アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SONIC MASS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「日本人は素描をするのが速い、非常に速い、まるで稲妻のようだ。それは神経がこまかく、感覚が素直なためだ」

By ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*速さは正義

 ワタクシはニュル北のラップタイムだとか、筑波2000のラップタイムだとか、そういうのは基本気にしない方である。そのタイムが出るからといっても、ワタクシの腕じゃ出せないからである(笑)が、速くて悪い事は基本的に無いって事も事実である。スポーツカーってのは単に乗って楽しむだけでなく、ステータスシンボルとしての側面もあるのであり、そして著名コースでのラップタイムはステータスシンボルを高めるために大いに有用だからである。そう思ったのは【ポルシェ新型911GT3RSがニュル北で7分切り】って記事を読んでからである。R35がデビューしてこのニュル北タイムを全面的に押し出した時は「ニッポン車の時代(゚∀゚)キタコレ!!」って思ったモンであるが、何時の間にかフェードアウトしてしまったのである( ̄〜 ̄)



 ニッポン車も「運転の楽しさガー」などという逃げの口上に走らずに、ダメでもいいからニュル北をガンガン走ってもらいたいモンである。ちゅーのもガソリンエンジンの時代が間もなく終わる&コレからは電気自動車の時代だといっても、スポーツカーにおいて速さが正義である事には何ら変わりはないからである。ワタクシの当初の予想では「R35が大成功する→ホンダやレクサスも追随する→国産他メーカーも追いつけないにしろ開発競争が活発になる→90年代の復活(゚∀゚)キタコレ!!」だったんだけど、ワタクシの予言も外れる事が偶にあるってモンである(笑)今度出る新型スープラと、噂されてるRX-7の後継車がどう出るかで今後が決まると思うが、まぁ期待せずに待つとしようジャマイカ(爆)


*我は逝く、さらばSUBARUよ

 でもって上記の「運転の楽しさガー」の典型がWRX-STIである(笑)車重がある上に背が高くてフロントヘビーなのに、運転の楽しさ云々なんて一体何の冗談・・・この話は元GDBオーナーとして切なくなるのでココまでにしておくとしよう(爆)そのWRX-STIを生産してるスバルで、この度【数百件もの燃費や排ガス検査においてのデータ書き換えがあった】んだそうである。コレに対する反応であるが:

  • データ改竄なんてけしからんo(`ω´*)o → フツーの人
  • 重要なのは走りとカッコ良さ、だから私はスバルを選び続けるッ! → スバリスト
  • 改竄してもあの燃費なら、改竄した意味ないじゃん → ロンマニア

・・・といったトコであろう(核爆)改竄してクラストップの燃費になるんだったらまだしも、改竄したって燃費は他と比べて全然悪いんだったら意味無いって話である。ちゅーか、スバル車に燃費を求める事が抑々間違ってるのである。


 実に簡単な話である。スバルのお家芸である水平対向エンジンも左右対称AWDも、どっちも燃費命な実用車向けのソレじゃないからである。水平対向エンジンがスポーツカーの、ソレもリアに搭載しないと真価を発揮できないって事は、とっくの昔にポルシェが立証しちゃってるのである。現にポルシェは前にエンジンを積んでるクルマにはご自慢の水平対向エンジンは使ってないし、今後も恐らく使う事は無いであろう。あとどんなクルマでもAWD化するにあたってデフが2個とドライブシャフト2本が増えて100kg前後重量が増す&駆動抵抗が増える→その分燃費が悪くなる事は最早説明不要であろう。アウディですら、下位グレードの車種には自慢のクアトロを採用していないのである。




 だからスバルがこのレイアウトで上手くやろうと思ったら、プレミアム路線かスポーツ路線で上手くやってくしかなかったのである。同じシンメトリカルAWDを採用してるアウディみたく700諭吉オーバーの高級車をラインナップに揃えてる高級メーカーになるか、或いは同じ水平対向エンジンを採用してるポルシェみたいにスポーツカー主体のメーカーになっていれば、燃費云々を然程気にする必要が無かったのである。低重心やパワーなんてのは直列エンジンV型エンジンでも十分出せるし、AWDが必要不可欠なシチュエーションなんて余程辺鄙なトコでない限り出くわさない。つまり実用車路線を歩むにあたって、スバル車のメリットなんてのは自己満足以外に殆ど無いのである。


*もうすぐシーズンも終わり

 話は変わって、何時の間にか随分と暖かくなってしまったのである。今日は最高気温27℃で、明日は真夏並みに暑くなるんだとか(^_^;)ワタクシの経験上、25℃以上の環境で走っても良い事は何一つ無い。タイヤは食わない上に早く減るし、気温が高いから酸素濃度が落ちてパワーも出ないし、暑いせいでオーバーヒートとかもし易くなるし、何よりコクピット内が蒸し風呂状態になるのである(;´ρ`)だから気温が25℃を超えるようになった辺りが、走りのシーズンの終わりの目安なのである。つまりワタクシの今年度の走りのシーズンも、ひょっとしたらもう終わりに近づいてるって事である(´・ω・`)前年は6月初めまで走れてたのであるが、今年は随分と早いようである。


 あともう少しでオフシーズンである。R35の方は特に変えるような事は無く、このまま来年のシーズンに突入する予定である。でもってNDの方は、ひょっとしたらオフシーズンの内にもう少し手を加えるかもである。そう、前にもネタにしたと思うが、機械式LSDの導入である。前に筑波1000走った時も最終コーナーでデフが弱くてタイヤが空転してるのが分かり易いぐらいに分かった&導入には結構手間がかかる(約3週間ほど)ので、やるとしたらオフシーズンしかないのである。デフ入れて、そのついでにアライメントも見直して、出来るのなら本格的にサーキット走る前にスラロームとかで具合を見ていくって感じにである。オフシーズンにはオフシーズンの楽しみがあるんで、色々と楽しみな今日この頃であった。