アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE MORE YOU SUFFER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「己が分を知りて、及ばざる時は速かに止むを、智といふべし。許さざらんは、人の誤りなり。分を知らずして強ひて励むは、己れが誤りなり」
By 吉田兼好

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ノーモア一本道
 まだあと3つばかり積んでるのがアレであるが、積みゲーも大分崩れてきた次第である(笑)今やってるのが【エースコンバット7】であるが、何だかもうやり込む気が無くなってきたのである(爆)取り敢えずカネが勿体無いのでエンディングまではやる予定であるが、戦闘機を全機種揃えるとか、オンラインをやり込むだとか、ソコまでする気が起きんのである( ´△`)難易度が高いのは別に構わんのである。ワタクシもゲーマーの端くれだから、理不尽でない限り挑む甲斐性はあるのである。問題はソレをやる事を強いられる上に、攻略の幅が狭い事にあるのである。


ACE COMBAT™ 7 Mission 8(F-22A ACE Rank:S)

(難易度ACE Sランク)ACE COMBAT 7(Mission 14)

 特にこの2ステージに関しては「仏のロン」の二つ名を持つワタクシですら殺意を沸いたほどである(笑)長らく洋ゲーオープンワールドに慣れ親しんだせいで、一本道のイベント強制を喰らうとストレスが溜まって仕方が無いのである(爆)あともう一つの理由として、ワタクシが飛行機オタでもミリオタでもない事が挙げられるのである。もしも専用コントローラーを買うぐらいの戦闘機好きだったら、きっと夢中になって楽しめた筈である:

Ace Combat 7 | PSVR review and opinions
この様に専用コントローラーにシートが加わった上にPSVRまで装着してプレイした日にゃぁ、戦闘機オタならば昇天必至であろう(笑)ワタクシもグランツーリスモはシートとステアリングコントローラー用いてやってるから、気持ちは良く分かるのである。が、残念ながらワタクシは戦闘機オタではないので、ソコまでやる気は無いのである。まぁもう終盤に差し掛かってるんで、もう間もなくプレイ終了であろう。

eスポーツのスーパースター
 欧米から遅れる事数年、漸くニッポンにもeスポーツなる概念が輸入されてきて、徐々にではあるがプロゲーマーという職業が認知され始めるようになってきたのである。が、ニッポンでゲームがプロスポーツとして認められるのにはまだハードルが高いらしく、こういう風に【JOCからは拒否されたり】とか【高校の部活として難色を示されたり】とかいう現実が立ちはだかってるのである(^_^;)じゃあこのような状況を打破するために必要なのは何か?ワタクシの答えは「eスポーツのスーパースターが必要」である。その種目を知らない人でも、名前は知ってる。そういうスーパースターが必要なのである。

 やきうで言うと長嶋茂雄、プロレスで言うと力道山、バスケで言うとマイケル・ジョーダン、F1で言えばアイルトン・セナ、そういったレベルのスーパースターが今のeスポーツには必要なのである。ソイツが居るから大勢がその競技を始め、ソイツが居るから競技外の人々からも認められ、ソイツが居るからカネが集まってきて市場が大きくなるのである:

長嶋茂雄の伝説

力道山物語
大坊時代、先輩から「人は革命の理論についていくのではなく、革命家についていく」って言われたのであるが、ソレが正にコレなのである。そういう皆から憧れられ愛される人間がやってる競技って事だけで、人はその競技を素晴らしいモンだと思うようになるのである。ソコから人やカネが集まる&世間やマスコミからもも好意的に取り上げられるようになり、好循環に入っていくのである。

 でもって残念ながら、今のニッポンにはeスポーツのスーパースターは居ないのである、つーか、ニッポン以外でもeスポーツのスーパースターってワタクシの知る限り居ないのである( ̄~ ̄)スーパースターさえ誕生すればあとは何とかなると思うのであるが、そうでなければeスポーツ大会は何時まで経っても「オタク共のハデなイベント」どまりだし、海外の様にン万諭吉を稼げるような人間になったとしても、今時のユーチューバーがそう言われてる様に「成り上がったオタク」って評価のままであろう。カネ稼いでればソレで偉いって話じゃないのである。

