アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ANNIHILATION OF MANKIND

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「男の生き方というのは、周辺の男の友達との出会いで決まっていくものだと思う。僕自身の人生をふり返ってみても、いい男たちとの出会いが一番の財産です」

By 椎名誠


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*Theマンネリ

 ぶっちゃけた話、ワタクシは【R's Meeting2018】で行われる催しモンや出展に、実はあんま興味が無かったりするのである。トークショーの面々は毎年大体同じだし、第二世代向けの出展は元からアウトオブ眼中だし、R35向けのソレもワタクシは最初からノーマル維持と決めてるんで基本興味は無いのである。じゃあ何の為に毎年決して近くない距離(片道約190km)を態々往復してるかって、ソコに出会いがあるからである。毎年この機会にしか会えない人が何人か居て、その人に会って近状報告して、互いの顔を見て元気である事を確かめ合って、そして「また来年もココで会いましょう」って言って別れる。多分ワタクシだけでなく、他のGT-R(元含む)オーナーも同じなのであろう。だからマンネリなのにも関わらず、毎年大勢集まってくるんじゃないかと思うのである。




 でもワタクシにとって、この「直接顔を合わせる」という事は、コミュニケーションを図る上で非常に重要だと思っているのである。良くSNSなんかで「文句があるなら直接言え」だとか「直接の批判は大歓迎です」とか言ってるヤツが居るが、たとえ実名を使っていてもネット上の遣り取りは直接でも何でもないのである。直に顔を合わせて、都合の悪い事を無かった事の出来ない環境の中で、非言語的な遣り取りを同時に交わす。ソレがワタクシの考える「直接的な対話」であり、ソレ以外はたとえ実名制のSNSでも直接とは言えないのである。だからワタクシは態々片道190kmを往復してでも、直接顔を見に行く事を選んでいるのである。ワタクシの記憶を辿っていっても、人生に大きな影響を与えたモンは直接の出会いからしか生まれてないのである。


*楽しむモンは楽しもう

 とはいえ、催しモンに全く興味が無いのかと言われればそうではなく、数少ないけど興味をそそるモンもあるのである。流石に全部紹介するのはムリ&毎年被ってるモンも少なからずあるんで、今回はワタクシが気になったモンだけを重点的にピックアップしていこうと思うのである:

今年も毎度お馴染みのトークショーが開催されてたのである。後で分かったのであるが、真ん中のレーシングスーツ着た背が小さいの、アレ実は間寛平だったのである( ̄▽ ̄;)何故分かったかって、トーク終わって最後の辺りに「血ぃ吸うたろか」って言ってきたので、ソレでやっと分かったって話である(笑)ココで「なぜ間寛平が?」と思われたロンマニアの方は「間寛平 R34」でググってみて欲しいのである。



日産本社のブースであり、現行ラインナップにある全NISMOモデルが展示されていたのである。まぁミーティングの趣旨が趣旨だけに、R35NISMOには大勢の人が集まってきていて、大勢の人が代わり替わりシートに座ったり写真を撮っていたりしたのである。でもって残当っちゃ残当なのであるが、セレナNISMOとジュークNISMOは誰にも相手にされてなかったのである(^_^;)


日産の大手販店の一つである【日産プリンス東京】のブースである。19年モデルとは言っても、18年モデルと比べ進化したのは、ナンバープレートランプの電球がLEDに変わっただけであり、他に何の進化も無かったりするのである(´・ω・`)まぁR35もモデル末期なんだから、仕方ないっちゃ仕方ないのであるが。



日産直系カスタマーである【NISMO大森ファクトリー】の展示車両である。注目はやっぱ、今回初公開となったBBS製の新NISMOホイールである。NISMOパーツだから、当然R35との相性も信頼性も高いと思われるのである。ただ残念な事にワタクシはケチなので、出ても買わない事が今からでも予想されるのである(笑)



