アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

HOT CAKES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「百の興味を持つ人は、五十の人の二倍活動する。たった二十五しか持たない人の四倍活動する」

By ノーマン・ヴィンセント・ピール


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*機械が大好き

 先日ネタにした【東京マルイ製Mk46Mod0】を色んなロンマニアの方と話してみたのだけど、やっぱ皆同じような事を考えていたのである。つまり「欲しいか欲しくないかは別として、メカニズムには凄く魅かれるモンがある」という事である。二分割できるインナーバレルはどうやって気密を取るのか云々、従来の倍のリコイルを生み出す仕組みはどうなっているのか云々、バッテリーは従来品だけど果たしてソレで持つのか云々、カスタマイズして陸自仕様にできるのか云々。やっぱ鉄砲に興味のある人は、概して機械に興味があるのである。そして機械に興味があれば時計とかにも興味があるし、バイクにも興味があるし、そしてクルマにも少なからず興味があるのである。


 だからサバゲーとクルマの展示会を同時に行うってのは、決して奇を衒った事ではないのである。何せクルマと時計を同時に扱う雑誌が既にあるんだから、その内コレをマネして「サバゲー機械式腕時計の合同イベント」なんてモンを仕掛けてくるフィールドが居ても何ら驚かない次第である(笑)



今回は【MOVE9周年記念イベント】と同時開催なため、フィールドマスターと並んでMOVEオーナーが挨拶に上がっているのである。


今回のワタクシの得物である。MOVEのゲームなんだからトレポンは必須として、布教用のショットガンも合わせて持参した次第である(笑)トレポンもだけど、ショットガンの良さを説明する一番簡単な方法は、実際に撃たせてみる事だからである。でもってゲームの方であるが、こちらは例年と変わらないカウンター戦主体のゲームである:



まぁココら辺は目新しいモンは無い&メインはどっちかというとクルマの方なので、説明は簡潔に済ますつもりである。こうやって何回やられてもスタート地点に戻ってカウンターを押せば復活できるため、制限時間を目一杯使って楽しめるのである。特に今回はクルマ方面からサバゲーを体験したいという人が結構居たため、こうやって何回でも復活できるルールは重要なのである。こうやってクルマ方面からサバゲーに流れてくる人が増えれば、ソレは素晴らしい事なのである。


*若者はクルマから離れていない

 ワタクシは常々「所謂”若者のクルマ離れ”なる現象は無い。あるのは”カネの若者離れ”だけである」と言ってるのであるが、今回ソレを改めて実感した形になったのである。ちゅーのも今回、明らかにサバゲーをしそうにない人達まで大勢集まってきたのだから、やっぱ「スーパーカーやレーシングカーを見たいッ!」って人は少なくないのであろう。ただ単に景気が悪いからクルマが買えないだけって話である。今回ワタクシがビックリしたのは、この展示に物凄い人だかりができていて、写真を撮りまくったり録画しまくったりしてた事である:

でもってコレが今回の主役である、気合の入りまくった展示車達である。ただ単にスーパーカー並べただけでなく「よくこんなモンまで並べられたな( ̄Д ̄;)」ってのが色々あって、コレが思いの外ウケまくったのである:


レプリカなんかではなく、モノホンのグループA時代のカルソニックスカイラインBNR32レースマシンである。ドライバー名が"HOSHINO""KAGEYAMA"だった事から、恐らくは92年か93年のマシンである。何故コレを借りられたかって、フィールドマスターの顔が広いからである。


上記BNR32と同じ時代のBMW M3のレースマシンである。こっちは今はナンバーが付いていて、公道走行ができる仕様になっているのである。


コレもレプリカなんかではなく、D1GPに参戦してたモノホンのドリフトマシンである。3.4Lにボアアップされたスープラの2JZを積んでて、750馬力を捻り出すエンジンの音はハッキリ言ってシャレにならない迫力だったのである。


そのドリ車の隣にあるのが、某ロンマニアの方の愛車であるZ34NISMOである。Z34は良く見かけるけどNISMO仕様は殆ど見られないので、今回参加した方々は非常に珍しいモンが見れて満足したのではないであろうか。蛇足だけどこのZ34NISMO、前日にタイヤ交換までした気合の入れっぷりなのである(笑)


左からポルシェ935、フェラーリテスタロッサ、ポルシェ356である。ソレ自体は凄く珍しいモンではないのであるが、一番驚いたのは保存状態の良さである。フツーなら塗装が紫外線でくすむなり、多少なりと錆が出たり内装がボロくなってたりするのであるが、コレ等にはソレがあんま見られないのである。何ちゅーか、その根気には脱帽である。


