アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

LIFE IS A GRAVE & I DIG IT!

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「閉塞状況とは外に壁があるのではない。自分を変えようとしないところから始まる」

By 養老孟司


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


モータースポーツの季節だぁぁぁぁぁぁぁ!

 前々から言ってる事であるが、気温が高い時にサーキット走行をしても良い事なんて殆ど無いのである。クルマの冷却が厳しくなる、タイヤもグリップが落ちる上にすぐタレる、ソレより何より車内温度がシャレにならない事になるからである(;´ρ`)大体ワタクシの経験則上、気温が25℃以上の日にサーキット走行をすると、脱水で大変な事になるのである(笑)だから気温が25℃を切らない限り、走りのシーズンが始まる事はないのである。でもってココ最近、台風が来た直後はフェーン現象云々で暑くなるけど、ソレを除けば安定して最高気温が25℃を切る様になってきたのである。というワケで・・・

早速走りに行ってきたのである。毎年この時期にYオーナー主催の【山野哲也ハンドリングクラブ"プラス"】やってるんで、今回も参加してきたのである。実は8月下旬ごろに「もうそろそろハンクラだな〜( ̄∇ ̄)」って思ってHP開いたら「もう満席じゃん( ̄Д ̄;)」ってなってしまってて、ダメ元でキャンセル待ちしたのであるが、10日前に枠が開いたので無事行ける事となったのである。まぁこの時期に走り始めたいってのは、やっぱ皆同じなんだなと思ったのである(^_^;)


 期待に胸を躍らせて、一番いい席(?)を確保するために朝早く出発したのは良いのであるが・・・

何故だかゲート前がどえらく混んでいたのである(;´Д`)実はこの日【スーパーGT公式合同テスト】なる催しモンが行われてたため、ソレ目当てのお客さんが大勢来ていたのである(^_^;)早く行ったのは良いが、結局遅く来たのと同じ結果になってしまったってワケである(笑)


*シーズン始めにうってつけ

 ワタクシが毎年この時期のコレに申し込むのは、コレがシーズンを開けるのに丁度良いからである。夏季に乗ってないブランクを埋めるのもだけど、シーズンオフに仕込んだ諸々を試すのに非常にうってつけなのである。今回はアライメントを見直した&新たに【機械式LSDを導入した】ので、ソレを試す機会として非常に丁度良いのである。ココならミスってもダメージは皆無なので、思う存分ガンガン試せるのである:


ワタクシがやっとの思いで到着した頃には、既に気合の入った面々が揃っていたりするのである。


今回も今まで同様、気合の入った面々が揃っているのである。


中にはこの様に、気合の入り過ぎた面々まで居たりするのである(笑)新型NSXを生で見たのは、実はコレが初めてなのである。ポルシェとかフェラーリとかはちょくちょく見るからもう然程驚かないが、流石に【マクラーレン720S】はビックリした次第である(^_^;)ワタクシがこういうのをココで振り回せる日は、果たして来るのであろうか(爆)


走行会の流れは何時も通り、並んで一台ずつ発進するというモンである。こうする事で参加者同士のトラブルを防ぎ、他の参加者の走りに惑わされず、且つ絵に描いたコースという特性を利用して、参加者がリスクを恐れずにありとあらゆる事を試せるトコにあるのである。


走りに関して分からない事が出てきたら、Yオーナーに同乗/逆同乗して解決のヒントを貰えるのである。参加者を絞って走る回数を増やして、通常の走行会では出来ない逆同乗もでき、しかも何回も受けられる。参加料は決して安くはないが、その値段に見合う価値は間違いなくあるのである。


*ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ

 さて上記にもある通りであるが、今回ワタクシがこの走行会に参加した最大の目的は【機械式LSD】の実験投入テストである:

ちゅーのもこのデフケースを見れば分かる様に、デフが小さい&デフオイルも少ないので、効きがどの程度だが良く分からんのである。ガッツリ効くのか否か、熱を持ちやすいのか否か、コントロールしやすいか否か、その全ての答えが「実際コースでガンガン使ってみないと分からん」に辿り着くのである。フツーのサーキットでの走行会だと万が一の事が起こったら赤旗中断→他の参加者にも迷惑が掛かるのだが、ココならば万が一の事が起こっても大丈夫な上、繰り返し何度でも試せるからデータを収集し易いのである。


 でもってココを走る際に大事な事が、もう一つあるのである:

ソレは「電子制御の全カット」である。折角安全なトコで走らせるんだから、クルマの方の安全装置なんて不要なのである。電子制御は全部切って、純粋に自分の腕だけでクルマをねじ伏せる。その練習をするのに、ココ程使い勝手が良いトコは無いのである。


コレが今回のコースである・・・とは言っても毎回同じなんで、今更改めて言う事は何も無いのが実情である(^_^;)でもって動画の方であるが、当然お預けである(笑)ただ有意義な実験は出来たので、非常に満足したという事だけは伝えておくとしよう。さて走行会後でヘトヘトなので、フロに入ってサッパリして寝たい今日この頃であった。