アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

REANIMATED HOMUNCULUS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人の希望は、初め漠然として大きく、後、ようやく小さく確実になるならびなり」
By 正岡子規

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*メンヘラはスルー推奨
 ソレが仕事か家族でもない限り、リアルでもバーチャルでもメンヘラの相手はしないに限る。コレがメンヘラに関するワタクシのジャスティスである(笑)何故そうなるかって、世の中は基本的に判官贔屓だからである。強い立場の人間がどんな理論整然と正論を述べても、弱い立場の人間の嘆きには高い確率で負けてしまうのである。だからメンヘラと何か一悶着起こって相手が短気を起こしてしまったら、高い確率で相手が一方的に叩かれてしまうのである。だからメンヘラの対応が仕事な人だとか、家族だから何とかしなきゃいけないとか、そういう妥当な事情が無い限りは、メンヘラは相手にしないか当たり障りなく接するのが良いのである。

 だからもしリアルでもバーチャルでも「私が如何に不幸で可哀想なのかを切実に語れば、誰かが助けに来てくれるッ!」って思ってるロンマニアの方が居たら、悪い事言わんからやめといた方が吉である。何故なら上記理由で、真っ当な赤の他人はまずマジメに相手なんかしてくれないからである。相手してくれるヤツが居るとしたら同じ境遇のメンヘラなヤツか、世の中を分かってない世間知らずのバカか、或いは良からぬ企みを胸に潜ませてる輩である。そんなヤツ等に話を聞いてもらってアドバイスしてもらったって、ロクな事にならないに決まってるのである。マジで相談したいのであれば仕事でやってるプロか、或いは信用できる家族かである。

冷笑系ではなく現実論
 なぜニッポンの社会運動は不毛なまでに理想主義的なのか?ワタクシの答えは「結果を出せなくても食っていけるから」である。ニッポンには海外にあるようなガチの差別や貧困や紛争が無いから、運動が成功しなくったってフツーにソレなりの生活が出来てしまうのである。だから少しでも良い結果を引き出すための現実的具体的な提案をする必要は殆どなく、不満をルサンチマンで相殺できればソレで事足りるのである。だから【メロリンキューの新政党】みたいなアホな事を言う政党が結成される&ソレでもソレなりに支持されちゃったりするのである┐(´д`)┌


山本太郎氏 記者会見「『れいわ新選組』を結成!」2019.4.10 @参議院議員会館

 ツッコミ所が余りにも多過ぎて全部指摘したら限が無いのであるが、何が問題なのかを簡単に言うと「コレを全部実行するとなると天文学的な国家予算が必要となるけど、その財源を確保する為の適切な手段が殆ど見当たらない」ってトコである( ̄~ ̄)例えば最低賃金1.5英世だけど、コレを実施すれば景気が一気に上向くかと言えば、答えはノーである:

賃金は上がったけど景気は悪いまま

上がった賃金がそのまま貯金へと変わる

経済が回らないから当然企業も儲からない

儲からないけど人件費だけは上がる

リストラするか会社を畳むしかない

賃金は上がったけど失業率はソレ以上に上がった

( ゚Д゚)マズー

コレはワタクシの妄想でも何でもなく、実際にココ最近の韓国で起こった事である。クビになったら次が厳しいとなったら、どんなに賃金を上げたって消費は増えないのである。だから先ずは景気を良くして経済を回して雇用を増やして、クビになっても次が楽になる様にするのである。そうすれば出費に対しても楽観的になれるモンであり、実際にバブル時代がソレだったからこそ高級品がバンバン売れてたのである。

 あと財源が国債刷りまくり&金持ちへの累計課税って、ソレ景気対策で一番やっちゃいけない事である( ̄▽ ̄;)上記にもある様にあの政策を実行しようと思ったら天文学的な国家予算が必要になるから、刷る額もハンパじゃなくなる筈→2%のインフレどころかヘタしたらハイパーインフレになっちまうって話である。国内経済を育てないままバラ撒きしてたらどうなるかって、ベネズエラみたいになっちまうのである:

2分で分かるベネズエラ!
あと金持ちに累計課税するってのは、コレまた悪手以外の何でもないのである。昔なら兎も角、今はボーダレス時代である。税金が上がると分かったら、富裕層は海外に移住するか、タックスヘイブンにカネを移すようになるだけである。外に移って全く払わなくなるのと、少しでも良いから払うようになるのの、どっちが良いかは考えるまでもないであろう。

*自給自足のサヨク経済
 コレに対して文句を言うのはサヨクの言うトコの冷笑系でも何でもなく、この上ない現実論なのである。でも党立ち上げたヤツ等も、ソレを支持するサヨク支持者たちも、持ち上げてるサヨク文化人もコレを持ち上げるばかりで、ソコにある現実的問題に目を向けようとしないのである┐( -"-)┌何故そうなるかって、ソレで生活が成り立つからである。支持者はルサンチマンの一環として応援さえできればソレで満足だし、政党はそういうコア支持層の票さえあれば主要メンバーが当選できるし、評論家連中はサヨクい言論の需要がソレなりにあれば文章や登壇でメシが食える。そう、身内だけで自給自足出来ちゃってるのである┐(´∀`)┌

 ソレだけで自給自足できて、世の中を変えるための余計なエネルギーを注がなくてもいいし、主義を違えるヤツ等から反撃を喰らう事も無い。満たされちゃってるから、ニッポンのサヨク運動は極めて不毛なのである。ワタクシはどちらかというと右側であるが、右側がシッカリした成長をするためには、真っ当な左側との論争による持論の成長は必要不可欠なのである。そう、ワタクシは右側だからこそ、左側の健全な進化を願ってるのである。鳥も飛行機も、両方の翼がバランス良くあってこそシッカリ飛べる。改めてそう思う今日この頃であった。

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