アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

HEGEMONY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「全ての人に敬意を払うこと。あなたが出会う全ての人は、あなたより優れている点を必ず持っている。何かをあなたに教えてくれるだろう」

By シンディ・フランシス


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*現実を逃れ、ネットへと

 ネットを主戦場にして活躍してる、或いはネットを主戦場にしたいヤツの相場って大体決まってるのである。ソレは「リアルで上手く行かなかった、或いはリアルが合わないヤツ」である。何せソースはワタクシだから、ソコんトコ自信はあるのである(笑)自分の生活圏範囲内に住んでる人等は自分の主張を分かってくれない、または自分の本心を理解できないと考え、ソコから「ネットならば、ネットで世界に向けて発信すれば、きっと誰か分かってくれる筈ッ!理解してくれる筈ッ!」って考えが飛躍するのである。ネットでイタいヤツほど発言が多くて声がデカいのも、つまりそういう事である。本人には問題無くてもリアルが合わないだけでなく、本人に問題があり過ぎてリアルを追放されたようなヤツまでも同様にネットに居場所を求めるからである。


 でもって匿名で顔も見えないってネットの特性上、イタいヤツの方がどっちかと言うと勢力的に強いのである。真っ当な人間はリアルでちゃんとした居場所を見つけられるから、ネットに固執する必要なんて無いのである。現にリア充なワタクシの知人はSNS等を頻繁にチェックしたり発言したりする事に余り興味は無く、友人知人への連絡ツールとして使ってる程度の人が殆どである。だからネットで注目されようと思ったら、そのイタいヤツ等をメインターゲットとして発信するのが最も効果的なのである:


ワタクシがプロブロガーやユーチューバーになりたくないのは、つまりそういう事である。そういう記事を書けば読者が集まってアフィリエイトが稼げると分かっていても、ワタクシにゃ【三菱自動車の社長の発言が老害でヤバい】とか【ドラえもんでLGBT差別な表現】とかそういう記事は書きたくないのである。何ちゅーか、幾ら嫌いで軽蔑してる相手とはいえ、他人を尊重できないヤツは一人前の社会人だとは思えんのである。


*ハイドロリックM360PD

 皆が皆そうだとは言わないが、ワタクシがこの手のプロブロガーを好きになれない理由は、人間として尊敬できないからである。自分自身もルサンチマンの塊で、同じ様にルサンチマンに塗れた読者と傷を舐め合う。たとえカネをガッツリ稼いでようが、尊敬できん事には変わりないのである。カネならヤクザや政治家もガッツリ稼いでるが、ソイツ等を尊敬できるのかって話である。まぁそういうネガティブな話は置いといて、と:

油圧といえばこの前「車検が近いからNDのパワステオイルでも替えておこう(^▽^)」と思ってクルマ屋さんへ出向いたのだが、納車して3年目にして初めて「NDは電動パワステ」って事に気付いたのである(笑)今時のクルマは色んなモンが油圧から電動へと入れ替わっているが、ソレでも未だに油圧なまんまのモンも少なくないのである。今回は、そんな油圧についての話である。


この前サバゲー行った時、思わず衝動買いしてしまったのである(笑)2.98諭吉−αと決して安い買い物ではなかったが、非常に満足してる次第である。ワタクシもサバゲー歴が長くなったせいか、もうただ単に良く当たるだけの鉄砲には興味が無くなってしまってるのである( ̄〜 ̄)何ちゅーか、質感やロマンやリアリティ、そういうのが無いと満足できなくなってしまったのである。コレに関しては、また後日ネタにしようと思うのである。


*批判はすれど否定はせず

 上記サブタイは、ワタクシが何かに大してネガティブな意味での評価をする時に気を付けている事である。蓼食う虫もナントカではないが、自分が幾ら嫌いでも、ソレを好きな人間は必ず居るからである。だから文句は付けるけど同時に対案も示すし、ソレをボロクソに扱き下ろす事はあってもファンやオーナーを扱き下ろす事は絶対にしないのである。そう、上記の様なプロブロガーの何がダメかって、嫌いなモンを否定してるからである。そして何かを否定するって事は、ソレ即ちその何かのファンやオーナーを否定する行為でもあり、そしてその行為は遅かれ早かれ、多かれ少なかれの差はあるけど、必ずと言って良いほど復讐の対象になるからである。そう、否定は必ず否定で返される運命にあるのである。

批判屋 否定屋
批判対象に対して基本的に悪意はない 基本的に悪意を以って対象を否定する
対象が欠点を認め、改善する事を期待してるからこそ批判する 否定対象に改善は期待しておらず、対象を憎んでるから否定する
世の中は基本的に善だという前提の元、ボタンの掛け違えが問題と考える 世の中は基本的に悪だという前提の元、人間や社会はバカばかりだと考える
異論の存在を基本認め、共存を否定しない 異論の存在を認めない。共存は不可能
反論が有益なものであるならば、ソレを認めて受け入れようとする 反論は自分に対する攻撃と受け取って、悪意と憎悪を以って拒絶する
基本的に人間不信は無いから、意見の違う他人と友達になる事は可能 基本的に人間不信で、自分に同調する人間以外とは友達になれない
批判と共に対案も用意してあるし、改善のための行動も行う準備がある 否定はするが対案は示さず、ただ単純に世の中をブチ壊したいだけ
基本的に自分自身に肯定的 他人や世の中もそうだけど、自分自身も大嫌い


 この手の話が出ると何時も貼るコレを、今回もまた貼る次第である。そう、ネットに活躍の場を求めるヤツってのは、ネットに流れ着いた経緯故に、否定屋になり易いのである。でも残念な事に、スタンド使いスタンド使いに引き寄せられるが如く(笑)否定屋もまた否定屋にしかウケないのである。否定屋が声を大にして主張して、でもフツーの人には受け入れられなくて、否定屋同士が更に結束を固めて、別の否定屋が更に強烈なデカい声を出して、更にフツーの人が拒絶して、後はその悪循環である。そういう循環に入ってしまったら、今のオタク界隈やサヨク界隈がソレであるが、本来の「自分を分かってもらう」って目的から更に遠さがるだけなのである。他人に話を聞いてもらいたいのなら、まず自分から他人に敬意を示すべき。改めてそう思う今日この頃であった。