ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「次の二つは絶対に軽視してはならない。第一は、寛容と忍耐をもってしては、人間の敵意は決して溶解しない。第二は、報酬と経済援助などの援助を与えても敵対関係は好転しない」
By ニコロ・マキャヴェリ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*一体何が始まるんです?
2つの大勢力の間で争いが起こった場合、中立を選ぶ奴はバカ。マキャヴェリの言葉であるが【米中貿易戦争が本格的に始まった】今、非常に重要な事だと思うのである。でもってこの問いの正しい答えは「どっちか片方に付き、付いた相手に徹底的に尽くす」である。どういう事かというと・・・
片方に付いて徹底的に尽くす
↓
戦いに勝ったら「お前は良くやってくれたッ!」って事で恩恵を最大限に受ける事が出来る
↓
負けたとしても「負けたけどお前は良く尽くしてくれた」って可愛がってくれる
↓
(゚д゚)ウマー
↓
中立の立場を取る
↓
勝った側からは「お前は何もしてくれなかった」って冷や飯食わされる
↓
負けた側からも「お前は何もしてくれなかった」って恨まれる
↓
( ゚Д゚)マズー
という事である。だから今回の米中貿易戦争においても、ニッポンは中途半端な事はせず、どっちか片方を選んでシッカリ追従する事が重要なのである。でもってニッポン政府はアメリカについていく事を選んでるが、コレは紛れもなく正解である。つーか、アメリカについていく以外の選択肢は無いと言っても過言じゃないのである。
貿易紛争で強気!中国的“米なき世界”に日本は・・・?(19/05/15)
何故って、アメリカが民主主義と自由の国だからである。そしてその二つは、今後より良い世界を生きるにおいて、人間というナマモノが更なる上のステージへと進むために欠かせないモンだからである。ホントに優れたパラダイムシフトやイノベーションってのはどんな形であれ最初は忌み嫌われるモンであり、そしてそういう異端のモンは一党独裁と全体主義な中国からは生まれ得ないモンなのである。平和は確かに重要だけど、自由はソレ以上に重要。サッチャー元首相の言葉であるが、ソレはこういう意味なんだなと改めて思う次第である。だからこの戦争はアメリカに付く以外の選択肢は無いのである。
*オタクの生き様
オタクとは何か?その問いに対するワタクシの答えの一つは「”他人が何を好きか”ではなく”自分が何を好きか”に忠実に生きる事」である。ソレがどんなにマニアックでマイナーなモンであろうとも「周りが何と言おうと俺はコレが好きなんだッ!」って堂々と主張すること。そして同じような主張をしてる他者に対し敬意を示すこと。ソレがオタクの正しい在り方だとワタクシは思うのである。そう、オタクってのは独り善がりなヤツには絶対に務まらないのである。たとえ他者の好きなモンを理解できなくとも、その好きな気持ちに対して敬意を示す。そうしてこそ様々なジャンルのオタク同士による共存共栄が成り立つのである。
が、何ちゅーか、ココ最近の若いオタクってのは、何だかそんな感じが見られないのである。やれ売り上げがどうの、やれランキングがどうの、やれ観客数がどうの、そういった”他人が何を好きか”に振り回されてる感じがするのである。そして同じような属性のヤツだけで固まって、数を誇示して尊大に振舞う。そんな姿を良く見るようになってしまったのである:
Hey! Say! JUMPのツアーを潰したジャニオタの行動がヤバ過ぎwwwww
【編集あり】スタッフもドン引き!! 害児たちによる家虎・光害 in でかフェス【スクフェス感謝祭2018】
ワタクシが上記に挙げた独り善がり&他者への敬意が見られないのもだけど、コレの何が一番ダサいって、独りじゃ絶対にやらないトコがである。上記にも挙げたように、オタクってのは「好きなのが自分だけだとしても堂々と好きだと言う」のがあるべき姿→どうしてもやりたいなら誰も巻き込まずにテメェ一人でやれって話なのであるが、テメェの責任をぼかすために大勢でやるのがカッコ悪いのである┐( ̄ヘ ̄)┌
