アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WHEN A SHADOW IS FORCED INTO THE LIGHT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「私の思想がいったい何んだ?たいていは平成親しむ書簡の中から拾ってきた、謂わば古手の思想だ」
By 二葉亭四迷

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*平成最後のブログ更新
 気が付いたら、あともう一日ちょいで平成も終了である。ワタクシの人生初のリアルタイムで始まりと終わりを体験する年号・・・って言っても、31歳以上95歳未満のロンマニアの方は皆そうであるから、珍しくも何ともないって話なのだが(^_^;)もしも95歳以上、つまり大正生まれor明治生まれのロンマニアの方が居たら、是非とも名乗り出てほしい次第である(笑)世間の中には「元号が変わるからって、ソレに意味などあるのだろうか」などというヤツが少なくないのであるが、少なくともワタクシには大きな意味があるのである。平成が終わるからこそ、こうしてブログのネタが生まれるからである(爆)

 平成はどんな時代かは前にも述べたと思うが、一言で言うと「過渡期」ってトコであろう。昭和に起こったニッポン史上最高の繁栄期が、平成入ってすぐのバブル崩壊により終わりを告げて、次の時代をどう生きるのかを皆で模索して迷いに迷った30年だったと思うのである。政治的にも、経済的にも、軍事的にも、文化的にも、昭和でやってきた事が通用しなくなった時代である:

平成を振り返る【完全保存版】
昭和の続きを望む人と、新しい時代の新しい価値観を築こうとしてる人。平成とはその双方が鬩ぎに鬩ぎ合って、次なる時代の方向性を見出そうとした時代だと思うのである。ワタクシが予想するに、令和も20年ぐらいすれば昭和の連中は殆ど社会中枢から居なくなるだろうから、その頃にはニッポンの進む道が一本化されると思うのである。

*平成を代表する社会政治事件
 さて、今回は平成最後とあって、当ブログもスペシャルバージョンで行こうと思うのである(笑)平成を代表する事件は色々あるけど、ワタクシは「2度のサヨク政権誕生と、サヨク勢力の終わりの始まり」を挙げようと思うのである。昭和末期にベルリンの壁が崩れて、世界中で社会主義共産主義がオワコン化して、ニッポンのソレも終わるかと思いきや、1994年と2009年にサヨク中心の政権が誕生したのである。戦後ず~~っと自民党政権オンリーだったので、コレは大事件だと思ったのである:

[平成6年8月] 中日ニュース No.1682 2「村山内閣誕生 -自社連立-」

「政権交代は新しい日本のスタート」
が、この2度のサヨク政権のせいで、サヨク政党とサヨク政治家の底の浅さが見えてしまったのも平成である。理想こそ高かったものの実際の国家運営能力には乏しく、現実問題に殆ど対応できない。一度ならず二度も失敗したのだから、有権者の見方も更に厳しくなるであろう。今はまだ社会共産主義にノスタルジーのあるジジババの票で食い繋いでるけど、10年後20年後はって話である。多分令和では、この手のクラシックなサヨクは絶滅するであろうとワタクシは見てるのである。

*平成を代表する医療ネタ
 コレはやっぱワタクシも当事者であり関りを持ってるからってのもあるけど、やっぱ発達障害である。平成半ばまでは「アスペルガー?何ソレ美味いの?」って認識であり、医師の間でも一部の専門家以外には殆ど知られてなかった発達障害って概念が、平成の後半になって爆発的に広まったのがワタクシ的には一番印象に残ってるのである。

「発達障害ADHD・アスペルガー症候群」ザ!世界仰天ニュース
でもって平成には珍しさゆえにウケてた発達障害も、令和になったら冷静な現実問題になるだろうとワタクシは見てるのである。ユニークさや憐憫の目で見られる時代は終わり、社会の一員となるために現実的にならなければならなくなる。そういう時代にワタクシ含めニッポン中の当事者は備えなければならないのである。

