんだけしかガソリンを消費していないのである。このNDというクルマがどんだけ燃費良いかが、コレでお分り頂けると思うのである。スポーツカーの燃費なんてどうでもいい?どうでもよくないのである。燃費が良いって事は、ソレ即ち燃焼効率が高い→エンジン設計が優れてるって意味でもあるからである。サーキットで1時間ぐらい全開走行をしても壊れなく、燃費も良く、各種消耗品も減り難い上に安く済む。やっぱNDは良いクルマだなと改めて思う今日この頃であった。