アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&718ボクスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SEE HOW WE ARE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「自然は、子供が大人になる前には、子供が子供であることを欲する」
By ジャン・ジャック・ルソー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*貴方の領域内の不審者
 例えばの話、モニター前のロンマニアの貴方が山などの土地を所有してたとしよう。その土地には小屋があって、長らく行ってなかったんで様子を見に行ったら、何と全く許可してない赤の他人が長年に渡って住んでいたとしたら、貴方はどうするであろうか。多分ワタクシでなくとも速攻追い出すし、必要なら警察なり弁護士なりを呼んで強制的に身柄を確保&賠償させるであろう。ところがその不法占拠者は不法占拠してる間に子供が生まれソコで育っていて、その子供は「ココが僕の家だッ!だから家族ともども、ココから離れないッ!」って退去を拒んで、ソレに加え周囲が「子供が可哀想だから小屋に住ませてあげろッ!」って言い出したら、果たして貴方はどう思うであろうか。

 今でも時々「不法滞在の外国人カップルの間で子供が生まれ、その子供はニッポンしか知らない&ニッポン語しか話せないから在留させろ云々、子供だけだと可哀想だから家族も云々」ってニュースが流れるが、ソレを例え話にすると丁度上記のようになるのではないであろうか(笑)

不法滞在オーバーステイ
真っ当なロンマニアの方の答えは、当然「ダメに決まってるだろ」であろう。ニッポンが法治国家である以上は違法な事がダメ、コレを見逃したら別のヤツが同じ手口でやる可能性が出てくるのもだけど、一番はやっぱり「正直者がバカを見るから」である。マジメにやって報われないのであれば誰もマジメにやらなくなってしまい、有能な人間は逃げ出して社会が腐敗してしまうからである。だからこそ、安易に情に流されてはいけないのである。

*真に手を差し伸べるべき人
 最近この手のニュースを聞かなくなったと思ったら、今回久しぶりに【ニッポンに生まれ育ったイラン国籍少年の強制送還】って話が出てきたのである┐(´д`)┌この手の話が出る度にワタクシは言うのであるが、この件で一番悪いのは誰かって、不法滞在の状態でその子を産んだトーチャンとカーチャンに決まってるのである。トーチャンとカーチャンさえ合法に滞在してれば、抑々こういう事は起こらなかったのである。そう、その少年を不幸にしたのはニッポン政府ではなく、両親なのである。両親が覚悟決めて罪を償って、イランに帰って身を粉にして働いて、子供だけでも合法的な資格と共にニッポンに再入国できるようにする。コレが解決法である。

 こう書くと「子供に罪は無い。子供の人権ガー」とか言われるだろうけど、確かに子供には罪は無いし、国がその人権が守られなければいけないのは事実である。が、真っ先にソレを守るべき国はその子の祖国の政府であり、ニッポン政府ではないのである。この場合、少年の国籍はイランなんだから、イラン政府が率先してこの子を権利を尊重し守ってあげなきゃならんのである。コレは何処の国の子供であろうとも同じ事である:

カルデロン一家 その後

あらためて「日本にいたい」と訴え 在留求めるタイ人少年 元同級生らも傍聴
ニッポン政府がやる事と言えば、精々子供の出身国の政府に「この子(及びその家族)の人権と将来を守って下さい」って言うぐらいなモンである。例えば子供の祖国が北朝鮮とか南スーダンとかシリアといったガチでヤバいトコなら考えんでもないが、イランならソコまで深く考える必要は無いと思うのである。繰り返し言うが、祖国(?)に一旦帰ってソコで勉強なり何なり頑張って、真っ当な資格と共に合法的にニッポンに再入国して生活基盤を築き上げ、時間はかかるだろうけど両親を呼び寄せる。こうすれば最大公約数の幸福が得られるってモンである。

 え”?子供は何も悪い事してないのに、そんな重荷を背負わせるのは理不尽だって?ワタクシはソレに対し「人生なんて多かれ少なかれ理不尽なモン」と答える次第である。子供は親を選べないのである。先進国の上流階級の親の元に生まれる事もあれば、失敗国家の最貧層の親の元に生まれる事だってある。素敵な両親の下で愛されて育つ事もあれば、毒親の元で虐げられる事だってある。そして不法滞在の両親のもとに生まれてきてしまうのも、コレまた人生の理不尽の一つである。言っちゃ悪いが、テメェだけが特別なワケではないのである。自分が不幸だからと言って、ソレを他人に押し付けてはいけないのである。

*逆差別もまた差別
 そう、この手の温情を示す形の解決法の何が問題かって、真っ当にルールを守ってる大多数の人が損をするからである。この手の連中は「子供の人権が踏みにじられても良いのか云々」って言うけど、ワタクシはソレに対し「だからと言って真っ当にやってる人達の人権を踏みにじるのは良いのか」って答える次第である。でもそう反論しても、その手の連中は「弱い立場の人の為に余裕のある側が譲歩するのは当然」って答えるであろう。コレはニッポンに限った話ではなく、世界中の難民問題を抱えた国で起こってる事である。強い者に対するルサンチマンを、弱者救済という形で正当化してる。コレが難民問題に巣食う癌の一つである:


移民キャラバンに同行、米国へ向かう背景を解説

憎悪する欧州 ドイツ極右団体の躍進は急増する移民への怖れなのか

 確かに世界には理不尽な事が山ほどあって、不平等や不公平も数えれば限が無いし、ソレが人為的なモンであれば怒髪が天を衝いてしまうってモンである。が、だからと言って、関係無い人にまで「豊かで余裕があるから」って理由で犠牲や譲歩を迫るのは違うとワタクシは思うのである。サブタイにもある様に、逆差別もまた差別なのである。差別に対し逆差別をぶつけたって相殺はされず、寧ろ遺恨が倍になって余計に溝が深くなるだけなのである。だからこそ法は平等である必要があるし、感情に流されてはいけないのである。善意や譲歩は自発的でなければ意味は無い、改めてそう思う今日この頃であった。

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