まぁ言っちゃ何だが、伊集院光の言ってた「アニメオタクはアニメが好きだからアニメオタクになったのではなく、人生逃げた先にアニメがあっただけ」がそのまま当て嵌まってるとしか言いようが無いのである。ネット社会になってマイナーな趣味もソレなりに知られるようになり、メジャーな趣味の世界やメジャーな人間関係の中からはみ出してしまったヤツがオタク世界に居場所を見出して、そしてネット経由で普段は孤立してるヤツ等が繋がりを持つようになり気が大きくなって、テメェが無力でも孤独でもない事を示すために大暴れしてしまうのであろう。
*正のオタク、負のオタク
でもってニッポン語というのは実に不便な言語であり、尊敬に値する趣味人も、ただ暴れたいだけのバカも、等しく「オタク」の三文字で括られてしまうのである(´ヘ`;)海外はソコら辺はシッカリしてて、ちゃんと良い趣味人を示す”ギーク(Geek)”と悪いキモヲタを指す”ナード(Nerd)”があるのである。だからニッポンでも、そうやって呼び分けるべきじゃないかと思うのである:
ギーク ナード 特定の事柄に対し強い関心を抱いてるだけで、基本的に一般人と変わりない 人間的に問題アリなのが少なくなく、特定の事にしか関心を持たない 他の事もやろうと思えば一通りこなせるけど、純粋にソレが一番好きだからやっている 他の趣味で全部弾かれたからだとか、能力的にソレしか出来ないからソレをやっている 基本的に一般人だから人間関係に問題は無く、周りを気にするから見た目も悪くない 人間的に問題アリだから人間関係も基本ダメで、周りを気にしないからルックスもダメ 日常的に人と交わってるからコモンセンスがあり、ルールやマナーに関しても一般常識を弁えてる 基本的にぼっちだからコモンセンスが不足してて、ルールとマナーに関しても自己中心的に考えてる 自分の行動は自分や仲間だけでなく、部外者も意識の範疇に入っている 自分と同志だけで世界が完結しているため、部外者がどう捉えるかを考慮していない 積極的な理由で好きになった趣味だから愛着があり、苦しくても長年やっていく傾向がある 消極的な理由でやってる趣味だから愛着もなく、飽きたらすぐに趣向を変える 人間的に出来ているため収入は多い方 人間的にダメだから収入も少ない 良い意味で子供っぽい 正真正銘ただのガキ 正真正銘コンテンツを愛している コンテンツは自己愛を表現するための手段 社会や世間に対し肯定的で、他人を信用している。余所者に対しても寛容で、異論や批判も受け入れられる 信じられるのはナード仲間と所属コミュニティだけ、余所者には基本冷たく、異論や批判は許さない 意外と周囲の称賛と理解は然程求めていない 実は周囲の称賛と理解を強く求めている 趣味は自分の世界の一部で、無くなっても平気。自分が趣味を支配しコントロールしている 趣味は自分の世界の全てで、無くなったら死ねる。自分が趣味に支配されコントロールされてる 自分の興味世界の更なる繁栄と成長を望んでいる 自分が楽しければ永遠のそのままで良い
毎回のように貼ってるコレであるが、今後も度々貼っていく予定である。某SNSにおいてワタクシを「オタクを軽蔑してる勝ち組野郎」呼ばわりしてるヤツが居るが、ワタクシはオタクを軽蔑などしてないって事が容易にお分かりいただけると思うのである。ワタクシはナードを軽蔑しているが、ギークは常に尊敬しているのである。
ワタクシは何年も前から「ギークとナードを使い分けよう」と主張しているのであるが、コレが全然定着しないのである(笑)まぁワタクシも人の事は言えないんで、ナードは軽蔑しても存在そのものは否定しない次第である。発達障害みたいに他人と上手くやれない人間だって少なからず居るし、ソレが原因で心に傷を抱えてしまって、そういう世界にしか生きられない人間だっているであろう。が、そういう場合は、コッソリやれとワタクシは言いたいのである。表現の自由とは、表現したい事を表現する事ではなく、表現しちゃダメな事を表現しない事。改めてそう思う今日この頃であった。