アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

INTO THE UNKNOWN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「(その人の)長所や欠点は性格の特徴でね、個性じゃない」
By 志茂田景樹

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*個性って何ですか?
 1つ、自分の食い扶持は自分で稼ぐ事。2つ、他人の主権を侵害しない事。3つ、ルールやマナーを守る事。この3つさえ守る事が出来れば、後は何をしても自由である。最近「発達障害者をムリヤリ社会の枠に嵌める必要は無い。当事者の個性ガー」っていう声が大きいのであるが、その声に対するワタクシの答えがソレである。上記3つさえ問題無く出来ていれば、どんな形で個性を表現しようが自由である。男でも女でも、若造でも老人でも、健常者でも障害者でも、ニッポン人でも外国人でも、シス異性愛でもLGBTでも、その3つさえ守れてれば立派な社会人であり、立派な社会人であれば個性は自動的に尊重されるのである。


障害って個性なの?

 そう、ソレが社会で生きるって事である。何故ガキんちょが「個性ガー」って叫んでも認められないかって、つまりそういう事なのである。だから色んな人に迷惑をかけておいて「障害なんだから仕方がない、個性です」って言っても、その言葉に説得力は無いのである。たとえその行為に法的な正当性があったとしても、ソコに説得力があるかどうかはまた別の話なのである。ワタクシが常々「発達当事者は可能な限り就労すべし」って言ってるのも同様の理由である。主張というモンは説得力があって初めて聞いてもらえるのであって、そして説得力は立派な社会人であればあるほど強くなるのである。

*夏だけどネタ切れ
 大坊時代の先輩が「人は革命の理念についていくのではなく、革命家についていく」って言ってたけど、正にその通りだと思うのである。何が正しくて何が正しくないかなんてのは、実はTPOとともに変わっていくモンなのである。だから正しかろうが正しくなかろうが、その中で最良の決断ができる人間が重宝されるのであり、故に人の持つ説得力は理念よりも重視されるのである。さてサブタイにもあるように、もう話す事が無いのである(笑)というワケで:

アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その164:浮気

夫が2週間の出張から帰った。

「おかえりなさい、あなた。浮気なんかしなかったでしょうね?」
「するわけないだろう」
そして激しく愛し合う二人。

すると隣の部屋の男が怒鳴った。
「毎晩毎晩、いい加減にしろーっ!」


アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その165:夢

「将来、絵師になった方がいいのか、ラノベ作家になった方がいいのか迷っているんだ」
「そりゃ絵師になった方がいいよ」
「僕の絵を見たのかい?」
「いや、君の書いたラノベを読んでみたんだ」


アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その166:女になる

男1 「娘が女になるのって、どのくらい時間がかかるのかな?」
男2 「ひとつきさ」


アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その167:朝刊

ニューヨークのセントラルパークで、少年が獰猛なイヌに襲われた。
そこへ一人の勇敢な青年がイヌに向かって突進し、イヌを殴りつけて少年を救った。
その場には偶然新聞記者が居合わせ、まさにその現場写真を撮影し、青年に言った。

「あなたの素晴らしい勇気を賞賛します!
 ぜひあなたの勇敢な行為を明日の朝刊に載せたい。
 見出しは『ニューヨークの青年、狂犬から少年を救う!』でいきましょう」
「いえ、僕はニューヨーク出身ではないので・・・」
「では『勇敢なアメリカ青年、少年をイヌから救う!』ではどうでしょう」
「いえ、僕はアメリカ人でもないので・・・」
「どちらのご出身ですか?」
アフガニスタンです」

翌朝の朝刊の見出しはこうなった。
イスラム原理主義者、セントラルパークでイヌを惨殺!』


・・・といった今日この頃であった。

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