ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「モノの価値というのは、良い悪いじゃありません。高い安いでもありません。大切なのは、飽きるか飽きないかです」
By 永六輔
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*道交法が貴方を狙ってる
結局安倍ちゃんによって削除されたけど【ダウンロード規制拡大云々】ってのがあったそうである。この手の法案について、ワタクシ実はあんまり危機感を覚えていないのである。何故ならばコレよりも遥かに恐ろしい法律がニッポンには既に存在していて、ソレでも尚ワタクシの生活には何ら影響が無いんだから、コレなんか屁でもないのである。その恐ろしい法律は何かと問われたら、サブタイにある様に「道交法」である:
そう、国家権力がその気になれば、今公道を走ってる全てのクルマに対し難癖付けて切符を切る事ができ、更にはあの手この手で前科者に仕立て上げて社会的に抹殺する事ができるという、国民から未来とカネを奪い尽くす最高に邪悪な法律なのである( ;゚Д゚)その事を知って以来、ワタクシは乗り物に一切乗れなく・・・なってないんだよなコレが(笑)つまり「法律がある」と「実際に施行される」は話が別なのだから、焦る必要など何処にも無いのである。
ソレでも一部の人からは「国家権力にそんな権限を与えてしまう事が非常に危険だ云々」って反論があるだろうけど、ソレに対しワタクシは「じゃあ選挙は何の為にあるんだ?」って答える次第である。その国家権力に信頼を与えるため、国家権力に納得してもらうために、選挙ってシステムが存在するのである。こう言うと「私は今の政権を選んだ覚えはないッ!」って反論されるだろうけど、ワタクシは「選んでなくても結果を尊重しろ」と答える次第であり、ソレが民主主義のマナーなのである。だから「国家権力ガー」って騒ぐヤツってのは、ソレ即ち「私は他者の考えや多様性を尊重しません」って言ってるようなモンなのである。
*パワー時代の幕引き
2リッターターボ197馬力のSZが490諭吉、2リッターターボ258馬力のSZ-Rが590諭吉、そしてトップグレードの3リッターターボのRZが690諭吉。つい最近発表された【新型スープラ】のグレードごとの値段である。因みにニッポン向けの割り当ては、今年度分が770台なんだそうである。ワタクシには買う気は全く無いのであるが、欲しくて堪らないロンマニアの方は速攻で予約を入れるべしである(笑)コレに関して、ワタクシの感想は2つほどあるのである。先ず1つ目は「ショップやチューナー泣かせのクルマだなコレは( ̄~ ̄)」ってトコである。数が少ないのもだけど、値段が値段だけに弄りまくる人は少ないだろうからである。
トヨタ 新型 スープラのカスタム一番乗り!ルーフとドア以外には全て手が入る
よーするにR35の時みたいになるんじゃないかと思うのである。ノーマルで乗る人がメインになって、弄るにしてもホイール交換かエアロキット装着か車高調装着が中心になって、A80時代に盛り上がったパワーアップ系のハードなチューニングは鳴りを潜めるのではないかと思うのである。積んでるエンジンがBMW製で2JZ-GTEみたいな頑丈さが期待できないのもだけど、ソレ以上に問題なのがミッションである。ATだからMTに比べて耐久性で劣る上に、ガラスのATと名高い(?)ZF製である。A80時代の様な1000馬力オーバーはムリだと考えた方が妥当である。
まぁ本格的にチューニングが始まるのは、実際にデリバリーされてから数年後といったトコであろうか。その頃には車検やら何やらで手放された初期型が中古市場に多数出回る→程良く値下がりして値段で敬遠してた人が買えるようになって、安くなった分をチューニングに回せるだろうから、ショップもソレに合わせてパーツやら何やらを開発してくると思うのである。ただそうなったとしても既にそうなったR35同様、80年代や90年代の頃の様に再び大きく盛り上がる事は無いと思うのである。チューニングという行為はもう、少数の金持ちの道楽になってしまってるのである。
*さらばバブルの陽よ
でもって感想の2つ目は「もうハイパワーターボを400諭吉前後で買える時代は終わったんだろうな(´・ω・`)」ってトコである。先代のA80スープラのトップグレードのRZであるが、当時の価格が448諭吉で、同世代のBNR34が610諭吉。今となっては、その金額じゃ最低グレードすら買えなくなってしまってるのである。今の時代、400諭吉以下で買えるのは2リッター以下、200馬力以下のクルマだけである。唯一の例外がWRX-STIであるが、コレもフルモデルチェンジしたら400諭吉を超えてしまうんじゃないかとワタクシは睨んでるのである。
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若者の車離れ?大人はそう望んだのに? 90年
まぁただコレは「時代が悪くなった」というよりかは「本来の形に戻った」と言った方が適切かも知れないのである。バブル時代でカネが巷に溢れてて高級車がバカスカ売れまくってたあの時代が異常だっただけで、本来スポーツカーなんてシロモノはカネを惜しまない大のクルマ好きか、カネに余裕のある富裕層か、或いはその双方なヤツが道楽で乗る乗り物なのであり、スープラのこの価格ってのは、ある意味本来のスポーツカーらしい価格だとも言えるのである。コレに試乗できる日が何時になるかは分からんが、乗れるなら乗ってみたいと思う今日この頃であった。