アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WHAT DOESN'T KILL YOU…

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人生には一人の友がいれば十分、二人なら多く、三人はほとんど不可能である」
By ヘンリー・ブルックス・アダムス

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*4万キロ突破
 何時の間にかNDに乗って4年目になって、走行距離も4万キロを超えていたのである。何だかんだ言って、ワタクシはこのクルマを相当気に入ってるようである。確かにパワーが足りなくて、サーキットとかでは立ち上がり加速が鈍く感じる時もあるのであるが、欠点はソコぐらいである。街乗りする分には十分な加速力だし、ソレより何よりメリットが余りにも多いからである。燃費も良いし、車体が小さいから狭い道も楽&駐車も楽だし、ありとあらゆるランニングコストが安いし、ニッポン車だから信頼性も高い上に修理だって楽。街乗りに使うにおいて、こんな使い易いスポーツカーは他に無いと言えるのである。

 あと何が良いって、やっぱオープンカーならではの開放感と爽快感である。なぜオープンカーが爽快なのか考えたが、その答えは「スピードを肌で感じるから」である。目と振動だけでなく風の感覚や風切り音でもスピードを実感できるから、必要以上に飛ばす必要が無いのである:

新型マツダ・ロードスター、高速・峠試乗レポート
コレがあるからオープンカーは止められないのである。だから5年目以降も乗り続けるつもりだし、チューニングとかカスタマイズとかも長期乗る事を想定して行ってる次第である。いつ乗り換えるかは完全に未定&何に乗るかも当然未定であるが、出来れば次も小型軽量なオープンカーに乗りたいモンである、まぁただ、パワーはやっぱもう少しだけ欲しいのであるが(笑)

*軽さは正義
 車重は1.25トンまで、パワーは250馬力まで、ソレを上回るとデメリットがメリットを上回るようになる。ソレがFF車に関するワタクシのジャスティスである。日常の足として使うクルマなら兎も角、モタスポで使うクルマとしてのFFのメリットは殆ど無いに等しいからである。あるとしたら「同じ出力なら他の駆動系よりも軽く作れる」って事であり、実際小排気量の軽量級スポーツカーにおいてはFFの方がFRよりも速いなんてのはザラだからである。つまりFF車ってのはQuickな速さ、つまり小回りだとか立ち上がり加速といった機動性における相対的な速さを重視すべきであり、パワーと最高速にモノを言わせてタイムを叩き出す絶対的な速さ、つまりFastな速さを追求すべきではないと思うのである。

 だからホンダがやったような「ニュル北FF車最速」ってのに対しても「ニュル北でのFastな速さを競うクルマじゃないのになぁ( ´△`)」って思うのだが、少しばかり考えさせられた動画がコレである。つい最近【ホンダが持ってたニュル北FF最速記録を塗り替えたルノーのソレ】の走行動画である:

2019 - MEGANE R.S TROPHY-R: record at the Nürburgring(ルノー公式)
何が気になったって、ミッションが従来のDCTじゃなく、3ペダルMTを使用してるトコである。ワタクシは今まで「DCTの変速スピード>MTにしたことによる軽量化」だとずっと思ってて、実際FFじゃないハイパワー車はそうなのであるが、どうやらコレみたいに300馬力&1.35トンのクルマだと「軽量化>変速スピード」ってのがルノーの判断なのであろうかって話である。ワタクシは今までMT使ってたホンダに対し「マトモなDCT作れないm9(^Д^)プギャー」って言ってたのであるが、どうやら認識を改めねばならないようである(笑)

 ただシビックTypeRにしろこのメガーヌRSトロフィーRにしろ、欲しいかと問われたら「ノー」である。何故ならコレ買うと想定したらセカンドカーとしての需要になるけど、セカンドカーとしてはどっちもオーバースペックだからである。燃費が良くて、街乗りでの取り回しや使い勝手も良く、ランニングコストも安く等々。そういう観点からすると、どっちもコストがかかり過ぎる&使い勝手が悪すぎるのである。特にシビックTypeRはワタクシも実際に運転したから分かるのであるが、アレは普段の街乗りに使うには色々と過剰なのである(^_^;)あと更に付け加えると、どっちもオープンカーじゃないのもNGである(笑)

*買うならどっち?
 ただ「どっちも(゚⊿゚)イラネ」って言ったら話はソコで終わりなんで、敢えて選ぶとしようジャマイカ(笑)もし選ぶとしたら、ワタクシはやっぱメガーヌを選ぶ次第である。コレはより速いからというワケではなく、メガーヌのデザインの方が今のワタクシのジャスティスに合ってるからである。ワタクシは過度にゴテゴテしていて鰓やら鰭やら羽やらが生えてるクルマが実は余り好きではないのである。コレが2シーター2ドアのロー&ワイドなクーペならまだ許せるのであるが、コレはどっちも5ドアのハッチバックである。何ちゅーか「羽の生えたカローラ」感がバリバリするのである(笑)


Renault Megane RS Trophy R vs Honda Civic Type R Nurburgring Lap

 もしもワタクシが90年代のクルマ文化の洗礼を受けまくった人間だったら、シビックTypeRを美しいと感じたのだろうけど、生憎ワタクシは洗礼を受けてないのである。だからゴテゴテし過ぎたファミリーカーを美しいとは思えないし、逆に必要最低限のエアロパーツしかない地味目な方が質素で美しいと思うのである。そう、言っちゃ悪いがシビックTypeRはオタク臭い、先日のネタを使うと”ナード臭い”のが好きになれんのである。ナードが好むナード臭いクルマがどんだけ厄介かはGDBでイヤと言うほど味わってるので(笑)やっぱクルマはシンプルイズベストが一番だと思う今日この頃であった。

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