*平成を代表するクルマ
 堅い話はウケが悪いので、早速だけどワタクシらしい話題にしようジャマイカ(笑)まずはクルマ全般であるが、やっぱプリウスだと思うのである。世界で初めてハイブリッドカーを発売して、ソレがやがてニッポンどころか世界基準にまでなってしまったのであるから、プリウス以外は考えられんのである:

高い目標が生んだ「初代プリウス」 開発秘話①
令和は間違いなく、クルマの電動化の本格普及の時代になる筈である。全部がEVにならないにしても、HVやPHEVやLEなどの電動パワーユニットを搭載するクルマが主流になるのは確実である。そういう時代の基礎を作ったのがプリウスなのだから、平成の1台はプリウス以外あり得ないのである。

*平成を代表するスポーツカー
 平成って括りから分かるように、今回のネタはあくまでニッポン発生のソレがメインである。コレは結構悩んだが、やっぱGT-Rだと思うのである。何故GT-Rかって、GT-Rは平成元年の復活以来、様々なニッポンのクルマ界のあり方を変えてきたからである。レースでの記録然り、チューニング業界のあり方然り、国産スポーツカーのあり方然り、常にGT-Rが従来の常識を破って新しい基準を築いてきたからである:

新車情報89 R32 GTR

R35 GT-R開発密着365日ドキュメンタリー GT-R R35 Development Story
ただ上記にあるような電動化の波はスポーツカーにも及んできてるので、令和のスポーツカー界はその在り方をガラリと変えざるを得なくなると思うのである(^_^;)F1やWECといったトップカテゴリーはもうHVで、スーパーカーの世界もHVが普及してきてて、やがてはスポーツカーの世界もそうなるであろう事は想像に難くないのである。でもってチューニング業界は、その電子化の流れについていけない状態であるから、多分令和はチューニング業界の終わりの始まりになる可能性があるのである。

*平成を代表するエアガン
 コレはやっぱ東京マルイM4A1カービン(スタンダード)だと思うのである。平成9年にコレが登場した時に丁度バイオハザードメタルギアソリッドが爆発的に売れて、その影響でサバゲーがちょっとしたブームになって、その時に最も売れたエアガンがコレなのである。つい最近まで起こってた一大サバゲーブームの、その基礎にあるのがM4A1カービンだと言っても過言ではないのである:

(エアガン)電動ガン 東京マルイM4A1カービン マック堺 エアガンレビュー動画
旧世代だけのバリエーションも多いだけでなく、次世代やガスブローバックまで含めるとホント覚え切れないぐらい多いのである(^_^;)令和になっても、間違いなくM4A1のバリエーションは増え続ける事であろう。正に平成を代表するエアガンである。

*平成を代表するアニメ
 コレはまぁ新世紀エヴァンゲリオン(以後エヴァ)で決まりだと思うのである。エヴァの何が凄かったかって、アニメに興味が無かった人までも観てたという事である。コレが始まったのがワタクシの大坊時代だけど、同級生や先輩後輩にコレ観てた人が実に多かったのを思い出したのである。エヴァがキッカケでアニメの世界に足を踏み入れたって人、少なくないのではないであろうか:

NEON GENESIS EVANGELION Best moments #1 新世紀エヴァンゲリオン
あともう一つ何が凄いって、登場から今に至るまでずっと語り継がれている事である。言っちゃ悪いが、殆どのアニメ作品ってのは基本的に使い捨てである。あんだけ盛り上がってたハルヒらき☆すたけいおん!も、結局は使い捨てられて終わったのである。使い捨てで終わらなかったってだけで、エヴァは評価されていいと思うのである。

*平成を代表するマンガ
 最早考えるまでもなくワンピースである。平成の初めごろにドラゴンボールが終わって、その時は「ドラゴンボールを超えるマンガなんて、もう現れないだろうなぁ~( ´△`)」って思ってたら、ワンピースが余裕でソレを超えてしまったのには驚かされたのである:

