アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ADDICTS: BLACK MEDDLE PART II

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「方向を間違えたり、やりすぎたりしないようにするには、まず”本当は重要でもなんでもない”1000のことに”ノー”と言う必要がある」
By スティーブ・ジョブズ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*The本末転倒
 以前ワタクシがネタにした【ニュル北最速記録を叩き出したルノーのアレ】であるが、どうやら【記録更新したのと同じモデルが実際に販売される模様】である。ソレだけのタイム出すんだから余程のカスタマイズをしてるんだろうと思ってたのだが、ワタクシが想像してた以上の事をしてたって話である( ̄□ ̄;)カーボンボンネットと2シーター化は予想してたけど、流石に390mm径カーボンローターとカーボンホイールまでは予想できなかったのである(^_^;)何故ならソレは、ファミリーカーベースのクルマに付けるモンじゃないからである。

Renault Mégane R.S. Trophy-R 2019 Nürburgring Nordschleife lap record
ただココまでやってしまうと、こう思うロンマニアの方も居るのではないかと思ったのである。ソレは「953諭吉もするんだったら、R35買った方が良くね?」という事である(笑)ココまで色々と犠牲にしたクルマにこんだけのカネを払うぐらいだったら、ほぼ同額でフルノーマルでコレ以上のタイムを叩き出せるR35を買った方が色々と幸せになれるとワタクシは思うのである。

 そう、いくら何でもコレはやり過ぎだとワタクシは考えるのである。コレがブガッティやケーニグセグみたいな5桁諭吉する「所有してる事に意義があるクルマ」だったら、コストや実用性を度外視してまで彼是やるのは分かるのである。が、コレはFFのファミリーカーである。アピールすべき層はスーパーカー含むクルマを何台も所有してる富裕層ではなくて、コレの本来のメインターゲットである「クルマ一台しか持てないから、一台で色々できるクルマが欲しい(;´Д`)」的な人達なのではないかと思うのである。そういう人達にアピールしたいんだったら、ココまで日常性や利便性を犠牲にしては本末転倒ってヤツである。

*月色のGT-R
 まぁでもコレはサーキット走行を好むモタスポ愛好家向けに作ったモンではなく、迷車珍車を好むようなカーマニア向けに少数作る類のモンであろう。このクルマはユーザーがソレを実体感してワクテカするためのモンではなく、ただ単なるブランドや車種の宣伝のために作られたのであろう。ソレが悪い事だとは言わないが、何ちゅーか無粋だなぁって思うのである( ̄~ ̄)まぁソレは良いとして:

ココだけの話であるが、GT-Rの転換点は2022年になると予想されるのである。今回特集が組まれた20年モデルが最後のマイナーチェンジになり、ソレが2022年まで継続販売され、2022年にR35は生産終了になるってのがワタクシが知る限りのロードマップである。2022年以降にR36が出るのか否かは、残念ながら全く以て不明である。まぁその頃にはワタクシはもうR35降りてるだろうから、もう知ったこっちゃないのであるが(笑)

月色のインベーダー 1 (ヤングジャンプコミックス)

月色のインベーダー 1 (ヤングジャンプコミックス)

某質問箱】で「ラブコメ読んでる?」的な質問をされ、何だか急にラブコメが読みたくなって、某所の広告で見たコレの絵柄が気に入ったので、そのまんまデジタル版を購入した次第である(笑)ワタクシは常々「マンガは絵が8割」と言ってきたのであるが、ラブコメに至っては9割5分が絵である(笑)おにゃのこが可愛くないラブコメなんぞ、ターボを搭載していないRB26みたいなモンである(爆)

*限度は必要
 ワタクシは前々から言ってきたけど、FFってのは実用性の為にある駆動系式なのである。だから速いFF車を作る事は否定しないが、FFの良さをダメにしてしまっては本末転倒になってしまうのである。つまり、日常性や実用性との両立である。ソレが失われてるのも大きな問題であるが、もう一つ大きな問題があるのである。ソレは「ソレを超えて追求したら限が無くなる」という事である。今回は遂にファミリーカーにカーボンブレーキとカーボンホイールが装着されるまでに至ってしまったけど、次からどうなってしまうんだって話である。ニュル北のタイムってのは、削っていく以外の選択肢は無いのである。

 じゃあ次のクルマはドアやルーフやフェンダーまでもカーボンにして、窓も全部ポリカーボネートにして、タイヤも300サイズまで大きくするのかって話である。ニュル北7分30秒を切って、でも値段も1500諭吉までアップ。ソレ見て「凄ぇッ!欲しいッ!」って思えるのかって話である。ただ単にクルマを速くするだけなら、どんな手だってやろうと思えば出来ちゃうのである:

【新作】チューニングカー タイムアタック Attack Tsukuba 2019 Vol.1
ファミリーカーでソコまでやるぐらいだったら、素直にピュアスポーツカー選んだ方が長い目で見れば得するし、何より走ってて楽しいのである。そう、何事にもやり過ぎは禁物なのである。限度やルールって窮屈に感じられるけど、長い目で見ればソレが一番自由になれる。その事を再認識した今日この頃であった。

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