ギークeスポーツに来たれ
 コレはあくまでワタクシの個人的な感想だけど、トップ層がいくら稼いでもスーパースターが生まれないのは、やっぱeスポーツ自体がナードの溜まり場と化してしまってるからじゃないかと思うのである。上記の「人は革命の理論についていくのではなく、革命家についていく」の逆パターンである。どんなに凄い事やてても選手を尊敬できなければ、その競技は受け入れられないのである:

Rage Compilation - Call of Duty European Championships - Eurogamer
コレ観て尚「凄いッ!俺もeスポーツやりたいッ!プロゲーマーになりたいッ!」って思うであろうか(笑)もしも「イエス」と答えるヤツが居たら、ソイツはロンマニアを名乗る資格は無いのである(爆)コレは6年前の動画だけど、多分今も大して変わってないであろう(´ヘ`;)

 でもってeスポーツ選手の写真とかも時折見るんだけど、イチローみたいな目が輝いてて顔の引き締まったヤツってのを見た事が無いのである。言っちゃ悪いが、どいつもこいつも典型的なナード顔である。結局ゲームしかできないナードがゲームの才能に目覚めたって感じなのである。そう、スーパースターってのはギークじゃなきゃなれないのである:

ギーク ナード
特定の事柄に対し強い関心を抱いてるだけで、基本的に一般人と変わりない 人間的に問題アリなのが少なくなく、特定の事にしか関心を持たない
他の事もやろうと思えば一通りこなせるけど、純粋にソレが一番好きだからやっている 他の趣味で全部弾かれたからだとか、能力的にソレしか出来ないからソレをやっている
基本的に一般人だから人間関係に問題は無く、周りを気にするから見た目も悪くない 人間的に問題アリだから人間関係も基本ダメで、周りを気にしないからルックスもダメ
日常的に人と交わってるからコモンセンスがあり、ルールやマナーに関しても一般常識を弁えてる 基本的にぼっちだからコモンセンスが不足してて、ルールとマナーに関しても自己中心的に考えてる
自分の行動は自分や仲間だけでなく
部外者も意識の範疇に入っている
自分と同志だけで世界が完結しているため、部外者がどう捉えるかを考慮していない
積極的な理由で好きになった趣味だから愛着があり、苦しくても長年やっていく傾向がある 消極的な理由でやってる趣味だから愛着もなく、飽きたらすぐに趣向を変える
人間的に出来ているため収入は多い方 人間的にダメだから収入も少ない
良い意味で子供っぽい 正真正銘ただのガキ
正真正銘コンテンツを愛している コンテンツは自己愛を表現するための手段
社会や世間に対し肯定的で、他人を信用している。余所者に対しても寛容で、異論や批判も受け入れられる 信じられるのはナード仲間と所属コミュニティだけ、余所者には基本冷たく、異論や批判は許さない
意外と周囲の称賛と理解は然程求めていない 実は周囲の称賛と理解を強く求めている
趣味は自分の世界の一部で、無くなっても平気。自分が趣味を支配しコントロールしている 趣味は自分の世界の全てで、無くなったら死ねる。自分が趣味に支配されコントロールされてる
自分の興味世界の更なる繁栄と成長を望んでいる 自分が楽しければ永遠のそのままで良い

今時の選手で言うとイチローとか大谷翔平とかが良い例だけど、彼等が典型的なやきうバカであるにも関わらず人々から好かれるのは、彼等がギークだからである。世界を救うオタクってのは古今東西ギークの事であり、決してナードではないのである(笑)だからeスポーツを流行らそうと思ったら、ギーク層が来易いようにインフラを整える→よーするにナードにはご退場願うって事である(爆)さて明日も早いんで、さっさと寝るに限る今日この頃であった。

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