アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

PINNACLE OF BEDLAM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「ロマンを求める人間にとって、恋はその人生の一番大切な位置を占め、全てに優先される」
By イネッサ・アルマンド

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*クルマ好きの永遠のロマン
 クルマ好きには「一度でいいから乗ってみたいッ!できれば所有してみたいッ!」って思うモンが幾つかあるのである。スーパーカー然り、V型12気筒エンジン搭載車然り、そしてエンジン縦置きミッドシップエンジン車(以後縦置きMR)然りである。ワタクシ的にはスーパーカーはメンテや注意事項が面倒臭いし、V12エンジンは一部除いてオワコン化してるし、やっぱ縦置きMRが一番所有してみたいと思うのである。走行性能向上以外の何のメリットもない、正に走りの為だけのレイアウト。そんなクルマをサーキットで思いっ切り走らせてみたいってのがワタクシの長年の願望なのである。


フェラーリ、458スペチアーレ公開=605馬力、0-100キロ加速3秒

駆動方式 MRとは?? なんだ!?

 「縦置きMRの何が凄いの?」と問われたら「レースのレギュレーションで駆動系式に制約が無ければ、ほぼ間違いなく全チームが縦置きMRを選択する」と答えれば分かってもらえると思うのである。まぁ市販車においては整備性の問題だとか、車体中央に穴をあける事による剛性不足とかがあるが、ソレでもやっぱサーキットで乗り回してみたいってのがワタクシの願望である。だから今のR35の次に乗りたいクルマは何かと問われたら「出来れば縦置きMRのクルマに乗ってみたい」が答えである。故に今のNSXが出る前にワタクシがどんだけワクテカしたか&実際蓋を開けてみた後にワタクシがどんだけ失望したか、容易に想像が付くと思うのである(笑)

*エンジン縦置きミッドシップがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
 話は変わって、普段”超”が付くほどクルマを辛口批評するSオーナーが、手放しで絶賛する車種が2つだけあるのである。1つはポルシェ911で、もう1つがコルベットである。曰く「ミッションがMTとトルコンATしかない事を除けば、クルマとしてはこの上なく良く完成されている」んだそうである。そんなコルベットが第8世代(以後C8)になるにあたって縦置きMRになる&ミッションにDCTを採用するという噂が流れた時、ワタクシがどんだけワクテカしたかの説明は最早不要であろう(笑)でもって実際に出てきた実物を見たのであるが、ワタクシの想像よりもずっと先を行く出来だったのである。


World Premiere 2020 Chevrolet Corvette C8 Reveal! (Full Video)

 まず外装デザインであるが、超絶惚れるって程ではないが、ワタクシの好みの範疇に入ってるから無問題である。内装もヨーロピアスーパーカーみたいな優雅さは無いけど、何ともアメ車らしい&コルベットらしいから、コレも無問題である。超低くマウントされたドライサンプのOHV式V8エンジンに、8速DCT、ワタクシの超大好物である(笑)サスペンションがリーススプリングじゃなくフツーのコイルサスペンションになったのがアレだけど、まぁソレ言ったらFRじゃない時点でもう拘りもへったくれも無いから無問題である。一々説明するのは面倒臭いので、今分かってる事を簡単にまとめるとこんな感じである。

  • 予想通りの縦置きMRにDCT、デフは電子制御式、サスペンションは40mmほどリフトアップ可
  • C8からアメリカ専売じゃなくグローバルモデルになるんで、右ハンドルの設定あり
  • サーキット走行用のモード、スマホとの連携システム、Bose14Wayオーディオ
  • 6.2LのV8NAエンジンで502馬力&トルク65.0kgm
  • サイズは4630mm×1934mm×1234mm、トランクスペースは前後合わせて約357リッター
  • 価格は6万ワシントン(約645諭吉)から

 何ちゅーか、ワクテカが止まらないのである(;゚∀゚)=3色々あるけど、中でもデカいのが「右ハンドル」と「6万ワシントン(約645諭吉)から」と「トランクスペースは357リッター」の3点である。ハンドルは可能ならば右が良かったワタクシとして、コレは非常にデカいのである。価格に関してはニッポンに輸入する際に色々と値上がりするんだろうけど、ベース価格がコレならばバーゲンセールも良いトコである。あとトランクスペースに関しては長いガンケースがそのまんま収まりそうなので、サバゲー行くのに最適である(笑)C8になるにあたって相当進化するとは思ってたけど、ココまで至れり尽くせりなのは想定外だったのである。

*毎日乗れるスーパーカー
 というワケで、C8コルベットは次期愛車の候補リストに入れる事に決定した次第である。というのも、ワタクシが好きなのは、このC8も標榜する「毎日乗れるスーパーカー」だからである。ワタクシのクルマに関する一番のジャスティスは「クルマは乗りまくってナンボ」であり、街乗りにワインディングにサーキット走行に使ってナンボであり、決して飾って眺めて楽しむためではないのである。ワタクシが一般的なスーパーカーにあんま興味が無い理由がコレであり、ワタクシが今R35に乗ってる理由もコレである。ワタクシ的にはフェラーリランボルギーニよりも、ポルシェやコルベットなのである。

 が、ソレも実車を直に見てみないと何とも言えないのである。試乗できれば最高だけど、最低でも展示車に座らせてほしいのである。つーのも右ハンドル化で色々とバランスが崩れるクルマはザラにあるので、コレばっかは実物を確かめるしか知る術は無いのである。後はアメ車だけに、マシンの信頼性がどうなのかって話である。ドイツ車の何が良いって、右ハンドルもマシンの信頼性も無問題なトコにあるのである。まぁ何れにせよ、選択肢が多い事は良い事である。できれば国産車の方に毎日乗れるスーパーカーの選択肢が沢山欲しいトコなのであるが、贅沢は言ってられない今日この頃であった。

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