アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

IN THE CONSTELLATION OF THE BLACK WIDOW

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「不幸を以て平にせんとすれば、其の平や平ならず」

By 荘子


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*配慮って何ですか?

 強者は弱者に対し、多数派は少数派に対し配慮を示せ。確かにワタクシもそうあるべきだと思うが、ワタクシはソコに「ただし配慮を強制したりぜず、配慮しない自由も認めた上で」を付け加える次第である。そうする事で、お互いが気持ち良く配慮できる&されられるからである。そう、正しいか正しくないかは確かに大事だけど、ソレ以上に「良い気持ちでできるのか」が重要なのである。でも残念な事に、そうは思わんヤツも少なからず居るのである。この善意を強者を叩くためのルサンチマンとして用い、SNS等で賛同者及びルサンチマン便乗者を集い、数にモノを言わせて相手を屈服させる。そんな本末転倒で非生産的な事が度々行われていて、最近中南米で話題の移民キャラバンとやらが正にソレである。



 弱者や少数派への配慮が悪い意味で行き過ぎた結果がコレである。配慮が行き過ぎた結果「強者に対する弱者の暴力は世の中の不公平からから逃れるためだからおk、弱者に対する強者の暴力は抑圧だからダメ」ってなっちゃうのであり、悲しい事にコレを支持するヤツが結構居るのである( ̄〜 ̄)で、実際に不公平を不公平で相殺したら公平になるのかと言われれば、当然ながらノーである。互いに警戒し合うようになって、溝が益々深くなるだけである。だから配慮は強制しちゃいけないし、しない人間を非難してはいけないのである。弱者や少数派の為に運動する事は当然ながら良い事であり、寧ろ推奨される事なのである。問題は、ソレをルサンチマンの道具として用いる事にあるのである。


*MX HEXMAG 2

 だからこの手のルサンチマンに良くある「こっちが正しいのならば法律やルールは無視して構わない」という考えには賛同できんのである。ワタクシは前々から言ってるけど、正義だとか正しさだとかいうシロモノは国や民族や宗教や派閥により違うモンであり、更に言えば個人レベルでも違うモンなのである。そして時として、真っ向から対立する意見を其々抱く人(達)が出てきたりもするのである。ソコで「こっちが正しいのならば」をやったらどうなるか、考えるまでもないと思うのである。さて話は変わって、と:


以前ブッ壊れたマウス(MX MASTER)の代わりのマウスであるが、目出度く(?)コレに決定したのである。決定打となったのは、ワタクシのPC用デスクのマウス用スペースの狭さである。キーボードに大きいモンを使ってるためマウス用のスペースが手狭になってたのであるが、このマウスならば動かす必要が無いから、狭くても十分使えるのである。まだちょっと操作感になれてないのがアレであるが、慣れればきっと使い易くなるだろう・・・と思うのである(笑)


トレポン用のマガジンが壊れちゃったので、同じモンをまた補充した次第である。トレポン用純正マガジンの方が品質的に良いのは分かってるのだが、ステンレスで出来てるから結構重たいのである。だから社外のプラスチック製マガジンを愛用してるのである。海外製だから品質的には少しアレだけど、値段も安いから使い捨てにできるし、何よりやはり軽い事はこの上ない正義なのである。


現在積みゲーが3つほどあって、3つともオープンワールド系でクリアに相当時間がかかるのであるが、その上更に4つ目が加わってしまったのである(笑)一応パッケージ版の発売日は15日からなのであるが、ダウンロード版を購入してると3日前からプレイできるようになるのである。無論、上記の積みゲーのせいで、ダウンロード版の特権は最早有名無実となってしまったのであるが(爆)


*強弱は多次元性

 ンでもって、ワタクシが逆差別を望まない理由はもう一つあるのである。ソレは「人間には様々な面があって、ある一面では強者な人も、別の面では弱者となり得るから」である。例えばワタクシは学歴からすれば国立大医学部出身の勝ち組であるが、精神発達面で言えばバリバリのアスペルガーの負け組である(笑)スポーツ万能だけどブサメン、イケメンだけど貧乏、金持ちだけど発展途上国出身等々、人間には様々な面があるのである。だから例えば「低収入で障害持ちで異性愛者の南アフリカ国籍白人男性」と「高収入で健常者な同性愛者のアメリカ国籍黒人女性」の2名が居たら、果たしてどっちが弱者でどっちが強者なんだって話になるのである。だから「強者は弱者に配慮しなければならない」って言われたら、何処まで行っても限が無いのである。


 じゃあどうすれば良いかと問われたら「平等に扱うしかない」である。様々な違いは関係なく、純粋に結果だけで評価する。ソレこそが平等だと思うのである。例えばチビだからバスケやバレーで勝てないのならば、チビである事が有利になる体操や乗馬やモタスポをやれば良いのである。そうやって住み分けて、各々で平等な評価を下す、コレが平等なのだとワタクシは考えるのである。そう、何もかにも平たくするのではなく、凸凹があるのを認めた上で偏見ナシで全てを平等に公平に評価したり、今まで無かった分野を開拓する事でチャンスを増やす事。コレが重要だとワタクシは思うのである。さて明日からまた仕事なので、英気を養うためにさっさと休みたい今日この頃であった。