R35パーツの最大の目玉は何かと問われれば、間違いなくこの【ヨコハマA052タイヤ】であろう。ブリヂストンのR35サイズ【RE-71R】が売れたから、2匹目のナントカを狙ったのであろう。触ってみたところコンパウンドが柔らかい&思った以上に溝が浅いから、ライフは短いんじゃないかとワタクシは予想してるのである。後は値段がどのぐらいで、コストパフォーマンス的にペイするか否かが今後使ってみるか否かを決めるカギとなるであろう。



「何故タカラトミーが出展?」って思ったのであるが、どうやらR35の出てくる新作アニメ映画、及びソレ関連のオモチャの出展なのである。いい年こいた独りモンばかりのインプオーナーやランエボオーナーとは違い(笑)GT-Rオーナーは所帯持ちが多い&今回も多くの子供達が来てたので、良いプロモーションになったのではないであろうか。


デアゴスティーニの【週刊R35NISMO】ぼブースである。ワタクシは以前にも別会社の11年モデルのソレを組み立てた事がある&2年後には別のクルマ乗ってるかも知れないので、コレはパスさせてもらう次第である(笑)


コレが何かってルーフをカーボン化して重量を大幅に削る為のパーツである。見て分かる様に一般向けのパーツではないのであるが、気になったので取り上げた次第である。



あとR35用のカーボンブレーキローターキットも幾つか出展されてたのである。まぁ社外だから純正のソレよりも安くはなるんだろうけど、いかんぜんサーキットで使うにはカーボンブレーキはコスパが悪過ぎるのである。ただサーキット行かないのであれば、カーボンブレーキはアリだとワタクシは思うのである。


GT-Rチューニングの老舗名門ショップである【Mine's】のブースである。毎年の様にネタにしてるワタクシがココに7年前にオーダーしたテール4灯化キットであるが、未だ返事が無い事を伝えておくとしよう(笑)







みんな大好き社外ホイールも、大正義RAYSと日産御用達BBS含め、今回も数多く来てたのである。ただワタクシはR35のホイールを交換する気は毛頭無いんで、ホイール見ると真っ先にNDの事を考えてしまうのである(笑)




こういうのを見ても、やっぱND用があるかどうかを考えてしまうのである(笑)


希少限定モデルの【NISMO 400R】と【NISMO R34GT-R Z-tune】である。1万2000台中1000台という実は希少じゃなかったBNR34ニュルとは違い、こっちはガチの希少車である。こういう珍しいモンが見れるのも、このイベントの醍醐味でもあるのである。


*ではまた来年

 というワケで、今年のミーティングもコレにて終了である。思いっきり何時も通りのイベント進行で、思いっきり何時も通りの面々と出会って、思いっきり何時も通りに来年の再会を望み合って別れる。多分来年も同じ事になるだろうし、そうである事をワタクシも望んでる次第である:

ミーティングが終わった後はノルドに寄って、Sオーナーと「今年もやっぱマンネリだった云々」って報告するのもお約束である。因みにSオーナーの上記R35新タイヤの感想は「ヨコハマは昔からそうだったけど、市販車用のタイヤもレース用のタイヤも、安定して同じ性能のタイヤを作った事が無い」だそうである(笑)


 何故ワタクシが直接の出会いを大事にするようになったかって、ワタクシももうオッサンだからである(笑)若い頃は兎も角、この年齢になってくると、もう二度と会えない先輩や同期や後輩がボチボチ出始めるからである。既に大坊時代の部活の先輩が2名ほど亡くなっているし、ワタクシが知らないだけでも二度と会えない人も何人か居るかも知れないのである。だから今回会えた人に対しても、心の片隅じゃ「ひょっとしたらコレが最後に見るこの人の顔になるかも知れない」って思っちゃうのである。相手が居なくなるのもだけど、ワタクシもそうなるかも知れないからである。だから一期一会を大事にして、会いに行けるんだったら可能な限り会いに行く。こうしてまた来年も行く事を決意した今日この頃であった。