ランボルギーニアヴェンタドールである。午前までは隣に弟分のウラカンも展示されてたのであるが、残念ながらワタクシが写真を撮り始めた頃には居なくなってしまったのである(^_^;)アヴェンタドールを間近で見るのは初めてではないが、やっぱスーパーカー特有の存在感がハンパないのである。


途中参加してきたポルシェ911ターボS(恐らく997型)である。ポルシェはワタクシも昔から注目してたので、コレはコレで楽しめたのである。


そしてニッポンを代表するスーパーカーである我が愛車である(笑)ランボルギーニフェラーリボディビルディングの魅せる筋肉だとしたら、こっちはプロ格闘家や特殊部隊隊員の”戦う筋肉”といったトコであろう(爆)確かに見た目やエンジン音では多少魅力が劣ってたかも知れないが、逆にソコが素晴らしいのである(核爆)


GT-Rの中で最も希少な、僅か197台しか生産されなかったケンメリGT-Rである。無論ケンメリをカスタマイズしたなんちゃってではなく、モノホンのケンメリGT-Rである。フェラーリランボルギーニはカネ積めば買えるが、コレはそうはいかない分、ソコに居る存在感がハンパなかったのである。


ネットや雑誌で大いに話題になった、VR38DETTを搭載したハイエースである。エンジンも800馬力ぐらいにチューンアップされてるらしく、とにかく音がハンパなかったのである。


何故かスーパーカーやカスタムカーやレーシングカーに混じって展示されてる、ごくフツーの二代目スズキ・セルボである(笑)何が凄いって、エンジンが2ストなのである。ブン回すと甲高く鳴り響く2スト特有のエキゾースト音、そしてオイルを同時燃焼した事により生じる独特の排気臭、何もかにもが懐かしいのである(爆)


 察しの良いロンマニアの方ならば、先ほどから「音が凄い」ってキーワードがある事に気付いたと思うが、そう、ただ展示してるだけじゃなく、エンジンを回してエキゾースト音をギャラリーに聴かせて楽しませたのである。こう書けば何故「物凄い人だかり」と書いていながら、ワタクシがその人だかりの写真を撮っていない理由がお分り頂けたと思うのである。そう、人だかりが出来ていた頃、ワタクシは車内でアクセル踏んでエンジン吹かせまくってたからである。つまりワタクシは撮る側ではなく、この時だけは撮られる側に回っていたのである(笑)何はともあれ、このクルマの展示会は大成功だったと言えるのである(^-^)何ちゅーか、新しい歴史が開かれた瞬間を当事者として実体験できたのである(爆)


*秋終わり 兵どもが 夢の跡

 サバゲーも楽しんで、クルマも楽しんで、お客さんも合わせて200人ぐらいやってきたので、実に有意義なイベントだったと言えるのである。今回ワタクシはただ単純に参加する側ではなく一部運営に携わった側なので、大成功して何よりなのである。コレをキッカケにクルマ側の人がサバゲーに、サバゲー側の人がクルマに目覚めてくれれば、互いの裾野を広げる事に繋がるからである:




少ないながらもクルマ&バイク側の出店もあったし、気合の入ったバイクも少ないながらも見られたのである。今後、コレが増えていくだろう事を期待せずにはいられないのである。




でもって、毎度お馴染みのジャンケン大会も繰り広げられたのである。


ジャンケン大会に勝利してハイキャパ用のアウターバレルをゲットできたのは良いが、問題が一つだけあるのである。ソレは「ワタクシはハイキャパ持っていない」という事である(笑)まぁ来年辺りに出るハイキャパの新型には興味あるんで、ソレに応用できないかと考えている次第である。


最後にフィールドマスターとMOVEオーナーの挨拶で締めて、楽しかったイベントもコレにて終了である。結論は既に上記にある通りだが、大成功して大変満足した次第である(^-^)繰り返し言うがコレをキッカケにサバゲーマー達がクルマを買い求めるようになったり、逆にクルマ好き達がサバゲーフィールドに行くようになってくれたら、ソレは実に素晴らしい事なのである。ワタクシもクルマの方の知り合いをサバゲーフィールドに連れていけたら楽しいと思うし、サバゲーの方に知り合いと一緒にサーキット走りに行けたら最高に楽しいと思うのである。サバゲーとクルマ。今後も更なる相互発展を期待せざるを得ない今日この頃であった。