アニメ「ONE PIECE」20周年スタートPVロングバージョン~1999-2019~
ドラゴンボールもワンピースもそうだけど、少年ジャンプのマンガがニッポンに限らず世界的にウケる理由って、ジャンプのテーマである「友情・努力・勝利」の価値観が世界中どこでも通用するからだと思うのである。世界中のどの宗教もどの民族もどの思想も、この3つを否定してるモンなんてどこにも無いからである。多分令和中にワンピースは終わるとは思うけど、果たしてワンピースを超えるマンガは令和が終わるまでに出てくるのであろうか。

*平成を代表するゲーム
 コレはどうしても独断と偏見が入ってアレなのであるが、ワタクシはストリートファイター2(以後スト2)をを推す次第である。そのゲーム単体の人気もそうだけど、そのゲームが及ぼした影響の大きさを考えての選択である。スト2が出て以来、色んなメーカーが対戦格闘モンを出して、ソコからバーチャや鉄拳やサムスピKOFといった人気格ゲーシリーズが数多く登場したのだから、スト2その影響のデカさをワタクシは高く買ったのである:

ストリートファイターⅡ 歴史を振り返る
でもってワタクシの予想では、令和においてはeスポーツの普及、及びプロゲーマーの誕生が益々増えると考えられるのである。でもってニッポンを代表するeスポーツが格ゲーで、その基礎にあるのがスト2。改めてスト2の偉大さを思い知ったのである。

*平成を代表するスポーツ選手
 コレはベタ過ぎると言われればソレまでだけど、やっぱイチロー以外に考えられんのである。イチローはやきうにおける実績が図抜けてるのは説明するまでも無いと思うけど、イチローの凄いトコはそのライフスタイルである。自分の考え、自分のトレーニング論、自分のやきう観をシッカリ持っていて、その正しさを裏付ける圧倒的な成績で反対者を黙らせる。その生き方に憧れた人は決して少なくない筈である:

イチロー選手現役28年間の軌跡【ルーキー時代~引退まで】
パリーグオリックスの4位指名で、4番打者でもエースでもないという、昭和然とした従来の出世コースから離れた選手が、出世コースを歩んだ選手達が誰も追いつけないような実績を残す。正に平成の新しいスポーツ選手のあり方を体現したのがイチローだったのである。今のパリーグ人気も、イチローが居なかったら成し遂げられなかったんじゃないかと思うのである。

*グッバイ平成、フォーエバー平成
 とまぁ、ワタクシの見た平成はこんな感じである。やっぱなんだかんだ言って、平成も激動の時代だったとワタクシは思うのである。ソ連が崩壊して共産主義がオワコンになって、インターネットが出てきて紙媒体や電波媒体がオワコン化して、HVの登場でガソリンエンジンがオワコン化して、その世界的なオワコンの波がニッポンにもやってきて、流石に戦争云々は無かったにしろ、やっぱ激動の時代だったと思うのである。まぁワタクシ自身にも色んな事があれこれと起きたのであるが、ソレを全部語るとマジで終わらなくなるので、今回はカットする次第である(笑)


新元号「令和」(れいわ)菅長官会見 ノーカット(19/04/01)

 でもって令和は上記にも挙げたように、混乱してたモンが収束し一本化する時代になるんじゃないかとワタクシは思ってるのである。価値観が山のように溢れ出すと、人は混乱を避けるために選択肢を絞って、可能な限り一本化を求めるようになる。テレビでもチャンネルがどんなに多くても観るモンは結局限られるし、ネットでも見るHPは長い目で見れば結局厳選したHPを巡回するだけになるが、ソレと同じ事が社会でも起こるとワタクシは考えてるのである。さて、流石に書き過ぎて色々疲れたので(笑)令和を気持ちよく迎えるためにもうお暇しようと思う今日この頃であった。

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